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クエスト

シシスの憤怒

ESOゴールドコースト > ストーリークエスト

前回クエスト

前日談

エラム・ドラルスと話す

闇の一党の聖域にいる、エラム・ドラルスと会話しましょう。

エラム・ドラルス
エラム・ドラルス

たとえ最も簡単なものであっても、任務は闇の一党と交わされる契約を象徴している

それぞれの任務を真剣に受け取るのだ。なんといっても我々の評判は… 顧客の満足の上に築かれる

ブラックウッドの調査を終えた

エラム・ドラルス
エラム・ドラルス

新人達はブラックドラゴンが我々の中にいるという考えに取り憑かれているようだ。新人達は何でも信じやすい。しかしお前が調査中だとアスタラが言っていた

本当なのか?

本当だ。彼女はかつて闇の一党の一員だった

エラム・ドラルス
エラム・ドラルス

我々に背を向けるとナイフで刺されるから、先に攻撃を仕掛けたわけか。愚かだな。時間稼ぎにしかならない

シシスの憤怒に捕まった時、彼女は千倍の報復を受ける

グラズダと話す

ゴールドコーストの旅の祠にいる、グラズダと会話しましょう。

グラズダ
グラズダ

ごきげんよう。統括せし者からの知らせを持ってきたわ

アスタラは何を望んでいる?

グラズダ
グラズダ

詳細は知らない。きっと黒き手から指示があったのよ。多分あなたと毒ある緑舌の者が企んでいることに関してね

何をグズグズしているの? 聖域に行って、アスタラの話を聞きなさい

聖域に行って、アスタラと話す

グラズダ
グラズダ

黒き手は私たちにブラックドラゴンに敵対せよとの指令を下したのよ。ようやくね

あなたが聖域に戻ったら、アスタラが詳しいことを話してくれるわ

物語内容

アスタラ・カエレリウスと話す

闇の一党の聖域にいる、アスタラ・カエレリウスと会話しましょう。

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

黒き手から連絡が返ってきたわ。ライラ・ヴィリアが自分の兄弟や姉妹にしたことを、彼女に味わわせる時が来た。ブラックドラゴンが死ぬ時が来たのよ

ブラックドラゴンを殺してほしいのか?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

いえ。彼は経験を積んでいるし、標的のこともよく知っている。その名誉は、毒ある緑舌の者のものよ。彼はすでにライラを追って、ナイツグレイブに向かった。今は攻撃の準備をしている

あなたには別の仕事をやってもらうわ

どうすればいい?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

毒ある緑舌の者の後を追い、任務が完了したことを確認して。彼の忠誠心は疑っていない。でも、彼らはかつて友人だった。少しでもためらうようなことがあれば、大地は彼の血で染まる

何が起ころうとも、ブラックドラゴンは死ななければならない

毒ある緑舌の者がライラを殺さないなら、自分がやろう

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

ナイツグレイブへ行き、毒ある緑舌の者の成功を見届けなさい。でも、ブラックドラゴンが彼に打ち勝った場合は、あなたがライラを始末するの。兄弟や姉妹を裏切った報いを受けさせてくれると期待しているわ

行く前に、確認させてくれないか?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

もちろんよ。分からない点は何?

ナイツグレイブとは何だ?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

ナイツグレイブは、ゴールドコーストの北西の岸近くにある帝国の遺跡よ。言い伝えによると時の騎士団の創立まで歴史が遡るようだけど、今では石が倒れ、記憶は忘れ去られているわ

ブラックドラゴンは一体なぜそんな場所に?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

聖域を浄化してクヴァッチへ行った後、ライラの身に何が起きたか知らないけど、彼女が騎士団とその神との間に強い絆を築いたのは確かなようね。毒ある緑舌の者は、彼女が次に打つ手を考えるため、そこへ行ったと考えているわ

ブラックドラゴンについてこれまでどんな情報を得た?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

あなたと毒ある緑舌の者のおかげで、ブラックドラゴンの正体はライラ・ヴィリアだということが分かった。さらにあなたは、ライラが元闇の一党の一員で、毒ある緑舌の者が以前いた聖域の奪いし者であることを突き止めた

