前回クエスト
前日談
リルサジと話す
リバーホールド郊外にいる、リルサジと会話しましょう。


あら。五つ爪ね
この者はあなたのような人を探せと言われてたの

人相は合っていたか?

まあ、正確に言うとあなたのような人じゃなくて、あなたを探せって言われたけど。伝言を届けるためにね
香しきアブナー・サルン様が、軍事会議への出席を求めてるわ。リバーホールドのカーザブ・ホールよ。問題が起きようとしてる。この者は尻尾で感じるの!

アブナー・サルンが何を望んでいるか知っているか?

聞いてはいけないことを盗み聞きもしないようなら、この者は密偵が務まらないでしょうね。偉大なるサルン様は僭女王との会談を計画してて、あなたの同行を望んでるの
でも、私からは聞かなかったことにしてね

リバーホールドに向かってアブナー・サルンと話そう

偉大なるサルン様はリバーホールドのカーザブ・ホールで待ってる。堂々たる姿勢、威厳のある額、見透かすような瞳が特徴よ
それに権力者の雰囲気もね。カジートの毛皮のように、平然と身にまとってるの

カーザブ・ホールとは何だ?

リバーホールドの建物よ。タウンホールみたいなもの。「族長がゲームを行うホール」って意味よ
カジートの政治観が読み取れるわ
物語内容
アブナー・サルンと話す
リバーホールドのカーザブ・ホールに行くと、アブナー・サルンとガレシュ・リ卿とナラ・ドー隊長がいます。

アブナー・サルンと会話しましょう。
リルサジからクエストを受注している場合

来たか。早速だが仕事の話だ
ユーラクシアとの停戦交渉についてだが、我々がほどなくリンメンに到着すると伝言を送った。腹違いの妹は私の地位を尊重し、理性的な交渉に応じるだろう
まだクエストを受注していない場合

ユーラクシアとの停戦交渉とは名案だな! 我々の到着をリンメンに伝えよう。腹違いの妹は私の地位を尊重し、交渉に応じるだろう
用事があるなら片付けておけ。出発する準備ができたら、私のところに来い

ユーラクシアと交渉する計画を立てよう

既に交渉方法は考えてある。ウイットや誘惑のような、あの女に馴染みのない言葉、表現を駆使して気をそらすのだ
ああ、それから貴様も必要だな。ユーラクシアは美形に弱くてな。私の護衛にして私的な従者を装え

従者をさせたいのか?

目的を隠すための偽装だ。和平交渉の開幕から、ユーラクシアに変な反応をされたくはない。合意に達するつもりはないとしてもな
リンメンで合流し、宮殿に入るぞ

分かった、リンメンで会おう

いいから行ってくれ。私は自分でリンメンまで行ける。街の門で合流し、そこから宮殿に向かおう
ユーラクシアは停戦交渉を尊重すると思っているが、あらゆることに備えておけ。あの女もサルン家の人間だからな

異母妹のユーラクシアについて詳しく聞きたい

貴様に話したか覚えがないが、あの女とは元々仲が悪いのだ
ユーラクシアは熟練した魔術師だ。常に野心に満ちていたが、降霜の月のクーデターまで野望の大きさに気づかなかった

降霜の月のクーデター?

6年ほど前、ヴァレン皇帝が反乱の鎮圧に忙殺されていた頃のことだ。ユーラクシアは混乱に乗じ、ニベン人の傭兵を率い北エルスウェアに乗り込んだのだ。あの女は首尾よくリンメンを落とし、自らを周辺の女王と宣言したのだ

それで、皆が認めたのか?

むろん認めるわけがない。覚えているか? カジートがあの女を僭女王と呼んでいたのを
ヴァレンは皇帝になると、多くの課題に直面した。同盟戦争にかかりきりになっているアイレン女王と同じだ。カジートは女王に頼らず、自力で何とかするしかない
ガレシュ・リ卿と会話しましょう。

僭女王と停戦交渉? 彼女が外交的解決に賛成するとは思えないが、物資を補給する時間稼ぎにはなるな
よし。サルンと一緒にユーラクシアと会談してくれ。その間、私たちは民兵を立て直そう

なぜユーラクシアを僭女王と呼ぶ?

