道化師祭り

来るがよい！ この国には勇者が必要だ。そしてそなたはここにいる。余が未来の英雄にしてやろうぞ

うむ。そうか、では教えてやろう。余の宿敵の王たちを称える祝い。それがこの道化師の祭りだ！

ダガーフォールは文化交流の中心、つまり愚かでばかばかしい文化の中心でもあるということだ。こりゃ楽しいことになるぞ

道化師祭りは、皆が楽しめるものだ！

泥の戦いでは、エルフも野蛮人のごとく跳ね回る。むろん余もこれに参加しているぞ。 …ああ、これは妻には内密にな

そうだな、まず手始めに、パンツを脱いで街を練り歩くのがいいかも知れん！

うぬは今、スカルド王ジョルンの前にいる！ 怯えることはないぞ。巨大なるジョルンを恐れるのは、臆病者と陰謀家だけだ！

さあ、うぬもこの騒ぎに加われ！

長年続くノルドの伝統だ！ 戦い、食べ、馬鹿なことをして、絆を深める！ どうだ？ 楽しいだろ？ 何というかまあ、大体そんな感じだ。うまい説明が… すぐには浮かばないがな

まあ、道化師の日になれば、皆がスカイリムの子になるということだ！

これは道化師の祭りだ！ 道化師が貴族となり、貴族は本来の姿になる！ このジョルンは、常に自ら模範を示す！

この者がとても楽しんでいる姿を見れば、皆も楽しみたいと思うだろ？

誰かを笑わせることができれば、どんなことでも構わぬ！

ジョルンのお勧めは、王の前で飛び跳ねて、踊って、歌うこと。それとも、高貴な焼肉パーティで杯を飲み干し、自分の偉業を自慢してみるか？

ああ、わらわのもとへしもべ達が次から次へとやってくる！ じゃが、それもやむなきことよな。わらわは世界で最も魅力的で愛される者なのじゃから、その重責に耐えねばならぬのは必定じゃろう。

そちは、この素晴らしい祝いについてわらわに感謝を捧げに来たのじゃな？ 実に見上げた心がけじゃ。誉めてつかわす

おお！ そちはわらわのように無垢なのじゃな！ エメリックのような暴君ではなく、わらわのように高貴な者から道化師祭りについて学べるなぞ、とても幸運じゃぞ！

そうじゃのう、ここでは儀礼を投げ出して満喫すると良い。気まぐれと… イタズラを！

道化師祭りでは、楽しい娯楽が沢山催されるのじゃ！

さあ、イタズラとジョークと馬鹿げた遊びを始めるぞ。単純じゃろ？ それにわらわは単純な方が好みじゃ。

おお！ 良くぞ気づいた！

さて、女王に仕える最良の方法を教えてやろう！

• 誰かにいたずらしない？ …でも、私が店を離れるわけにはいかないか。あなたに任せるわ
• 愛の季節だわ！ 火がついたダズラーや盗まれた豚を「愛」と呼びましょう
• このカクテルは大人気よ。「疑わしい玉座」。尿瓶を思い出すわ

