前回クエスト
物語内容
避難所に召集
光の礼拝堂を出ると、ヴァレンが幻影を通して呼びかけてきます。

時は満ちた、〈面影〉よ。
企みの神との決戦は目前だ。
選ばれし5人は〈避難所〉に集まる。
そこで会おう。
避難所に行くと、選ばれし英雄たちが集まっています。

時間ね。
ヴァレンが待ってる。

準備は決して万全にはならない。
つまり、限りなく万全に近い状態だってことだ。

ヴァレン陛下が正体を明かした時、裏切られたと感じただろう。
当然だ。
円環の書にはお前が許した時、囚人を解放するとある。
そして早々に発見するのだ、その囚人とは自分だと。
考えてみろ、〈面影〉よ。
ヴァレンと会話しましょう。

お前の偉業は伝説的といっていい。
次元融合を防げれば、タムリエルはまだ耐えられる。
さあ、モラグ・バルに立ち向かう時が来た。
魂を取り戻すのだ。

何をしなければならない?

お前は選ばれし5人を率いて、最後の戦いに臨まねばならない。
我等全員が、命を犠牲にしてでも最後まで戦う覚悟だ。
王者のアミュレットを使ってお前に力を与え、デイドラ公を倒すのだ。

どうなるんだ?

〈企みの神〉が最も強力なしもべを召集したのは間違いないが、傲慢が奴の破滅の元であるのは証明済みだ。
お前のことを脅威だとみなしていないかもしれない。
決定的に間違っていると、奴に知らせてやろう。

始める準備はできている。
ヴァレンはコールドハーバーへのポータルを開きました。
ハートグリーフへ

モラグ・バルの恐ろしき宮殿は、要塞または彼自身を祭る聖堂の役割も担っている。
コールドハーバーでこれほど恐れられている場所は他にはない。

この場所には決して馴染まないだろうな。
ここへ来い、〈面影〉。
陽気に運命に飛び込む前に、言っておきたいことがある。
アブナー・サルンに話しかけましょう。

時は近づいている。
ああすれば良かったなどと考えるな。
これまでの決意を疑うな。
ただ立ち上がり、やるんだ。
準備はいいな。

どういうことだ?

これだ。
忌々しい結末の始まり。
こんなことは起こらないと見て見ぬふりをするのも、覚悟ができていないと言うのも意昧がない。
試練は待ってはくれんからな。
どんな犠牲を払っても、成すベきを成せるか?
どんなに悲しむことになったとしても。

モラグ・バルは魂を持っている。
他に選択肢があるのか?

選択肢は常にある。
しかし人は真実を選ばない。
やろうとすることを選ぶだけだ。
この先に待っているものについて、もう一度話しておこうか?

もう一度言ってくれ。

我々はモラグ・バルの要塞に近づいている。
恐らく、オブリビオン全体で最も危険な場所だ。
我々5人は強力だ。
私でさえそれは認める。
しかし、闇のデイドラ公自身と対峙するまで、私は儀式を始められない。

続けてくれ。

この力を授ける代わりに、貴様の友の誰かが犠牲になる必要がある。
その時が来たら、誰にするかは貴様が決めるんだ。
得た力は長くは続かない。
だから、我々は近づかなければならない。

それから?

その後はどうなるか?
貴様がどうなるかはまったくわからない。
神になるのか?
それとも崩壊するのか?
謎だらけだよ。
情報が足りない。
だがモラグ・バルに勝って生き残れば、貴様の魂も他の生き残った 〈面影〉の魂も回復するはずだ。

さあ、やろう。
企みの神の要塞〈ハートグリーフ〉を目指して進行しましょう。

さあここだ、〈面影〉よ。
ここが獣の腹の中だ。
そして俺達が持っている、自ら作り上げたオブリビオンだ。

どんな終わりを迎えても、ここまで来たことと成し遂げたことを誇りに思うわ。

今、企みの神が陳腐な会話をしているとは考えにくいな。
奴を見習った方がいいんじゃないか?