彼女は傭兵部隊とアネクイナに進軍し、リンメンを征服した。その部隊が王家の者達を殺し、不正なやり方で自ら女王と名乗っている。だから僭女王だ
奴が罪の報いを受けるまで、生き延びたいものだな
ナラ・ドー隊長と会話しましょう。

この者は僭女王と対話するという考えが気に入らない。あんな首は切り落とせばいい! まあ、ナラ・ドーも必要なことは分かっているがな
ユーラクシアは確実に裏切るはずだ。会う時は注意しなさい

ユーラクシアはどうやってリンメンの女王になった?

傭兵部隊とエルスウェアに進軍し、正当なカジートの王たちを虐殺したのだ。僭女王は王と王妃を殺害しただけでなく、王家の一族を皆殺しにしてしまった
僭女王の罪は、糞に群がるニクバエのように数多くある
リンメンでアブナー・サルンと会う
リンメンに行くとアブナー・サルンが待っています。
アブナー・サルンと会話しましょう。

ユーラクシアは停戦交渉を尊重すると思っているが、あらゆることに備えておけ。あの女もサルン家の人間だからな
悲哀と絶望を予期していたが、ここの状況は私の予測をはるかに超えている

本当か? リンメンは平和に見える

表面上はな。暴君による平和とはそう見えるものだ。ユーラクシアは恐怖と暴力でカジートを押さえつけ、カジートの国でカジートを二級市民として扱っている
自分がユーラクシアの兄だと考えるだけでぞっとする

恐怖と暴力の脅し? どういう意味だ?

見せてやったほうがいいだろう。ついて来い、私の腹違いの妹がどれだけ悪辣か、実際に見せてやる
あの女のリンメンに対する支配は、見せかけよりもずっと厳しい

- 分かった。ユーラクシアがカジートを従えている方法を教えてくれ
- 案内はいい。停戦交渉に向かおう
分かった。ユーラクシアがカジートを従えている方法を教えてくれ。を選択した場合

いいだろう。気の弱い者には向かない光景だがな。ついて来い
アブナー・サルンの話を聞きながら、後に付いて行きましょう。

リンメンの救貧院を知っているか? 多くのカジートが奴隷以下に扱われている
あの建物だ。リンメンに住むほとんどのカジートには、あれしか仕事がない

アブナー・サルンと会話しましょう。

救貧院は貧民や持たざる者… つまり、借金にまみれた者たちをおびき寄せる仕組みだ。ここに来れば仕事とそれなりの給金が得られる。だが、安い給金から部屋代と食費が差し引かれるため、以前よりさらに状況が悪化するのだ

救貧院はカジートの作業員しか受け付けないのか?

ユーラクシアは女王を名乗ってから、まずカジートの市民にのみ適用される関税と罰金を設けた。カジート以外は救貧院に行く必要がない
残酷だが効果的な方策だ

カジートにできることはないのか?

リンメンのカジートに? 無理だな。文句を言った者は全員、公共の秩序を乱しただの馬鹿げた慣習に反しただのの罪で罰金を課せられる。これ以上負債を負う危険を冒したがる者などいない
巧妙だ。卑劣だが、とても巧妙なのだ

奴隷のように聞こえる

ユーラクシアは頭が切れる。カジートに給与も与えるし、救貧院は完全な牢獄ではない。表面上は社会的に恵まれない者を救う場所のように見える。だが内実は、鎖を使っていないだけの奴隷制度なのだ

よし、始めよう
アブナー・サルンの話を聞きながら、後に付いて行きましょう。

次はリンメンのマーケットだ
よく見ろ。繁盛しているように見えるが、それは外見だけだ

アブナー・サルンと会話しましょう。

見るだけでは分からないだろうが、カジートの商人が店を維持するのに苦労している一方で、獣の外見をしていない商人たちは大変な利益を収めている
ユーラクシアは労働意欲の問題だと主張するだろう。ふん、くだらん

カジートの商人は不公平に扱われているのか?

不公平どころではない。カジートの商人達は高額の関税と検査費と免許料を徴収される… ユーラクシアは猫どもから考えうる限りの金を搾り取っている
その上、毛皮税などというものまで導入した

カジートの毛皮に税をかけたのか?

カジートの毛皮が商品に混入しないよう、高額な検査費用を支払わせるのは一見妥当にも思える。毛が抜けるのは確かだがからな。だが、税を取るのはカジートに対する差別にすぎない

よし、始めよう
アブナー・サルンの話を聞きながら、後に付いて行きましょう。

来い。ユーラクシアが宮殿の外壁に施した改良を見せよう
トレビュシェットが見えるだろう? リンメンの街に向けられている

アブナー・サルンと会話しましょう。

壁の上に攻城兵器が設置されているのが見えるか? つまりあれが、腹違いの妹の成功の秘訣だ

成功とは、どういう意味だ?

