前提クエスト
物語内容
ピーク・エリールと話す
ギデオンの街中にいるピーク・エリールと会話しましょう。


ティーワンからの伝言を持ってきた。彼は黒きヒレのケシュに仕え、諜報を担当している男だ

伝言は何だ?

ゴホン。読むぞ
「ギデオンの東の墓地で会おう。助けがいる。緊急だ」

それだけか?

ティーワンはあまり詳細を明かしたがらなかったんだ。これは秘密の事案で、彼はいつも情報の取扱いに注意しているからな。これ以上のことを言えなくて申し訳ない。俺はただの伝令なんだ
彼は墓場でお前を待っている。そこできっとすべてを教えてくれるだろう

分かった。ティー・ワンと墓場で会おう

感謝の背骨を立てよう。ティーワンの秘密主義は気にするな
墓場へ行ってくれ。そしてできるなら、彼を助けてやってほしい

ティーワンについてもっと教えてくれないか?

俺とケシュ、ヴォス・フルクそれにゾシンと卵の兄弟だ。シークハット・ゾルの村で一緒に育った
お前がケシュを信頼しているなら、ティーワンのことも信頼していい。自分で会って話を聞けばわかるさ

ティーワンはどうして墓で会いたがっている?

人通りがなく、秘密を声に出して話しても安全だからだろう。でもティーワンは密偵だから、城壁内にも同じように秘密を守れる場所がたくさんあるはずだ
何の話をするのか興味深いが、お前とティーワンとの問題だ。墓は東にあるぞ
ティーワンと話す
ギデオン郊外にある墓場に行くと、ティーワンとヴォス・フルクがいます。

驚かせるなと言ったはずだ

優しくしたってねぇ

お前のやり方には大いに問題があるぞ

ふん

ああ、よかった。来たな

ヴォス・フルクと会話しましょう。

ティーワンがあんたを呼んだんだ、あたしじゃない。彼と話してくれ
ティーワンと会話しましょう。

お前、几帳面だな。俺は黒きヒレ軍団のティー・ワンだ。ケシュ総督の諜報を担当してる
この件は街からではなく俺の… 個人的な依頼だ。お前は信用に足ると思ってる

続けてくれ

単刀直入に言おう。身内が一人消えたんだ。ゾシンという親しい仲間で、総督の首席大使でもある男だ
情報提供者によると、最後にメリン・ドラドというダークエルフと話してるのを目撃されてる。そこでお前の出番だ

何をしたら良い?

何かを警戒してるんだろう、メリンはこちらとは話そうとしないんだ。黒きヒレ軍団はギデオンで顔が知られてるからな
向こうが警戒してない人物が必要だ。お前にはあいつと接触し、ゾシンと何を話したのかを調べてほしい

メリン・ドラドはどこにいる?

宿屋〈卵とハンマー〉に泊まってる。情報の入手方法はお前に任せるよ。報酬は出す
とにかく、目立たないように。好奇の目を集めれば、ゾシンは話してくれなくなるだろう

黒きヒレ軍団とは何だ?

以前はケシュ総督の軍隊の名前だったが、次第に彼女を支持する人たちを表す言葉になったんだ
俺たちのように設立当初から黒きヒレ軍団のメンバーだった連中は、シークハット・ゾルで生まれた頃からの親しい仲だ

ゾシンもその一員なのか?

ああ。ゾシン、ヴォス・フルク、ピーク・エリールと俺。他の誰よりも長くケシュについてきたんだ
ああ… 成人の儀式で流砂に落ちたゾシンをケシュが助けた時のことを、今でも覚えてる

それだけ親しいのに、本当に居場所の見当がつかないのか?

最近、あいつは少し距離を取ろうとしてた。他の魔術師と隠れて会ったり、何日も姿を消したりな。兄弟のような俺たちにも知られたくないような何かが起きてたんだろう
だが、メリン・ドラドには話してると思う

メリン・ドラドについて教えてくれないか?

