前回クエスト
物語内容
アルゴンの名残について
カサンドラと話して、アルゴンの名残について聞きましょう。
今までの働きは評価しているわ。
それで、もう少しだけ頼みたいことがあるの。
確かにファミアはよくやっているけど、現状は厳しい。
状況が悪くなった時のために、もう少し…機転が利く人が欲しい。
わかった。
しかし、本当にこの名残を見つけるべきだと思うか?
もちろん。
ここの誰かに警告されたんでしょう?
気持ちはわかる。
でも、たとえ暮らし方が変わっていても、私はアルゴニアンなの。
そしてお金もある。
民を助けるために使わないでどうするっていうの?
では、名残を見つければ報酬を受け取れるのか?
ええ。あなたの腕が立つのは明らかだわ。
この仕事にこれ以上ふさわしい者は考えられない。
ズカスと親しくなったんでしょう?
彼は名残のことをよく知っている。
説得してほしいの。
手助けしたいだけだって。
わかった。
ズカスを探して名残について聞こう。
これまでの努力と、これからの仕事に感謝するわ。
私はオルテン・ミーアリールに用がある。
ズカスとの件が済んだら、また会いましょう。
カサンドラという名のアルゴニアンは珍しい。
子供の頃はシロディールにいたの。
インペリアルの服、インペリアルの名前、インペリアルの風習。
それで物事が簡単になったわ。
もちろん、そのせいでマークマイアでは面倒が増えるけど。
私の人生におけるたくさんの皮肉の一つよ。
シロディールで生まれたのか?
いいえ。生まれはモロウウィンドよ。
詳しく話す気はないけど…大変な時期だった。
出来るなら忘れたい。
私の卵の一族が言うように、過ぎるに任せるべきね。
奴隷として生まれたなら、どうやって財産を築いた?
骨董品の売買よ。珍しい話でもないわ。
自分が少し…堅苦しいのはわかっている。
でも若い頃は、かなりの探検家だった。
手付かずのアイレイド遺跡を見つけてはその財宝を競売にかけて、大金を得ていた。
トレジャーハンターなのか?
それは違う。
アイレイドは私の祖先に酷い仕打ちをした。
私にしてみれば、賠償金みたいなものよ。
とにかく、今の仕事は純粋に慈善としてやっている。
ファミアと同じように、私もアルゴニアンの遺物を未来の世代のために保存したいだけ。
後ろにあるのはカジン・ジャットのクリスタルか?
あら、いい目をしてるわね。
このクリスタルが大変な発見だということを理解してもらいたいわ。
こういったバッカ石は、なかなか手に入らない。
バッカ石とは何だ?
ファミアに聞いていないの?
バッカ石は謎のクリスタル。
アイレイドのウェルキンド石にどことなく似ている。
私たちの祖先はこれを使って、太陽から注ぐマジカを蓄えたの。
黄色に輝いているのはそのせいよ。
強力な遺物であることは間違いないわ。
何かに使う計画があるのか?
機会があればね。
古代アルゴニアンの遺物には、動かすためにバッカ石が必要なものもある。
でも、破滅を導くような装置は使わないわ。約束する。
アルゴンの名残とは何だか知っているか?
歴史的にとてつもなく重要で…アルケインの力を秘めた品よ。
学術的な研究はほとんどなされていないけど、少しは知っている。
アルゴニアンの長老は、聖なる卵、あるいはザル・スティシルと呼んでいるわ。
卵には何かが入っているものでしょう?
中には何が入っていると思う?
答えよ。ヒストの始まりや力…その意図についての答え。
私にわかるのは、中身がただの硬貨や古代のガラクタではないということだけ。
名残は強大な力の器よ。
細心の注意と繊密な準備が必要なの。
見つけたら、アルゴンの名残をどうするつもりだ?
マークマイアの民にとって最良のことに使う。
心配なら言っておくけど、彼らの意見を聞かずに行動することないわ。
確かに私はよそ者みたいなものだけど、アルゴニアンには違いない。
私にとって、これは単なる学問的な問題というわけではないの。
元々マークマイアに住んでいた一族なのか?
正直に言うとわからない。
一族の歴史のほとんどは、私が生まれる何百年も前に、ダークエルフによって奪い去られた。
奴隷の所有権は、民族的な誇りを破壊するのに腐心した。
支配を容易にするためにね。
マークマイアに移って良いことはあったか?
ヒストが私に話しかけたかってこと?
それは…今は言いたくない。
別の機会にしましょう。
シロディール・コレクションの拠点にいる他の仲間たちと会話しましょう。
メルシウス
じゃあ、行くのね?いいわ。
少し安全になるし、読むものがたくさん手に入った!
アルゴンの名残…なんて謎めいてるの!
素敵な謎は大好きよ。
ズカスによろしく。
それから気をつけて。いいわね?
じゃあ、お前がファミアの世話をしているのか?
うらやましいわけじゃない。
彼女は弱い。
このマークマイアでは、弱者はワマスの餌になる。
名前はウィップテイル。カサンドラの護衛だ。
お前の名は言わなくていい。あまり長くはいないだろう。
ファミアを助けるといつもそうなる。
カサンドラのためにどんな仕事をしている?