彼女が浄化の命令を受けた、同じ聖域か?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

そうよ。おそらく彼女はそこで、闇の一党の兄弟や姉妹を殺すことに慣れたのね

浄化の儀式の後、彼女は現大司教の前任者を殺す任務を受け、その結果アルトリウスのブラックドラゴンとなった

この件において、時の騎士団の役割は何だ?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

大司教は我々に対抗して騎士団を集めてきた

説教師と詠唱師たちの問題に、ブラックドラゴンが騎士団の第一の剣であるという暴露を考えると、アルトリウスが闇の一党と戦うつもりなのは間違いない

アルトリウスは前任者を抹殺するために我々を利用したんじゃないのか?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

彼は問題なく聖餐を行った。それだけは確かよ。アルトリウスは危険な存在だけど、ライラは依然として差し迫った脅威よ

向かうべき所に向かいなさい

タネクと会話しましょう。

タネク
タネク

お前が加入してから厳しくしてきたことは自覚しているが、これは本気だ。幸運を祈る。自分でブラックドラゴンを追えればよかったが、私でなければお前に任せたい

我々のために彼女を始末して欲しい… 頼む

アスタラに向かうよう頼まれた遺跡について何か知っているか?

タネク
タネク

ナイツグレイブだったか? 古く朽ち果てた聖堂だ。かつて時の騎士団かその元となった組織に使われていたらしいが、もう長年使われていない。呪われていると考えている者もいる

呪われている?

タネク
タネク

ああ、アンデッドのことは心配するな。ほとんど問題にならない。心配しているのはミノタウルスだ

コーがハチミツ酒に引き寄せられるように、ミノタウルスは古い遺跡に引き寄せられる。獣を避ければ、無事かつ優雅でいられる

ブラックドラゴンと戦う時に、何か助言はあるか?

タネク
タネク

それは、毒ある緑舌の者の仕事じゃないのか? お前は、ただ観察するだけだろう

とはいえ、彼女が訓練を積んだアサシンだと分かった今、形勢を逆転させることもできる。こちらの技術を、うまく利用されているからな。お返ししてやってはどうだ?

どうすればいい?

タネク
タネク

不意を突かれるなということだ。こちらから追え。攻撃されるのを待つのではなく、追い詰めて強制的に戦いへと持ち込め。一対一で向かい合え。私はお前が勝つほうに賭ける

そうすれば、終わらせられる

ナイツブレイブに行く

ゴールドコーストの北西にある、ナイツブレイブに入りましょう。

ナイツブレイブ
ナイツブレイブの遺跡は時の騎士団の創立時期からあると言われている。そして騎士団の英雄が、奥深くの影をさまよっていると噂される。

ナイツブレイブに入った後、遺跡の中にある石像を順番に調べて行きましょう。

カボー・メルラの像
カボー・メルラの像

第二紀432年、アカトシュの戦闘司祭カボー・メルラは、ロングハウス帝の台頭に応じてクヴァッチに時の騎士団を再生した。彼の献身と守護の心は、今もなお騎士団の任務に不可欠なものとなっている。

ジュスティア・デスティカスの像
ジュスティア・デスティカスの像

時の騎士団、最初の第一の剣であるジュスティア・デスティカスは、カボーと共に戦い、団員が希求すべき8つの特性、アカトシュの厳命を考案した。彼女はアカトシュに対して2番目に忠実な人物だと考えられている。

ルシオ・オロの像
ルシオ・オロの像

ルシオ・オロは時の騎士団創設時の第三の柱であり、戦闘司祭の集団になくてはならない存在だった。第二紀437年、彼のおかげで、黒き虫の教団のクヴァッチへの侵攻に終止符が打たれた。彼は8人の信者とリーダーを1人で片付けた。

アミヌス・エンティウスの像
アミヌス・エンティウスの像

騎士団に心があるとすれば、それはカボーの最も古い友人であり、騎士団の筆頭補給係であり、騎士団の第四の柱でもあった、アミヌス・エンティウスをおいて他にはいないだろう。アミヌスはアカトシュの騎士達が、クヴァッチで最も裕福で最高の装備を持つ最強の軍団になるように、生活の基盤となる部分を整備した。

探索を進めると、毒ある緑舌の者を発見します。

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

どうしてもついてくると言うのなら、この扉の開け方を考えてくれないか?