暴動を抑制しつつエルスウェア防衛軍を食い止めるため、ユーラクシアは他にどんな方法を使っていると思う? あの女は演説を行い、市民がリンメンを解放しようと試みた場合は攻城兵器を街に放って壊滅させると何度も繰り返したのだ

ユーラクシアは街を破壊するのか?

リンメンを手放すくらいなら、誰にも支配させないことを選ぶ。ユーラクシアはそういう奴だ。支配を失う危険があると判断したら、一瞬で街を壊滅させる
むろん、獣人以外の国民には、カジート地区だけが標的だと伝えている

カジート地区だけを狙うなんてことが可能なのか?

むろん無理だ! だがそう嘘をつけば、支援者は納得する
カジートは、無害な抗議行動を起こすだけでもリンメンが壊滅するとわかっている。これまで、ユーラクシアに盾突いた者は一人もいないのだ。無理もないがな

そろそろ、ユーラクシア・サルンと話しに行こう
会話を終えると、アブナー・サルンはリンメン宮殿に入っていきます。

宮殿に着いたら、私に話をさせろ。サルン家当主として、ユーラクシアに対する優位を示し、交渉をまとめる
案内はいい。停戦交渉に向かおう。を選択した場合

フン。情報はあるだけ武器になるのだが、急いでいるなら仕方がない
宮殿に向かえ。中で会おう
1人でリンメン宮殿に向かいましょう。
ズモグ・フームと話す
リンメン宮殿に入ると、ズモグ・フームと〈裏切り者〉キャドウェルが話しかけてきます。


ああ、ユーラクシア女王の客人が来たか

このお節介どもは癪に障る。まとめてドラゴンに食わせてしまえ。いい餌になるだろう
〈裏切り者〉キャドウェルと会話しましょう。


その顔は知っている。魂なき者の目で見た。シロディールの輝く騎士だと思い込んでいる愚か者と一緒にいただろう
奴はワシを甘く見ていた。コールドハーバーの怪物も、ワシの悪行には恐れおののくのだ!

キャドウェルの頭か?

ワシはワシの頭でしかない
ワシはシロドの英雄で、エルスウェアの敵だ。そして、第三次ネード大虐殺の勇者であり、〈裏切り者〉と呼ばれる闇の騎士だ

我々が知っているキャドウェルではないようだ

もちろん違う。ワシが本物だ。オブリビオンの肉体の釜で身体を与えられた、切り離された魂よりもずっと本物だ
だが、なぜお前さんはワシに話しかける? ワシはお前さんよりも偉大な者を気軽に殺してきたんだぞ

墓石に刻まれていた〈裏切り者〉なのか?

自分でその結論に辿り着いたのか? たしかに奴らはワシをそう呼んでいる。悪くない響きだが、ワシはもっと大仰な肩書が好きだ。勇者。殺戮者。闇の騎士…
ワシが復活したら猫どもめ、この仕打ちの報復を受けるがいい
ズモグ・フームと会話しましょう。


ではお前がアブナー・サルンの護衛にして従者か? 想定とは違うな
主人に続いて、女王の内奥聖域に入りたいと言うのか? いいだろう。だがまずは、お前の骨髄を計ってやる

ユーラクシアの死霊術師の一人か?

俺はユーラクシア女王の筆頭死霊術師、ズモグ・フーム。覚えておくがいい。他の者を束ねている
そしてこちらは我が親愛なる友人、〈裏切り者〉キャドウェル卿だ

それはキャドウェルの頭か?

そのとおり。〈裏切り者〉は魂なき者の目を通してお前を見ていた。お前が知っているのは、かつてこの地を歩いた闇の騎士の淡い影に過ぎん。俺が亡骸を掘り起こし、蘇らせたのだ
まあ、頭しか見つからなかったがな

なぜキャドウェルの頭を掘り起こした?

