前回クエスト
前日談
ライアン・リオレ隊長と話す
レヤウィンの街中にいる、ライアン・リオレ隊長と会話しましょう。
傭兵か! ここでお前に会えればと思ってた。ギデオンに来てほしいそうだぞ
何の用だ、隊長?
お前が街に連れてきた客人の処遇について、ケシュ総督が相談したいと言っていた。切迫した脅威があるそうだ
どんな脅威だ?
大っぴらに話せない類のものだ。あちこちに聞き耳があるからな
では、ケシュ総督の件は頼んだ。お前はここまでのところよくやってくれてる。この調子なら、レヤウィンは報酬を弾んでくれるぞ。俺が保証する
ギデオンに行ってケシュ総督と話そう
出発する前にもう一度、ライアン・リオレ隊長と会話しましょう。
ケシュ総督はギデオンの邸宅にいる。エヴェリもそこにいるはずだ
これは最優先事項だと考えてくれ、傭兵
軍団兵イタン・ネイと話す
ギデオンにいる、軍団兵イタン・ネイと会話しましょう。
会えてよかった。冒険者よ、ギデオンから君に伝言がある
伝言は何だ?
黒きヒレのケシュに君を探せと言われたんだ。君たちがギデオンに連れてきた客人の処遇について、相談したいそうだ。総督は彼らの存在が街と住民を危険に晒すのではないかと危惧している
何からの危険だ?
すまない、余計なことは一切言うなと命じられている。ともかく君には一刻も早くギデオンに向かってもらいたい
総督に会いに行ってくれるか?
ギデオンに行って黒きヒレのケシュと話そう
出発する前にもう一度、軍団兵イタン・ネイと会話しましょう。
総督はギデオンにある邸宅で待っている。旅の間、泥が君の足元を温めますように
物語内容
黒きヒレのケシュと話す
ギデオンの総督の邸宅に行くと、鋭い矢のエヴェリと黒きヒレのケシュがいます。
ここまではうまくいっているな、傭兵。さあ、話そう
鋭い矢のエヴェリと会話しましょう。
ケシュ総督に、三人目の野望をどうやって見つけたか伝え終わったところよ。正直言って、どうしてうまくいったのかよくわかってないわ。ライランスがいてくれてよかったよ
まあいっか、ケシュ総督があなたと話したいそうよ
黒きヒレのケシュと会話しましょう。
池に石を投げれば波紋が広がる。君が投げた石は実に多くの波紋を広げた
できるだけ君を支援したいが、ギデオンの守りについても考えねばならない
今の所とはどういう意味だ?
密偵から懸念すべき動きについて報告があった。ギデオンは昔のような要塞じゃない。そこが心配だ。とは言え、黒きヒレ軍団はできるだけのことを… いや、違うな。それ以上のことをしよう
私が何より憂慮しているのは、裏切りの可能性だ
何をすればいい?
野望たちを守るのは大前提だ。だが、彼らを保護するのによりよい場所を見つける必要がある
野望と話してくれ。最後に助け出した人物… ソンブレンと言ったな。彼がいいだろう。エヴェリによると、信者どもに発見された時、彼は地下に幽閉されていなかったそうだな。きっと彼は、双子たちよりも情報を知っているだろう
野望と話そう
困窮してギデオンに来るものは誰も拒まない。できるだけ野望たちを守るつもりだが、ヴァンダシアの軍が攻め寄せた時、我が軍に食い止めきれるかどうか…
準備ができたら、野望たちと話してくれ。彼らはディベラの聖堂にいる
なぜ急にヴァンダシアの部隊のことを心配する?
密偵から懸念すべき動きについて報告があった。ギデオンは昔のような要塞じゃない。そこが心配だ。とは言え、黒きヒレ軍団はできるだけのことを… いや、違うな。それ以上のことをしよう
私が何より憂慮しているのは、裏切りの可能性だ
裏切り?
ヴァンダシアの家は強力でね、ブラックウッド全土に深く根を張っているんだ。奴の支持者と密偵はギデオン中に溢れている。あたかもゴブレットを満たすワインの如くな。そして、その全員が教団ではない。少なくとも表向きはな
見える敵なら切り捨てるまでだが、影に隠れ罠を巡らす不可視の敵こそ恐ろしい
鋭い矢のエヴェリと会話しましょう。
じゃ、あなたが野望たちと話して新しい隠れ家を考えてる間、私はケシュ総督の部下と仕事してくるね。総督の密偵が発見した脅威がどんなものか、もっとよく把握しとかないと
もしヴァンダシアが近くにいたら、追い払ってやるわ
確認したい。ヴァンダシアは野望をどうするつもりだった?
すべてはレオヴィック皇帝の秘密に遡るわ。ヴァレンに殺されて玉座を奪われる直前に、レオヴィックは四つの野望を隠してた。これが彼の秘密
で、私たちはその野望をデイドラの兵器のようなものだと思ってたけど、蓋を開けてみたら実は人だった。野望には不思議な力が宿ってて、ヴァンダシアはその力を求めてる… こんなところかな
ケシュと密偵をどう助ける?
ちょっと聞き捨てならないわね。いい、私はあなたみたいに歴戦の冒険者じゃないかもしれない。でもいろいろやれるんだからね! 教団とやりあった経験もちょっとはあるし、それにグラーウッドにも連絡したんだ。あそこには腕の立ついとこがたくさんいるんだよ。というわけで、あなたは野望に気をつけていればいいの
野望の面倒を見よう
分かった。信じてるからね。街から出る時は、行く先を教えて
ヴァンダシアはその力をどうするつもりだ?
奴は野望を捕らえてメエルーンズ・デイゴンへの生贄にする気よ。そのことを知る人を誰彼構わず殺した。そしてレオヴィックが野望を隠した宝物庫を探しに行ったの
今私たちは、三人の野望を保護してる。だけど4人目はまだ行方不明
野望の力について分かっていることは?
まだ多くはないわ。デストロンとカリアを捕まえようとした奴を、彼が消し飛ばしたのを見た。それからヴァンダシアが、ソンブレンを生贄に捧げるのを阻止した時に口にしたこともある
野望に何ができるのか、明らかにしないとね
白昼夢や幻視は最近あったか?
デッドランドから戻ってからはご無沙汰ね。書はおかしなくらい静かにしてる。ムズムズすることも悪夢も何もなし。私としてはそれで構わないんだけどね
だってこの本、メエルーンズ・デイゴンが書いたんでしょ? そんなものから伝言が一方的に届くなんて、ちょっと気味悪いし
野望に会いに行く
ディベラの聖堂に行くと、カリアとデストロンとソンブレンがいます。
さあカリア。力を解き放て。聖域でやったみたいに!