勇気を持て。
勇気はあらゆる徳の中で最も重要なものだ。
勇気は恐怖の欠落ではなく、恐怖より重大なものがあることを認識することなのだ。
拷問されしマニマルコ
探索を進めると、広い部屋に到着します。


ここは痛みと苦しみで満ちている。
モラグ・バルが、奴を葬り去ろうとした者達を苛む場所に違いない。

あそこを見て!
あれはマニマルコ?
部屋の中心に行くと、マニマルコの苦悶の魂を見つけます。


お前は!
苦しむ私を嘲笑いにきたのか?
それとも、お前の登場そのものが、苦痛の一部なのか?

マニマルコ?まだ生きているのか?

私は生きても死んでもいない。
灰と胆汁と渦巻く蒸気の滴りに囚われている。
耳には引きこまれた何千もの釘の叫びがこだましている。
そしてこの苦痛!
この苦痛には終わりがない。

なぜモラグ・バルはここに留めている?

私は彼のおもちゃであり、彼を妨害しようとする者への屈辱的な教訓なのだ。
私の計画は完璧だった。
策謀は完璧に実施された。
お前さえいなければ、お前さえいなければ。
私は神になっていた。
唯一の慰めは、お前もまもなくこの苦痛を知るということだ。

彼を倒して魂を取り戻すために来た。

傲慢で厚かましく独善的な戯言だ!
そのちっぽけな装飾は、〈あるじ〉の力に比ベれば無力だ。
間もなく出会うことになるだろう。
永遠の残りの唯ーの楽しみは、お前が拷問される叫び声を聞くことだ!

- いいだろう。
- お望みなら解放してやれる。
いいだろう。を選択した場合

私に構うな!
お前が子供のように突っ立っていると、いっそう酷くなる。
お望みなら解放してやれる。を選択した場合

あんなことがあったあとでか?
私はお前を殺したんだぞ、間抜けめ。
お前の人生が溝に転がり、大嵐の中のロウソクの灯のように薄れていくのを見た。
私のアンデッドの〈しもべ〉はお前の血を飲み、お前の死体を蘇生させた。
浮かれて私を愚弄するな…!
マニマルコを放置するか解放するか、選択できます。

マニマルコ!
神になる妄想を抱えた裏切り者め。
あの馬鹿には似合いの運命だ!
解放した場合、マニマルコの魂はこの場所から去っていきます。

私を解放しただと?
愚かな!
後の世代が、お前の愚かさの対価を払うことになるだろう!

正気か?
あの虫けらは情けをかけるに値しないぞ!

なぜ、これを後悔するような気がするんだろう?
企みの神と対決するため、探索を続けましょう。

モラグ・バルはここにいる。
存在を感じられる。
悪臭に満ちた奴の息の臭いが、風に乗って漂ってくる。
王者のアミュレットの儀式(物語分岐)
探索を進めると、儀式に最適な場所に到着します。

あれだ。
あの場所は好都合だ。
儀式の準備をするぞ。

この場所は何だったと思う?

ある種の聖堂だな。
ダークアンカーがコールドハーバーに引き込んだのか。
あるいは、デイドラが神々を嘲るためか。

そんなことはどうでもいい。
儀式を行うんだ。
〈面影〉よ、決断を下す時だ。
儀式について、アブナー・サルンと話し合いましょう。

そうだな、十分接近しているだろう。
準備はいいか?

ヴァレン、サイ、リリスは全員自分の命を差し出すことを望んだ。

私以上に驚いた者はいない。
彼らは世界を救うために自分が犠牲になることを望んだが、感謝の言葉も聞くことはない。
利己的な男がこういうのはおかしいな。
このことから何も学ばないように、注意したほうがよさそうだ。

どうやって選べばいい?

私にはわからない。
彼らと話せ。
彼ら自身の言葉を聞くといい。
だが、一度決めたら取り返しはつかないぞ。
新鮮な魂を採取すれば、間違いなくモラグ・バルの注意を引く。
その機会を捉えて、奴を倒さなければならない。

他に方法はないのか?

この話はもうした。
デイドラ公に挑むことを考えるのなら、神の力を得ることは不可欠だ。
王者のアミュレットはおまえに力を与える。
だがそれには、命という対価を支払わなければならない。

どんな力を貰える?