統括せし者に言われてきたんだろ? 私がしくじらないように見張るんだな? いいさ。同行するのは構わない

このかがり火で扉が開く。だが火をつける正しい順序が分からない。お前の方がツいてるかもな

ここは時の騎士団の重要な拠点だった。結成された頃のな

この像は階段にあったのと似ている。何か意味があるのか?

騎士内の階級や勤続年数に関係しているんじゃないのか?

階段を下りた時、どの像を最初に目にしたか覚えているか?

扉を開くには、
「カボー・メルラ」→「ジュスティア・デスティカス」→「ルシオ・オロ」→「アミヌス・エンティウス」
の順番にかがり火を点火します。

扉が開くと、毒ある緑舌の者は奥へ進んでいきます。

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

うまくいったか? やったな! さあ、急ごう

ブラックドラゴンを追いかける

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

あなたがあいつらの追っ手? 腕利きのアサシンが軒並み消されてしまったんだから、そうなるわよね

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

ライラ? ああ、影か! うまい手だな。見事だ

ブラックドラゴンは影を使って我々を追っている

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

私を殺せるの? 私の兄弟だったじゃない。〈掟〉なんか忘れて、私に手を貸すのよ

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

手を貸すだと? 裏切者め、虚無に送ってやる!

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

闇の一党は不治の病よ。根絶しないと

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

ライラ、アルトリウスにどんな嘘を吹き込まれた?

探索を進めると、シシスの憤怒の影を発見します。

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

おい、あれを見たか!? あれはライラの影ではなかったぞ

まるで新人を脅かすための昔話のようだ…

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

闇の一党。騎士団。利用されるのはもううんざりよ。放っておいて!

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

それは無理だ、ライラ。お前が招いたことだ

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

退きなさい! あなたを殺させないで!

毒ある緑舌の者は格子を登って奥へ進んでいきます。

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

ふむ。興味深いな。どうやら門が我々の道を塞いでいるようだ

少し待て。格子の隙間を通れそうだ

このスイッチで門が開くのか? 駄目だな。だが、もう一つの扉が開いたぞ

これはまだ私の仕事だ、アサシン。扉が開いたら、即座に入るのが最善だな

他の道を探すぞ。急げば殺しの手伝いをさせてやれるかもしれない

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

ついてきたら死ぬわよ。あなたに私は殺せない

ミノタウロスが壁を突き破って現れて、襲撃してきます。

ミノタウロスを倒しましょう。

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

決意が固いのは認めてあげる。闇の一党の嘘を本当に信じきってるのね

探索を進めると、ブラックドラゴンの影と瀕死の毒ある緑舌の者を発見します。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

昔は信じてた。私たちは家族だと。でも彼らを始末するよう命じられた

毒ある緑舌の者
毒ある緑舌の者

あと一息だった… だが、ライラはいつも私より一枚上だ…

シシスの憤怒を見たぞ。恐怖の父もあいつを追っている

まさに… 昔話の… 通りか…

お前はシシスの刃だ… あの女を殺せば恐怖の父が… 魂を奪う…

毒ある緑舌の者は息を引き取ります。

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

闇の一党が何を与えてくれた? 罪と恥だけよ

騎士団は? 償いを与えてくれた。でも結局、それも嘘だった

誰の嘘が一番堪えたと思う? アルトリウス大司教の嘘よ

アルトリウスは演じて見せてるほど敬虔じゃない。あいつは恩師を私に殺させたのよ

そして、毒ある緑舌の者も殺した

私たちが闇の一党を裏切った場合、本当にシシスの憤怒が来て、魂を奪うと思う?

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が待ち構えています。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

毒ある緑舌の者は私に挑み敗れた。勝ち目があるとでも? 私の影ですら、あなたより強い!