わかった、そう言うなら…
待て! 止めろ!
なに、これ…!
戻せ、カリア。戻すんだ!
できない!
待て、手伝う。ほら!
一体どうやったんだ?
練習したのさ。力を制御する訓練を受けたんだ
ソンブレンと会話しましょう。
宝物庫から解放された時、私の力があのレベルに達するまで何ヶ月もかかった。その時は、危うく死ぬところだった。カリアが解放された後、すぐにあそこまで力を高めたのは驚きだ
カリアはどうしてあんな風に制御を失った?
宝物庫の守護を離れると、私たちの力は爆発的に増す。宝物庫は力を抑えるために建てられたんだよ。だがカリアの力は、私の力よりもずっと早く増加した。危うく彼女は呑みこまれるところだったんだ
師がいなければ、私もそうなっていただろう
どうやって宝物庫を出た? その師というのは?
ヴァレン公爵の部隊があそこを訪れ、彼らに救出されたんだ。彼らは私を特別な存在だとは思わなかったようで、ただの政治犯として扱った。自分の力がさっき見たようなレベルに達するまでは、しばらくあてもなくうろついていたよ
そんな時、師に出会ったんだ
その師はカリアとデストロンに、力を制御する方法を教えてくれると思うか?
断る理由がない。それに、私たちはしばらく離れていたほうがきっと安全だろう。北西に古い祠がある。そこで落ち合おう
ウッドエルフの相棒に行先を伝えておいたほうがいい。彼女は心配性のようだからな
いい考えだ。エヴェリに伝えてから、祠で落ち合おう
北西にある沼で会おう。カリアとデストロンを連れて、祠まで会いにいくよ。心配するな、彼らのことは私が守る。信者たちに不意を突かれたりはしないさ
ウッドエルフには、双子をしばらく預かって、私たちが守ると伝えておいてくれ
カリアが力に呑みこまれるというのはどういう意味だ?
レオヴィック皇帝はどうして宝物庫を作ったと思う? あれは力を抑え、制限してくれるものなんだ。野望が宝物庫を出れば、力は身体が破滅するまで成長し続ける
わかったろう、宝物庫は力を制御する術を身につけられるまで、私たちを生かしておくためのものなんだ
では、なぜヴァンダシアはお前を殺そうとする?
そうだな、それは疑問だった
私が知らされていたことは、すべてが真実ではないということだろう。しかし、宝物庫の保護がなければ、カリアとデストロンはいずれ自分の力に殺されてしまう
だが、その師が力の制御の仕方を教えてくれるんだろう?
ザイナは私を訓練してくれた。彼女は私が自力で力を抑えられるようになるまで、私の力を抑制する方法があったんだ。彼女がいなければ、今日まで生きてこれなかっただろう
ザイナがデストロンとカリアを助けてくれる。必ずな
師について教えてくれ
私は双子と同じように、宝物庫で育てられた。隔離され、外の世界のことは何一つ知らずにな。知っていたのは自分が他の人とは違い、特別だということだ
16歳の時、ヴァレン公爵の軍勢が私を解放してくれた。その数ヶ月後に、師と出会ったんだ
それからどうなった?
私は傭兵に紛れ、あちこちを旅して戦い方を学んだ。しかし力はどんどん大きくなる一方で、師が現れた頃の私は、制御を失いかけていたんだ。彼女はある種の呪術師でね、力を制御する方法を教えてくれた。その間一度も、私を野望として扱わなかったんだ
どうやって見つけたのかまだわからない
師は私を探していた、と言っていたよ。彼女は皇帝の隠された秘密と、その奥にあるメエルーンズ・デイゴンの企みを知り、手掛かりを探し続けていたそうだ。しかし、私の力が宝物庫の外で発現するようになるまで、私を見つけられなかったんだ
彼女は私の命の恩人だ
ケシュ総督は、我々がしばらくギデオンを離れた方がいいと言っていた
総督は賢明だ。動く標的は止まっている標的より命中させにくい。それに、私たちが街にいなければ、ヴァンダシアの信者たちもギデオンを攻撃する理由がなくなる
どうしてデッドランドに閉じ込められた?
迂闊だった。何者かに狙われる可能性があると師には警告されていたが、私は耳を貸さなかったんだ。出自をもっと明らかにするため、自分がいた宝物庫に戻った所を信者に待ち伏せされてね。反撃する間もなく失神させられ、デッドランドへ送られたってわけさ
カリアと会話しましょう。
怖かった… 今まで、あんな気分になったことなんてない!
聖域での訓練中、あんなことは一度だって起きなかった。一体私に何が起きてるの…
何をしようとしていた?
私の能力は炎。炎を呼び出すのが、息をするのと同じくらい自然にできる。宝物庫では小さな閃光や火花程度だった。でも、標的にぶつけようとしたら…
制御できなかった。私の中の炎が求めてるみたい。大きくなりたい、燃え広がりたい、喰らいたいって
今の気分はどうだ?
大丈夫。ちょっと頭がぼんやりするけど。ソンブレンのおかげで炎は消えた… 今はね
でも、怖い。次に力を呼び出した時、消すのを手伝ってくれる人がいなかったらどうなるの? デストロンを傷つけ、ギデオンを焼き尽くしてしまうかもしれない!
そうはさせない
もう一度カリアと会話しましょう。
聞いてくれてありがとう。気分が楽になったよ。制御できると確信できるまで、炎を召喚することはないと思うけど
デストロンと会話しましょう。
力が強くなってきてるみたいだ。制御が難しい。ソンブレンがいなかったら、カリアは自分の力に飲み込まれてたかもしれない!
聖域を出た罰なのか?
罰を受けているとは思わない
違うだろうな。だが、力が増してるのは確かだ。俺が聖域でしたことを見ただろ? 俺の力は稲妻だが、カリアがコントロールを失ったのを見て以来、使うのをためらってる
だが、あいつを守るために必要なら使うけどな
総督の邸宅の前まで行くと、鋭い矢のエヴェリが話しかけてきます。
ねえ、ここよ!
鋭い矢のエヴェリと会話しましょう。
ケシュに少し頭を休ませろと言われたのよ! まあ、たまには考えるのをやめた方が良さそうだね。そうすれば、後でもっとうまくまとまる気がする
それはそうと、野望たちはどうしてるの? いい隠れ家は見つかった?
