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クエスト

大鍋

〈大鍋〉
かつては商人のフェリサ・ヴェンドゥが資金源としていた場所だが、彼女は作業員の反乱後にこの鉱山を捨てた。
作業員は闇から声が聞こえると主張していたのだ。
眠りにつくと低い囁きが続き、多くの作業員が正気を失った。
それ以降、ここに入るのは愚か者だけだ。

物語内容

ライランスと話す

ダンジョンに入ると、スキャンプに襲われているドラサスという人物がいます。

ドラサス
ドラサス

やめろ! 来るな!

ライランスがポータルから現れて、スキャンプを倒します。

ライランス
ライランス

立ちなさい!
弱すぎて恥ずかしくなるわ。

ふむ… 誰かが近づいてくる。
目覚めの炎の者ではなさそうね。

ドラサス
ドラサス

話してくれるかい?
ちょっと息を整えたい。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

あの戦いで、少し… 疲れたみたいだ。
ああ、恥ずかしいよ。
あの怪物どもと戦い続けられる気がしない。

ライランスと話してくれ。
ここを仕切ってるのは彼女だからね。

ライランスと会話しましょう。

※キャラクターとライランスの交流具合によって、会話の差分があります。

ライランスと初めて会った場合

ライランス
ライランス

また人が来たわね。
弱虫のドラサスが、村人を助けるために援軍を雇ったのかしら?
あなたはその脆い生き物よりは役に立ちそうだけど。

取引に変更はないでしょうね?

ライランスと以前に会ったことがある場合

ライランス
ライランス

おやおや。力ある者が来たわね。

この取引を完了するために、あなたを頼っていい?
以前あなたは、見事な腕前を見せた。
今回も期待に応えてくれると嬉しいわ。

会話を続けましょう。

※以降の会話内容は、上記の差分に関係なく共通です。

どういう取引だ?

ライランス
ライランス

細かいところは私に委ねられているわ。

私はドラサスを雇って、自分では開けられないある重要な施錠箱を開けさせたい。
対してドラサスの家族は、私の探しものを持っているデイドラ信者に捕らえられている。
だから取引を持ち掛けたの。
彼は箱を開け、私は彼の仲間を助ける。
双方に旨みのある取引よ。

その施錠箱がこの鉱山にあるのか?

ライランス
ライランス

この鉱山にあるのはコウモリとカビだけじゃないわ。
この中にいる教団が強大な力を求めている。
ドラサスだけでは敵に立ち向かえそうにない。

数が増えても、勝率が少し高まるだけだけどね。
取引に色をつけましょうか。
箱を手に入れるため、私がゴールドを支払うのはどう?

施錠箱とドラサスの家族の捜索を手伝おう。

ライランス
ライランス

決まりね。
じゃあ、あなたは先行して頑固な信者とペットを蹴散らして道を作って。
戦闘に関して、ドラサスは役に立ちそうにないからね。

この施錠箱には何が入っている?

ライランス
ライランス

取引には関係のない情報よ。
必要になったら教えるけれど、多分必要にはならないでしょう。

とりあえずは、箱を手に入れることに集中して。

なぜ自分では近づけない?

ライランス
ライランス

ふむ… そうね。当然の疑問か。

この施錠箱を作った者が、私のようなデイドラの接近を防ぐ結界を箱にかけたの。
傲慢にも、定命の者に対しての結界は張らなかったようね。
箱を手にする前に死ぬと思ったんでしょう。

教団について詳しく聞きたい。

ライランス
ライランス

正直に言うと、わかっていない。
彼らは突然現れた。
私は探していた品の手掛かりを追ってこの鉱山にたどり着いたの。
でも彼らがどこから来たのかは謎のまま。
そこが気になる。

会話を続けましょう。

※キャラクターとライランスの交流具合によって、会話の差分があります。

ライランスと初めて会った場合

何者だ?

ライランス
ライランス

ライランスと呼んで。
私のようなドレモラの大半は定命の者に敵意を向けるけれど、怖がる必要はないわ。

私を怒らせない限りはね。

ライランスと以前に会ったことがある場合

ライランス、ここで何をしている?