耳に泥が詰まってるのか?
俺はお前がファミアのためにしていることをカサンドラにしている。
俺のほうが優れているからな。
なぜそう言える?
俺はマークマイアを知ってる。そこら辺の奴よりもな。
助言がほしいか?当然だな。
マークマイアを生き残るために必要なのは地図でも案内人でも、上等なマナーでもない。
力だ。やるべきことをやるための力さ。
いついかなる時もな。
いつか力を見せてやろう。
ほう?その機会があるといいな。
楽しそうだ。
お前のような者が、どうしてカサンドラの護衛に落ち着いた?
俺のような?
ふん。面白い。お前は面白い奴だ。
彼女が俺を探し求めたんだ。
カサンドラには才能を見抜く目がある。
彼女は結果を求める。俺はそれを与える。
給料はいいのか?
ふん。俺が金のためにやってると思うか?
もちろん違う。お前も違うはずだ。
お前や俺は、やりたいことをやっているだけだ。
金持ちでも貧乏人でも、その中間でも関係ない。
おとなしい羊の真似はしないことだ。
謙遜は、俺たちには似合わない。
ブライトスロート族と名残の鐘
アルゴンの名残について聞くため、ブライトスロート村にいるズカスに会いに行きましょう。
ああ、ビーコ。
予想していなかったと言ったら嘘になる。
我が故郷、ブライトスロートにようこそ。
ここはリルモスより快適だぞ。
なぜ来た?いや、当ててみよう…
アルゴンの名残を探さねばならない。
もちろんそうだとも。
この名残の問題は…理解してほしいのだが、マーシュ・ロビンの卵のように繊細だ。
とはいえ、お前から悪意は感じない。
正直に言えば我々には協力が必要だ。
ブライトスロートは交渉者であって戦士ではない。
そして今、戦争が起きつつある。
ありがとう。どうすればいい?
全ての答えはヒストと共にある。
問題はヒストの言葉を聞くことだ。
鐘作りのシュヴが力を貸してくれる。
我らのヒストは風を通して語りかける。
その言葉は大枝の軋む音によって伝わり、我々の鐘は助言を高らかに告げる。
詩的だろう?
鐘作りのシュヴはどこにいる?
シュヴは村の西にある鐘の湿地で日々を過ごしている。
私が若い頃は、あの鐘の音を聞いていつまでも過ごしたものだ。
とてもいい場所だ。
今から行くのか?私も同行しよう。
わかった。
鐘の湿地で鐘作りのシュヴを探そう。
お前は〈鐘作りのシュヴ〉を気に入ると思う。
お前たちの鼻が灰色の吠える犬のように、とても賢く、楽しい。
湿地への道を開こう。
名残について、個人的に知っているのか?
名残…あれは知るのではなく、感じるものだ。
肩にかかる雨、シナモンの葉のかすかな香りのようにな。
よそ者に説明するのは難しいがな。
試してほしい。
ふむ。いいだろう。
私が子供の頃、年老いたナヒーシュの長老が失われた部族の物語を聞かせてくれた。
遠く離れた石の家屋に住んでいた部族だ。
長老は名残については話さなかったが、その名が私の心の中で大きくなっていった。
なぜかは分からない。
この部族は何かを知っているかもしれない。
どこに行ったかわかるか?
残念だが、見当もつかない。
いずれにせよ、共に調べたほうがいいだろう。
少なくともお前にとってはな。
考えてみろ。
私が名残の場所を知っていたら、すでに隠していたはずだ。
お前が見ることはなかった!
鐘の湿地について教えてくれ。
名前で分かるだろう?
湿地だ。鐘で溢れた、な。
それがヒストと何か関わりがあるのか?
ふむ。
ヒストが我々に話しかけると考える者もいる。
私がお前に話しかけるように、言葉を使ってな。
これをクフプウォ、つまり〈口語り〉と呼ぶ。
滅多にないことだ。
大抵のヒストは言葉を使わずに話す。
ブライトスロートで、ヒストは鐘の音色を通じて語りかけるのだ。
鐘の湿地に行き、鐘作りのシュヴと会話しましょう。
それは…?ハッ!
小さなズカスが鐘の湿地にいる旧友を訪ねてくるかって?
今じゃ彼はとても忙しい身だ。
ケッポー草と同じくらいの背丈だった頃のことを思い出すよ!
お前はブラックガード殺しだな。
この足のこわばった職人に何ができる?
アルゴンの名残について、ヒストに聞いてほしい。
名残は…ううむ。
小さな質問ではないな、ズカスの友よ。
周りを見てみろ。
鐘を奏でている旋律は、それぞれ一つだけだ。
ある鐘は卵と子どもについて語り、別の鐘は死と旅の終わりについて鳴らしている。
では、名残について話す特定の鐘が必要なのか?
ハッ!このオジェルは賢いな、ズカス!
そうだ。この手であらゆる鐘を生み出しているが…名残だと?
真実を奏でるのは一つだけだ。
それは昔、太陽の恵みを受けた手で作られたもの。
卵の母の卵の母よりも古い。
部族の歴史と同じくらいな。
その鐘はどこにある?