ソンブレンには考えがあるが、双子は力の制御を失い始めている
それはまずいわね… 一体何があったの?
カリアがもう少しで聖堂を焼き払うところだった。しかし、ソンブレンは彼女の力になれる人物を知っている
すごい! デッドランドの奥地でソンブレンを助けた時は、生贄の儀式を防げてよかったと思ったけど、カリアとデストロンの暴走を止められるなんて。ほんと、ソンブレンを助けられてよかったよ…
それで、その助けてくれる人って誰なの?
ソンブレンの師だ。ギデオンの外で会うことになっている。しばらく留守にするかもしれない
彼らのそばから離れないでね! 野望たちはヴァンダシアの魔の手から遠ざけておかないと。絶対にね
あなたが留守にしてる間、私はケシュと黒きヒレ軍団への協力を続けるわ。ヴァレンウッドのいとこたちが到着した時、近くにいたいしね。じゃ、幸運を!
出発する前にもう一度、鋭い矢のエヴェリと会話しましょう。
あなたなら野望たちを守れるわ。とにかく、どんな手を使ってでも力の制御法を学んで、抑えられるようにしてあげて
望まずに与えられた力が勝手に暴走するなんて、そんな理不尽な目に合わせたくない
ザイナに会いに行く
ギデオンの北部にある祠に行くと、ソンブレンがザイナを召喚します。
先入観を持つな、と言っておこう
あれは… ドレモラ!
ソンブレン、ここで何が起きてる?
みんな落ち着け。こちらはザイナだ。彼女は味方だ。傭兵、彼女と話してくれ
カリアと会話しましょう。
ソンブレン、自分の師匠がドレモラだなんて言わなかった。他に何を隠してるんだろう
デストロンと会話しましょう。
ソンブレンの師匠がドレモラだって? オブリビオンやデイドラ公について教えてもらうために、時々聖域にデイドラがやってきたことがあったが、ここで会うとはね
彼女と話して、本当に助けてもらえるか確かめた方がいい
ソンブレンと会話しましょう。
外見はどうあれ、ザイナは私の師にして友人だ。私を導いてくれたのは彼女なんだ。自分の力で引き裂かれそうだった時に、制御の方法を教えてくれた。私が今ここにいるのは、彼女のおかげなんだよ
ザイナと話してくれ。すべて説明してくれるだろう
ザイナと会話しましょう。
興味深い。我が助言に反して立ち去ったソンブレンから、また連絡があるとはな。だが強力な定命の者と、他の野望たちと一緒とは…
すまない。挨拶が遅れた。我はザイナだ
ソンブレンはお前が師だったと言っていた。力の制御を助けたと
そのとおり。彼が求めしものを感じ取り、手を貸した。よく学んでいたよ。彼も言うだろうが、我は彼を裏切らなかった
彼はそのために我を呼んだのか? 彼が呑みこまれかけた危険に、今度は他の二人の野望が直面しているからか?
そうだ。カリアとデストロンが自分の力で自滅しないようにしたい
それなら我が聖域に連れてくるといい。彼らの力はあなたの想像を遥かに越えている
ソンブレンを助けたのは、彼がメエルーンズ・デイゴンの手に落ち、自らの力で滅ぶのを見たくなかったからだ。他の者も同じように導こう
その聖域はどこにある?
我はデッドランドに潜んでいる。そう、あなたも知るデイゴンの領域だ。だが我には、守る手立てがある。彼らを連れてくる前に、必ずデッドランドに調整させておけ
あなたの世界にある、デッドランドの銀を集めよ。それを使い野望をデッドランドに調整する方法は、ソンブレンが知っている
カリアと会話しましょう。
デッドランド銀? 調整? 聖域ではそんなこと教わらなかった!
デストロンと会話しましょう。
俺たちの所にドレモラの先生がいた時があったよ。残酷だったけど、いろんなことを知ってた
ソンブレンと会話しましょう。
言っただろう。ザイナは私を助けてくれた。カリアとデストロンも助けてくれる。彼女を信用してほしい。ザイナを信じられないと言うなら、私の事を信じてくれ
師がドレモラだと先に言ってくれ
許してくれ。経験上、ニルンの人々はほぼ全員、ドレモラにいい印象を持っていないから…
ザイナに出会ったのは、私がどん底にいる時だ。彼女が私を殺すつもりなら出会った時に殺せていたし、私を見捨て自滅させることだってできたはずだ。だが彼女は助けてくれた。どん底の私に、制御の仕方を教えてくれたんだよ
ドレモラのことなら知っている。下心があるに違いない
ああ、それは間違いないだろう。デッドランドの競争は熾烈だ。ザイナのように無派閥のドレモラにとっては特にな。彼女がいざという時に頼れる味方を探しているのは分かっている。貸しのある野望を三名揃えることは、ザイナにとって黄金のように価値のあることなんだ
ザイナの言っていた調整の手順を教えてくれ
地図に印をつけさせてくれ。必要な時に探せるよう、ザイナはデッドランド銀の場所を教えてくれていたんだ
デイゴンの信者は、この破片を見つけると大事にしまい込むそうだ。オブリビオンの力の塊が、どれほど頻繁にニルンへ届いているのかを知ったら驚くぞ
銀を見つけたらどうする?
手順は追って説明する。次元の境界が薄くなっているところで、ポータルを用意しなければならない。カリアとデストロンを連れて銀を集めてくれ。そうしたら彼らをデッドランドに合わせ調整できる。私と落ち合う場所も地図に記しておいた
よし、双子を連れてデッドランド銀を探そう
私たちの力は、デッドランドの自然の力と奇妙に影響し合う。だから調整が必要なんだ。もちろん私も、何年も前に経験済みだ。今度は双子が同じことをするのを手伝うよ
二人を守ってやってくれ。そしてギデオンの南の道で会おう
私の調整は必要ないのか?
ああ。あなたは野望ではないからな。それに、デッドランドに行った経験があって、その時悪影響を受けなかったんだろう?
双子が調整される前にデッドランドへ行こうとしていたら、次元が彼らを引き裂いていただろう。私たちの力は、何らかの形でメエルーンズ・デイゴンとつながっているんだ
それはどういう意味だ?
はっきりとわかっているわけじゃないんだ。ただ、私たちの中にメエルーンズ・デイゴンの要素があるのはわかっている。それが元の場所に、つまりデイゴンの下、デッドランドへ戻りたがっているんだ。ヴァンダシアは私を殺すことで、それを達成したかったんだろう
とにかく、そんな事態は避けたい。誰にも起きてほしくないんだ
カリアと会話しましょう。
ソンブレンの経験を信じるしかないね。力については私たちより詳しいから
ザイナを信用するべきだと思うか?