王者のアミュレットはアカトシュ、時の竜神の遺物だ。
彼の力は忍耐と無敵を体現し、義務と奉仕と従順の徳を促す。
それを活用するんだ。

各々の発言を聞きたい。
ヴァレンと会話しましょう。

〈面影〉よ、 覚えておけ。
我等は民のために、タムリエルのために戦う。
邪なるものは今押しとどめられているが、完全に根絶することは決してできない。
重要なことは、抵抗することだ。
戦うこと、戦い続けることだ。

この瞬間について、星霜の書は何と言っていた?

ほとんど何も。
〈星霜の書〉は可能な未来を含め、多くのことを見られるが、絶対ではない。
そしてお前のために選択してくれることもない。
突っ立って水のことを考えるだけでは、海は渡れない。
強くなれ。
行動しろ。

もしも誤った選択をしたら?

安全なる選択はない。
わずかに他の選択があるだけだ。
オブリビオンは俺を怪物にはしなかった。
俺自身の最悪の恐怖を確認しただけだった。
お前が俺を選んだのなら、光栄と呼ぶに相応しい。
素晴らしい死となるだろう。
リリスと会話しましょう。

フフッ、とんでもない冒険もあったわね?
まあ、冒険って呼ぶのは皆が生きて戻った時にしましょうか。
多分、これで終わりね。
何も後悔はしていないけど。少しもね。

私もやらない。

父はかつて、誰もが知る最も重要なことは何のために死ぬかだと言った。
今、あたしにはそれがわかる。

まだ若い。
この先に長い人生があるだろう。

もう一ダース分生きた気がする。
とても疲れたわ。
そして、両親に再会するのも楽しみよ。
ソブンガルデでね。
あたしの死に意味があるなら、人生に意味があるということ。
選んでくれるのなら、とても光栄に思う。
サイと会話しましょう。

その目から察するに、私なのか?
素晴らしい名誉だと感じていることを知っておいてくれ。
素晴らしい死だ。

満足そうだ。

私は毎日を最後の日のように生きていた。
そうすれば、おのずとこうなる。
私は英雄として死を迎えるために生まれた。
常に意識し、その覚悟は持っていた。

本当に選んでほしいのか?

私はかつて陛下を守ると誓い、しくじった。
この身の代わりに陛下の命を犠性にさせることはできない。
リリスにも頼めない。
彼女は自分で思うより、ずっと大切な存在なのだ。
頼む。
私に名誉を与えてくれ。
生贄にする英雄を選んで、アカトシュの力を継承する儀式を行いましょう。

グズグズするな!
この瞬間にもデイドラが来るかもしれないんだぞ。
ヴァレン・アクィラリオスを選択した場合

向こうに立つんだ、〈面影〉。
そして覚悟を決めろ。

あたし達はヴァレンのことを忘れない。
あんたの犠牲も。

偉大なるアカトシュよ、時の竜神よ、我が思い上がりをお許しください。
その神聖なるお力をこの〈面影〉に与え、その庇護をタムリエルにお戻しください。
さすれば、俺の犠牲は報われましょう。
リリス・ティタンボーンを選択した場合

向こうに立つんだ、〈面影〉。
そして覚悟を決めろ。

雪のリリー、待つんだ…
お願いだから、やめてくれ。

死は生の次にある大きな冒険なだけよ。
あたしには旅立つ心構えがあるの。
いつの日か、ソブンガルデでみんなに会えることを楽しみにしてる。
これは、あたしの最大の名誉よ。
サイ・サハーンを選択した場合

向こうに立つんだ、〈面影〉。
そして覚悟を決めろ。

サイ、あたしは…あたしはあんたを決して忘れない。
そしてこれを終わらせてみせる。

この犠牲にされることを誇りに思う。
私のことを思う時は、懐かしさと共にこの日の詩を歌ってほしい。
思い出に乾杯しながらな。
アブナー・サルンが儀式を開始します。

歴史は犠牲を記憶しないが、ここに居合わせた者達が忘れることはない。
タムリエルの神々よ!
そのお力を宿した器、王者のアミュレットにより、その助力を乞う!
この気高き犠牲を、物事を正し、ムンダスに均衡を戻す証としたまえ!
勇者の準備はできた!
願いを聞き入れ、〈面影〉を神の栄光で染め上げたまえ!
モラグ・バルの意志を挫きたまえ!