しまってある。
土と失われた記憶の下にな。
理解してほしい。
卵の父はこの真実が風に乗って広まることを望まなかったんだ。
でもズカスが信頼している者であれば、私も信頼しよう。
枯れた地下室に行け。鐘を手に入れるんだ。
そうすれば真実がわかる。
わかった。
枯れた地下室から鐘を手に入れよう。
枯れた地下室は、村の北にある。
案内したいが、私の膝は焚き火のように硬く強張ってしまっていてな。
小さなズカスがお前に手を貸してくれるだろう。
気をつけろ。
沼を自分の鱗のように知っているブライトスロートでさえ、危機に直面することがある。
では、ずっとズカスと長い付き合いなのか?
ズカスが生まれる前からな!
私は小さな切り株と呼んでいた。
彼はよく、聞く樹の根本に立って枝を見上げていたものだ。
いつもいつも聞いていたよ。
いつか私の後継者になってくれると思っていたのだがな。
ならないのか?
本人に聞いてくれ!
木の番人パヴは、ズカスの中に古い樹液を見つけた。
パヴがズカスを根の使者にしてからは、彼の毎日は栄養不良のグアルのように忙しくなったのだ。
そうして、ついに彼にはもう聞く時間がなくなってしまった。
気に入らないのか?
すべてはヒストの意思のままに。
いつか、私のように年老いて痩せ細った時に帰って来るかもしれない。
彼はそれまで部族のために働くのだ。
それは何も残念なことではない。
ズカスと一緒に、枯れた地下室にある鐘を取りに行きましょう。
枯れた地下室だと?
セイゾ…他に道があるならそこには行かないぞ、ビーコ。
子供の頃、中に転がり込んだことがある。
二度と行かないと誓った。
悪いもので満ちた悪い場所だ。
聖なる鐘のためには最適な場所だな?
名残への道は牛のいびきのごとくだ。
さあ、鐘を探そう。
湿地を去るときは、サンダルに石が入った時のように悲しい。
いつか二人で、粘液のワインを飲みながら、耳を傾けよう。
この沼は深いな。
リルモスの泥溜まりとは大違いだ。
ああ、〈リヴァイアサンの陰茎〉が生えているな。
効果の高い薬草だ。
後で摘むから、忘れていたら言ってくれ!
ブライトスロートはここを縄張りにしないと思う。
風はほとんど吹かず、種は中が空で、魚も釣れない。
風と種と魚を奪われたら、まともに育たないだろう!
あれだ…少し先だ。
…ここは鱗が乾くな。
石から良いものは生まれない。
早く済ませよう。
ここにあるのは鐘だけではないはずだ。
気をつけろ。
枯れた地下室には、獣が居座っています。
地下室に居座る獣を倒して、名残の鐘を手に入れましょう。
ナヒーシュの長老達は、ここの話をしない…私にすらな。
ビーコ、気をつけろよ。
鐘が…風もないのに鐘が鳴っている。
この道の先だ。カオク、嫌な予感がするな。
まだ成すべきことがあるだろう。
ビーコ、よくやった!
ブライトスロートに戻ろう。
名残の鐘を手に入れたら、鐘作りのシュヴの所に戻りましょう。
獣が枯れた地下室を巣にしている?
鐘を汚しているだと?
怒りの棘に血が満ちる!
落ち着いてくれ、シュヴ。
誰もそんな光景は見たくない。
その鐘は丁寧に扱え、ビーコ。
忘れるな、それはシュヴより古く、シュヴはトビー・ラジタ…お前たちの言葉で〈泥よりも古い〉
風がお前を歓迎しているぞ、ズカスの友よ。
名残の鐘を持っているか?
どうか年老いたトカゲの背骨を落ち着かせてくれ。
ズカスが言っていた獣は、鐘に食いついたりしなかったか?
いや、問題はなさそうだ。
これからどうする?
ヒストに栄光あれ!
鐘を聞く樹に運んで吊るすんだ。
用意ができたら、祈りの石を握って集中しろ。
正当な理由があれば、ヒストは答えてくれる。
答えてくれなかったらどうするかって?
鐘を埋めるのにいい場所を探さないといけないな。
鐘を吊るそう。
湿地の中央に持って行け、ズカスの友よ。
風を最もよく捕らえる場所に!
なぜためらう?鐘を吊るせ、ビーコ。
名残の鐘を樹の枝に吊るしましょう。
完璧だ!
では湿地の中央に立つのだ。
そして、祈りの石で名残に集中しろ。
何かが私の耳に触れたが、とてもかすかだ。
その祈りの石に集中しろ、ビーコ。
ヒストが何かを告げようとしている。
最初の風を感じる…これからもっと強く吹いてくるぞ。
さあ、祈りの石に集中せよ!
ヒストの知恵を呼び出すのだ!
鐘作りのシュヴがくれた祈りの石に集中して、鐘の儀式を行いましょう。
樹液の母よ。大枝の父よ。
我々はあなたの導きと、歌の恵みを求める。
我々の願いを聞き入れ、名残の真実をお話ください。
何も…何も聞こえない。
ささやき声以外は何も…
そんなはずはない。
待て…聞こえる、シュヴ、聞こえるぞ!
ヒストが名残の真実を歌っている!
本当か?