信用するかしないかなんて関係ないよ
前に聖堂で制御を失った時、体の中の力を感じたんだ。止められなかった。ソンブレンが炎を抑えてくれなかったら、街を焼き尽くしてたかもしれない! 他に私を治す方法がわからないなら、選択肢なんてない
デストロンと会話しましょう。
ソンブレンの師匠が言ったように、デッドランドの物体を見つけよう。それで俺たちが生きてられるなら、どんなに危険でも試すべきだ
前に調整のことを聞いたことはあるか?
ない。大体、こんなことになるまで野望のことだって聞いたことなかったんだぞ
知らないことばっかりだ。でも姉さんと俺が危険にさらされてるっていうなら、どんな助けにだってすがる。行ってそいつを探そう
カリアとデストロンの調整を手伝う
出発すると、カリアとデストロンが話し始めます。
信じられるか、カリア? 偉大な英雄になれるぞ
力に呑まれることの、どこが英雄なの?
ザイナはソンブレンに力の制御を教えた。俺たちにもできる
それより前に死ななければの話だけど
おい姉さん、冒険心はないのか?
探索を進めると、デッドランドの深紅銀を発見します。
デッドランドの深紅銀を取った後、カリアとデストロンが話し始めます。
ザイナの目的が私たちの力だけだったら?
俺たちに強要なんてできない。彼女には仲間が必要で、俺たちなら最適だ!
デイドラとの約束なんて、いい結果になるわけないよ
俺が姉さんを守る。約束だ!
逆でしょ。私があなたを守るよ
数秒早く生まれただけだろ!
更に探索を進めると、デッドランドの黒曜銀を発見します。
デッドランドの黒曜銀を取った後、カリアとデストロンが話し始めます。
これでデッドランドの銀は二つ揃った。任務完了だ!
ここから先が難しくなると思う
いつも心配ばかりだな。ソンブレンが待ってる!
カリアと会話しましょう。
ソンブレンが必要だって言ってたオブリビオンの変な欠片がある。彼を探して進みましょ
デストロンと会話しましょう。
それほど大変じゃなかったな。さあ、急いでソンブレンと合流しよう。デッドランドが待ってる!
ギデオンの南の道を辿って行くと、ソンブレンがいます。
ソンブレンと合流すると、カリアとデストロンが話し始めます。
<機嫌よく鼻歌を歌う>
デストロン、止めて! 真面目にやって!
楽しもうよカリア。冒険なんだからさ!
ふざけないで! 自分の力で身を滅ぼすかもしれないんだよ!
そんなことにはならない。そうはさせない
そんなのわからないでしょ
カリア… ごめんよ
それを防ぐためにやるんだ。銀は集まったか?
カリアと会話しましょう。
変なところを見せちゃってごめんなさい。デストロンは何でも大冒険扱いするから…
とにかく、ソンブレンと話してきて。また力を制御できなくなるのは嫌だから
デストロンと会話しましょう。
ソンブレンに銀を見せるんだ。次に何をすべきなのか知りたい
ソンブレンと会話しましょう。
デッドランド銀を見つけたようだな。よし
ポータルは背後の丘の頂上に用意した。カリアとデストロンを調整する。それから頂上に向かおう
双子を調整している間に、何をしたらいい?
厄介ごとを何とかしてほしい
厄介ごと?
私の行動のせいで、怪物が丘に引き寄せられてしまったんだ。頂上への道を確保してくれるか?
カリアとデストロンが、危険な目に遭って暴走するのは避けたい
道を確保して、頂上で合流しよう
会話を終えると、ソンブレンはカリアとデストロンの調整を始めます。
ソンブレンと会話しましょう。
カリアとデストロンの調整が終わったら、丘の上まで会いにいく
あなたの後を追う時、道が安全なようにしておいてくれ
カリアと会話しましょう。
この調整が、あまり苦しくないといいけど
デストロンと会話しましょう。
見ろ、ソンブレンがマジカの力を操ってる! 俺もいつか、自分の力をああやって制御できるようになりたい
丘の頂上に到着すると、ソンブレン達がやって来ます。
さて。話した通りだ。デッドランド銀に集中してくれ
うまくいった!
ポータルで移動したことなくて…
みんな、中へ! 準備ができたら来てくれ
灰の森に入る
灰の森へのポータルに入りましょう。
ポータルを抜けると、ザイナが待っています。
カリアと会話しましょう。
陰気なところ… デイゴンの領域での用事なんて早いとこ終わらせないと。ここは定命の者がいちゃいけない場所だよ
デストロンと会話しましょう。
ここがデッドランドか? こんなところまで来る前に、力の使い方を学んでおけばもっと気が楽だったのにな。順番を間違えた気がする
ソンブレンと会話しましょう。
デッドランドの深奥、灰の森へようこそ
ザイナと話してくれ。彼女がすべきことを話してくれる。私がやった時とは違って、双子はお互いとあなたを連れてオベリスクの道を歩ける
ザイナと会話しましょう。
ようこそ、定命の者よ。ソンブレンと同様に、できるだけ双子を助けよう
でもまずは、彼らに灰の森の試練を完了してもらわねば
試練について教えてくれ。オベリスクの道とは何だ?
力を抑える方法を知る前に、まずは力を理解せねばならない。オベリスクの道はその役に立つ
古の予言を三つ訪ね、各々が明かす真実を学ぶのだ
それで、その中での役割は?
森の危険から双子を守れ。制御の方法を学ばずに力を解放するのは危険だからな。そしてあなたは、オベリスクで彼らが学ぶ真実の証人となるのだ
すべてが終わったら会いに来い。成果を見せてもらう
双子を守り、学ぶことを見届けよう
二人の野望の力は刻一刻と強まっている。急いだほうがいい
北西から始めよう。起源、強化、必然のオベリスクを探すのだ。それぞれのオベリスクが、隠された真実を示す
そのオベリスクから双子は何を学ぶ?
正確には分からぬよ。真実は彼らだけのもの。我がものではない
だが、彼らがこの道を歩まねばならぬということはわかっている。定命の者は、自分が何者かを知ることなくして自分自身にはなれぬ。あの二人の野望の中には、未だ彼ら自身が知らぬ彼らが隠されているのだ
デッドランドで何をしていた?
我がクランのドレモラは数え切れないほどの年月をデッドランドで過ごしてきた。これこそ我が力の座。メエルーンズ・デイゴンにとっても同じ
だが、我の目的は我だけのもの…
メエルーンズ・デイゴンに仕えていないのか?
