ウッドオークは、自分達の腕力や霊魂の力、そして自分達の神の力に誇りを持っている。戦いに負けることはあっても、敗北することはないと信じているのだ。 しかしその誇りと信念はアバマスで打ち砕かれた。アイレイド軍がウッドオークの街に到着したとき、戦士達は「マラキャスの血」で戦化粧を施し、呪術師の魔法に頼って自分達を侵攻軍から守ろうとした。彼らは力強く立ち上がり、持ちこたえた。 そして彼らは敗れた。 そして死んだ。 逃げた者もいた。末裔の者を苦しめている恥だ。 アイレイドはアバマスを占領し、自分達の領土とした。ウッドオークはその敗北を記憶に刻み、スローガンとした。ウッドオークの多く、アバマス占領に関わっていた者の末裔達は特に、新たな残忍さを示すことで恥を洗い流そうと、未だに顔へ赤い化粧を施している。
アバマス占領

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