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クエスト

シーカーの保管所

ESOクラグローン > デイリークエスト

物語内容

シーカーの保管所について聞く

シーカーの保管所の近くにいる、イブルーラと会話しましょう。

イブルーラ
イブルーラ

あなたと会えてよかった。
私は星読みの味方、イブルーラよ。

この聖堂に入りたいけど、セレスティアルの戦士である、アンカ・ラーの軍が扉を封じた。
封印をやぶるために手伝いが必要なの。

なぜ聖堂に入ろうとしている?

イブルーラ
イブルーラ

この聖堂には、セレスティアルがもたらした危機を終わらせるための、秘密が隠されていると思う。

中には〈シーカーの保管所〉と呼ばれている、大きな蔵書庫があってね。
私、前にも不可能と思っていた難題の答えを見つけに来たことがあるの。
けれどアンカ・ラーが現れてから、書庫への道が閉ざされてしまって。

聖堂の封印を解く方法を知っているのか?

イブルーラ
イブルーラ

聖堂の扉を開くには、周りにある遺跡から光を放つの。

その光の元を見つけて発動できれば、扉は開くわ。
けど、こんな場所だもの、アンカ・ラーが絶対守っているはず。
気をつけてね。

遺跡を探索しながらビームを発動させる方法を見つける。

イブルーラ
イブルーラ

アンカ・ラーを倒す方法を見つけて、聖堂の扉を開くための装置を起動しなければいけない。

そうしたらシーカーの保管所に入って、セレスティアルを倒す情報を探せるわ。

いくつか聞きたいことがある。

イブルーラ
イブルーラ

私の答えに満足してもらえるかわからないけど、クラグローンは厳しく荒涼とした場所よ。
クラグローンの歴史は、その多くが伝説になっているの。

アンカ・ラーについて教えてくれ。

イブルーラ
イブルーラ

それは私も答えが知りたい質問の一つよ。
彼らは生きても死んでもいない。
でも正確にはアンデッドでもない。
呪われているの。

セレスティアルの戦士が彼らを制御していると言われているけど、それは事実のほんの一部だと思う。

どういうことだ?

イブルーラ
イブルーラ

この聖堂が良い例だわ。
アンカ・ラーたちが地面から這い出てきて守りだしたの。
まるで死ぬ直前にやっていたことを継続していたかのようにね。

私は、彼らがクラグローンと深い関係を持っていると信じてるの。

シーカーの保管所について教えてくれ。

イブルーラ
イブルーラ

シーカーの保管所は、クラグローンの不思議の一つよ。
驚くべき蔵書庫であり、数百年間外部に触れられておらず、未知のものによって建てられた。

蔵書庫の上の聖堂はヨクダだけど、収められている幾つかの本はヨクダ時代よりもっと古いのよ!

どうやってそれを発見した?

イブルーラ
イブルーラ

運なのか、それとも運命だったのかもしれない。
私は以前は星読みで、星を使って予言や兆候を探していた。

だけど私が捜し求めていた知識は空の上ではなく、下の地面にあったとは知らなかったわ。

聖堂の封印を解く

シーカーの保管所に入るため、聖堂の3つの封印を解除しましょう。

イブルーラ
イブルーラ

見て。
封印を解いたら、光が発動したわ。
他の封印も見つけないと。

イブルーラ
イブルーラ

アンカ・ラーが封印を守っているところを見ると、始めからこうなるように作られたみたいね。

イブルーラ
イブルーラ

ようやくね。
封印が解かれて聖堂に入ることができるわ。
けど、気をつけて。
セレスティアルが現れてから、不思議なことが起きてる。
何がいるかわからないわ。

3つの封印を解除した後、イブルーラと会話しましょう。

イブルーラ
イブルーラ

やったわ!
装置が発動したから、これで聖堂に入れるはずよ。

シーカーの保管所を探索する

シーカーの保管所
「シーカーの保管所」…ヨクダの聖堂の名前としては興味深い。
扉の下から乾いた埃っぽい隙間風が吹き、膨大な書物の香りを運んでくる…

シーカーの保管所に入った後、イブルーラと会話しましょう。

イブルーラ
イブルーラ

聖堂に入ったから、伝えなければならない事があるの。

シーカーの保管所には、多くの秘密の知識が集められているけど、その理由はまだ伝えてない。

理由は?

イブルーラ
イブルーラ

〈シーカーの保管所〉は、ただの蔵書庫ではないの。
知識のデイドラ公、ハルメアス・モラのための祠よ。

ここはデイドラの祠なのか?

イブルーラ
イブルーラ

ええ。
数百年前に建てられたものよ。
ハンマーフェルにヨクダがくる遥か以前に。

私は何年もこの神殿を訪れていて、知識と引き換えにハルメアス・モラに遺物を捧げている。

なぜそれをもっと早く教えてくれなかったのか?