デイドラの同盟関係とは、定命の者の世界におけるそれのように単純なものではないのだ。メエルーンズ・デイゴンがこの企てに成功してしまうのは、我にとって少々都合が悪い、とだけ言っておこう
あなたたちとは違う意味ではあるが、我も野望を奴の手に渡すわけにはいかないのだよ
ソンブレンと会話しましょう。
力にはなりたいが、私はすでにこの道を歩み終えている。二度歩むことはできないんだ。デストロンとカリアが自分の力でやり遂げなければならない。あなたも一緒に行って、ふたりに力を貸してくれると嬉しい
慎重に、でも急いでくれ。時間は無駄にできない
カリアとデストロンと一緒に、探索を進めましょう。
デイドラとの戦闘が始まると、カリアとデストロンは以下のセリフからランダムに喋ります。
注意して!
来ないで!
どうして襲ってくるの?
なんなの! 放っておいて!
危ない!
いいぞ!
痛いだろうな!
あんた、無敵だな!
くらえ、化け物!
俺が支援できれば!
起源のオベリスクを起動させる
探索を進めると、起源のオベリスクを発見します。
最初のオベリスクだ!
準備して! あれを起動して、役目を果たしてくれてる内に!
カリアと会話しましょう。
予言が何を見せるのか、不安だよ。だからこんなに手が汗ばんでるのかな?
デストロンと会話しましょう。
これが起源のオベリスクだな。やったな!
作動させてくれ。そうすりゃ、俺たちが何を見るかわかるはずだ
起源のオベリスクを起動すると、幻視が映し出されます。
何かが起きてる!
赤ん坊が寝てる? デストロンの泣き声を止められなかったのに
満足して眠るまで、お腹いっぱいにするの
これはこれは! ようこそ。赤ん坊は強く健康です
陛下、ご命令どおりです。双子が産まれました
メエルーンズ・デイゴンが命じれば、それはなされるのだ
俺たちの両親と、大司祭? どういうことだ?
カリアと会話しましょう。
とても短い幻視だけど、たくさんのことがわかった。両親は皇帝とヴァンダシアに、自ら私たちを差し出したみたい
次のオベリスクが何を見せてくれるのか確かめないと
デストロンと会話しましょう。
両親のことは何も覚えてない。宝物庫の中でも両親については何も教えてくれなかった
モリカル皇帝に忠実に仕えてたってことだな。ヴァンダシアに協力してたんだ
世話係は両親について何も言っていなかったのか?
いいや。過去なんて大事じゃないって言われたんだ。重要なのは今と、自分たちの使命が明かされる未来だけだってな
その目的が何かも説明してくれなかったのか?
しなかったよ。でも俺たちはずっと、自分たちを特別だと思ってた。偉大なる行いのために備えてるんだってな。殺すつもりだなんて思いもしなかった。屠殺するためにあれだけの間、餌を与え続けてたってことかよ
強化のオベリスクを起動させる
探索を進めると、強化のオベリスクを発見します。
これはきっと強化のオベリスクだね
起動してくれ。頼む
カリアと会話しましょう。
次の幻視を見たいって思うのは悪いことかな? デストロンと私には、自分について知らないことがたくさんある。やっと答えが見つかるかもしれないんだ
デストロンと会話しましょう。
起動してくれ。他にもどんなひどい秘密があるのか、見てみようじゃないか
強化のオベリスクを起動すると、幻視が映し出されます。
始まるよ
最後の儀式の時間です、陛下
進めろ、大司祭
メエルーンズ・デイゴンよ、野望と破壊のデイドラ公よ。幼子にその偉大なる力を吹き込みたまえ!
時が来るまで、その力をこの器で成長させたまえ!
デイゴン様の意のままに
デイゴン様の望みどおりに
両親はデイゴンに身を捧げたの? なんで…
カリアと会話しましょう。
両親はこんなひどいことに協力したんだよ? ヴァンダシアの儀式に力を貸すため、自ら犠牲になった。私たちにデイゴンの力を吹き込むために
でも目的は? 力を熟成させる、成長させるとか言ってたけど
彼らはお前にあの力を与えるために殺された
彼らは道連れになったけど、自分たちの意思でそうしたのかな。本当に信じてたとしても、自分の命を守るくらいはしないの?
いずれにせよ、ヴァンダシアが私たちに求めるものは、あの瞬間に始まったんだね
最後の幻視を見る覚悟はいいか?
私たちに選択肢なんてないよね? 何もかも、知っておきたい。心のどこかで、あなたが私たちを見つけなければ、何も知らずに自分の部屋にいられたのにって思ってるけど
でも、こうすることが私たちの力の制御に必要で、生き延びられるならやるよ。まだ死ぬつもりなんてない。弟と一緒に生きるんだ
デストロンと会話しましょう。
ヴァンダシア… あいつが俺たちに力を与える儀式をしたんだ。しかも、デイドラ公を称えるためにだと?
クソ… 気分が悪い
必然のオベリスクに到達する
探索を進めると、必然へのポータルが開きます。
ポータルは勝手に開いた。中に入るべきだろうな
必然へのポータルに入ると、メエルーンズ・デイゴンと皇帝ヴァンダシアとカリアとデストロンの姿があります。
おや、貴様が自分の失敗を知る日がついに来たか。私と目覚めの炎が勝利したということをな!
デストロン… 向こうにいるのは私たち?
そして、メエルーンズ・デイゴン? これが未来なのか、カリア? これが… 必然なのか?
皇帝ヴァンダシアと会話しましょう。
貴様を哀れな農民のように踏み潰し、野望たちを我が物としたのはいつの話だったか…
自らの努力が水泡に帰すのを見、我が勝利は揺るぎないと知り、さぞ気落ちしただろうな
他の幻視では双子の過去を目にした。どうしてこれだけ異なっている?
幻視? ふん、貴様は自分が手を出した力を誤解しているようだ。死の前に貴様が犯した過ちを見れば、驚くには当たらぬが
貴様はデッドランドの必然のオベリスクで、ポータルを通ったのだ。未来以上に必然のものなどなかろう?
自分が勝ったと言っているのか? ルビーの玉座に座っているのか?