答える必要はない。俺がここに来たのは、アブナー・サルンの従僕に会い、ユーラクシア女王にとって脅威かどうかを確かめるため
その答えは明白だ。お前は魂なき愚か者と同じようにつまらん。記憶にさえ残るまい
会話を終えると、〈裏切り者〉キャドウェルとズモグ・フームが話し始めます。

さて、残ったワシの体は… おお、大事な部分が…

侮辱したところで何もならんぞ、〈裏切り者〉

だが、かつてはワシの体だったんだぞ。ひどい。ひどすぎる!
〈裏切り者〉キャドウェルと会話しましょう。

ユーラクシア女王に首を落とされたら、お前さんの残りをもらっていいか? あまり好みじゃないが、背に腹はかえられんのでな。いいか?
ズモグ・フームと会話しましょう。

お前はもう、このズモグ・フームに何の価値もない。ドラゴンの餌となる前に、ユーラクシア女王の御前に出向き跪いてはどうだ
ユーラクシア・サルンと話す
リンメン宮殿の玉座の間に入ると、ユーラクシア・サルンが待っています。


ニベネイの議長にして大君主、元老院の魔闘士、及びサルン王朝の当主であります、アブナー・サルンの謁見です。また、護衛もおります

ああ、腹違いの兄か。来たな、私の想定通りだ

女王になったつもりか…

口を慎めアブナー。そこの護衛、お前はなかなか面白そうだ。話せ

聞いたな。上手くやれ
ユーラクシア・サルンと会話しましょう。


腹違いの私の兄の従者はもう少し背が高いと聞いていたが。まあいい
なぜこの私が、小うるさい負け犬風情と交渉しなければならないんだ?

警告に来た。ドラゴンはお前を操り人形と呼んでいる。裏切るつもりだ

ご親切にも警告とは。お前は、カジート軍を破りリンメンの玉座を奪ったのが私の意志だと知らないのか? 私は断じて誰かの操り人形ではない
しかしお前、なぜ私がドラゴンたちと関係があると考えた?

- ドラゴンは死霊術師がカジート防衛軍にぶつけたアンデッドを支援していた
- [説得] あなたのような方が駆け引きをされる必要はない。ムラームニルが同盟を認めていた
- [威圧] アブナーは正しかった。ドラゴンの怒りを制御できると思っているようだな。自分の首を絞めるぞ
ドラゴンは死霊術師がカジート防衛軍にぶつけたアンデッドを支援していた。を選択した場合

ああ、これは素晴らしい! あの傲岸不遜な腹違いの兄が遊び道具になるとは思っていたが、それ以上だ!
…さて、お前には特製の地下牢を用意してある。そこで私と世界一楽しい遊びをしようじゃないか。お前の体が音を上げるまでな
[説得] あなたのような方が駆け引きをされる必要はない。ムラームニルが同盟を認めていた。を選択した場合

おだてているつもりか? 私の腹違いの兄の仲間が? それはそれは光栄なことだな
甘い言葉の礼だ。地下牢に行って、2人でとても楽しい遊びをしようじゃないか。お前は確実に、死ぬ間際まで私に慈悲を請い続けることになる。その後、お前の亡骸はフームに引き渡してやろう!
[威圧] アブナーは正しかった。ドラゴンの怒りを制御できると思っているようだな。自分の首を絞めるぞ。を選択した場合

ただの従者が生意気をぬかす。腹違いの兄がおもちゃになってくれると思っていたが、お前の方がはるかに面白いな!
次にどうなるかを教えよう。お前は地下牢に閉じ込められ、体にとても面白い悪戯をされるんだ。苦痛にまみれた死を遂げるまで、ずっとだ

- 停戦交渉に同意したのだろう。その場合、出て行く権利は認められるはずだ
- [説得] 愚かな訳ではないのだろう、ユーラクシア女王。用済みになった時点で、ムラームニルに殺されることは分かっているはずだ
- [威圧] 約束を守らないことは予想していた。より酷い目に遭わせてやろう。お前はただの僭称者だ
停戦交渉に同意したのだろう。その場合、出て行く権利は認められるはずだ。を選択した場合

この私に講釈を垂れるつもりか? 残念だが、ここの法を決めるのは私だ。お前でもアブナーでもない
私にはムラームニルとの特別な関係がある、合意しているのさ。ドラゴンは私のエルスウェア支配を確固たるものにしてくれる。お前と腹違いの兄がどうしようとも、彼らは止められない!
[説得] 愚かな訳ではないのだろう、ユーラクシア女王。用済みになった時点で、ムラームニルに殺されることは分かっているはずだ。を選択した場合

私を丸め込もうとしても無駄だ。私はムラームニルと特別な関係を結んでいる、合意しているんだ。ドラゴンたちが私のエルスウェアの支配を確固たるものにしてくれる。お前やあのあさましく無価値な腹違いの兄がいくらがんばろうが、彼らを止めることなどできない!
[威圧] 約束を守らないことは予想していた。より酷い目に遭わせてやろう。お前はただの僭称者だ。を選択した場合

おやおや、私を脅す気か? 侮辱する気か? …いいだろう、不敬罪で引っ立てて、八つ裂きにしてくれよう!
ムラームニルと私は合意しているんだ。ドラゴンは私のエルスウェアの支配を確固たるものにしてくれる。お前やあのみじめな腹違いの兄じゃ、どうやっても彼らを止められやしない!