さあ、あなたを見せて、アサシン

ブラックドラゴンの影と戦いましょう。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

欠陥も弱点も、全てさらけ出して

聖域が差し向けた最高の刺客があなた? 全員死んだも同然ね!

影に振り回されてるにしては悪くない!

あなたが影を始末する度に、あなたの殺し方が見えてくるわ!

ブラックドラゴンの影を倒した後、ブラックドラゴンの影は消え去っていきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

みんな大司教に踊らされてる。この崖に誘い込んだのはあいつよ。あいつを信じて身投げでもする?

探索を進めると、ブラックドラゴンの影が現れて話しかけてきます。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

アルトリウスに聖域の場所を伝えたわ。喉をかき切る前に、ブレマが親切に教えてくれた

時の騎士団はあなたの聖域を浄化するでしょう。あなたには止められない

死ぬ覚悟はできてる。私を殺せるほど、腕が立つのか見てあげる

探索を進めると、ブラックドラゴン本体が待ち構えています。

ブラックドラゴンと戦いましょう。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

あなたを見てると昔の自分みたいでムカつく。だから殺すの

償えないのなら、私を戦わせて!

戦いの中では、嘘こそが真実をかたるの!

いいわ、アサシン

ブラックドラゴンを倒した後、シシスの憤怒がブラックドラゴンの魂を刈り取ります。

ブラックドラゴン
ブラックドラゴン

何なの! 何が起きてるの?

物語は本当だったのね! シシスよ、お許しください!

アスタラ・カエレリウスに報告する

闇の一党の聖域に戻り、アスタラ・カエレリウスと会話しましょう。

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

ブラックドラゴンは、毒ある緑舌の者を殺したのね? あの女、オブリビオンの最も暗い領域に飲み込まれてしまえばいい! また一人、兄弟を死なせてしまうなんて!

まだ何かあるの? あるのなら、話しなさい

ブラックドラゴンを殺した

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

命令を遂行してくれたのね。感心したわ。ライラは夜母を裏切って仲間を大勢殺したけど、あなたが仕留めてくれた。虚無がすべての魂を呼び集めるでしょう

けれど、また別の問題が起きた。話を聞いて

アルトリウス大司教は聖域の場所を知っている。ブレマが死ぬ前に漏らした

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

ブラックドラゴンが仲間に白状させたの? できることなら、ライラを生き返らせてまた殺してやりたいくらいだわ!

アルトリウスは我々の居場所を知っている。心の準備ができ次第、時の騎士団を送り込んでくるはずよ

時の騎士団は本当に聖域を襲撃すると思うか?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

いずれね。アルトリウスは時期を待っている。ただ、彼は兵士をこちらの本拠地に送り込んで、先に動くことをためらっている。準備する時間はあるわ

その間に、私は伝えし者と相談する。あなたが戻ってきたら、大司教は死んだも同然よ

クエストを完了する。

クエストを完了した後、タネク達が話し始めます。

タネク
タネク

新たなる剣がブラックドラゴンを倒したのか? 嘘だろう、生きて戻らないと思ってたのに!

ヒルデガルド
ヒルデガルド

兄弟も姉妹もみんな、殺された。でも、もう安全なのね? ブラックドラゴンが死んだから

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

アサシンがブラックドラゴンの脅威を終わらせたが、アルトリウスがあいつの後を追って虚無に行かない限り、安全とは言えない

ヒルデガルド
ヒルデガルド

けど大司教はアカトシュの代理! それって冒涜じゃない?