ライランス
ライランス

最後に会ってから、私はメエルーンズ・デイゴンの信者を滅ぼすことに力を注いでいる。
それで施錠箱の中身を知って、ここに来た。
少し喋り過ぎたかしら。

あなたのような定命の者を不安にさせるべきではなかったわ。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

じゃあ、僕たちを助けてくれるんだね?
ああ、ありがとう… この手の事態には慣れてなくて…

僕の村は、目立つことなく平穏を保とうとしてたんだ。
今回の事件が起きるまではね。
今は状況が変わってしまった…

村に何があったのか教えてくれ。

ドラサス
ドラサス

少し前から、廃鉱山から詠唱の声が聞こえるようになって、奇妙な光も目撃されるようになった。
調べてみたら、教団が拠点を置いたことがわかったんだ。

それから、村人が姿を消し始めた。
狩りや交易に出発した者が、二度と戻ってこなかったんだ。
すぐに村の半分が消えたよ。

家族が連れて行かれた場所に心当たりは?

ドラサス
ドラサス

鉱山には入ったことがないんだ。
あそこは呪われていて、僕が生まれるずいぶん前に閉鎖されてた。
だから、どこに閉じ込められているのか見当もつかない。

あまり奥に閉じ込められてないことを願おう。
早い内に見つけて、できるだけ早く逃げられるといいんだけど。

ライランスとはどうやって知り合った?

ドラサス
ドラサス

今朝、僕たちの村にポータルが開いて、彼女が現れたんだ。
村に残っていた村人の大半は隠れたよ。
当然の反応だと思う、賢明な判断だ。

でも、僕の中の何かが、彼女に話しかけろと言ったんだ。

何と言った?

ドラサス
ドラサス

僕が近づくと、彼女は目覚めの炎の居場所を知りたいと言ってきたんだ。
僕は奴らが廃鉱山にいると伝え、村人をそこへ連れ去ってると説明したよ。
すると彼女は、取引を持ち掛けてきたんだ。

なぜ取引に応じたのか、自分でも分からない。
僕は戦士じゃないし、同行すれば死ぬかもしれない。
でもやるしかないって。

ライランスの施錠箱とドラサスの家族を探すため、廃鉱山を探索しましょう。

探索を進めると、村の生存者を発見します。

ドラサス
ドラサス

檻の中に生存者がいる!

これなら開けられる! ちょっと待って。

よし… これで自由だ!

ネヴラサ
ネヴラサ

ドラサス? こんな所で何を?

ドラサス
ドラサス

父と叔父を探しに来たんだ。見なかった?

ネヴラサ
ネヴラサ

ふたりはあの信者たちに連れて行かれたわ。
この奥に行って戻ってきた人はいない。
気をつけて!

ドラサス
ドラサス

契約を守ってくれ、ライランス。
彼らを無事に逃がして。

ライランス
ライランス

ええ。安全なところへ連れて行くわ。

ライランスはネヴラサを安全な場所に連れて行きます。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

少なくとも、まだ生きている者がいる。
しかも彼らは叔父と父の姿を見ているんだ!
でも、警告の言葉を考えると…

いや、ダメだ。
希望を失うわけにいかない。
先へ進もう。

なぜ簡単に檻を開けられる?

ドラサス
ドラサス

僕にもできることがあると知って驚いた?
僕は村でちょっとした修理屋のようなものなんだ。
道具を直し、鍵を作り、錬金術だってかじってる。
何でもやるんだよ。

だから、僕もそれなりに役に立てると思ってる。

探索を進めると、ドラサスは村人が囚われている檻を見つけます。

ドラサス
ドラサス

また檻がある!
生存者を確認するからデイドラを頼む!

デイドラを倒した後、ドラサスが発言します。

ドラサス
ドラサス

みんな死んでる。
先へ進もう。
少しだけ、待ってくれ。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

父も叔父もここにはいない。
もっと奥まで進もう。

この人たちは知り合いか?

ドラサス
ドラサス

ああ。みんな、知ってる人だ。

信者には報いを受けさせてやる…

堕落したオックスブラッドを倒す

探索を進めると、ドラサスの叔父アヴロンがいます。

アヴロン
アヴロン

ド… ドラサス?
そこにいるのか?

ドラサス
ドラサス

叔父さん! 大丈夫?

オグリムの衛兵を倒してくれ!
叔父を手当てする。

部屋にいる堕落したオックスブラッドと戦いましょう。

堕落したオックスブラッドを倒した後、アヴロンとドラサスの会話を聞きましょう。

アヴロン
アヴロン

来るべきではなかった。
ここの連中は危険すぎる。

ドラサス
ドラサス

心配しないで、仲間がいるんだ。
父さんはどこに?

アヴロン
アヴロン

連れて行かれた… ザウドラス男爵に。
ここを離れるんだ。
逃げろ、ドラサス。

ドラサス
ドラサス

叔父さん、父さんは助け出す。
僕にだってやれる。

叔父さん? そんな!