儀式が完了すると、神の力が身体に宿ります。


〈面影〉!今だ!
道を登り、デイドラ公と戦え!
貴様は企みの神と対峙せねばならん。
他の者は安全な場所に送る!
出発する前に、残った仲間たちに話しかけましょう。

話は終わりだ。
さあ、行け!

止まらないで!
ここはあたし達が片付けるわ。

話している時間はない!
行くぞ!

正気か?
私と話しなんかしてないで、進め!
モラグ・バルとの決闘
無限に溢れる正義の力を使って、モラグ・バルを倒しに行きましょう。

貴様には幾度となく邪魔されたが、それも終わる。
タムリエルの英雄よ!

この愚かなる騒ぎはなんだ?
矮小な精神が耐えられなかったのか?
本気で我を倒せると思っているのか?

オブリビオンの暗き陰謀は、貴様ら定命の者が理解できる範疇を遥かに超えているのだ。

貴様の苦痛は伝説となろう。
オブリビオンでさえもな!

まだ刃向うか!
命が惜しくはないのか?
モラグ・バルの元に到着すると、引き寄せられて、握り潰されそうになります。

我はオブリビオンの神!
貴様は無にすら値しない!

犠牲の勇気を使って、モラグ・バルを吹き飛ばしましょう。


哀れなエドラの小物で我を倒せるものか!
我はモラグ・バル。
支配の王!
モラグ・バルは粉々になりましたが、すぐに再生します。
モラグ・バルと直接対決しましょう。


何だこれは?
小賢しい!
こんなもので神を倒せると思うのか?

心をさらけ出したな!
貴様の恐怖を味わえるぞ!
貴様は肥沃な苗床だ。
永久に続く苦痛の種を撒き散らすためのな!
タムリエルは熟した。
我には、その芳醇な果実を収穫する無限の時間がある!
黒き翼を広げた死が、貴様とムンダスの子らに訪れるのだ!
我は苦痛を司る!
永遠に呪われし魂どもが我が武器だ!
貴様は永劫の受難を知ることとなろう!
メリディアの領域と解放されし魂
モラグ・バルを倒すとコールドハーバーから追い出されて、光と色で溢れる星明かりの領域に引き込まれます。
前方からは、メリディアの呼び声が聞こえます。


〈面影〉よ、こちらへ。
今のところは安全です。
ストーンファイアから、貴重なものが分かたれました。
あなたのため、ここに運んであります。
モラグ・バルの支配から解放された自身の魂を取り戻しましょう。

魂を取り戻すと、モラグ・バルが現れます。
結末を見守りましょう。

褒めてやるぞ、虫けら。
貴様の針は、実に侮りがたい。
貴様は我を倒し、幾千もの魂を解放して、ムンダスへと戻したのだ。
我が大いなる企ては始まったばかり。
しばしの間、貴様の世界に危害は与えずにおく。
素晴らしい。
貴様の力、来たる戦にて我が役に立ってくれようぞ。
今日、貴様は恐ろしく強大な敵を作った。
〈次元融合〉が成功していれば、貴様の世界はもっと正しくなっていたろうに。
我に頭を垂れ、永遠の隷属を受け入れるならば護ってやろう。
我よりもはるかに酷い主も居るのだぞ。
遥かにな。

ストーンファイアよ。
私の領域では、あなたは幽霊に過ぎません。
星霜の書の予言は成就しました。
今すぐ、ここを去りなさい!