少々変わってるが、悪い奴ではない。熟練の魔術師で、オブリビオンの次元の専門家だ。呪文の技術を活かしてエボンハート・パクトで働いてたんだが、今は引退してる。酒を飲んだり古い書物を読んだり、悠々自適に暮らしてるよ

どうして彼が私と話してくれると思うんだ?

よくいる傲慢な魔術師と同じように、自分のほうが優れてると人に教えたがる、自分語りが好きな奴なんだ
ヴォスがあいつを直接問い詰める前に止めるべきだった。あいつは黒きヒレ軍団と揉めたくないから、もう話そうとしないだろう

ヴォス? ここの友人なのか?

ヴォス・フルク。ギデオンではあのケシュの次に優れた戦士で、俺たちの中で最も強いのは確かだ。俺と同じく、シークハット・ゾルでみんなと共に育ち、黒きヒレには何年も仕えてきた

黒きヒレ?

ああ、すまん。ケシュのあだ名だよ
ヴォスがその由来となった出来事を目撃してる。試練を受けている時、ケシュが沼の暗い水の中から現れてナガを三人倒したんだ。その姿はまるで獲物を探す黒きヒレのようだったと、ピーク・エリールは書いた

ケシュはゾシンの状況について知ってるのか?

いや、まだ伝えてない… 知ってのとおり、ケシュはとても忙しいからな。お前がおかしなデイゴン信者と遭遇した影響で、今ケシュは手いっぱいなんだ
今は知らせないでおきたい。心配事はもう十分抱えてるからな
もう一度ティーワンと会話しましょう。

〈卵とハンマー〉という宿屋でメリン・ドラドを探してくれ。口を割るか試すんだ。奴がゾシンと何を話したのかを知りたい
ゾシンが黒きヒレ軍団を裏切るとは考えにくい。だが、急にすべてを隠すなんてのはあいつらしくない。まったくもって、らしくないんだ
ヴォス・フルクと会話しましょう。

協力に感謝するよ。助言かい? そうだね、メリン・ドラドと話す時はお手柔らかに、ってくらいかね。すぐにビビる奴なんだ。あたしがゾシンのことを聞いた時、あいつはきっとローブの中でもらしたに違いない
ティーワンはあいつが話してくれなくなったのはあたしのせいだって言うんだ。納得いかない

ゾシンについてもっと教えてくれないか?

ゾシンのことは当然、大事に思ってる。でも、あいつとはあたしは子供の頃から正反対でね。あたしは鱗を血で汚してばっかりだったけど、ゾシンは錬金術のチンキ剤を熱心に混ぜてた。あいつは勇敢で切れ者。でも頭が良すぎるせいで問題も多い
心配してるよ

ここで何が起きていると思う?

見当もつかないよ。でもゾシンは召喚の名人で実戦経験も豊富だ。どんなもめ事に巻き込まれてるにせよ、きっと大丈夫
それでも、あたしらの助けを必要としてると思うんだ
メリン・ドラドと話す
ギデオンの宿屋〈卵とハンマー〉に行くと、メリン・ドラドがいます。

踊れ、しもべたち! 回れ! おい、敷物は焦がすなよ!

メリン・ドラドと会話しましょう。

いや、よくぞいらした! このメリン・ドラドの知恵を借りに来られた冒険者だね?
今日はどんなご用かな? 魔法の訓練? それとも高次の次元を案内してもらいたいのかな?

酔っているのか?

酔ってないぞ。私はもう引退したんだ! エボンハート・パクトの恩知らずな連中に何年仕えたと思ってる? 退職金は私の働きに見合ったものだったか? は!
だがそれも終わりだ。私の価値を見出した者がいる。もう安泰だ!

ゾシンのことか?

まさにそうだ! 召喚に関して奴と私が同等と考える者がいるとは! はっ、ばかげてる!
真の専門家は、自分が呼び出した召使と恋に落ちてはならないと知っている! あいつをたしなめて説得しようとしたんだが、ゴールドなら払うといって提示額を上げるだけでな…

ゾシンはお前に何を求めた?