- お前は勝てない。リンメンを解放し、エルスウェアから追放してやる
- [説得] 考えて見ろ! ムラームニルが望むような行動を取っているだけだろう!
- [威圧] 僭称者よ。お前を阻止するだけではなく、殺してやる
どれを選択しても、以降の内容に変化はありません。
会話を終えるとズモグ・フームが現れて、ユーラクシアの哨戒兵達が取り囲んできます。

黙れ! ズモグ・フーム、一体何の知らせだ?

砂漠の風の僧房が陥落しました。リバーホールド攻撃のご命令を

ではそう命じよう。さあ、腹違いの兄よ…

裏切りか? まったくもって意外な展開だな

衛兵! 奴らを地下牢へ!

お断りだ!

アブナー・サルンが転移呪文を唱えて、リンメン宮殿収納所に移動します。

リンメン宮殿の地下にある収納所は元々、浄水システムへの保安アクセスを提供するために建設され、後に倉庫やワインセラーとして拡張された。墓地につながっているものさえある。
下水道から脱出する
リンメン宮殿収納所に移動した後、アブナー・サルンと会話しましょう。

ううむ、もう少しうまくいくはずだったが

ここはどこで、どうやって来た?

ユーラクシアの裏切りを想定して準備していたのだ。残念ながら、私の転移呪文は宮殿の結界を破れず、この宮殿の下水道に飛ばされたがな

ユーラクシアがズモグ・フームに話したことを聞いたか?

気にかかる話が2つあった。1つは、ユーラクシアの部隊は何らかの悪意を以て砂漠の風の僧房を侵略したということ。もうひとつは、あの卑劣な腹違いの妹めがリバーホールドへの攻撃を命じたということだ

ガレシュ・リに警告しないと!

狼狽えるな。仕事は1つずつこなすのだ
まず、このスキーヴァーの穴に転移して、使った力を取り戻さなければ。ここから出るには貴様の助けが必要だ。砂漠の風の僧房と、リバーホールドに対処するのはそれからだ
「企みの神」を完了していない場合

わかった。離れるな
もう一度、アブナー・サルンと会話しましょう。

警戒を怠るな。古い下水道にはあらゆる種類の害虫が集まる。ユーラクシアの兵士が我々を探しに来るまで、長くはかかるまい
今の私には助言ぐらいしかできん。避けられるものは避け、無理なものは片づけ、よく注意していけよ
「企みの神」を完了している場合

マニマルコやモラグ・バルと戦った頃は、もっと強かっただろう。何があった?

私も老いた、ということだろう。ふん、傷口に塩を塗ってくれて嬉しいよ
魔法は体に負担がかかるのだ。私は貴様が生まれる前から強力な力を操ってきた。何事にも代償が付き物だということをよく覚えておくがいい

しかし、回復するのだろう

いずれな。貴様がせっつかなければ回復は早まるさ
力は戻って来る、必ずな。まずはこの下水道を出よう。砂漠の風の僧房と、リバーホールドに警告しにいくぞ
もう一度、アブナー・サルンと会話しましょう。

下水道にはあらゆる種類の害虫がいる。ユーラクシアの兵もその一部だ。警戒を怠るなよ。私の現状では、助言くらいしかできん
避けられるものは避け、無理なものは片づけろ。注意していけよ
下水道で待ち構えているユーラクシアの兵士達を倒しながら探索を進めましょう。