進んでくれ。
追いかけるから。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

僕のことはいい。行ってくれ。
すぐに追いつくよ。

何てことだ… 友だちが… 村の人たちが… こんなことになるなんて。
こんなのひどすぎる…

タスクマスター・ヴィッシアを倒す

探索を進めると、タスクマスター・ヴィッシアが待ち構えています。

タスクマスター・ヴィッシア
タスクマスター・ヴィッシア

脱走? 私が許すと思う?

ドラサス
ドラサス

父の居場所を教えろ、怪物め!

タスクマスター・ヴィッシア
タスクマスター・ヴィッシア

父? 私に定命の者を見分けろというの?
お前たちはただの肉と筋の塊よ。

ドラサス
ドラサス

この怪物を倒すぞ! 協力する!

タスクマスター・ヴィッシアと戦いましょう。

タスクマスター・ヴィッシア
タスクマスター・ヴィッシア

ようこそ、新しい奴隷たち!
叩きのめすのが楽しみよ!

いつものしもべよりちょっと貧弱だけど、まあいいわ。

動かなくなるまで何本骨を折れるか、確かめてあげる。

つるはしも持てそうにないわね!

散れ、虫けらども!

さあ、踊りなさい!

足元に気をつけなさい!

捕まえた!

もらった!

はっ! しくじったわね!

ハハハ! また私の勝ちね!

石の穴に落ちなさい!

つまらない武器を捨てれば、新しい檻に案内するわ!

ドラサス
ドラサス

まずい、まずいぞ。

この罠は外せる!

直してみる!

任せてくれ!

まずい、遠すぎる!

近寄らせないで!

近すぎるって!

こっちに来させないで!

起きて! まだ終わってない!

死なせはしない!

ここで終われるか!

タスクマスター・ヴィッシアを倒した後、ライランスが現れます。

ライランス
ライランス

思ったよりまずい。
奴らは捕虜に、古いメエルーンズ・デイゴンの祠を発掘させていた。

まだ生きている捕虜を生贄にする準備をしているのね。

ドラサス
ドラサス

生贄?
父もあの中にいるかもしれない! 急ごう!

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

村の人々を、父を、奴らの企みから救い出さないと。
怪物どもに報いを受けさせるんだ!

僕は頼りなく見えるだろ、でも止まる気はない。
救えるだけの人々を救うまでは!

さっきの戦いは見事だった。

ドラサス
ドラサス

ありがとう。僕の中で何かが弾けたんだ。
目にしたものへの怒りと、悪鬼どもに対する憎しみが。

僕はうまく戦えるわけじゃない。
でも、何とか役に立ちたいとは思ってる。

ライランスと会話しましょう。

ライランス
ライランス

ドラサスのお友だちを助けるつもりなら、あまり時間はないわ。
それに、私が取引を守らなければ契約が無効になってしまうかもしれない。
あの施錠箱は必要なの。

無駄話はやめて、先に進みましょう。

何を見つけた?

ライランス
ライランス

言った通り、信者は奴隷労働でメエルーンズ・デイゴンの祠を掘り出した。
何か大掛かりな儀式を用意しているようね。
目的は知らないけど。

ただ、儀式はおそらく生贄を伴う。
生贄となるのは、ドラサスが気にかけている人たちでしょうね。

探索を進めると、ザウドラス男爵が現れてライランスと対決します。

ライランス
ライランス

ふん、貧弱な力の障壁ね。
足止めにもならない。

ザウドラス男爵
ザウドラス男爵

ああ、ライランスか。
お前の評判は聞いているぞ… 役に立ちそうだ。

ドラサス
ドラサス

何者だ? なんで村の人たちを?

ザウドラス男爵
ザウドラス男爵

邪魔だ、どけ、ハエめ!

ライランス
ライランス

ザウドラス男爵。ようやく会えたわね。

ザウドラス男爵
ザウドラス男爵

ライランス、もらったぞおぉぉ!