コー
コー

その宗教を信仰してなければ冒涜じゃないんだ

タネク
タネク

あいつを刺してやりたい。殺された兄弟や姉妹のために

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

アルトリウスは死ぬわ。誓ってもいい。あなたたちが、殺しに手を貸すの。さあ、行くわよ。準備をしなければならない

関連資料

ナイツグレイブ: 伝説か遺産か

大聖堂の歴史家、ウォボラン詠唱師著

ナイツグレイブの遺跡が意味するものは何であろうか? そして、遺跡はどうしてアカトシュ大聖堂と、時の騎士団にとって重要なのだろうか? これらは人々が決して問いかけない疑問だが、神に献身する者はすべからく答えを知る必要のあるものである。

多くの者は、ナイツグレイブがある種の荒廃した墓、帝国が強大で永遠の存在であった時の名残りのようなものであると考えている。墓地が建設されたのは、それ以降であると知る者はほとんどいない。墓地の本当の意味は、奥深くに用意されている。当初、巨大な地下の構築物は、初期の時の騎士団本部としての役割を果たしていた。

本部を建設したのは、騎士団の創設者であるエノン・デカンだった。この地は竜神を崇拝する者達にとって常に重要だったと伝説にあるが、事実であると示す証拠は何も見つからなかった。騎士団が本部を築いたのは、訓練や瞑想のために祈りを捧げ観想を行う場所が必要だったからであり、さらに騎士団のメンバーが休み、落ち着く場所が必要だったことを知るべきだ。

エノンと初期の仲間の一団が死に、創設者達の名残りとして巨大な像が建てられた。騎士団は存続し、この地を拠点として100年近く活動していた。この間、より多くの部屋が切り出され、より多くの改良が本部に施された。騎士団の第一段階に終止符が打たれ組織が解散すると、この地は封鎖され、保全がアカトシュ大聖堂に委ねられた。しかし、大聖堂は施設をどのように使えばよいか思いつかなかった。そのため、詠唱師と説教師達は地下の建物を墓地の類に変える決断をした。名誉ある時の騎士団の死者は、深き地で葬られた。

カボー・メルラが騎士団を再建した時、彼の最初の任務の一つはナイツグレイブとして知られる場所を、騎士団の創設メンバーの遺産として捧げることだった。祝祷と儀式が執り行われ、墓地の薄暗い内部を彷徨する高尚な死者に捧げ物を与えた。 その場に眠る者の邪魔とならないように、カボーは砂時計の居留地を、ゴールドコーストにおける騎士団の新たな本部として建立することに決めた。

そう、伝説は忘れたまえ。ニクサドの蔓延やミノタウロスのガーディアン、騎士団の高尚な騎士が未だに封印された奥深くの間の警戒にあたっているという物語は無視したまえ。ナイツグレイブは、時の騎士団の誇りと力強さの遺産である。そして、アカトシュの信者である我々の遺産でもあるのだ。

毒ある緑舌の者の聖域の傍注

日耀

聖域を訪問する際の最近の騒動は、俺が前にいたブラックウッド国境地帯の聖域を思い出させる。あそこで起きたことが再び俺の居場所に起きるのは、絶対に避けたい。自分がこれほど詳細な記録をつけているのも、おそらくそのせいなのだろう。俺の聖域の誰かが教義を破っているのであれば、その絶対確実な証拠を手に入れておきたい。そしてもし我々が教義を破ったという糾弾が誤りなら、ちゃんとした日記を突き付けて、今度ばかりは黒き手が間違いを犯したのだということを示せるようにしておきたい。

だから、何もかも書き記しておく。

央耀

統括せし者が気分はどうだと聞いてきた。なぜだ? 彼女は俺が知らない何かを知っているのだろうか?

木耀

今日、俺の生活空間がヒルデガルドの毛だらけになってしまった。狼形態でいる間はこっちに来るなと言ったのに。念のために、この違反を記録につけておく。

金耀

山羊のミルクと酸味ビールを混ぜたら何が起きるのだろう? 次にコーが物資を持ってきた時に試す。覚えておくこと。

月耀

タネクが俺の鱗と尻尾について心無いことを言った。いつか伝えし者に、あいつが家族をどう扱っているか知らせてやるつもりだ。

火耀

家族の中でまた一人、殺害された者が今日、見つかった。哀れなシンドゥル。彼の殺され方にはどこか見覚えがある。これについては少し考えて、昔のメモ帳を探らないといけない。

木耀

伝えし者は俺に不満があるようだ。誰かが言ったことを俺が書き留める度に、彼は俺に暗い一瞥を投げかける。

金耀

今日、説教師の話を聞いた。俺はいつも通りメモを取り始めたのだが、すぐに頭がカッとなって、自分の書いた字が読めないほどになってしまった。奴らはなぜ闇の一党についてあのような嘘を言うのだろう? 統括せし者に伝えなければ。

地耀

シンバーが拷問を受け、殺された。水が湖に満ちるように、悲しみが聖域に満ちている。哀れなミラベルのことを考えると、俺の心は痛む。彼女はシンバーとの密会を可能な限り行い、とても楽しんでいた。俺が記録しておいた2人の交尾の詳細なメモを全て読み返すと、彼女は喜ぶだろうか?