特別な儀式の石を欲しがったんだ。私は持っていないが、呪文を教えて、破滅の宝物庫ポルシジドについて話した。儀式の石のような遺物が存在する可能性がある場所だよ
奴には新しい召使を呼び出せと言ったんだがね。どれも似たようなものだからな

儀式の石についてもっと教えてくれ

あれは、キンの無秩序な創造物と本質的に関係する、古代のルーンの導管だ。どうだ、理解できるか? できないだろう? 奴らの造りしものを、丁寧にわかりやすく説明することなんてできるわけがないんだ!
ああ、お前と話していたら酔いが覚めてきた。あの巨大なトカゲ女よりたちが悪いな!

ゾシンが召喚したしもべと恋に落ちたと言ってるのか?

愚かなやつだよ。私は炎の精霊にしておけと言ったのに。確かに見た目はいいかもしれないが、あいつらは火でできてるんだぞ!
だがあいつはキン、つまり、デッドランドの戦士を召喚することを好んだ。私は好かないが、ゾシンの奴は金払いがいいんだ。文句は言えないだろう?

その宝物庫はどこにある?

ギデオンの東、ブラックウッドが泥に変わる場所だ。見逃すことはないだろうが、入るつもりなら準備して行った方がいいぞ
ゾシンはそこへ向かったよ。これで満足か?
立ち去る前にもう一度、メリン・ドラドと会話しましょう。

どいつもこいつもゾシン、ゾシンだ。私の手柄話を聞きたいんじゃなかったのか。ほっといてくれ、まったく!
破滅の宝物庫ポルシジドへ行って、そこであいつを悩ませてくればいいさ。もう私のことは放っておいてくれ!
ヴォス・フルクと話す
ギデオン郊外にある墓場に戻ると、ヴォス・フルクがいます。

戻ったんだね。首尾は?
ヴォス・フルクと会話しましょう。

ティーワンは調査に出てる。もうすぐ戻ってくるみたいだよ
で、メリン・ドラドの間抜けから何か聞き出せたかい?

ゾシンは国境の沼にある宝物庫に行った

うっ、宝物庫か… ああいう場所は、なんだか鱗がかゆくなるんだ。あそこには力があるからね。魔術師にとっては特に魅力的なんだろう
メリンの奴はゾシンの目的を教えてくれたかい?

儀式の石だ。ゾシンが恋に落ちているという話をしていた

恋? またそれか
あいつ、ジリアを見つけようとしてるんだな

ジリア?

長い話さ
黒きヒレの軍団がエボンハート・パクトと一緒にアカヴィリと戦った時、ゾシンは形勢を変えるためにドレモラの戦士を一部隊丸ごと召喚したんだ。ジリアはその中の一人で、他の誰よりもゾシンに忠実だった

それで何があった?

二人は戦場で恋に落ちた。その後、ジリアは彼のために死んだ。もちろん、召喚されたしもべは主人のためにそうするものなんだけど、ゾシンは彼女についてそう思えなかった
待って。ティーワンが来る
会話を終えると、ティーワンがやって来ます。

ゾシンはまだ軍団に連絡してない。何かわかったか?

ジリアを探してるみたい

ああ、察するべきだった

話せなかったわけだ。ゾシンらしい
ヴォス・フルクと会話しましょう。

卵にかけて… あの戦いの後、みんな変わった。ノルド、ダンマー、デイドラとさえ共に戦った。みんなが変わり、みんなが何かを失ったんだ
ゾシンもようやく前に進めたと思ってたんだけどね。あいつがまだ苦しんでるのを察してやるべきだった
ティーワンと会話しましょう。

ジリア。その名を聞くのは数年ぶりだな
ヴォスとは違ってメリン・ドラドとうまく話せたようだな。驚くにはあたらないがね。で、ゾシンがどこに行ったか奴は知ってたか?