ドラサス
ドラサス

くっ、なんて獣だ。肋骨が折れた。

先に行ってくれ。僕には無理だ。

ライランスは連れ去られて、ドラサスは肋骨を折られます。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

何者か知らないが、奴は強すぎる。
僕はほとんど相手にならなかった。
あんな奴と戦って、倒せる者などいるのだろうか?
ライランスでさえ勝てなかった。

僕の戦いも、ここで終わりかもしれない。

諦めるな。何とかなる。

ドラサス
ドラサス

そう言ってくれるのは嬉しいよ。
でも、見ただろう?
奴は僕を虫か何かとしか思っていない。
僕の叔父も、父だって同じだ。
奴にとって、取るに足りない存在なんだ。

僕を置いて行ってくれ。
取引を終えるんだ。
生きている人がいたら、解放してほしい。

溶けたガーディアンを倒す

探索を進めると、目覚めの炎の祈祷師が溶けたガーディアンを召喚します。

溶けたガーディアンと戦いましょう。

目覚めの炎の祈祷師
目覚めの炎の祈祷師

それ以上は行かせないわ。

溶けたガーディアンを倒した後、ドラサスが発言します。

ドラサス
ドラサス

奴らはどうしても僕たちを止めたいらしい。
なりふり構わずって感じだ。

決着をつけてやる。
力を合わせればできるはずだ。
やろう。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

怯えてしまってすまない。
冒険や危険には、慣れてないんだ。
それに、こんなに死者が出るなんて。

でも、君を信頼してる。
力を合わせれば、父を見つけて救い出せるはずだって。

一撃喰らっていたが、大丈夫か?

ドラサス
ドラサス

正直に言うと、痛くてたまらない。
ザウドラス男爵の攻撃はかなり効いたよ…

でも、そんなのどうだっていい。
父を見つけるためなら頑張れる。
さ、行こう。

探索を進めると、ドラサスは捕虜を見つけます。

ドラサス
ドラサス

また捕虜が! 生存者がいるかも。

ダメだ… 皮と骨しか残っていない。
みんな、死ぬまで働かされたんだ。

見ろ! 下だ! 奴ら、何してるんだ?

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

あそこにライランスの姿は見えないな。
捕虜の中に父がいるかどうかもわからない。
急いで向かおう。

ライランスを救出する

探索を進めると、オーブに閉じ込められているライランスを発見します。

ライランス
ライランス

ようやく来たわね。
あなた抜きで脱出しようかと思い始めていたところよ。

ドラサス
ドラサス

これはどういうことだ?

デイドラをなんとかしてくれ。
上に何かないか探してみる。

ドラサスが見つけてきた油を、ライランスを捕えているオーブとパワーモジュールの間に撒きましょう。

ドラサス
ドラサス

ここに伝導する油がある! 使ってくれ。

これだ! 伝導油があったぞ!

油をもっと探してくる。

油でライランスの力を導け!

油をもっと持ってくる!

油を投げるぞ!

油を撒いたら、ライランスは炎魔法で引火して、パワーモジュールを爆破させます。

ライランス
ライランス

ドラサスが持ってきた液体を使って。

それを私の近くに垂らしなさい。

私のところまで引き寄せて。そいつを燃やすわ。

地面の液体は勝手に動かないわよ。

私の視線の先の液体を拾って。早く!

急がないと、すべて無意味になるわよ。

氷炎を起動中のパワーモジュールに届かせるのに助けがいるわ。

まだよ! 液体をもっと私の近くへ。

はあ。連中の注意を引いたみたいね。

お友達が止めにきたようね。

パワーセルを破壊しましょう。そこのゴミ溜めが鍵になるかも。

よくやったわ。では、招かれざる客を始末しましょう。

諦めないで。もう一度よ。

私はもうすぐ自由になる。そこで見張っていて。

全てのパワーモジュールを爆破すると、ライランスは解放されます。

ライランスとドラサスの会話を聞きましょう。

ライランス
ライランス

こんな貧弱な檻じゃ、もう私を閉じ込めておけないわ!

やったわね! ようやくこのつまらない罠から抜け出せるわ。

ドラサス、しっかり働いたわね。感心したわ。

ドラサス
ドラサス

まさか、褒められるなんてね。

ザウドラス男爵の目的は?

ライランス
ライランス

あまり喋らなかったわ。
でもあの機械はデイドラの力を抽出するために使う。
儀式のためでしょうね。

ドラサス
ドラサス

ザウドラス男爵を止め、父を探さないと。
近くにいる、わかるんだ。

ライランス
ライランス

そうでしょうね。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

ライランスは仕切り屋だけど、戻ってきてくれてよかったよ。
彼女の力があれば、あの儀式を止められる。
みんなのことも助けられるかもしれない。

僕の父のことも。

父親はこの先にいるのか?