ズカスよ、お前が鐘職人の心を持っているのは分かっていたぞ。
さあ、何が聞こえたのか教えてくれ!
ズカス!私の小さい聞き手よ!
泥が我が母であるように、彼が聞いたかも知れない秘密がどこだけ見過ごされてきたことか。
彼は鐘作りの魂を持っている。
私はそれを知っていた。
いつの日か、彼は風と音楽への道を探るだろう。
この生でできなければ、次の生でな。
ズカスと会話しましょう。
混乱している。
シュヴは部族で最も賢い聞き手だ。
私にはっきり聞こえるのに、どうして彼には何も聞こえない?
彼は年をとりすぎた。
耳の穴を洗えばいいだけかも知れないな。
疑わしい。
鐘はアルゴンの名残について何と言っていた?
〈かつて見られたものを見るために星の煙を、かつて聞かれたものを聞くために太陽なき樹液を〉
言葉の茨だ。
ヒストの詩は悪くないが、今は呑気に吟じている場合ではないな。
どうしてこれがアルゴンの名残を探す助けになる?
分からない。
シュヴが解読する方法を教えてくれるといいが、時間はかかるだろう。
何か分かったら知らせよう。
友のファミアも力を貸してくれるのか?
あるいはカサンドラか。
どちらもマーシュの石の秘密を知っている。
役立つかもしれない。
カサンドラからオルテン・ミーアリールで会おうと言われている。
彼女に確認する。
陽の光がビーコの道を照らすように。
蛇には注意しろ。いつも足がないとは限らない。
あまりにも多すぎる目が名残を探している。
彼らはお前が知っていることを知っている。
意味によっては、危険な状態だ。
ズカスと私は話すことがたくさんある。
この謎は私の膜を干上がらせるかも知れないが、ブライトスロートの名にかけて謎を解こう。
気をつけてくれ、ズカスの友よ。
オルテン・ミーアリール事件
オルテン・ミーアリールに行くと、ファミアが呼びかけてきます。
メルシウス
ねえ、こっちよ!
メルシウス
カサンドラからここにいるって聞いたの。
知らせがあるわ。
メルシウス
足取りが軽いわね。
ブライトスロートでの仕事はうまく行ったと思っていい?
見事ね!
いくつか進展があった。
カサンドラはどこにいる?
メルシウス
名残についての別の手がかりを追ってる。
手がかりか分からないけど。
彼女が以前一緒に働いていた誰かが、シロディール・コレクションに資金提供を始めたそうよ。
それ以上は知らない。
彼女はあなたを見かけたら、合流するよう伝えてって言ってた。
そうするべきよ!
どこで合流すればいい?
メルシウス
ここから西の、あの不気味な監獄の近くよ。
大部分は聞き逃しちゃった。
彼女の護衛が気になってね。
あいつが私を見る目つき…背筋が凍るわ。
でも、話すべきことは他にあるわね。
ズカスといて何が分かったの?
謎だ。
「かつて見られたものを見るために星の煙を、かつて聞かれたものを聞くために太陽なき樹液を」
メルシウス
うーん。儀式用のアルゴニアンの詩ね。
よく用いられる言葉だけど、韻律が全部間違ってる。
まだ何かあるはずよ。
抜けてるところがあるのかしら?
本当はカサンドラがこういうのに詳しいんだけど。
あなたは出発したほうがいいわ。
私は関係する文書を調べてみる。
カサンドラと合流しよう。
メルシウス
太陽なき樹液…ブライトスロートのヒストがそんな陰気な言葉を話すなんて奇妙ね。
暗黒時代の記述?第一紀のアレッシア侵略?
あるいはまだ来ていない暗黒時代…
なんとしても、そうじゃないことを願うわ。
なぜオルテン・ミーアリールに来た?
メルシウス
カサンドラに呼ばれたのよ。
正直、たまに事務所から出られるのはありがたいわ。
いるうちにテーバ・エノーの試合にでも出ようかと思ったくらいよ。
でも、それは我慢したほうがよさそうね。
リルモスに戻ってあなたの詩を調べなきゃ!
なぜカサンドラはあの護衛を雇った?
ウィップテイルだったか?
メルシウス
私が知りたいわよ!あの男、最低よね!
彼女は確か6ヶ月前にあいつを雇ったのよ。
カサンドラの生命が危なくなったことはないはずだけど、あいつはいつもいて、嫌な目で私たちを見るの。
今はあなたがいるから、クビにしてくれるかも。
そうなりますように!
助けた探検家たちはどうしている?
メルシウス
ああ、彼らなら大丈夫よ。ちょっと怯えてるけどね。
何人かは探検をもうやめたいと言ってきたわ。仕方ないことだけど。
幸運なことに、ザダザは留まることを選んでくれた。
誘拐なんかで仕事を諦める人じゃないもの。
プライド高いから!
オルテン・ミーアリールの西の遺跡にいるカサンドラと合流しましょう。
無駄だ。所持品は全部漁られている。
まあ、簡単なことよ。
ああ。来たのね。
カサンドラとウィップテイルの側には、アルゴニアンの遺体があります。
何か言うことがあるなら、カサンドラに言え。
カサンドラと話して、ここで何が起きたのか聞きましょう。
見つけてもらえて助かったわ。
ご覧の通り、このざまよ。
情けないところをみせたわね。
ブライトスロート村での調査はどう?