- 下水道のネズミのようだ。女王の予想どおりだな
- 裏切り者を捕えろ!
- そこだ! 生け捕りにしろ!
出口に到着すると、アブナー・サルンが話し始めます。

ようやく出口か。この悪臭はもうたくさんだ
下水道から出た後、アブナー・サルンと会話しましょう。

ふむ、この経験は備忘録に書き加えずにおこう
ここで別れるぞ。ユーラクシアの手先も追跡しにくくなるだろう

失敗した。停戦交渉の結果は酷いものだった

いや、私の予想よりは上手くいった。ユーラクシアが砂漠の風の僧房の何かを狙っていることがわかり、リバーホールドへの反撃を企んでいることもわかったのだ

同時に二つの場所には行けないが

そんなことはない。私の力が残ってさえいれば… まあ、本題に戻ろう。私はリバーホールドに行き、ガレシュ・リに警告する。街を攻撃に備えさせるのだ
その間に、貴様は砂漠の風の僧房の様子を確かめてくれ
洞窟「砂漠の風の僧房」を既に攻略している場合

砂漠の風の僧房にはこの前までいた。他に聞いておくべきことはあるか?

僧房はタムリエルにある他の修道院と同じ役割があるのだ。砂漠の風とそのアデプト達は、ザン・カジュ教団に忠誠を誓っている。文字通り、砂漠の風を受けた教団なのだ
正門を通れなくとも、入口はいくつもあることを覚えておいてくれ
洞窟「砂漠の風の僧房」をまだ攻略していない場合

砂漠の風の僧房とは何で、どこにある?

僧房はタムリエルにある他の修道院と同じ役割がある。砂漠の風とアデプト達は、ザン・カジュ教団に従っている
場所はここから西、スカーの北だ。正門を通れない場合は通用口を探してくれ

分かった。砂漠の風の僧房に行こう
もう一度、アブナー・サルンと会話しましょう。

砂漠の風の僧房へ向かい、ユーラクシアがアデプトたちをどうするつもりか調べろ。ここから西だ。正門が塞がれていたら、別の入口を探してくれ
もう少し息を整える時間がほしい。そうしたらリバーホールドへ戻るつもりだ
砂漠の風の僧房に行く
砂漠の風の僧房の入口に行くと、グランドアデプト・セハナの声が聞こえてきます。


門を閉じよ! 聖地にユーラクシアの兵を入れてはならん!
砂漠の風の僧房の周辺にはユーラクシアの兵士たちが集まっています。
近くの洞窟に入り、砂漠の風の僧房の裏口へ向かいましょう。

この地下に広がった洞窟は、第一紀初頭、アネクイナ全土を征服した「ゴールデンビースト」ダルロック・ブレイの時代に遡る。カジートによれば、この場所はゴールデンビーストから逃れた人々の隠れ家として建てられたようだが、元の名は忘れられている。
砂漠の風の僧房の裏口に行くと、ザマラクが現れます。

侵入者ども! 聖地に立ち入ることはこの者が許さん!
ザマラクと会話しましょう。


お前は僭女王の兵には見えないな! 何者だ? ここで何をしている?

ガレシュ・リの元で働いている。僧房への攻撃を聞いて、助けに来た

たてがみの代弁者に依頼されたのか? 北はドラゴンや戦争で手一杯だから、この者は誰にも頼れないと思っていた
ザマラクはこの道を封じるためにここに来たが、ユーラクシア軍がグランドアデプトを探しているかもしれない

ユーラクシア兵はなぜグランドアデプトを探している?

砂漠の風は様々なカジートの秘密を握っている。その秘密を保持しているのがグランドアデプトだからだ
本当に手を貸す気があるなら、グランドアデプトの部屋までザマラクについて来てくれ
砂漠の風の僧房に入ると、奥へ続く石の扉が閉まり始めます。
ザマラクは閉じかけている扉を抑えます。


九つの風にかけて! 扉に向かえ!
グランドアデプトを救ってくれ! ザマラクは長くは持たない
砂漠の風の広間に入ると、レピダ副隊長が待ち構えています。

行け。この者は他の方法を探す

レピダ副隊長と戦いましょう。
戦闘開始時の発言

もう手遅れよ。グランドアデプトは死ぬ前に全てを明かした
戦闘中の発言

- 我が力に叶うはずがない!
- ユーラクシアとその勇者は絶対だ!
- 小麦のように刈り取ってやる!
レピダ副隊長を倒すと、レピダ副隊長の影がグランドアデプトの部屋に引きずり込まれていきます。

やめて、お願い! やめて!
グランドアデプトの部屋に入ると、拘束されているレピダ副隊長の影がいます。
レピダ副隊長の影と会話しましょう。


助けて! ズモグ・フームに魂を奪われる!

ズモグ・フーム? 何をされた?