この者は、女王のためにジョークをひねり出したぞ

ええ！ できる訳がないでしょう。聞きましょうか！

うぬは隣人を食べぬボズマーを何と呼ぶ？

え… は？

夕食だ！

ああ！ うーん… やはり向いておらぬのではないか？

かつてイスグラモルという人間あり。己が故郷にうんざりし、船を組み立て屁をこいた。その屁は帆を膨らませ、はるか遠くの海岸に流れ着いたとさ！

ジョルン！ ルビーの玉座を巡る恐ろしい争いを決着させる方法を思いついたぞ！

降伏でもするのか？

お馬鹿さんじゃのう！ 美人コンテストに決まっておるじゃろうが！ 全タムリエルが王家に拝謁し、最も美しい指導者を選ぶのじゃ！

それは公平ではない

ああ無論、勝者は決まっておる

自信を失わせるつもりはないが、ジョルンの後ろ髪は比肩する者のない艶やかさだぞ

うぬの首は、王にしては細すぎるな

聞き捨てならぬな！ どういう意味じゃ？

王冠を載せた頭はとても重い。ジョルンは知っている。長い治世の秘訣は、この太い首だ

首を頭と同じ幅に保つにはどうすれば良いのだ？ ぜひとも教えてくれ！

あらゆる機会に肩をすくめることだな

それは楽しみじゃな！

わらわ達に違いがあるのはわかっておる。しかし、そち達の憂鬱で青ざめた汚い顔にもエルフの特徴が見受けられるのう

たとえそれがわずかなものだったとしても、エルフの高貴さが受け継がれていることを誇りに思え

わらわがそち達の女帝になったら… わ！

うぬは慕われていると思っていたぞ！

サマーセットでは、愛すべき指導者に投げるのは花吹雪なのじゃが… だが、これがダガーフォールの習慣ならば… うむ、喜んで従おうではないか。その歓迎に感謝するぞ！

痛い！ もっとじゃ！ おい、顔はやめぬか！
ああ！ 冷たい！ 良いぞ！ 何じゃ？ これは泥ではないか？

ハイエルフは花だけを食し光しか飲まないというのは本当か？

まるで雑草ではないか

ジョルンはそんな人生に耐えられん。まさかここでは飢えて素面でいなければならんのか？

次はウッドエルフのところに行くのがよかろう

この者は構わんが、彼らの扉を通れないのではないか？

どこか見逃した場所はあるか？ 道化師祭りが盛り上がっていないようなところはないか？

これまで、コールドハーバーにはほとんど笑いがなかったのではないか？

そんなことはないぞ！ 噂では、デイドラの前で笑い、オブリビオンの闇の中でも陽気さを失わなかった伝説の道化師がいるらしい！

それは誠か？ それ以上の道化師は少し思いつかんな

ジョルンもそうなりたいものだ

この話を聞いたことがあれば止めてくれ… っておい！

この者は、うぬのバカなブレトンの物語は全て聞いている

余は民に話しているのだ。そなたのような人間サイズのハムにではないぞ！

あの者らは居眠りする必要がなさそうだぞ

もし眠ったら、どんないたずらが出来るか考えてみようぞ！

ああ！ ここは素晴らしい場所だ！ ジョルンはなぜここを侵略していない？

ここに浮かべるほどに肥えたノルドはそなただけだからであろうな

ジョルンはバルケルガードまで泳がなかったが、水には入った。ここは服を着ているにはちょっとばかり暑すぎるからな

待て！ 服を脱ぐには早い！

ジョルンは暖かい風の輝きが見たいのだ！

誰ぞ霜の巻物を持っておらぬか。引き換えに、我が王国をやろう！

さあ、ジョルン。皇帝を生み出すには、何人のインペリアルが必要だ？

この者は計算が出来ない。ジョークを作るだけだ

誰も知らん！ 式典の間生き延びられる奴などいないからな！

おお！ まあ、確かに凄い勢いで死んでいくからな！

エメリック！

ああ、来た…

エメリック！ 部屋中虫だらけじゃないの！ あなたの権威はそんなものなの？

ああ、我が花よ。あの… これは朝食だ

私がこんな物を食べると思ったの！ あなたって人は！

あ… いや… その… とても美味しい… と、思うぞ…

モロウウィンドでこんなバカげた宴はできんかな？

全てに毒があるということか？

ああ、それ以外で

ぐにゃぐにゃした不味い虫料理？

ああ、それもなんだが…

長く静かなにらみ合い？

ひどさの極みだな…！ 真面目な話、本当に恐ろしい場所ではないか

アイレンよ、ノルドと豚の違いを知っておるかな？

なんじゃ？ 良く分からぬ

豚は酒を飲んでもノルドにならぬ、ということではないのか？

酒を飲む豚など、見たことも聞いたこともないぞ

ああ、まさに豚に真珠であるな！

ハクション！

くしゃみが出るから粉を吸い込むなと言ったであろう

ハクション！ ハクション！ 粉ではない！ 空気が乾燥しているせいじゃ！

それは気の毒にな。肌には大敵だ。余を見るがいい！

おお！ そち、よく見るとトカゲにそっくりじゃな！

このげっぷに、いつまで耐えられるか分からない！

まるで音楽のようではないか。それに、止めたらジョルンめが爆発してしまいそうじゃ！

あやつではない！ あの忌々しい火山のことだ！

なんと。では何を気にしておるのじゃ？

この臭いだ。「アッシュランド」より「おならの国」の方がふさわしかろう