収穫はあった?
アルゴンの名残に関する謎を学んだ。
ここでは何が起きた?
殺人よ。殺されたのは…ヒートザシ。仲間だった。
ファミアほど楽しくもないし知識もなかったけど、彼なりに貢献していた。
あまり評判のよくない場所を旅していたの。
ブラックガードの計画を突き止めてくれると期待していたのに。
彼はどうやって死んだ?
それを調べようとしているの。
何があったにせよ、綺麗な話ではないし、単純でもない。
厄介ね。
ヒートザシがブラックガードに追われていたのなら、名残について何か知っているはずよ。
辺りを調べて。
わかった。
名残に関連するものを探そう。
何かを見つけたら知らせて。手は貸す。
私の目はもう昔とは違うけど。
沼のナメクジに覆われた死体があった。
あの素敵な女が言ったことをやって、名残についての手がかりを探せ。
周辺を探索して、ヒートザシが何か残していないか探しましょう。
遺体の側には、血の付いた布があります。
喉を切られていた。
包帯を巻くだけでは、血を止められなかったみたいね。
周辺を探索すると、ヒートザシの日記のページが散らばっています。
何が見つかったの?
よかったら見せてくれない?
カサンドラに見つけた日記を見せましょう。
ヒートザシの日記のページ?
死んだ者を悪く言うつもりはないけど、驚いたわ。
日記をつけるほどマメだとは思っていなかったから。
ヒートザシが名残について知っているなら、計り知れない価値があるわ。
連中の一人が、ブラックガードはヒストと交信するアルゴニアンの遺物を探していると話していた。
じゃあ、私たちが知っていることを、ブラックガードも知ったのね。
名残の真実を卵の一族から引き出すことはできない。
何故なら、彼らも知らないから。
部族の遺物だけが答えをくれる。
ブライトスロートの謎かけのことはどうやって知ったの?
特別な鐘を鳴らして、ヒストと交信した。
いい?ヒストの声には導管が必要なの。
意思を伝える物理的な手段がね。
ブラックガードはブライトスロートの鐘を手に入れられなかったけど、遺物をデッドウォーター族から盗むつもりよ。
大胆というか、とんでもない愚か者というか。
ではデッドウォーター族と話して、この遺物が何なのか聞けばいいのか?
その通り。
部族のカールを知っているでしょう?
ジャクシク・オルンって言ったかしら?
ジャクシクに会って状況を伝えて。
デッドウォーター族が名残について知る方法があるなら、ブラックガードより先に見つけないといけない。
わかった。デッドウォーター村でジャクシク・オルンを探そう。
気をつけて。
デッドウォーター族との件が済んだら、リルモスにあるシロディール・コレクションの本部に来て。
近づいているわ。わかる…私にはわかる。
遺物の仕事にとても興奮しているようだ。
冷静だからといって、情熱がないとは思わないで。
すごく興奮している。
質問の答えは、ええ、その通り。
重要な遺物が見つかるとわくわくする。
ヒストについての私の理論を裏付けてくれる。
どんな理論だ?
何年か前、このことを題材にして論文を書いたの。
400ページあるけど、要約しましょうか。
アルゴニアンはヒストと特別な関係を持っている。
彼らはヒストの意思を聞き、命令を感じる。
「彼ら」?
アルゴニアンなのに「我々」ではないのか?
ええ。私にヒストの声は聞こえない。
どういうことだ?
ヒストの樹液に触れても、枝の陰で休んでも、何も聞こえない。
囁きも、穏やかな音色も、かすかな香りもしない。
あるのは静寂。完全なる静寂だけ。
お気の毒に。
気にしないで。
何も聞こえなくて悩んでいるのは認めるわ。
でも、知ってる?
卵の一族でも、何か仲介するものが必要になることがあるの!
鐘、デッドウォーターの遺物、名残そのもの。
私にも…何か聞こえるかもしれない。
デッドウォーターのナガが、友の死体から武器を作るのは知ってるな?
彼らが好きでない人々に何をするかは、誰も知らない。
何か実用的なものかも知れない。
風向計とか家具か?
ふむ。芸術家ではないが、その創造性は賞賛しよう。
デッドウォーター族の墓標
デッドウォーター村に行くと、ジャクシク・オルンと墓の歌い手キ・アトが一緒にいます。
キ・アト
私は牙を軋る。これは冒涜に他ならない!
墓の歌い手キ・アトと会話しましょう。
キ・アト
お前はカールのジャクシク・オルンがブラックガードを倒す手伝いをしたオジェルだな?
違うのか?ふむ。お前は殺していないようだな。
何者だ?
キ・アト
私は唇を丸める。
名も名乗らずに、他人の名を聞くのか?
オジェルらしいな。奪って、奪って、奪う。
ならば聞かせよう。
墓の歌い手キ・アト。
デッドウォーターの死の秘密と最期の言葉の番人だ。
墓の歌い手とはどんな仕事をする?
キ・アト
死はさまざまな形でやって来て、さまざまな仮面を被る。
遺体に向かい、必要な時は杭を刺し、必要な時は臓器を摘出する。
墓標を読み、倒れた戦士の最期の歌を歌う。
墓標?