強き同志がいるようだな。
ここにくることは知っていたか?
なにがあの女に、この壮大な茶番の登場人物を演じさせるのだろうな?
ハッ!
貴様のおかげで、随分と被害を被った。
忌々しい光と炎の生き物め。
まったく興醒めだ。

モラグ・バルはメリディアの領域から去っていきました。
メリディアと会話しましょう。

あなたの魂は修復されました。
内に光が見える。
あなたは世界を大変な惨事から救ったのです。
でも覚えておきなさい。
オブリビオンの力は強大です。
そして企みの神は、覇権を争う複雑な戦いの、参加者の一人に過ぎない。

モラグ・バルはどうなった?

奴はあなたに瀕死の傷を負わされました。
回復するまでしばらくかかるでしょう。

王者のアミュレットはどこにある?

敵が倒れた後、あなた方がアブナー・サルンと呼ぶ者がチムエル・アダバルを持って逃げました。
彼は元いた土地に戻っています。
あなた方がシロディールと呼ぶ場所に。

アミュレットを持っていったのか?

アミュレットの力は何世代分も使われました。
あのインぺリアルは使うこともできず、利益もありません。
彼は使おうと試みては、失敗する日々を過ごすことになるでしょう。

我々は成功したのか?
タムリエルは安全なのか?

オブリビオンとニルンの間のべールの裂け目は閉ざされました。
あなた方の世界は安全です。
今のところは。

失った仲間はどうなる?

永遠へと旅立ってしまいましたが、思い出は残ります。
あなたの瞳の奥に、明るく燃える光か見える。
友は今、あなたの一部です。
神々の力が、あなたの新たな魂に炎として燃えているように。

私はどうなる?

あなたの物語は始まったばかりです。
モラグ・バルはまだあなたに対する計画を持っています。
一連の出来事は、様々な形で彼の有利に働きました。
それから、あなたは他のデイドラ公の注意も引いていますね。

何をしなければならない?

定命の者の王国同士の争いは、未だ世界を荒廃させ続けています。
しかし、あなたの真の敵は定命の者ではありません。
迫りくる戦いに覚悟ができているなら、何が危機に瀕しているのかを理解しなければなりません。
あなたが戦う人々の中で生きていきなさい。

他の同盟?

そのとおり。
タムリエルに戻ったら、避難所と呼んでいるところへ行きなさい。
そこで私の贈り物が待っています。
別の土地を旅しなさい。
あなたの敵から、正体を隠しておけます。

そこに送ってくれるのか?

あなたをこれ以上ここに引き留めておく気はないし、コールドハ一バ一に留まる必要もありません。
あなたを小さな洞穴に戻しましょう。
生き残った仲間が、そこであなたを待っています。
出発の準備はいいですか?

ああ、準備はできている。
エピローグ
避難所に戻ると、キャドウェルと他の英雄たちがいます。

おお!ご機嫌よう。
驚いたか?
ワシもだ。
うまく逃れたと思わないか?
正直言って、どうやったか皆目見当がつかない。
アカトシュの力を授かる際に選択した生贄によって、物語が変わります。
エピローグ(ヴァレン・アクィラリオスを選択した場合)

なに…何が起きたの?
どうやってここに?
負けそうだった記憶があるけど、それから…

すまんな。
お前さんを引っ張り出すよう助けを呼んだんだ。
余計だったかな。

雪のリリー、私は…

分かってるわ、サイ。
終わったの。
すべて終わったのよ。

よし、それでは!
万事、めでたしめでたし!
ブランデーが欲しい人?

待て、サルンはどこだ?
生き延びたのか?

あやつは消えた。
逃げたんだろうな。
で、お前さん達が見つけたあのアミュレットを持って行ったぞ。
リリスと会話しましょう。

涙ぐんでるんじゃないでしょうね?
あたしはストイックだって評判を維持したいのに…

これからどうする?

これからのこと?
あんたにはまだやることがあるようね。
あたし達は…
あたし達は多くを見すぎたわ。
多くのことがありすぎた。
去るべき時が来たんだと思う。

どこへ行く?

何日か前に、サイとそのことを話し合ったわ。
二人とも生き延びられたらどうするかって。
ー緒に刀剣の大修道院ヘ戻って、再建の手助けをするつもりよ。

また会えるか?