ドラサス
ドラサス

きっといると思う。
生きててくれるといいけど…

父がどうなっていても、ここまで来たことを誇りに思ってくれるはずだ。

ライランスと会話しましょう。

ライランス
ライランス

ザウドラス男爵… 不愉快ね。
私を閉じ込めようとするなんて。
私があなたに… 定命の者に頼らざるを得ないよう強制するなんて!

この屈辱の報いは受けてもらうわ。

ザウドラス男爵は何か言っていたか?

ライランス
ライランス

短い会話だったわ。
彼は私の計画と、この場所をどうやって見つけたのかを尋ねてきた。
私は彼の腕を引っこ抜いて別のところに挿し込むことを提案したわ。
拒否されたけどね。

さて。解放されたことだし、さっきの提案を実行に移そうかしらね。

探索を進めると、ザウドラス男爵を発見します。

ザウドラス男爵
ザウドラス男爵

この聖なる地を汚しおったな!
別の場所を探さなくては。

探しているものは分かっているぞ、ライランス。
私を見つけてみろ。

ライランス
ライランス

臆病者め!
遠くへは行っていないはずよ。

ザウドラス男爵は立ち去ります。

部屋には村の生存者たちが残されています。

ドラサス
ドラサス

たくさんの人がいる。
みんな知り合いだ。友だちだ。隣人なんだ…

エンドリス
エンドリス

ドラサス… 我が息子… お前なのか?

ドラサス
ドラサス

父さん! 生きてたんだね!
間に合った。

エンドリス
エンドリス

なぜここに? この人たちは?

ライランス
ライランス

待っていればそれだけ時間を失う。
私は約束を果たしたわ、ドラサス。
あの施錠箱をもらうわよ。

ドラサス
ドラサス

僕は父の側にいないと。
ザウドラス男爵を見つけ、施錠箱を手に入れてくれ。

ライランスと会話しましょう。

ライランス
ライランス

ザウドラス男爵の儀式は失敗したわ。
どうやら彼は、定命の者の血でこの地を聖別しようとしていたようね。
でも、何のために?

答えは男爵に聞くしかないわね。

ザウドラス男爵に立ち向かう準備はできたか?

ライランス
ライランス

くだらない質問。
この場合、問題なのはあいつが私に立ち向かう覚悟があるか、でしょ。

私は探し物を手に入れたいだけ。
あのデイゴンの獣ごときが邪魔をするというなら、踏み潰すだけよ。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

僕たちは力を合わせてここまで来た。
ライランスにも借りがある。
でも父を失うわけにはいかないんだ。

ライランスと行ってくれ。
彼女が求めるものを探してほしい。
話は後にしよう。

ザウドラス男爵を倒す

最後の部屋に到着すると、ザウドラス男爵が待ち構えています。

ザウドラス男爵
ザウドラス男爵

お前の欲しいものはここにあるぞ、ライランス。
取ってみろ。

ライランス
ライランス

地図を渡しなさい!
嫌なら抱えたまま死ぬといい。

ザウドラス男爵と戦いましょう。

ザウドラス男爵
ザウドラス男爵

怒りを味わえ!

消え去るがいい!

見よ! 真の力が我が内に注ぎ込まれた!

この領域から消し去ってやる!

くだらん虫め! ふん! これで終わりだ。

ぐう! 情けない戦士どもだ。

死んだか。骨は活用してやろう。

ライランス
ライランス

こっちへ来て! 私の力を渡すわ!

さあ! 私の力で奴らを消し炭にするのよ!

私の力で奴に対抗して!

ザウドラス男爵を倒した後、ドラサスが現れてライランスと会話します。

ドラサス
ドラサス

あいつを… この悲劇を引き起こした怪物を倒したんだね。
悪夢は終わった…

ライランス
ライランス

ドラサスは父親を助けた。
あなたは取引を完了しなければならないわ。

ライランスと会話しましょう。

ライランス
ライランス

小物を探しに来ただけなのに、より大きな謎を発見してしまったわ。
なぜこの地を聖別するの?
一体何のために?

メエルーンズ・デイゴンの下僕の計画がわからないなんて… 変な気分ね。

ザウドラス男爵への地図について何か言っていたな。

ライランス
ライランス

聞いていたのね。
ドラサスに任せたあの箱の中に、地図があるといいんだけど。
より大きな謎に導いてくれるはずよ。

でも、今のところあなたには関係のない話ね。
はい、これが約束の報酬。受け取って。

クエストを完了する。

クエスト完了後、ドラサス達の会話が始まります。

エンドリス
エンドリス

誇りに思うよ、ドラサス。
私はもう死ぬと思っていたよ。
まさかお前にこんな力があるなんてな…

ドラサス
ドラサス

ありがとう、父さん。
仲間が僕を助けてくれたんだ。

ライランス
ライランス

心温まる再会ね。
でもあなたは契約を果たすべきよ、ドラサス。

ドラサス
ドラサス

ああ、もちろん。ちょっと待ってて。

よし! 簡単だった!