ズモグ・フーム… これはあの死霊術師の仕業よ。私は死んでもなお仕え続ける…

ズモグ・フームに何をされた?

祝福だと言っていた。私を守ってくれるって。奴は私の魂を奪ったのよ!
お願い、助けて。解き放って。この… 呪いから

ここに来た理由を教えてくれ。解放できるかもしれない

私達は古代の秘密を求めてやって来た… グランドアデプトに守られた秘密よ。彼女はよく戦ったわ
ズモグ・フームは〈裏切り者〉の身体の部位がある場所を探している。私はバラバラになった死体の隠し場所を知ったの。お願い、助けて

分かった。何とか解放しよう
会話を終えるとズモグ・フームが現れて、レピダ副隊長の影を回収します。


お前は間違っている。秘密は俺のものだ
魔闘士が生きているうちに知ったことを、死の中で囁いてくれる。リバーホールドはまもなく陥落し、〈裏切り者〉が復活する
ズモグ・フームは立ち去っていきます。
その後、ザマラクがやって来ます。

第四の風よ、道を開け!
グランドアデプト… そんな…
ザマラクは失敗した。この者は遅すぎた。またしても

ザマラクと会話しましょう。

ここで何があった? 誰がグランドアデプトを殺した?

ユーラクシアの魔闘士だ。彼女は倒したが、グランドアデプトは救えなかった

グランドアデプトの仇を討ってくれて、ザマラクは感謝する。だが、なぜこのように平和な僧房を襲ってきた? なぜ砂漠の風の、無害で老いた人々を殺す?

疑っていた通りだ。彼らはグランドアデプトの秘密を探していた。残念ながら、秘密は奪われた

僭女王は過ちを犯した。グランドアデプトを殺すとは。何を探しに来たにしろ、意図せぬ結果を招いた。砂漠の風の人々を目覚めさせたのだ
ザマラクは、アデプト達をガレシュ・リに従わせよう。ユーラクシアを倒すのだ

では、アデプトをリバーホールドに連れて行こう。ユーラクシアが次の攻撃を計画している

我々は数こそ少ないが強い。砂漠の風のアデプトが、街を助けるだろう
ザマラクとはそこで会おう。グランドアデプトを弔ってから、ザマラクも向かう
もう一度、ザマラクと会話しましょう。

壊れた壁の先にある梯子が外に通じている。この者もグランドアデプトの遺体を葬ったら、リバーホールドで合流しよう
僭女王は、砂漠の風を荒らしたことを後悔するぞ
リバーホールドに行く
リバーホールドのカーザブ・ホールに戻ると、ガレシュ・リ卿とアブナー・サルンがいます。
ガレシュ・リ卿と会話しましょう。

ユーラクシアはドラゴンやアンデッドを利用してかく乱するつもりだ。目標は一つに絞るのが鉄則。リバーホールドを救ってから、他の対応を行う
では、砂漠の風の僧房で分かったことを教えてくれ

ユーラクシアは砂漠の風の僧房を攻撃し、グランドアデプトを殺して情報を盗んだ

グランドアデプト・セハナはよき友だった。砂漠の風の武術は見事なものだ。僭女王はまた償うべき罪を犯した
グランドアデプトを殺す前に、奴らがどのような秘密を聞き出したかわかるか?

〈裏切り者〉キャドウェルの、切断された身体の部位の場所だ

ユーラクシアの宮廷死霊術師、ズモグ・フームが、月の歌い手の最古の物語から悪党を蘇らせようとしているのか? 一体何のために?
まあいい。目下の課題は、リバーホールドを守ることだ。また失う訳にはいかない

残った砂漠の風のアデプトは、街の防衛に協力するようだ

それは素晴らしい知らせだ! 最初に知らせてくれればよかったのに。アデプト達なら大歓迎だ。砂漠の風の戦士1人が、ユーラクシアの悪党10人に値する!
さあ、アブナー・サルンと話して計画を練ってくれ
アブナー・サルンと会話しましょう。

リンメンで起きたことは、ガレシュ・リとカミラに伝えておいた。あいつらは今、残った部隊を集めている
さあ、砂漠の風の僧房で何を見つけたのか話せ

ユーラクシアの部隊は、ズモグ・フームに情報を与えるために派遣された。彼は〈裏切り者〉の身体を探している

キャドウェルが魂なき者になる前の姿を考えることはあった。〈裏切り者〉の物語も知っていた。だが両者の関連は盲点だったな。我々の知るキャドウェルとは… かなり違う
リバーホールドが片付いたら、ズモグ・フームに対処するぞ。他に報告はあるか?