ゾシンは何らかの儀式の石を探して破滅の宝物庫ポルシジドに行った

儀式の石? …なるほど、そういうことか
何年も前に、ジリアがゾシンのために戦って死んだことはヴォスに聞いただろ? ドレモラは死ぬと故郷の次元で再構築されるんだが、再び召喚できるようになるまでにはかなりの時間がかかる

何を言っている?

これは俺の推測だが、ゾシンが集めにいった儀式の石は、ジリアを召喚するのに必要な残り時間の制約を回避できるものなんじゃないか?
なあ、頼んだことは完遂してもらったが、もう少し手伝ってくれないか?

何をしたら良い?

破滅の宝物庫ポルシジドに入ってゾシンを見つけ、無事を確認してほしい。ゾシンは賢い男だが、どんな恐ろしいことが待ち構えてるかわからない
ヴォスと俺はここを空けられない。頼む、仲間を見つけてくれ

ゾシンが見つかったらどうしたらいい?

理性的になるよう説得してくれ。焦る必要はない、ケシュや俺たちと話し合おうとな
召喚はそれ自体が危険なものなのに、こんな特殊な儀式をするとは。失敗したら何が起きるか、ゾシン自身さえわかってないんだろう

破滅の宝物庫ポルシジドについて知ってることは?

危険な場所だ。ゾシンのように経験豊富な魔術師にとってもな。敵対的なデイドラがうろついていて、奥へ進むほど奇妙に変貌してるという報告を聞いたことがある。まるで、オブリビオンへの入口のようだとな
十分に気をつけろ。俺たちのために死んでほしくはない
もう一度ティーワンと会話しましょう。

厚かましいお願いだが、ゾシンを探しにあの宝物庫に踏み込んでくれるとありがたい
これはもう黒きヒレ軍団を助けるという仕事じゃない。俺たちの家族を助けてくれ。その恩は忘れない
ヴォス・フルクと会話しましょう。

あたしたちのために、あの宝物庫に入ってくれと頼むのは間違いな気がする。でもあたしらには命令がある。勝手には動けない
あんたが腕が立つ奴だってのは知ってるし、ゾシンが大丈夫なのも分かってる。それでも… 嫌な予感がするんだ。気をつけて

ゾシンは本当にデイドラへ恋していると思うか?

恋愛のことはよく知らないが、戦争についてならわかる
戦場でその二つが組み合わさると、目を見張る効果があるんだ。そこに意味があるのかもしれない

ゾシンは本当にジリアを戻せるのか?

あたしは召喚についてはよく知らないんだ。でもゾシンの力があれば、場所と必要なものさえあれば大抵のことはできると思う
だから、ゾシンならジリアを呼び戻せるはずだ。それがいい考えかは疑問だけどね

なぜだ?

彼女はキンだ。ドレモラ、つまりデイドラなんだよ。あたしの経験からすると、奴らが忠実なのは召喚師が近くに置いてる時だけさ
ゾシンと彼女が戦いで強く結ばれたのは知ってる。でもあたしはデイドラを信用しない。この先もずっとね
ゾシンを探す
ギデオンの東部にある破滅の宝物庫ポルシジドに行きましょう。

「ムンダスとオブリビオンを隔てているヴェールは、一部の場所でとても薄くなっている。あまり理解されていないが、オブリビオンの領域との境はそのまま通れることもある」―ディヴァイス・ファー
宝物庫を探索すると、ゾシンを発見します。

ジリア… もしここで死んだら、お前と同じ所へ行けるかな?

ゾシンと会話しましょう。

冒険者か? この呪われた場所で何をしてるんだ?

ティーワンに探してほしいと依頼された

やっぱりか。あいつには、兄弟には関わってほしくなかったのに… だがいろいろ失敗したからな。予想できたことだ
それなら、俺がここに来た理由は知ってるな。ジリアのことも

儀式の石は見つけたのか?