これだよ。地図… かな?

ライランス
ライランス

よくやったわ。
二度と会わずに済むことを願いたいわね。

エンドリスと会話しましょう。

エンドリス
エンドリス

息子を助けてくれてありがとう。
あの子は見違えるように成長した。
とても強くなったみたいだな、自信がついたんだろう。

今は、とにかくここを離れたい。
ドラサスが家まで連れていってくれるだろう。

ドラサスと会話しましょう。

ドラサス
ドラサス

やった!
あれだけのものを見た後だし、父ももうダメかと思ったけど… 助け出せた。

僕の力じゃない、君たちが僕と父を救ってくれたんだ。
永遠に忘れないよ。

これからどうする?

ドラサス
ドラサス

この呪われた場所を永遠に封鎖したいよ。
でもその前に、父を外に連れ出して、生存者がいないか確かめたい。

村の人たちは… 何人生き残っているんだろう。
どこかでやり直すしかないかもしれないね。

父親の様子は?

ドラサス
ドラサス

生きてる、それで十分さ。
薬と休息で傷は治せるからね。
失っていたら、立ち直れなかったよ…

ライランスと会話しましょう。

ライランス
ライランス

私は地図は見つけ、ドラサスは父を助け、あなたはゴールドを手にした。
完璧な取引だったわね。

あまり長くここにいるつもりはないわ。
質問があるなら今の内よ。

信者たちは何をしていた?

ライランス
ライランス

儀式は祠の聖別のように見えたわ。
それ自体は特に害を及ぼすようなものではない。
けれど、何か大きなもののための第一歩だと考えるべきでしょうね。

私たちはその何かを遅らせることができたようだけど、止めてはいないわ。

これからどうする?

ライランス
ライランス

この地図が示す場所を探すわ。
大きな何かが近づいているのは間違いない。
私はそれを見てみたいの。

この先、あなたが役に立つこともありそうね。
呼び出しに応じる準備をしておいて。

関連書籍

活動報告: 西ナルシスの採掘に関する懸念

報告者: アルヴェン・ナドゥス監督官

進捗には期待が持てます。鉱石の採掘は約53パーセントの効率を維持しており、当初の予想を上回っています。最先端の繊細な技術を用いることで、我らが地層術師たちは当地に横たわる大鉱脈を感知したと述べています。これが本当なら、この鉱山は長期にわたって高い生産レベルを維持できると期待してよいでしょう。

近い将来に対処する必要があるかもしれない、小さいながらも予期せぬ問題に遭遇しました。鉱員たちから、彼らの言葉によると「呟き」が聞こえてくるという報告が出てきているのです。鉱員の主張では、声は鉱山内部のどこかから来ているそうです。当初、誰かが鉱山の奥で迷って出られなくなったのかもしれないと思いました。しかし徹底的な捜索の結果、労働キャンプの範囲外まで降りていった者がいるはずはないという結論に至りました。

私自身は、この呟きとやらを耳にしていません。私が普段から色々と任せているある鉱員に尋ねたところ、彼は次のように説明しました。

「俺たちが仕事してる時は、鉱山を叩く音が周り中に響き渡ってるだろう? 大抵の場合、それ以外の音は聞こえない。でもそのうち、そういう音の端々から、微かな囁き声を聞く者が出てくる。最初、俺はエンダノルがふざけてるんだと思った。あいつはそういう奴だからな。だがあいつも誓って声を聞いたと俺に言うんだ」

「深く掘り進むほど、囁き声も大きくなっていった。岩の中から沢山の声が聞こえたが、何を言ってるのかは聞き取れなかった。でも怒っているのは分かったよ。俺まで腹が立ってきちまうこともあった」

大変残念ですが、鉱員のうち数人は感覚を制御できなくなったため、現場から外されました。ある者は悲鳴を上げ続けて止まらなくなり、煎じた薬草を飲ませてようやく落ち着きました。また別の者は気絶するまで石の壁に頭を打ちつけたのです。2人とも作業の邪魔にならないように、労働キャンプから離れさせました。

