さよう、モラグ・バルにふさわしい確かな罰を与えるために5人は惨禍の闇へと足を踏み入れた! この私、恐れぬ者、コールドハーバー宮廷の騎士、騎士道のチャンピオン、無防備な者の守り手、そして魂なき者の導き手たるコッズワロップのキャドウェル卿は誇りを持って言える。私はこの瞬間が実現するのを、うんと遠くから見ていたのだ。 私はコールドハーバーの美しい眺めを恋しがるだろう。澄み切った青き炎の海、申し分なく曇った暗い空、灰色の雲の中へ高くそびえる岩だらけの峰。タムリエルはこの完璧な世界のただの紛い物にすぎない。だが厄介なことに、多くの者が逆にコールドハーバーをタムリエルの影に過ぎないと考えている! 信じられるか? 我が友〈キャラクター名〉は素晴らしい働きをした。彼らの名前は耳障りで声に出すには不快だったが。それでも批判するつもりなどない! 彼らは企みの神を倒し、私が仕える新たな女主人を見つけてくれた。 ああ、輝くメリディア! 彼女の金色に輝く瞳は私に発想をくれる! 私が今仕えるべきは彼女だ。守るべき愛しい女性なくして何が騎士だ? 「面影」たちがタムリエルをくまなく行き来できるよう、私が「面影」に彼女の光を持っていくことを彼女は強く主張した。今後について話す彼女の声には、恐れの気配があったように思う。どういうわけか、モラグ・バルの鉤爪によるタムリエルの破壊は、最悪の事態ではないと言いたげだった! もちろん私は、彼女が教えようと思わない詳細を詮索する立場ではない。デイドラの憤怒の魔法の閃光とともに、特徴的な響く声で強めに一言拒絶され、これ以上聞きたがるのはまずいと感じた。素晴らしく眩い方だが、穏やかで優しい訳ではない。デイドラの中で最も無害であっても、沖の大暴風みたいなものだ。闇の美しさなのだ。だが誰だって、それが上陸して舞踏会の邪魔をしないように祈るだろう? 避難所は当座の家になるだろう。危険を冒して外に出るのは、私には難しい。タムリエルは私が切り離されてからの年月で醜悪になっているだろう。温かなメリディアの光が今まで以上にこの心を慰めてくれる。
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