またいつかね。
タムリエルから消えるわけではないんだから!
ソブンガルデにはきっとあんたの場所があるでしょう。
先にそこに着いたら、冷えたハチミツ酒をー杯とっておいて。

さようなら、リリス・ティタンボーン。

あたし達は本当にオブリビオンの柱の一つを揺るがしたのね?
寂しくなるわ。
サイと会話しましょう。

そして、ここで我々の道は分かれるのだな。

リリスと大修道院に帰るのか?

とりあえずはな。
再建する物も多いし、力スラには個人的に、勝利の知らせを伝えなければならない。
雪のリリーと私は、そうだな…ようやく二人の時間が過ごせるかな。

サルンを追うんじゃないのか?

何のために?
帝都に戻らせておけばいい。
彼の役目は終わった。
それで十分だ。
恨みは精神には毒のようなものだ。
だが刀剣の大修道院が再建されたら、その時は…

ええ!

ずっと同じところにいるのには満足できないんだ。
性分だな。
やがてスリルを求めるようになる。
平穏と冒険があれば、私は必ず冒険を選ぶ。

じゃあ、またどこかで会うかもしれないな。

そうだな。
とても名誉なことだったよ、〈面影〉。
だがその名前は、もう相応しくないんじゃないか?
ヴァレン陛下はお前を誇りに思うだろう。
間違いなくな。

さようなら、サイ・サハーン。

名誉と信仰が常にあらんことを。
我が役目は終わりだ。
リリスとサイは役目を終えて、避難所を去っていきます。
エピローグ(リリス・ティタンボーンを選択した場合)

どうやって戻って来た?
覚えている限りでは、倒される寸前だったぞ!

すまんな。
お前さんを引っ張り出すよう助けを呼んだんだ。
余計だったかな。

奴は去った!
モラグ・バルはもう俺の精神に触れられない!
ついに奴から解き放たれた!

ヴァレン陛下、お怪我を?

俺は大丈夫だ、サイ。
しかし、サルンはどこだ?
足音も息遣いも聞こえん。

あやつは消えた。
逃げたんだろうな。
で、お前さん達が見つけたあのアミュレットを持って行ったぞ。

雪のリリーが逝ったとは信じられない。
なぜ彼女はそんなことをした?

ほらほら!
リリス・ティタンボーンは英雄だぞ!
気高い大義に命を捧げたんだ!

サイ、キャドウェル卿は正しい。
皆で彼女を悼もう。
だが、これは彼女の意志だ。
彼女が決めたことなのだ。
サイと会話しましょう。

名誉と信仰が常にあらんことを。
我が役目は終わりだ。

これからどうする?

雪のリリーは死んだ。
その死を悼むが、我が任はまだ終わっていない。
ヴァレン陛下と私は刀剣の大修道院に行き、再建を助ける。
それから次の世代の剣聖を育成することに専念しよう。

また会えるか?

どうだろうな?
時間が必要だ。
雪のリリーが死んだのをお前のせいにせずにはいられないんだ。
理不尽だろう。
彼女の決断もお前と同じだったのだから。
だがそれが本心なんだ。

すまない。
時が解決してくれるといいが。

伝えたいことはもう伝えた。
他には何も言うことはない。
黙って行かせてくれ。
ヴァレンと会話しましょう。

サイ・サハーンの怒りを許してやってくれ。
最終的にはリリスが決断し、彼女が犠牲を払った。
彼もいつか気付くだろう。

どこに行くのか?

俺はサイ・サハーンと旅をする。
それから、聖蚕の僧侶の元に戻るだろう。
〈星霜の書〉には、まだ来たるべき日についての秘密が記されているかもしれない。

魂を取り戻した時、メリディアはこの先にまだ闇が待っていると言った。

メリディアがお前を助けに来たとはいえ、彼女を信用してはならん。
すべては彼女が自分自身のためにしたことだ。
デイドラ公とは常にそういうものだ。
オブリビオンの勢力は、これからも常にタムリエルの脅威なのだ。
永遠に警戒していなければならん。

分かった。

共に旅をして色々教わったな。
この世界を救ったお前の偉業は誰にも知られることはなかろう。
だが、タムリエルの人間はお前に命の借りがある。
いや、魂そのものだな。
いつかまた会う日が来る。
それまで、正しい道を行くのだぞ。

さようなら、ヴァレン・アクィラリオス。

さあ、終わらせるぞ。
終わらせられると祈ろう。
何としてもな。
ヴァレンとサイは役目を終えて、避難所を去っていきます。
エピローグ(サイ・サハーンを選択した場合)

〈避難所〉の香りが空気に満ちている。
しかし何が起きた?
どうやって戻った?
リリス?リリス、そこか?