日耀

新たなる剣は非常に興味深い質問をする。書き記しておかなければ。

「ブラックウッドに着いたら何をする?」いい質問だ!
「どうすればいい?」少し飲み込みの悪い時がある。
「何をしてほしい?」ここで何か意地の悪いことを言ってやってもよかった。
「この聖域は放棄されたんじゃなかったのか?」ちゃんと聞いていなかったようだ。もう説明したのに。

月耀

ライラ・ヴィリア。その名前は長いこと考えていなかった。俺たちはかつて友達であり、兄弟と姉妹の関係だった。彼女は死んだ。少なくとも俺はそう聞いた。そして今、彼女が生きているだけではなく、我々の聖域を浄化したのが彼女であることもわかっている。さらに彼女が現在の俺の兄弟たちを殺している張本人、ブラックドラゴンであることもわかっている。俺にはなぜ彼女が闇の一党に敵対するようになったのか想像もつかないが、そんなことはどうでもいい。彼女は死ななければならない。

央耀

前の聖域で過ごした一夜を思い出す。俺は新しい入門者で、ライラも同様だった。先輩の兄弟たちは色々な恐ろしい話をして、俺たちを怖がらせようとして楽しんでいた。特によく覚えている話がひとつある。ライラと俺は緊張と興奮が入り混じった気持ちで聞いていた。それはブロンバーという、兄弟を裏切ったアサシンの話だった。その男は処罰のために送られた姉妹によって致命傷を負った。彼女がそいつを瀕死の状態に留めたのは、シシスのレイスが彼の魂を取りに来た時、自分に何が起きているのかがわかるようにさせるためだったのだ。我々は2人ともその話に震え上がってしまって、1週間以上もよく眠れなくなってしまった。なぜ、この話を思い出したのだろう?

木耀

統括せし者が俺にブラックドラゴンを探し出して殺すよう命じた。彼女が俺を信頼してくれていることを誇りに思うと同時に、悲しい気持ちにもなる。

ブラックドラゴンの日記、パート2

砂時計の居留地は人が多すぎて狭すぎると思い始めた後に、ナイツグレイブの遺跡を探し当てた。多くの活気のある人々と交流する資格は私にない。死は使命以上のものになった。今や私の一部だ。この地に長居して何が悪い?

* * *
遺跡に下る階段にある像には感心した。時の騎士団の創設者は誠実な戦士だったのだ。その一員だったことに誇りを持っていた時もあった。だが今は? 分からない。今となっては分からない。

* * *
創設者か、もしくはその後にきた者は侵入者からこの場所を守ろうとしたようだ。かがり火は騎士団の道を開ける鍵か何からしい。どうにかして、この鍵を開ける方法を考えればいい。

* * *
かがり火に火を入れる順番は実に簡単だった。この聖なる地下に入る方法を見つけた者がほとんどいなかったとは驚きだ。

* * *
遺跡に入る方法が他にもあるに違いない。さもなければミノタウロスはどうやってここに入ったのか? 驚きのあまり1匹倒さなければならなかった。その後、彼らをかわすには相当苦労した。殺さなければならない訳ではない。思うに、彼らはガーディアンのようなものなのだろう。そのままにしておこう。

* * *
武器庫の少し先で、時の騎士団の最初の第一の剣のために作られた部屋を発見した。ジュスティアとの確かな関わりを感じる。彼女の武器を手にしたら、彼女は微笑みかけてくれるだろうか。