ああ、キナーズの石だ。そして、急いですぐにジリアを召喚しようとしたが、大失敗だった
この宝物庫は完全に無秩序な状態で、安定した召喚はできなかった。俺の呪文は裏目に出たよ。マジカを奪われ殺されかけたんだ

ここから脱出させる

待ってくれ。俺のしくじりのせいで、キナーズの石も被害を受けたんだ。今のように消耗した状態じゃ役に立たない。充填せずにここを出たら、すべてが無駄になってしまう
受け取ってくれ。そして、まだ力を持ってるこういう木を探してほしい。すぐに充填できるはずだ

どうやったら石を充填できる?

ルーンの印がある木をもっと探すんだ。すぐそばにある木は、俺が儀式に失敗した時に力を使ってしまった。そう遠くない所にもっとあるはずだ
石はもう調整してある。木を見つければ充填できるぞ

この木は何だ?

奇妙に思えるかもしれないが、木はオブリビオンの領域でも育つ。ニルンと同じで、生まれついた次元の力に満ちて広がっている
その力が石に力を与えるんだ。ジリアを救うわずかな可能性に懸けるには、力がもっと必要だ

ジリアを召喚しようとした時に何が起きた?

説明しにくいな… 召喚で大切なことは二つある。その存在が今どこにいるか、そして、どこに出現させたいかだ
俺はこの宝物庫の次元の不安定さを甘く見積もった。渦巻く混乱に視野がぼやけ、失敗してしまったんだ

次元融合か何かなのか? オブリビオンにいるかのようだ

もっと複雑だ。オブリビオンの無秩序な力がニルンへ漏れ出ている特異な場所なんだが、俺たちの世界のものも変わることなく重なって存在してるんだよ
これまでの研究で、こんなものは見たことがない
出発する前にもう一度、ゾシンと会話しましょう。

オブリビオンのルーンの印がついた木を探すんだ。あとは石がやってくれる
とてもじゃないが、今はお前と共に戦える状態じゃないんだ。身を隠しておくが、遅れないようにする
会話を終えると、ゾシンは姿を消します。

自分の姿を消すマジカくらいは残ってるよ。すぐ後ろにいる
ルーンの印がついた木を探して、キナーズの石を充填しましょう。

キナーズの石を充填するたびに、ゾシンが語りかけてきます。

ジリアを愛してると言ったら、大勢に警告された。彼女は悪魔だ、そんな感情はない… だから俺の気持ちを利用して俺を操るだろうとな

確かにドレモラだが、ジリアは違う。クランを追われ、一人ぼっちで追い詰められてるのも、ただ彼女が変わり者だからなんだ

側にいる限り、ジリアを守ってやれる。かつて彼女が俺を守ってくれたように

クランは追跡をやめないだろう。この先一生逃げ続けることになるかもしれない。だが、少なくとも一緒にはいられる

それで十分だと思う。力を取り戻したから、ティーワンのところへ行く。向こうで会おう
ギデオン郊外の墓場に戻る
墓場に戻ると、ティーワン、ヴォス・フルク、ゾシンが集まっています。

戻ってくれてよかった

あんたなら無事に戻ると思ってたよ

ああ。感謝してる。でも、俺は機会を逃せなかったんだ

ヴォス・フルクと会話しましょう。

感心したよ。破滅の宝物庫ポルシジドから戻ってきたってのに、平気そうだね
あんたみたいな人を黒きヒレ軍団にもほしいよ
ティーワンと会話しましょう。

お前は頼りになると思ってた。兄弟を連れ戻してくれてありがとう
さて、ジリアをどうするか決めないとな
ゾシンと会話しましょう。

借りができたな、新たな友よ。宝物庫から救い出してくれただけでなく、石に力の補充までしてくれた
このことは忘れない

さて、どうする?

もう一度ジリアを召喚するつもりだと言っても驚かないだろう? だが、それが賢い選択なのかどうか、兄弟たちの間で意見が分かれてる
ジリアが関わると、自分が軽率になりがちなのはわかってる。お前もよく知ってる通りだ

意見が分かれてるとは?

ティーワンと俺は、ジリアがこの先の戦いで強力な味方になると信じてる。ここにいてくれたら、きっと多くの命を救えるだろう
一方、ヴォス・フルクは当然ながら警戒してる。ジリアはドレモラのはぐれ者。クランと縁を切っていて、元の仲間から追われる身だからな

何をするつもりだ?