すでにお察しのことと存じますが、私は行き詰まりのようなものを感じております。生産効率は高いままなのですが、作業を続けるにつれ危険が増しているように思えるのです。当面、ご指示をいただくまで、作業はそのまま継続することにいたします。

フォブス・リブルの遺言

これを見つけたあなたが、私を捕えた者たちの一味でないことを願って

私の名前はフォブス・リブルだ。覚えておいてほしい。私はここから遠くない小さな村に住んでいた。おそらくあなたもそこで、この私の遺言を見つけたのだろう。何年もの間、私の仕事は単純なものだった。友人や隣人の服を繕うだけだ。いたずら気分で新しい意匠を施しもした。だが心地よい日常だった。私のように快適で穏やかな生活を望む者にとっては完璧だった。家庭は持たなかったが、気にならなかった。私たちの村は… 閉鎖的だった。だが、今何人が村に残っているのか、見当もつかない。

警戒しておくべきだったのかもしれない。私たちはあまりに長い間、この世界の秩序を乱す者たちと無縁でいた。完全に平穏な生活だったとは言わないが、危険を感じたことはない。それも目覚めの炎が来るまでのことだった。まず、私たちは彼らの松明を見た。あの者たちは長い列を作って、私が今閉じ込められているこの放棄された鉱山の入口に向かって歩んでいた。炎がゆっくりと行進するのを隣人たちと一緒に見ていると、何かを詠唱する低い声が聞こえた。間違いなく地面の下から小さな揺れを感じたが、あの時は緊張のせいだと思っていた。もっと注意を払うべきだった。

間もなく、人々が姿を消していった。ベッドから、田畑から、路上から。誰も帰って来ることはなかった。当然、私たちは鉱山の居住者たちを疑ったが、武器を取って戦うほど腕に自信のある者はいなかった。

そして私の番が来た。荷物が届かなかったので、モーンホールドまで物資を取りに行かなくてはならなかった。その時は不思議に思った。送り主はいつも時間を守っていたからだ。たちまち、私は外套を着た人影たちに襲われた。奴らは馬を殺し、私を殴って気絶させた。目が覚めたら牢屋に閉じ込められ、体は濡れて冷え切っていた。おそらくここで死ぬだろう。

遠くで詠唱する声が聞こえる。そして自然のものではない獣の甲高い鳴き声も聞こえる。だから、急がなくては。私の店は、まだ生きているなら若いリラシに譲る。リラシが死んでいたら、若いメーデンに譲る。私の家とその中にあるもの全ては、困窮している村の人々に分配してもらいたい。私たちの慣習に反するのは分かっているが、残された者たちには避難所が要るかもしれない。それから私の酒場の勘定は、バーテンダーのドリナーに任せる。愉快な間抜けじじいに。

書き間違いや汚れた文字はご容赦願いたい。血塗れの指で書くのは容易ではなかった。

以上のことを認め、ここに署名する。
フォブス・リブル

隠された日記

ネストラナ・フロティスの所有物

この日記をつけることに関しては警告された。その日に思ったことを書き記しているのを長老に見つかった時、彼女は私の手からページをもぎ取って、即座に燃やしてしまった。「“秘密の教団”という言葉の意味が分からないの?」と言われた。

でも、私は若い頃から日記をつけてきたのよ! 孤独な時もこれのおかげで正気でいられる。それに正直に言うけれど、今ほど孤独に感じたことはもうずっとなかった。だから私は書き続ける、でも内緒にするわ。あなたと私だけの秘密よ。ね、日記さん?
——
私たちは宿舎を去ってデシャーンの新しい崇拝の地に向かうことになった。幹部が何年も探し続けていた祠がそこにあるらしい。噂では、洞窟に住むことになるらしい。洞窟なんて! コウモリと虫だらけじゃない。

前の季節に入団した時は、詠唱して物を燃やすなんて面白そうだと思ってた。でも今じゃ周りは本物の狂信者ばかりで、ゴミにまみれて寝るのも気にならないらしい。とんでもない間違いをやらかしちゃったわ。

——

出て行かなきゃ。私はなんてことをしてしまったの? 奴隷たちに働かせているのよ! 彼らが疲れて死ぬまで。それに怪物が… あれが何なのか分からないけど、ここの作業を管轄しているんだわ。私たちがかかわるデイドラについては色々と読んだ。何体かは自分で召喚を手伝いもした。でもあのザウドラス男爵とかいうのは見たこともない。ものすごい巨体で、私の腕なんて指一本で引きちぎってしまいそう。

もうすぐ儀式を行うことになっている。あの人たちを殺すんだわ。それも全員。そんなことできない。出て行かなきゃ。

キャラクター特集 ライランス

叡智を求める兄弟姉妹たちよ

聞け!私は恐怖の淑女の言葉を聞き、愛しき強大な主人より啓示を持ってきた!