* * *
パラゴンの王冠として知られる柱の輪の中で長いこと祈った。アカトシュは私の懇願をお聞きになったのだろう。すぐに私は遺跡のより古い部分へと繋がる地下道を見つけた。騎士団はより古い時代を思い起こさせる洞窟の上に元の本拠を建てたのだろう。印象的で、敢えて言うなら洞窟を支配するアカトシュへの畏れを感じる。この場所はアレッシア教団と、彼らのアカトシュを他のすべての神の上に押し上げようとする努力の恩恵を受けているのだろうとしか思えない。散らばった檻でさえ、アルトリウス大司教とクヴァッチ大聖堂の手下が行ったのよりも暗い儀式の存在を仄めかしている。

* * *
大司教、時の騎士団、闇の一党。皆が私をこんな風にした! ここ、アカトシュのもっとも恐ろしい存在の影の中で、私の本当の姿がついに分かるかもしれない。

後日談

闇の一党のメンバーと話す

アスタラ・カエレリウスと会話しましょう。

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

今はダメ。我々はアルトリウスと時の騎士団を突き崩すための、最善の道を決めなくてはならない

また後で来なさい。私が伝えし者に会った後でね

ヒルデガルドと会話しましょう。

ヒルデガルド
ヒルデガルド

やったのね。あなたならやると思ってた。夜母は本当にあなたを気に入ってる

恐怖の父が、毒ある緑舌の者をこんなに早く連れていかなければ良かったんだけど

コーと会話しましょう。

コー
コー

ブラックドラゴンは、俺たちのアサシンが倒した。あの女にお前が倒せないことは分かっていた

また兄弟を失ったのは悲しいが、少なくとも脅威は片付いた。すぐにアルトリウスの元へ向かって、この騒ぎを全て終わらせよう

タネクとヒルデガルドの会話

闇の一党の聖域で、タネクとヒルデガルドが話し始めます。

タネク
タネク

私はまた任務を受けていいと、アスタラが言っている。だが、完全に回復できてはいないんだろうな。腕が鈍っている感じがする

ヒルデガルド
ヒルデガルド

なくて一番寂しいのは何?

タネク
タネク

わずかにずれたな

ヒルデガルド
ヒルデガルド

違うの。そうじゃなくて、任務について、受けていないと一番寂しいことは?

タネク
タネク

短剣を投げることだな… 標的に向かって。手のひねりをうまく利かせて、脳に直接叩き込む感覚だ

コーとアスタラの会話

闇の一党の聖域で、コーとアスタラ・カエレリウスが話し始めます。

コー
コー

鼻歌か?

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

別に何もしてなかったわよ

コー
コー

それは残念だ。素敵だったのに

アスタラ・カエレリウス
アスタラ・カエレリウス

何が言いたいのか分からないわ

コー
コー

もちろんだ

ヒルデガルドとコーの会話①

闇の一党の聖域で、ヒルデガルドとコーが話し始めます。

ヒルデガルド
ヒルデガルド

私は大丈夫よ、コー。けど… 周囲の人たちはみんな死んで行く

コー
コー

俺たちは闇の一党だ。それが俺たちさ

ヒルデガルド
ヒルデガルド

毒ある緑舌の者の終わらない質問。ミラベルの狂ったユーモア。みんな懐かしいわ

コー
コー

ブレマさえもか?

ヒルデガルド
ヒルデガルド

いいえ。あの女は私たちの家族を裏切る前に、舌を噛んで死ぬべきだったわ。虚無に召されればいい

ヒルデガルドとコーの会話②

闇の一党の聖域で、ヒルデガルドとコーが話し始めます。

ヒルデガルド
ヒルデガルド

あなたは闇の一党以前の生活をあまり話さないよね。どうしてここに来たの?

コー
コー

あまり自慢できない、数多くの選択があってな

ヒルデガルド
ヒルデガルド

でも、あなたは… ここでのことを誇りに思ってる。何が違うの?

コー
コー

ここで、俺は金のために殺す。あるいはより高き目的のため、家族のためにな。他に手段がないからではない

ヒルデガルド
ヒルデガルド

それは理解できるわ

次回クエスト

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