わからない。ジリアはデッドランドで孤独なんだ。再生しても、命はそう長くないだろう。だが、ここに呼び出せば守れると信じたいんだ。敵を集めることになるかもしれないが…
お前はどうしたらいいと思う?

決める前にティーワンやヴォスと話させてほしい

ジリアは強力な仲間で友人だ。とはいえ、ドレモラの追放者がいれば、黒きヒレ軍団やギデオンは好ましくない注目を浴びることになるだろう。簡単には決断できない
ティーワンとヴォスとも話してみてくれ。あまり時間はかけられない
ティーワンと会話しましょう。

決断しなきゃな。この苦難の時に、慎重さを選び行動を止めるか、それともデイゴンの軍勢やデッドランドについて熟知した、強力な仲間を引き入れるか…

ゾシンからジリアの召喚に賛成していると聞いた

ああ。だが、ゾシンのためだけってわけじゃない。今、この街には嵐が迫ってるんだ。オブリビオンとの戦いに、帝国と同盟軍だけの力で抵抗できるとは思えない
とにかくあらゆる助けが必要になる

ジリアがいることでギデオンに敵を呼ぶことになったら?

俺は黒きヒレの密偵だ。敵よりも多くの情報を握ることで戦いに勝つ。ジリアはデイゴンの計画について何か知ってるかもしれないし、知らなかったとしても、デイドラ軍の戦略と弱点を知ってる
リスクを負う価値はあると思う
ヴォス・フルクと会話しましょう。

もちろんゾシンは召喚したがるだろうね。それは分かってる
でも、どうするかは慎重に検討しないと。ドレモラを連れて行けば、影響は家族の中だけに留まらない

ジリアを召喚するのは危険すぎると思うか?

ケシュ将軍とあたしらが今どんな危機に面しているかは知ってるだろう? オブリビオンの宝物庫に、メエルーンズ・デイゴンに従う信者たち。それに対抗するのは、決して強固とは呼べない繋がりしかない同盟
今は、必要のないリスクを冒す時じゃない

ゾシンはジリアなら強力な味方になると言っている

他の敵に対してはそうだろうね。でも彼女は、今まさにあたしらがやりあってる敵の本拠地、デッドランドの存在なんだ。追放されたドレモラが味方にいるとわかれば、デイゴン軍は全力であたしらの首を狙ってくるかもしれない
そのことを考えてほしいんだ
ゾシンと会話しましょう。

ジリアについて考えを決めた

お前がいなかったら石を回収できなかったし、こんな選択肢も存在しなかった
お前の判断を尊重するよ。どちらの道の方が賢明だと思う?

- リスクを負う価値はある。ジリアを召喚しよう。
- リスクを負う価値はない。追放されたドレモラはギデオンの人々を危険にさらす。
リスクを負う価値はある。ジリアを召喚しよう。を選択した場合

ジリアを味方に付ける利点は、どんなリスクにも勝るだろう。敵に回すドレモラが少しくらい増えたって構わない。一匹残らずオブリビオンに送り返してやるさ。俺とジリアの手でな!
ありがとう。すぐに召喚を始める
もう一度ゾシンと会話しましょう。

魔術の準備にしばらくかかる。その間はティーワンと話してくれ。黒きヒレ軍団は、お前に大きな借りができたよ
ヴォス・フルクと会話しましょう。

墓穴を掘ることにならなきゃいいけどね。それでも、恨みはないよ。ジリアはゾシンにとって大事だってことだ。ジリアが仲間でいる限り、彼女を守るのを手伝うよ
もし裏切るなら… あたしが炎の中に放り込んでやる
ティーワンと会話しましょう。

ゾシンとジリアが再会できたら嬉しいよ。そして、デイゴンの軍勢が企んでることに関して、彼女の知恵を借りられるのを楽しみにしてる

ジリアが助けてくれるといいが

必ず助けてくれるさ。ちょうど、お前が黒きヒレ軍団と俺の家族のために尽くしてくれたようにな。お前はもう俺たちの仲間だ。俺はそう思ってる。時がきたら、また共に戦おう
こいつを受け取ってくれ。報酬だ

クエストを完了する。
クエストを完了した後、ゾシンはジリアを召喚します。

召喚の儀式を始めるぞ。みんな、下がってくれ
ジリア・キナズ・クラン・シャーダイ! ザン・フェイドラ・シャーダイ! ザン・デイゴン・ジリア! ゾシン・アカム・ジリア!