手管に長け、卓越した狡猾さを持つドレモラのライランスに仕える下賤な預言者の私の言葉には、真実と啓示が込められていることを理解しておくがいい。
私のように、お前も恐怖の淑女のオーラの恩恵を受け、計り知れないほどの叡智を得ることができるだろう。
信じるだけで良いのだ!

恐怖の淑女について話をするが、覚えておけ。
私の身分では、声を落とし遠回しな表現を使わねば、主人について話すことはできない。
あの方は真夜中の暗闇。
オブリビオンで燃え盛るアルケインの炎だ。
モラグ・バルに仕え、自分の道を歩まれてきた。
コールドハーバーの割れた岩の上を歩き、虚無の最果てを探索されてきた。彼女は同族の中でも特異な存在だ。
好奇心が旺盛で、我々のような取るに足らない定命の者に対しても、興味をお持ちくださっている。
彼女に匹敵するデイドラなど他には存在しない。
そんな彼女が自分の見解や言葉を世界中に広めるために、私を選んでくださったことを光栄に思う。

もちろん、地元の人々の不安を煽らないようその言葉を表に出してはいけない。
多くの者がデイドラに関するあらゆるものは邪悪で危険だと思っているからだ。
しかし、それは事実とはかけ離れている!

恐怖の淑女は少々危険だ。
それは否定できない。
私は彼女が定命の者の首を折るのを見たことがあるが、それは彼が彼女の前を通る時にくしゃみをするという失態を犯してしまったからだ。
彼女は定命の者に備わった、通常の身体機能のような些細な欠点を憎んでおられる。
私が見た限りでは顔が引きつっていた。
これが果たして悪だと呼べるだろうか?
自分よりも偉大な存在の道徳的行動にレッテルを張ることが、我々にできるだろうか?
あの方が屈んで子猫の頭を撫でているのを見たことがあれば、気が向いたからといって通りでダークエルフを襲っているのも見たことがある。
それは悪なのか?
自分で決めるが良い。

恐怖の淑女は同族の他の者とは異なり(実際に同族は存在しないが)、初対面で必ずしも定命の者を殺すとは限らない。
すでに話したように彼女は我々に興味をお持ちで、話をしたいとも思っておられる。
少なくとも彼女が会話に飽きるまではな。
彼女とのやりとりは短く、簡潔にしておくのが最善だ。
また、彼女は退屈すると不親切になることもあるが、定命の者があの方の偉大な仕事を手伝うことを許可している時もある。
これまで私は彼女の預言者、そして使者として仕えてきただけだが、ここニルンや遠く離れたオブリビオンの領域で、他の定命の者が実際に彼女と共に冒険していたことを知っている。

あの方は定命の者の行動にも関心を寄せているのだ。
彼女は自身を無愛想で気まぐれに見せているが「取るに足らない定命の者」との交流を通して、オブリビオンの中でも特異な存在になったのではなかろうか。
そしてそれこそが、私が彼女を崇拝し、彼女の言葉を届ける理由なのだ。
彼女の機嫌には骨を切り裂かれるように翻弄されるが、彼女を観察することで深い傷を負うことになろうとも啓発的だと感じるのだ。

彼女を追放者と言う者もいれば、クラン最後の生き残りだと言う者もいる。
彼女は自身が属していたクランを追放、あるいは破壊した者への復讐を試みていると。
私はデイドラの社会におけるクランや文化に精通しているわけではないが、もし誰かがその悲劇の責任を取らなければならないとしたら、いよいよ恐怖の淑女に捕らわれるその愚か者に同情するとしよう。

恐怖の淑女の存在に恩恵を受けているならば私の助言に耳を傾けるのだ。
決して彼女に質問してはならない。
彼女は、定命の者はすべての行動が少なくとも面倒で、最悪の場合は侮辱的になる理由を知る必要がある、という風に感じている。
恐怖の淑女を侮辱しようものなら、その先に待ち受ける応報も覚悟しなければならない。

恐怖の淑女の預言者
ロガタス・シンナ

キャラクター特集 ー ライランス

次回クエスト

コメント

  1. <大鍋>のクエスト名「深淵に向かえ」

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