無用な心配だ、心配は無用だ!
リリスも皆も変わりない。

ここよ。
でもサルンはどこ?

あやつは消えた。
逃げたんだろうな。
で、お前さん達が見つけたあのアミュレットを持って行ったぞ。

サイは、あのアミュレットのせいで死んだのよ!

アミュレットの力は次代の分まで費やされた。
最早、あの者には無用だろうな。
全てが違って感じられる。
モラグ・バルの束縛が外れた。
ついにあの者から解き放たれた!
ヴァレンと会話しましょう。

さあ、終わらせるぞ。
終わらせられると祈ろう。
何としてもな。

これで仕事を果たした。

この物語の俺の役目は終わった。
だがお前の役目は始まったばかりだ。
世界は今安定しているが、未だ傷つき、手当てを必要としている。

どこへ行く?

分からない。
だが、〈星霜の書〉はまだ俺を解放してはくれまい。
また会う日が来るだろう。

どこに行けば会える?

また会う定めであれば、運命が導いてくれるだろう。
俺はこの世界から忘れ去られるのが一番良い。
タムリエルの長き歴史のほんの一部になろう。
他には何も望まんよ。

預言者としての役目は?

授ける預言もない。
提案できる策略もない。
難しい謎もない。
ただの人間だ。
老いさらばえた男だ。
それがしかるべき姿なのだろう。
さらばだ〈面影〉。
常に正しい道を行くのだぞ。

サイ・サハーンは本当に死んだのか?

彼の霊魂はエセリウスに散った。
生きても死んでもいない。
彼はムンダスの外にある。

アブナー・サルンはどうなった?

サルンのシロディールへの長き旅がはじまったのは間違いない。
彼の真の目的は、帝国の傘下にある不安定な領域を統一することだ。
うまくやれるかもしれないが、長く困難なものになるだろう。

さようなら、ヴァレン・アクィラリオス。

リリスも別れを言いたがっている。
リリスと会話しましょう。

やったわ。
タムリエルは生き残る。
ひどい犠牲を払ったけどね。

これからどうする?

サイが死んだことを刀剣の大修道院にいるカスラに伝える。
そこにしばらくいてもいい。
再建を手伝うの。
サイだったらそうしたでしょうね。
その後のことは、わからないわ。

サイの死は応えただろう、大丈夫か?

悲しみは人を変えず、人を表す。
父がいつも言っていたことよ。
あたしなりにサイを追悼するわ。
彼を愛していた。
今気付いたの。
心にぽっかり穴があいてしまった。
追悼が終わっても、忘れることはないでしょうね。

また会えるか?

ずっとじっとはしていられない。
すぐに旅に出たくなるの。
行き先?
それはわからないわ。
道は旅のためにある。
行き先のためにあるわけじゃない。
また会うことがあったら、飲みましょ。
過去を懐かしんで、また敵と戦うのもいいわね。

それはいい。
さようなら、リリス・ティタンボーン。
キャドウェル卿
最後にキャドウェルと会話しましょう。

まだ行かないでくれ。
一言いいか?

メリディア様に会ったのだな?
素敵な女性だ。
魅力的だよ。
仲良くやろうではないか!
お前さんたちが大喧嘩している間に、彼女を呼んだのだ。
雲行きが怪しくなったら、助けてくれるかと聞いてみたよ。

私をコールドハーバーから連れ出すよう、メリディアに頼んだのか?