キ・アト
私は首を縦に振る。
その通り。墓標だ。
本当の名前はズル・ヴァート。
それぞれに貫いている遺体の物語が書かれている。
すぐにわかる。
ジャクシク・オルンと会話しましょう。
オルン
私は目を細める。
あなたとブラックガードが探してるものは知ってる。
ツォジェイと私は叩き潰し、切り裂き、突き刺す。
それでも限界を越えるオジェルの数が増えている。
皆がアルゴンの名残を探している。
私が先に見つけないといけない。
私が先に見つける。
ブラックガードと敵対しているのはわかっているだろう。
一緒に名残を探せるはずだ。
オルン
考えておくわ。
私たちは多くの蛮族を一緒に倒した。
これからも同じことができる。
あなたが名残の秘密にふさわしいとヒストが考えるなら、あなたは生き残る。
そうでなければ、それまでよ。
私はブラックガードを狩る。
連中は村に忍び込んで、私たちの墓標を花のように引き抜いてる。
ブラックガードは部族の遺物が名残に導くと考えているようだ。
墓標は特別な物なのか?
オルン
私は眉を立てる。
特別かって?そうよ。
私たちの墓標は死者を休息の地に留めておくだけのものじゃない。
杭がそれぞれ物語を語ってるの。
その中には部族と同じくらい古いものもある。
私たちの中で最も偉大なラジカールには、ヒストの大枝で自分の墓標を作る栄誉が与えられるのよ。
名残の秘密が、こうした墓標に刻まれている可能性は?
オルン
あるわ。ブラックガードを切り刻んでやる理由が増えたわね。
村の東にある沼で合流しましょう。
私たちの採石場があるわ。
ボグブライトもたくさんいる。
あの野蛮な盗賊どもに眠りを覚まされたのよ。
武器を構えなさい。戦いの時よ。
村の外で会おう。
オルン
この蛮族たちは、よりによって私たちの墓標を盗んだ。
私の激怒の背骨が震える。
オジェル、あいつらは血で代価を払うことになるわ。
キ・アト
死者がお前の名を告げているぞ、オジェル。
浅瀬から沸き立つのが聞こえる。
この深淵の闇で、お前は彼らの好意を得るか、彼らの仲間入りをする。
デッドウォーター村の東にあるブラックガードのキャンプに行きましょう。
オルン
もう来たの?早いのね、オジェル。認めるわ。
でもお世辞は十分。今後はすべてが戦いの話になる。
私達はデッドウォーターのカールの墓標を探し…復讐する。
両方とも達成できるでしょう。
作戦はあるか?
オルン
ブラックガードは墓標の用途を考えもせず、死んだ卵の一族の墓標を盗んでる。
今じゃ、川はボグブライトで溢れかえっているわ。
死んでるのも死んでいないのもいるけど、ナガを丸呑みする。
頭を使えば、あいつらが食うのはブラックガードだけになる。
面白そうだ。何をすればいい?
オルン
ブラックガードの蛮族どもはパーンジーズを建てた。
この言葉は「煙を吐くもの」という意味よ。
ボグブライトを遠ざける臭いを発する、多量の脂を含んだ腐った肉なの。
墓標を回収しながら、煙を破壊して。
死んだ怪物も死んでない怪物も、私たちの敵を見つけて始末してくれるわ。
わかった。
煙を破壊して墓標を取り戻す。
オルン
今回は、手を組みましょう。
蛇1匹に。頭は2つあるけど。
ボグブライトの攻撃は懸念しているか?
オルン
スピアアント1匹は何でもないけど、巣1つは死を意味する。
ボグブライトは私たちにとって何でもない。
1匹ならね。でも大量に集まれば脅威となる。
戦う者にとっては、栄誉でもあるわ。
私の卵の兄弟ツォジェイは、ボグブライトに倒された。
気の毒に。
オルン
気の毒じゃないわ。
名誉ある戦いだった。
それに、今も私と一緒に戦ってるでしょ?
デッドウォーターにとって、死は確実なもの。
でも死は新たな命をもたらす。
盾や弓、斧やナイフとなって。
時が来れば、魂は移り変わる。
全ては変化するけど、終わってしまうものは何もない。
それは…詩的だな?
オルン
うーん。どうかしら。
詩的…〈柔らかい〉って意味だった?
柔らかい言葉はブライトスロートのものよ。ズカスのような。
無駄に卵を見つめてしまったわね。
私たちにはやるべき仕事がある。
墓標について、詳細に話してほしい。
オルン
私たちはズル・ヴァートと呼んでいるわ。
あれは私たちの勝利の物語を伝えてる。
敗北の物語も。
幼少期の話や友の名前、夢や悪夢もね。
あれは死者をその場所に留めてもいるわ。
泥の中に。
この辺りでは、死者がよく蘇るのか?
オルン
名前が付くくらいにはね。ボグブライトって。
深い湿地には奇妙なものがたくさんうろついてるの。
蔓や石の獣、巨大なハジ・モタ、幽霊やスライム、クロコダイルのような口を持つ植物とかね。
死んでいない死体は、それに比べればおとなしい。
では、死者を留めておく墓標は、復活を防いでいるのか?