イブルーラ
イブルーラ

ごめんなさい。
でも知られていたら、助けてくれなかったかもしれないと思って。
デイドラ公について、皆が寛大な心を持っているわけではないの。

でも私はセレスティアルを倒す知識を探している。
それは事実よ。
その知識は、ハルメアス・モラが与えてくれるとも信じてる。

ハルメアス・モラが何か教えてくれるとは限らないが。

イブルーラ
イブルーラ

ハルメアス・モラの従者たちは、シーカーと呼ばれていた。

シーカーは祠に供物を送り、デイドラ公は秘密の知識を報酬として与えていた。
だから、私はいつもドラゴンテール山地からの遺物を持ち歩いている。

デイドラ公を信仰しているか?

イブルーラ
イブルーラ

必要なことをやるだけよ。
ハルメアス・モラは他のデイドラとは違う。
時に残酷な面を見せるけど、理不尽ではない。

彼は知識だけに興味がある。
供物を運ぶことでクラグローンをセレスティアルから救えるのなら、それはそれでいい。

イブルーラ
イブルーラ

ハルメアス・モラの祠は保管所の奥にある。
私はセレスティアルについての情報と交換するために、ドラゴンテール山脈の妙な遺物を持ってるの。
十分だといいんだけど。

シーカーの保管所の深部まで行くと、地下に降りる穴を見つけます。

穴に飛び降りて、さらに先へ進みましょう。

イブルーラ
イブルーラ

地下にハルメアス・モラの祠があるわ。
セレスティアルが現れてから、神殿の警護のためにデイドラを召喚しているみたいね。
気をつけて。

イブルーラ
イブルーラ

知識の王、秘密のデイドラ公よ。
あと少しでたどり着く…

ハルメアス・モラと話す

ガーディアンを倒して最奥に着くと、デイドラ公ハルメアス・モラがいます。

イブルーラとハルメアス・モラの会話を聞きましょう。

イブルーラ
イブルーラ

運命のデイドラ公、秘密の王よ。
あなたのシーカー、イブルーラが戻りました。

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

探求者よ、近づくが良い。

イブルーラ
イブルーラ

ドラゴンテール山地で見つかった遺物をお納めください。
未知のルーン文字が刻まれています。

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

よろしい、受け取ろう。
仲間に近づくよう告げるがいい。

イブルーラ
イブルーラ

ハルメアス・モラが話したいと言ってるわ。
像に近づいて。

イブルーラと会話しましょう。

イブルーラ
イブルーラ

ハルメアス・モラは、あなたと話すため待っているの。
彼の祠の近くまで行って、話を聞くといいわ。

ハルメアス・モラと会話しましょう。

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

我は全ての質問の答えであり、全ての答えの質問だ。

紹介する必要はない。
お前の名は、我がアポクリファの領域にもう記録されている。

私を知っているのか?

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

我は全てを知っている。
お前が我が祠に来たのは、星がタムリエルに落ちたからだ。
お前は止め方を知りたがっている。

そうだ。
セレスティアルを倒す方法を教えてくれないか?

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

教えてもよい。
だが、知識は無償で提供されるべきではない。
代償が必要だ。

代償の一部は我が〈しもべ〉、イブルーラを連れてくることだ。
だが、セレスティアルを倒すための知識が欲しければ、さらなる代償が必要となる。

何であれ、代償を払おう。

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

ではよく聞け。
一度しか言わない。
セレスティアル戦士のアンカ・ラーの軍は、タリシュ・ツィというヨクダの将軍によって作られた。

彼は我が元に来て、死んでいても軍勢を支配する方法を聞いたのだ。
我は彼の望みを叶えた。

なぜそんなことをした?

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

彼の贈り物は我を喜ばせた。
この神殿の上に聖堂を建て、彼の軍がそれを守ると誓った。

アンカ・ラーが蘇ったということはタリシュ・ツィも蘇った。
あの軍は彼と一体だからだ。
倒すには、彼を倒さなければならない。

どうすればいい?

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

我はお前の捧げたものに応じて知識を与える。

さらに知りたければ、クラグローンで私の目と耳になれ。
我が元に、生きた情報を提供するのだ。

どういうことだ?

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

我は失われた伝承を求める。
懐に新しい知識を加えたい。
我に供物を持ってくるのだ。
お前が我を満足させることこそ、求むる知識を得るためのただ一つの道だ。

ハルメアス・モラ
ハルメアス・モラ

探求者よ、もう話すべきことはない。
成すべきを成せ。

イブルーラと会話しましょう。

イブルーラ
イブルーラ

あなたを騙してごめんなさい。
デイドラ公と関わっていることが不安だったのよ。
それに怖かった。
それは認める。

私は自分の役目を受け入れた。
ハルメアス・モラの好奇心は飽くことを知らないけど、彼の知識は人間の領域を遥かに超える。

これからどうする?