自らの目で周りを見るがいい。貴様が我が前に立っているということが、私を止められなかったことの証。貴様は野望を救えぬ。誰も救えぬ。私に滅ぼされたのだ
今やこの領域は、我が主メエルーンズ・デイゴンのもの
- 嘘をつくな。お前を見つけて滅ぼしてやる。
- 必然などない。お前はまだ勝っていない。
- それならお前を今殺そう。
嘘をつくな。お前を見つけて滅ぼしてやる。を選択した場合
何年も昔にブラックウッドで戦った時、貴様はまったく同じことを言っていたな。その蛮勇をいじらしく思ったものだ。今はいじらしさ以上に哀れみを感じる。勝負にもならなかったというのにな…
貴様の死に様は見事だったぞ。それがせめてもの慰めだ
必然などない。お前はまだ勝っていない。を選択した場合
我が背後に誰がいるか見るがいい。そして私が座る玉座をな。メエルーンズ・デイゴンは全ニルンの支配者となったが、私はあの御方よりタムリエルを賜った。ハイロックからモロウウィンド、皆が私に服従している
私に匹敵する力はタムリエルに存在しない
それならお前を今殺そう。を選択した場合
分からぬ奴だ! 貴様に勝ち目はない。貴様は遥か昔に忘れ去られた塵芥でしかない。一敗地に塗れた過去の亡霊に過ぎぬのだ
楽しみたいのは山々だが、すでに死した者を殺すことは流石の私にもできぬ
会話を終えると、ソンブレンが話しかけてきます。
傭兵、時間だ。早くポータルを通って!
皇帝ヴァンダシアと会話しましょう。
逃げ去るがいい。過去に戻り、勝ち目のない戦いの準備をせっせと続けよ。私とまみえる日は遠くなかろう。その時、思い出せ。貴様を哀れな農民のように踏み潰したと言った、私の言葉をな
では、また会おう
必然のポータルから抜け出しましょう。
ポータルから出た後、カリア達が話し始めます。
ヴァンダシアは… 私たちのことを… 戦利品みたいに…
未来を見た… 死すべき未来を…
忘れるんだ! 見たのは起こり得る運命の一つ。定められたものじゃないんだ
カリアと会話しましょう。
ヴァンダシアが勝つよ。見たでしょ? あいつ、私たちから力を抜き取ってた。グラスからワインでも飲むみたいに
ただの幻視だ、カリア。まだ負けてはいない
でも、あのヴァンダシアの姿… とても強くて、力に溢れてた。メエルーンズ・デイゴンも、私たちを見下ろしてたんだよ? あんなのにどうやって立ち向かうの?
力を制御する術を学んで、一緒に立ち向かってくれ
でも… そんなに簡単なこと? それがあの幻視が伝えたいことだったの? 私たちがどう作られたかとか、暗い未来の可能性を見せたかったってこと?
いいわ、分かった。夜が長くたって、明日太陽が昇らないわけじゃない
もう一度カリアと会話しましょう。
ザイナを探そう。次に火を呼び出す時、自分を滅ぼさないようにする方法を見せてもらいたい
デストロンと会話しましょう。
俺の物語があんな終わりを迎えるなんて思ってなかった。信じてたんだよ、勝てるって
見た目はともかく、まだ終わってないんだ。デストロン
違うってのか? なあ、破壊のデイドラ公を見ただろ? あんなのとどうやって戦うっていうんだよ。大司祭にさえ敵わないんだぞ
…クソ、力に呑みこまれた方がいいのかもな。少なくとも、ヴァンダシアの奴に捕まることはなくなる
自滅は答えにならない。力を制御する方法を学んで、共に戦うんだ
へっ。言うことがカリアとソンブレンに似てきたな。でも、あんたが正しいよ。俺たちはヴァンダシアが及ばない力を持ってる。だからあいつは俺たちが欲しいんだ。ザイナから制御の方法を学んだら、俺たちを止めることなんてできない!
よし、行くよ。さっさと終わらせよう
もう一度デストロンと会話しましょう。
自分たちの出生の秘密と、それが恐ろしい未来に繋がるかもしれないってことはわかった。これでやっと力を制御する覚悟ができた
今すぐザイナに会いにいこう
ソンブレンと会話しましょう。
必然のオベリスクは、可能性のある未来を一つだけ見せてくれる。最も可能性の高い未来ではあるが、それが唯一のものというわけではない
どこへ向かうのかがわかれば、それを変えるための行動ができる、ということさ
ヴァンダシアが勝つと言うのか? メエルーンズ・デイゴンが世界を手にするのか?
私たちは理解を越えた力に直面しているんだ。困難な旅路になるのは分かっていただろう? 必然のオベリスクが見せるのは、今のままだと何が起こるかということだけだ
そう、その未来は起きていないんだよ… まだな
どうすればいい?
予言を見ることの難しさだな。何が起こるか知っておくべきか、あるいは無知の幸せを噛みしめるべきか
すまない。私たちの選択には深い意義がある。私はメエルーンズ・デイゴンに立ち向かうことを選ぶ。どんな幻視を見ようが、選ぶ道を違える気はない。あなたにも、同じ気持ちでいてほしい
もう一度ソンブレンと会話しましょう。
カリアとデストロンの力は刻一刻と高まっている。もうふたりの力を長く抑えてはいられないだろう。急いでザイナの聖域へ行かなければ
ザイナを探そう。次に火を呼び出す時、自分を滅ぼさないようにする方法を見せてもらいたい
ザイナの聖域に入る
ザイナの聖域に入ると、ザイナが待っています。
双子の野望を見届ける定命の者か。話そう
ザイナと会話しましょう。
ようやく直接の挨拶ができるな、定命の者よ。双子が力を制御できるよう手を貸す前に、一つ聞いておきたい
メエルーンズ・デイゴンを忌み嫌う者が、どうして野望たちに起こることを気に掛けるのだ?
野望は人だ。自分で運命を決めるべきだ
ご立派な志だな。だが彼らはただの人以上の存在、強力な兵器だ。産まれし時、デイゴンの司祭によって破壊の神の力の一部を注ぎ込まれている。その力は年月を重ねる内に強く育った
どれくらい強く育った?
それぞれの野望を、命ある銀行のようなものだと考えてくれ。金の代わりに司祭はデイゴンの力を彼らに預けた。その力は彼らと共に育ち、何年もかけて利息のように膨れ上がったのだ
それに、変質もした
どういう風に変質した?
あらゆる面でだ。注ぎ込まれた時点では、その力はオブリビオンの属性しか持たなかった。だがその力は野望の体内でニルンの力と融合し、今では双方の領域の力を合わせ持つようになった。だから、メエルーンズ・デイゴンはその力を取り戻したいのだ。野望に預けた力が戻れば、彼の者が喉から手が出るほど欲するニルンとの繋がりがもたらされる。そちらの世界へ道を開くことが可能になるのだ
どうやって双子に力の制御を教える?