タイミングがよかったんだ。
あのおしゃベりなデイドラを攻撃するたび、何百もの魂が解放された。
彼女はお前さんの魂がふらふらどこかに行ってしまう前に捕まえられた。
実によくやったよ。

全くだ。

喜ばしいことだ!
世界は守られ、英雄はそれぞれの道を歩む。
そして、この騎士には新しく仕える女王ができた。
やったぞ!
これ以上の喜びはない!
実に素晴らしい!

クエストを完了する。
クエストを完了後、選択した生贄についてキャドウェルが語ります。
ヴァレン・アクィラリオスを犠牲にした場合

あのヴァレンという男、いい奴だったよ。
最初は失敗したが、最後には事を正しく収めた。
彼はまだお前さんと共にある。
お前さんの一部だ。
救うために命を捧げた国と民に、仕え続けることができるだろう。
お前さんを通してな。
仕事は少し残っているが、これで、めでたしめでたしだ。
リリス・ティタンボーンを犠牲にした場合

ああ、美しきリリス。
彼女の死は惜しまれよう。
その光はこの世界を去ろうと、お前さんの中に生き続ける…文字通りな。
それがせめてもの救いだ。
そして彼女は命を捧げて、この世界を救った。
なぜお前さん達が、こんなに酷い場所を救いたがったのかは分からんが。
まあ、適材適所ってやつだな。
後一仕事残っているが、ゴールは目の前だ。
サイ・サハーンを犠牲にした場合

世界に再びサイ・サハーンのような者が現れるかは分からん。
忠誠と規律を体現し、言葉ではなく、行動でそれを分かち合おうとしていた。
お前さんはそれを活かすことができる。
今や彼は、お前さんの一部なのだから。
気高きレッドガードは定命の渦から外れたが、彼の魂はお前さんの中で生き続ける。
仕事は少し残っているが、これでめでたしめでたしだ。
関連資料
さよう、モラグ・バルにふさわしい確かな罰を与えるために5人は惨禍の闇へと足を踏み入れた!
この私、恐れぬ者、コールドハーバー宮廷の騎士、騎士道のチャンピオン、無防備な者の守り手、そして魂なき者の導き手たるコッズワロップのキャドウェル卿は誇りを持って言える。
私はこの瞬間が実現するのを、うんと遠くから見ていたのだ。
私はコールドハーバーの美しい眺めを恋しがるだろう。
澄み切った青き炎の海、申し分なく曇った暗い空、灰色の雲の中へ高くそびえる岩だらけの峰。
タムリエルはこの完璧な世界のただの紛い物にすぎない。
だが厄介なことに、多くの者が逆にコールドハーバーをタムリエルの影に過ぎないと考えている!
信じられるか?
我が友〈キャラクター名〉は素晴らしい働きをした。
彼らの名前は耳障りで声に出すには不快だったが。
それでも批判するつもりなどない!
彼らは企みの神を倒し、私が仕える新たな女主人を見つけてくれた。
ああ、輝くメリディア!
彼女の金色に輝く瞳は私に発想をくれる!
私が今仕えるべきは彼女だ。
守るべき愛しい女性なくして何が騎士だ?
「面影」たちがタムリエルをくまなく行き来できるよう、私が「面影」に彼女の光を持っていくことを彼女は強く主張した。
今後について話す彼女の声には、恐れの気配があったように思う。
どういうわけか、モラグ・バルの鉤爪によるタムリエルの破壊は、最悪の事態ではないと言いたげだった!
もちろん私は、彼女が教えようと思わない詳細を詮索する立場ではない。
デイドラの憤怒の魔法の閃光とともに、特徴的な響く声で強めに一言拒絶され、これ以上聞きたがるのはまずいと感じた。
素晴らしく眩い方だが、穏やかで優しい訳ではない。
デイドラの中で最も無害であっても、沖の大暴風みたいなものだ。
闇の美しさなのだ。
だが誰だって、それが上陸して舞踏会の邪魔をしないように祈るだろう?
避難所は当座の家になるだろう。
危険を冒して外に出るのは、私には難しい。
タムリエルは私が切り離されてからの年月で醜悪になっているだろう。
温かなメリディアの光が今まで以上にこの心を慰めてくれる。
コメント