オルン
そういうことよ。
野蛮な連中が墓標を盗むまではね。
ほらね?最初の話題に戻ったでしょう。
ジャクシク・オルンと一緒に、ブラックガードに盗まれた墓標を取り返しましょう。
オルン
よし。
もうすぐボグブライトがこの野営地を襲うはずよ。
ええ!デッドウォーターに挑んだブラックガードめ、代償を払ってもらうわ!
よくやったわ。それでは北に向かいましょう。
あいつらの本拠地を攻撃して、全部終わらせる!
盗まれた墓標を取り返したら、ジャクシク・オルンと合流しましょう。
ジャクシク・オルンの側には2つの死体が転がっています。
オルン
オジェル、こっちよ!
オルン
団結して戦うことを話したけど、この2人はあまりにも騒がしくて愚かだった。
だから、ツォジェイと私は殺さなければならなかった。
あいつらは死ぬ前に、名残とヒストの木の墓標について話してたわ。
何を言っていた?
オルン
誰かが遺物が見つからないと叫んでたわ。
クロナカールの墓標…数知れぬ槍のエトラと呼ばれる、偉大なデッドウォーターの戦士長よ。
エトラに匹敵するデッドウォーターの戦士は少ない。
彼はウトゥルムよ。
あなたの言葉では〈伝説〉かしらね。
彼の墓標が、アルゴンの名残に導くのか?
オルン
私は瞳を瞬く。
あり得るかもしれない。
ズル・ヴァートを読むのは墓の歌い手の仕事だから。
墓標を取り戻すまでわからない。
デッドウォーターのカールは全員エトラの眠る地を知ってる。
ツォジェイと私が示すわ。西を見て、尾根を進むの。
彼の墓はそこよ。
彼との戦いを手伝ってくれるか?
オルン
私の尾は垂れる。
エトラは数知れぬ槍の墓に埋葬されてる。不浄の地よ。
ヴァハット。乾いた者の言葉では〈禁忌〉という。
ツォジェイと私はあそこで戦えない。
でもあなたなら戦える。
もしエトラから墓標を引き抜けたら、墓の歌い手の小屋まで持ってきて。
引き抜けなかったら?
オルン
あなたの死体を回収して、頭蓋骨で兜を作るわ。
少なくとも、あなたにはそれだけの資格がある。
わかった。
エトラの墓標を手に入れて、墓の歌い手の小屋で会おう。
オルン
なぜうなだれるの?
戦いの背骨を逆立てなさい!
エトラは確かに伝説だった。
でもあなたが戦うのはエトラじゃない。
必要とされない断片。
粘液や古い魔法でつなぎ合わされ、粉砕して引き裂くべき獣よ!
武器を取って、攻撃して!
数知れぬ槍のエトラについて他に何か知らないか?
オルン
物語を伝えるのはカールの役目じゃないけど…やってみるわ。
ナヒーシュの長老たちは、エトラが部族よりも古い魂を持っていたと言う。
孵化しないうちから、卵の番人たちは殻の中から彼が歌うのを聞いたそうよ。
血を!死を!栄光を!とね。
そして、英雄に育ったのか?
オルン
私は首を横に振る。
私たちにとっては英雄だけど、あなたたちにとっては違う。
エトラは雷雲のようにマーシュを駆け巡った。
大木を切り倒し、巨大な獣を屠り、偉大な戦士たちの心臓を喰らった。
エトラはしばしば、敵対者の墓標を戦利品として奪った。
墓標をどうした?
オルン
彼は大きな石造りの地下室に墓標を保管し、それが彼の墓になった。
あなたが彼と対決する場所はそこよ。数知れぬ槍の墓。
ある暗い日に、巨大なスライムが地下室を占拠した。
エトラはそのことを知って激怒し、襲いかかった。
勝ったのか?
オルン
いいえ。彼は誇り高く死んだわ。
デッドウォーターの偉大なカールたちが、幾人もあの墓を襲った。
エトラの一部…骨や肉片を拾って、強力な武器を作るために。
でも、全員死んだわ。
今では彼らの死体とエトラの遺骸が、あの墓をさまよっている。
さっきも言ったけど、ヴァハットよ。
悪い話ではなかった。
オルン
私は目を回す。
急がないと、私はアルゴンの名残を奪われた鈍いオジェルの物語を伝えなきゃならなくなるわ。
さあ、行って!早く!
数知れぬ槍の墓に行って、エトラの墓標を手に入れましょう。
エトラを倒して墓標を手に入れたら、墓の歌い手の小屋に行きましょう。
墓の歌い手の小屋に入ると、ジャクシク・オルンと墓の歌い手キ・アトが会話しています。
オルン
それは…墓標にまつわるエトラの物語?
それともヒスト?
キ・アト
カールよ、その両方だ。
我々の物語に、ヒストの物語でないものはあるのか?
二人に墓標を持ってきたことを伝えましょう。
キ・アト
エトラの墓標がある?
それは…大したものだな、オジェル。
ジャクシク・オルンに見せるんだ。
彼女がその話を読んでくれる。
オルン
彼らが帰っていくのを見た。
エトラを倒したの?