彼らの力は火山のようなものだ。噴火や溶岩流として解放されるまで、蓄積され燻り続ける。解き放たれれば一方は破滅、そしてもう一方は破壊をもたらす。我は噴火を遅らせつつ、力を散らし制御を維持する方法を教えるのだ
もちろん、見ていてくれて構わない
見ているからな。しっかりと
ザイナの後を着いて行きましょう。
ただちに儀式を始めなければ。こちらへ
離れないで。あなたが近くにいると安心だから
行列の間に入ると、ザイナはカリアとデストロンを連れ去ります。
何が起きてるの? 一体何?
ザイナ! 何してる!
お前たちが使命を果たすのを助けているのだ。お前たちは野望。デイゴンのものだ!
プレイヤーとソンブレンはスパイダーネストに放り込まれます。
うう… 何が起きた?
ザイナ! なんで! あんた、裏切ったのか!
ソンブレンと会話しましょう。
クソ! ザイナが裏切って、私たちをスパイダーネストに投げ込んだんだ!
スパイダーネストとは何だ?
聖域の地下に広がるダンジョンだ。彼女は自分の敵をそこに送り込んで殺す
だが、私たちは彼女の敵じゃない! 彼女は私の命を何度も救ってくれたんだ。彼女が私を苦しめるつもりなら、ずっと昔に殺せたはずだ。なぜ今になって裏切る?
メエルーンズ・デイゴンのことを言っていた。彼女は双子を奴に引き渡す気だ
信じたくない… だが私も彼女の言葉は聞いたし、彼女は私の力を完全に吸い尽くした。力が戻るまでは使えない…
ここから出る方法を探そう。カリアとデストロンのもとに行かないと。ザイナがデイゴンに二人を引き渡す前に
制御の方法を教えることをザイナが拒否したなら、どうやって双子を助ける?
待ってくれ、一つずつ片づけないと。まずは、力を取り戻さないと。ソンブレン、考えろ…
…そうだ。ザイナはかつて滅ぼした敵のことを聞かせてくれた。倒した敵をここに放り込み、その頭蓋骨を記念にしたと言っていた。私の力を即座に充填できるだけの力が、そこにたまっているかもしれない!
休んでいろ。頭蓋骨の場所を教えてくれ
頭蓋骨は宝の部屋にあるはずだ。そこへは東の扉から行ける。回収したら、北の扉で合流しよう
あなたが戻るまで、私は瞑想しながら待つよ。頭蓋骨を取ってきてくれたら、後は私がやる
頭蓋骨からどうやって力を引き出す?
頭蓋骨には強大なデイドラの王のエキスが閉じ込められているんだ。奴はデイドラ、単純に殺しただけなら復活する。だからザイナは奴の力の一部を頭蓋骨に閉じ込め、復活を阻止したんだ
それで力を充填できるのか?
ザイナから聞いただろう? 私の力はオブリビオンとニルンの両方に属している。封じ込められたデイドラの王のエキス、即ちオブリビオンの力でも自分のものにできるんだ
それは同時に、ザイナの仇敵が解放され、いずれ復活することを意味するが… 今はそんなことどうだっていい!
ザイナの仇敵とは何者だ?
古代からのライバル、メンシクスだ。奴に挑むことは、力の制御法を教えてもらった時ザイナが私に課した最後の任務だった
私たちは力を合わせてメンシクスを滅ぼし、奴の骨をスパイダーネストに置いたんだ
デイドラは死ぬとただ消滅するのでは?
ザイナはメンシクスに何かをして、奴のエキスをこの場所に永久に縛りつけたんだ。彼女は奴の力をここ、自分の聖堂の下に閉じ込め、復活しないようにしたのさ
だから奴の頭蓋骨には力が込められていたんだ。そのエネルギーを使えば、私の力を充填できる
ザイナはなぜ力を吸収して、ここに投げ落とした?
おそらく、三人の野望とあなたを同時に相手にしたくなかったんだろう
あの女の計画には、最大まで高まった我々の力が必要なようだ。彼女は私がしたことを逆転させた。感じるんだ。カリアとデストロンの力は解き放たれてしまった
ザイナは彼らに制御を教えずに力を解放したのか? 彼らは消滅してしまわないか?
いずれはそうなる。だが、あの女が計画を完了するほうが先のはずだ
急いでくれ、あの頭蓋骨が必要だ。あれさえ見つかれば、そこから力を充填して双子を救える。まずは彼らを爆発寸前の状態から助けて、それからあとのことを考えればいい
ザイナの聖域を探索して、メンシクスの頭蓋骨を回収しましょう。
頭蓋骨を回収した後、ソンブレンと合流しましょう。
残された力を感じる。頭蓋骨をこちらに向けてくれ
ソンブレンにメンシクスの頭蓋骨を使い、ソンブレンの力を充填しましょう。
充填を終える間に、私が見つけたものを見てくれ。向こうにある
ソンブレンと会話しましょう。
その間に準備を整えておく。地下室へ向かう途中で見つけた書を調べておこう。あれで色々なことの説明がつく
ソンブレンの近くに置いてある「ザイナの契約の書」を読みましょう。
ザイナの契約の書を読んだ後、ソンブレンはザイナの聖域の最奥の扉に入って行きます。
よし! 準備万端だ。行くぞ!
最奥の扉を抜けると、ザイナが待ち構えています。
ザイナを止めるぞ。攻撃!
双子に何かしてるぞ!
私は双子を守る。ザイナを頼む!
ザイナと戦いましょう。
手遅れさ! デイゴン卿は双子を確保した我に報いるだろう!
野望はデイゴン卿のもの! その力はデイゴン卿だけのものだ!
お前を壊せば、主は我に報いてくださる!
お前が、野望の本質を理解してさえいれば…
主を失望させるわけにはいかぬ!
ザイナを倒した後、カリアとデストロンが解放されます。
ザイナ… 彼女は私たちをデイゴンに捧げる気だった!
ソンブレン! よくも俺たちをこの… 怪物と引き合わせたな!
彼女はこうじゃなかった。知らなかったんだ
デストロン、ポータルを開くのを手伝って。ソンブレンが丘の上でやったように
こんなことになるなんて… クソ。行こうか
ポータルに入り、ギデオンに戻りましょう。
ギデオンに戻る
ギデオンに戻ると、ソンブレン達が待っています。
ソンブレンと会話しましょう。
ザイナ… 私たちを裏切る素振りなんて、彼女は一切見せなかった。私たちの誕生に関わっていたことも、メエルーンズ・デイゴンに捧げたがってたことも、おくびにも出さなかった…!