生き残った砂漠の風のアデプトが、街を守るためにやってくる

ふん、悪くない知らせだ。アデプトの多くは武術にも長けている。役に立つだろう
ところで、貴様は街を守る準備ができているのか?

何をしたら良い?

今は、力を回復しておけ。ユーラクシアの部隊は近いうちに到着するはずだ。来たるべき戦いに備えろ
それから、これを受け取れ。ガレシュ・リはやたらに金の袋を渡してくるが、カジートのゴールドなどいらん

クエストを完了する。
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- ラウリス・カジの刀剣
[分類] 武器 ➔ 片手剣 ➔ ダルロック・ブレイの礼装セット
砂漠の風のアデプトは、通常この対になった剣を装備している。
関連書籍
ユーラクシアの死霊術師
宛先: たてがみの代弁者ガレシュ・リ卿
差出人: 代弁者の密偵カミラ
僭女王が即位の直後から死霊術師と闇の魔術を利用していることはわかっています。しかしここ数ヶ月、僭女王の勢力を支持する死霊術師の数が劇的に増加しています。その原因はただ1つ。闇の魔術師にしてユーラクシアの死霊術師の長、ズモグ・フームです。
「闇の技の王」を自称するズモグ・フームは、ロスガーの最北地方の出身だと言われています。このオークの死霊術師に関する若い頃の情報は、腹立たしいほど少ないものですが、多数の推測はなされています。ロスガーの荒野は苛酷な地で、オークの要塞での生活は厳しく、質素で無慈悲なことが知られています。しかしそこで生存し、頭角を現したオークは良質な剣に似ています。叩かれて鍛えられることで、カミソリの刃のように鋭くなるのです。
アネクイナに来る前の彼を示す最初の証拠は、次元融合の危機の間、虫の教団の活動を調査した報告書にあります。詳細は乏しいながら、ズモグ・フームの名は教団の幹部メンバーとして載っており、黒い虫の教団の指導者であるマニマルコとの密接なつながりが示唆されています。しかし降霜の月のクーデターの直後には、彼がリンメンで活動していたことを我々は知っています。おそらく、次元融合に関する教団の活動に直接関わってはいないと思われます。
ユーラクシアがズモグ・フームを特に勧誘したか、リンメンの玉座を奪った後でズモグ・フームの方から接近したのでしょう。当初のズモグ・フームは付き従う小さな集団を擁しており、彼の個人的な暗黒教団の基礎となりました。北エルスウェア防衛軍は何度か迷い出てきたゾンビやわずかなスケルトンと戦いましたが、基本的に死霊術師たちはこれまで、ユーラクシア軍において副次的な役割のみを果たしてきました。それが変わりつつあるのではないかと懸念しています。
次元融合が終わり、虫の教団が表面上は解体してから、多くの死霊術師が僭女王の旗の元に集まり、残忍ながらある種の魅力があるズモグ・フームに導かれています。捕獲した魔術師の何人かは指導者に対して異常な崇拝を示し、ズモグ・フームの暗黒の力と、彼とユーラクシアがエルスウェアを完全に手中に収めたら何をするかについての脅迫を、嬉しそうに話していました。具体的な計画についてはほとんど明かしていませんが、ズモグ・フームがその秘密の隠れ家と、彼らの言葉で言う「アンデッド工場」で何をしているのかについては色々とほのめかしています。
噂を信じるなら、ズモグ・フームと弟子たちは人目につかない場所に工場を設置し、そこで儀式や実験を行い、ユーラクシアの傭兵部隊を強化するためにアンデッド軍団を蘇らせているようです。まだこのような邪悪な場所から生み出されたものを目にしてはいませんが、地域全体で墓荒らしの証拠を発見しています。特にアッシェン・スカーなど、ナハテン風邪の流行が最もひどかった時代の大規模墓地周辺で、こうした証拠が見つかっています。
我々はズモグ・フームと信者たちがユーラクシアに兵士を無限に供給する前に、始末する方法を見つけなければなりません。疲れを知らず際限なく復活する軍隊を押し返すことは、防衛軍にとって不可能です。アンデッド工場を見つけだし、全力で稼働する前に破壊するしか方法はないでしょう。
ズモグ・フームを殺すことができれば、なお良いのですが。
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