よかった。その勝利は根を鳴らす。
墓の歌い手キ・アトは、私たちが探しているものが墓標のシンボルではなく、木そのものだと言ってる。
木を読む方法はわからないけど、彼は私が読まなければならないと言ってるわ。
エトラの墓標を持ってきた。
オルン
何てこと。他の墓標と変わらないわ。
何を探せばいいのかさえ分からない。
シンボルも摩耗して…待って、見えるわ。
木目の中。螺旋模様と節の中に見える。
名残は…木の中を泳いでる。
ほとんど触れられそうなくらい。
それでどこに名残があるのかわかるのか?
オルン
急かさないで!
言葉がある…庭の石の、口の中?
ええ、これだけ。
他には何も見えない。
何か意味があるに違いない。もし…
オルン
探し求めていたのはこんなものだったの?
庭?私は火を吐くわ。
どうして簡単にできないの?カオク。
まだ何かあるに違いないわ!
あなたは私たちが知らないことを知ってるんでしょう?
リルモスで我々と合流してくれれば、わかったことを全て伝える。
オルン
「我々」って?
あの間抜けなファミア?ズカス?乾いた鱗のカサンドラ?
腰抜けと裏切り者の巣窟じゃない!
私は絶対…
…ごめんなさい。
デッドウォーターは疑り深い民だけど、あなたは私の敬意に値する。
ありがとう。
シロディール・コレクションの本部で会おう。
オルン
墓の歌い手キ・アトと話さなければいけない。
もう行って。リルモスで会いましょう。
キ・アト
時間がない。話しかけるな。
シロディール・コレクションに集合
シロディール・コレクションの拠点に戻りましょう。
メルシウス
お願い、分かって。
私たちが名残を探しているのは…あら、いたのね!
拠点に戻ると、ズカスとジャクシクとシロディール・コレクションの仲間たちがいます。
戻ったのね。ご覧の通り、訪問者よ。
ズカスは嬉しいけど、ジャクシク・オルンはそうでもない。
それでも、名残を見つける手伝いをしてくれる人は歓迎よ。
わかったことをファミアに話して。
心当たりがあるかも知れない。
オルン
私は鼻を広げる。
戦利品はなく、死んだ言葉の本の山、醜い四角の絵があちこちにある…オジェルはこれでどうやって生活してるの?
到着が間に合ったな、ビーコ。
カサンドラは年老いた母亀のように我々を監視している。
ジャクシクは檻のワマスのように彷徨い、哀れな友ファミアは友人を作ろうとしている…
好色なアルゴニアンの歩兵と歌う夜よりも奇妙だ!
ちょっとしたパーティーを開けたな。
俺を見てみろ…いつものように軽装だ。
ファミアと会話しましょう。
メルシウス
あなたが来てくれたことを、マーラに感謝しましょう。
こんなにひどい集まりは、妹のコンコルディアの7歳の誕生日以来よ。
マリナスが彼女のプリンにナメクジを入れたの。
今でも叫び声が聞こえるわ!うう~
記録のためにお茶を出したわ。
でも必要なのは答えなの。
デッドウォーター族で別の謎を手に入れた。
「庭の石の、口の中」だそうだ。
メルシウス
明らかに場所ね。でもどこ?
最初の謎についてもう少し調べてみたわ。
煙と樹液のやつよ。覚えてる?
論文を6本ぐらい読んだけど、あれが夢浸りについて言及しているのは間違いないと思う。
夢浸り?
メルシウス
アルゴニアンの礼拝のようなものよ。
自分で目撃したことはないけど、通常は一定期間の隠遁と、精神を変容される強力な薬草の使用を伴う。
文書によれば、夢浸りは物理を超越した事象を見られるそうよ。
では「庭の石の、口の中」でこの儀式を行えばいいのか?
メルシウス
そういうこと。
あとはその場所さえ分かれば…待って!
口の中の庭園!呑まれた林だわ!リー・アン・ウーよ!
呑まれた林で夢浸り。
こんな刺激的なことがある?
すぐにカサンドラと話し合わなきゃ!
見つけたものをカサンドラに伝えよう。
リー・アン・ウー呑まれた林だ。
奇妙なものが数多くうろついているぞ。
オルン
奇妙であろうがなかろうが、ツォジェイと私は名残を脅かすものを全て殺す。
全てね。
ファミアはアルゴンの名残の在り処を突き止めました。
友のファミアは夢浸りについて何か言ってたか?
カオク…すまない…私については心配いらない。
大丈夫だ。カサンドラと話してくれ。
オルン
ファミアは…他のオジェルよりも賢いけど、まだ知恵の卵を引っかいてる。
もっと強い爪がなければ、決して成功しない。
メルシウス
呑まれた林への探検。素晴らしいわ!
私は荷作りを始めるわね。
カサンドラと会話しましょう。
呑まれた林で夢浸り?
魅惑的ね。それに時宣を得ている。
2人ともよくやったわね。
呑まれた林にはいつ向かう?
今すぐよ。
軽率さは命取りになるから急いで出発するのは好きではないけど、あいにく待っている余裕はない。
あなたには感謝しているわ。
アルゴンの名残はもうすぐ手に入るはずよ。
クエストを完了する。
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