…少なくとも双子は、すぐに暴走するような危険はない。それがせめてもの救いだな
身体に宿したデイゴンの力を転換するために創り出されたというのは、本当だと思うか?
ザイナの契約をもう一度見せてくれ。ああ、ここだ
ザイナは聖なる書を使って、ヴァンダシアに四つの野望の作り方を教えた。それがザルクセスの神秘の書だったのか? つまり、彼女は最初からデイゴンの忠臣だったってわけだ。私たちを助ける気など、一切なかったんだ
四人目の野望の場所がわからない。今のところ、分かっているのはお前たち三人だ
まだどこかの宝物庫に監禁されているか、あるいは私のように放浪していてくれればいいんだが。よそで忙しくしている間に、ヴァンダシアが捕まえたなんて最悪だ
次は… 次はどうすべきか分からない。絶望的に思えてきた
ヴァンダシアを倒す方法を見つけ、野望を救おう。全員をだ
そうなるといいな。だが、ここから先に進む道が見えないんだ。すべてに失敗したら、デイゴンに力を与える前に自滅してやるさ…
私たちはこことデッドランドの境界となる障壁を解放するための鍵なんだ。奴の手に落ちるわけにはいかない
ケシュと話に行く間、双子を連れて聖堂に行ってくれ。何か考える
カリアとデストロンは、もう私を信用しないだろう
だが私にもまだ、彼らを守ることくらいはできる。何としてでも信用を取り戻さないと
カリアとデストロンを自滅させないようにしてくれるか?
二人を生贄にするためにザイナが施した処置が、二人の力を弱めた。だがそれもいつまでもつか… 彼らの力が再び制御不能なレベルに育つまでは、力を使っても大丈夫だ。私たちの助けになれるだろう
その後どうなった?
ザイナが訓練してくれたように、私が二人を訓練するよ。すべてうまくいかなかったら、二人をデッドランドへ連れて行く。あの領域は、私たちの力を自然に吸い出し制御できるレベルに抑えてくれる
最初からやるべきじゃないが、最後の手段にはなる
カリアと会話しましょう。
ソンブレンが私たちを助けようとしてただけなのはわかってる。でも、あんな恐ろしい場所に導いたのも事実
ザイナが私たちに何をしたかはわからないけど、力の一部を吸い上げられた。今は炎をうまく扱えると思う。少なくとも、しばらくの間は
あの後で、ソンブレンを信用できるのか?
ソンブレンに悪意があったとは思わないよ。彼はただ、私たちを助けたかった。しばらくは注意するけど、見限ったりしない
実際、私に他の選択肢はないと思うしね
デストロンと会話しましょう。
ザイナの奴、俺たちを助けるつもりなんてなかった。殺すつもりだったんだ! 狂信者どもめ、俺たちを生贄にするのをいい加減諦めたらどうなんだ?
今のところは力を制御できてるってのがせめての救いだな。長続きはしないかもしれないが、まったくできないよりはマシだ
ソンブレンは教えられると思っている。少なくとも試すつもりだ
ソンブレンはバカだ。ドレモラなんかにだまされやがって。そのせいでみんな殺されるところだった!
彼の話は聞くさ。だが、一から十まで信じるつもりはないね。これは重要な問題なんだ。全世界の運命が、俺たちの次の行動に懸かってるんだからな
会話を終えると、デストロン達が話し始めます。
すまない。ザイナが裏切るとは思わなかった
殺されそうだったんだぞ、ソンブレン! すまないで済むかよ!
デストロン… ザイナはソンブレンも裏切ったんだよ
あいつを信じるなんてバカだ!
償いはする。絶対に
聖堂に入ろう。通りでする話じゃない
総督の邸宅に行くと、黒きヒレのケシュと鋭い矢のエヴェリがいます。
ギデオンを戦いの舞台にするわけにはいかない。野望たちを守るのに、もっと適した場所があるんだ
鋭い矢のエヴェリと会話しましょう。
※不具合の影響で、文章と音声が異なっています。(v7.0.6時点)
再生される音声が正しい内容です。
※表示される文章
ケシュ総督と話してたんだ。作戦があるんだけど、総督から聞いて。詳しいことは彼女が自分で説明したいはずだから
※再生される音声
戻ったのね。起きたことを全部聞きたいけど、まずはケシュ総督と話したほうがいい。
黒きヒレのケシュと会話しましょう。
※不具合の影響で、文章と音声が異なっています。(v7.0.6時点)
再生される音声が正しい内容です。
※表示される文章
目覚めの炎がギデオンの周辺に網を張った。ヴァンダシアは軍を集めている。奴にずっと忠実だった駐屯地の衛兵隊もな。野望たちがここにいたことは既に知られているだろう
当然ながら、今戻ってきたこともな
※再生される音声
戻ってくれたか、傭兵。君がいぬ間に目覚めの炎が軍を集めているという情報が入ってきた。すぐにギデオンへ進軍するつもりかもしれない。エヴェリから君が野望たちに力を学ばせに行ったと聞いた。首尾は?
ある程度は。野望のことがより分かったが、彼らはまだ危険なままだ
我々みなが危険に晒されているが、少なくとも君は野望を守り抜いた。そのことに感謝と敬意を
カルト信者たちをどうするかだが、エヴェリと私で作戦を立てた。作戦の詳細を話す前に、これを受け取ってくれ。ブラックウッドに対する君の忠勤への報酬だ
クエストを完了する。
後日談
レヤウィンの噂話
レヤウィンの街中にいる、エイリラールとフェドレサ・センソリヌスの会話を聞きましょう。
あの目覚めの炎の連中、次はギデオンを襲う気らしいぞ
何のために? ギデオンはほとんど文明化もされてない。あそこを攻めてどうするの?
知るわけないだろう? 俺がデイドラ信者に見えるか?
まあ、誰もヴァンダシアを信者だなんて思ってなかったでしょ? あの傭兵たち、まだいてくれるのかしら
ギデオンの噂話
ギデオンの街中にいる、マルニスとウディールの会話を聞きましょう。
目覚めの炎教団が軍を召集してるんだって! ギデオンが標的らしいわ
あの信者ども! 黒きヒレ軍団が思い知らせてやるからな!
あなた、目覚めの炎教団みたいなの相手じゃ兵士は役に立たないって言ってなかった?
あのレヤウィンから来た傭兵たちが手を貸すんなら、全然違うだろうよ
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