ゾシン! 見つけてくれたのね

愛しいジリア… ずっと探してた。俺の家族を覚えてるか?

もちろん。この人以外は

新しく、とても頼もしい仲間だ。この人がいなかったらお前を連れ戻せなかった

それなら私からも感謝するわ。この先の戦いでも手を貸す

ティーワンと会話しましょう。

シークハット・ゾルで過ごした子供時代には、まさか自分の卵の兄弟が悪魔と恋するなんて思いもしなかったよ。面白いこともあるもんだな
二人に時間をあげたほうがいい。話したいことが何年分もあるはずだ
ヴォス・フルクと会話しましょう。

墓穴を掘ることにならなきゃいいけどね。それでも、恨みはないよ。ジリアはゾシンにとって大事だってことだ。ジリアが仲間でいる限り、彼女を守るのを手伝うよ
もし裏切るなら… あたしが炎の中に放り込んでやる
ゾシンと会話しましょう。

兄弟に秘密を持ったことは後悔してないよ。時には、自分一人で対処しないといけないこともあるんだ
リスクを負う価値はない。追放されたドレモラはギデオンの人々を危険にさらす。を選択した場合

シロディールでも言われてるだろう。愛は盲目とな
お前が正しいのかもしれない。石を回収する時、俺には兄弟に相談すべきだとわからなかった。あの時と同じで、今も俺には忍耐の価値がわからないのかもしれないな。…よし、わかった。ジリアは召喚しない

すまない、ゾシン

謝らなくていい。お前が儀式の石を回収するのを手伝ってくれなければ、使うべきか考慮する機会もなかったんだ
きっと、別の道があるだろう
もう一度ゾシンと会話しましょう。

儀式の石を奪う事自体が勝利だ。自分の決断を疑うな
何年も果たせなかったが、再びジリアと暮らせそうだ
ヴォス・フルクと会話しましょう。

正しい決断だったと思う。卵の兄弟が苦しむところを見たくはないけど、個人的な感情はひとまず忘れなきゃね。大義のために
時がきたら、ゾシンがジリアと再会するのを手伝うと約束するよ
ティーワンと会話しましょう。

俺はヴォス・フルクの勘を信じてる。二人がおそらく正しいんだろうな。認めるよ、ゾシンのこととなるとついつい甘くなってしまう

この方がギデオンは安全だ

そうだな。ジリアはいないかもしれないが、黒きヒレ軍団はお前を喜んで仲間と呼ぼう。それで十分だと祈ろう
受け取れ、感謝の気持ちだ。是非もらっておいてくれ

クエストを完了する。
クエストを完了した後、ゾシンはポータルを開いてオブリビオンに行きます。

お前の願いは尊重するが… すまない。この機会は見逃せない!
すまない、ティーワン、ヴォス・フルク。彼女を連れて来られないなら… 俺が彼女の所へ行く

ゾシン、待て!

ほらね、ティー・ワン。恋に落ちるとこうなるんだ
ティーワンと会話しましょう。

こうなることを考えておくべきだった
ケシュ総督に伝えなきゃな。運が良ければ、ゾシンはジリアを見つけ、互いを守れるだろう
ヴォス・フルクと会話しましょう。

ゾシン。相変わらず衝動的な奴…
心配しないで。あんたのせいじゃない。重要なのは何が起きてるのかを把握することさ。あたしらは卵の兄弟、常にゾシンを心配してる
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