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書籍

ツォクソルザの手紙

ジーマト

サマーセットは使者が言っているような素晴らしい楽園ではない。女王の布告は非常に魅力的だが、ハイエルフはよそ者たちに何も望んでいない。彼らにとって新参者はグアルのノミ以下の存在なのだ。船から下りるとすぐに、私の「社会規則に対する理解力」を確かめるため、修道院の司祭たちに「文化的評価」をされることになった。しかし、結局一度も質問されることはなかった。

彼らは修道院の奥にある独房に私を閉じ込めた。この島に来た他の新参者たちもそこにいた。私は全てのことに納得できなかった、まるで間違って冷たい流れに入り込んでしまったお湯のような気分だ。デイドラの祈りと共に感謝を捧げる、モンクの声が聞こえてきた、もはや脱出する以外に方法はない。彼らが盗賊ギルドに所属していたかどうかは定かではないが、私はお前に認められないだろう友人たちから学んだ技術を活用して、修道院から脱出した。

朝になったらアリノールに向かう。できるならマークマイアまで無事に辿り着きたい。だがとにかく、今はここ以外ならどこでもいい。

ツォクソルザ

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