イブルーラ
イブルーラ

私はあるじのために、過去の遺物を集め続けるわ。
セレスティアルを倒すための知識を得ようと思うの。

そしてあなたにも見つけて欲しい。
もしクラグローンの失われた歴史に関する珍しい遺物を見つけたら、ここに持ってきて。
ハルメアス・モラから褒美を貰えるわ。

クエストを完了する。

イブルーラ
イブルーラ

ありがとう。
無事に聖堂の扉までたどり着くことができた。
あなたがいなければ、きっと無理だったわ。

関連資料

イブルーラの日記

収穫の月1日

この文章は、目が追いつかないような速さで直感のまま書いている。
この興奮を抑えることは難しいし、その理由を説明もできない。
私が発見したこの知識の泉、この水をいくら飲んでも満たされることはない。
けれど私にとってはとても美味で、宝石よりも貴重なものだ。

収穫の月2日

詳細に調べた後、私は壁の古代ルーンを翻訳した。
これはシーカーの保管所だ!
このとてつもなく巨大な蔵書庫が、クラグローンの地下に昔から存在していたとは驚きだ。
明日はさらに奥まで進んでみよう。

床に穴が開いている場所を見かけた。
もし行けそうなら、その下に入ってみよう。

収穫の月3日

奥に進むと彼の声が聞こえた。
「おいで、探し求める者よ」。
私は答えた。
「私はイブルーラ!ここにいるわ!」

収穫の月3日

私を目覚めさせたものが何かはわからない。
けれど夜に目が覚めた。
私はこの数日間に書いたものに目を通した。
ページは1つの単語以外は空白だった。

「シーカー」

もっと奥深くへ行こう。
私に話しかけるものを見つけなければ。

トンネルを進んでいくと、空白のページに勝手に文字が書かれた。

「もっと近くに」

繰り返し繰り返し、この言葉がページに書かれた。

「もっと近くに」

一足ごとに、走り書きの文字は大きくなった。
私がその部屋にたどり着くまでずっと。
書物の玉座の上で、それは私を誘うように見下ろしていた。
その下には、それぞれに一生分の答えを載せた本の数々。
そしてその答えが、さらに別の疑問を生む。

「秘密を教えて」

私は彼と取引をした。
私は世界の隠された意味を探し求め、それを彼の元へと運ぶ。
その代わりに、私は知るべきことのすべてを学び知るだろう。

アポクリファで聞きつけた秘密

モリアン・ゼナス著

シーカーたちは話せないかのように装っているが、そうではない。
私は聞いたことがある。
彼らは言葉を理解できるし、シューっというような異常な発音ではあるが口から発することもできる。
どのようにしてそれを知ったか、語ることにしよう。

アポクリファに来てからは大体そうしているように、私はうかつにも注意を引いてしまった塔のように大きな半魚人の悪意に満ちた視線から逃れ、本の山の後ろに隠れて縮こまっていた。
私は、自分がまだ早口で訳のわからないことを言っているのかと耳を済ませたが、それは聞こえなかった。
つまり、私は言っていないということだ。
では、私は何か別の音を聞いたのだ。

私が隠れている書物の山のすぐ向こうは、無数の壺で満たされたあの限りなくある部屋の1つ、それぞれの壺が不快な匂いの培養液の中に、死体から摘出された生きている「概念の臓器」を収納していると知ってからというもの、ひたすら避けている部屋の1つだった。
あの壺は苦手だ。

入口から壺の部屋まで、あまりにも聞きなれたシーカーのピチャピチャいう足音がやって来た。
だが、その後それは立ち止まり、そこで初めて聞いたのだ。
シーカーが話す粘ついた声を。

「1つわかったことがある」
シーカーがもつれる舌で言うと、恐怖の戦慄が私の背筋で踊った。

「知る価値があることか?」
1番手前の壺の、うつろな、根源のない臓器の声が返した。

「自分で判断すればいい、浮かぶ者よ。
莫大な歴史の多くの局面で、どうして定命の者の侵入者を見かけないのか分かったんだ。
気の触れた魔術師は別としてな」

「お前は何もわかってない」
と臓器が言った。

「古き先駆者が定命の者と契約を結んだんだ。
いわゆる協定ってやつだ。
これでもわかってないか?」
シーカーが聞いた。

「わかってないも同然だ。
ゴールデンアイだっていつも定命の者と協定を結んでる。
私のこの酷い有様もそれ故だ」

「自分を哀れむのはよせ。
でないとお前をからかってやるぞ。
お前はからかわれるのが嫌いだよな。
ちゃんと聞くんだ」

「わかったよ」

「実際、あの水晶占い師は定命の者と数多くの協定を結んでいる。
だけど、定命の者とニルンで協定を結んだことはかつてない」

「フン。まさか」

「はっきり言うぞ!これは周知のことなんだ」

「どういうことだ?」

「公証人ウウ・ソラックスと第11の指導者が話し合っているのを聞いたんだ。
彼らはあの薄明かりの中に入って来たんだ。
俺が静かに…」

「探っていたら?」

「まあ、そうだ。それで、聞いてくれ。
公証人が指導者に、不可避の知る者は世界的な問題への直接介入を全て停止するという協定に同意している、と言っていたんだ」

「あり得ない。笑えるぜ。
そうやって俺をからかえばいい」

「俺もそう考えた。
指導者が否定的な態度を示したのと同様にな。
だけどその後、公証人は「断じる言葉」を述べたんだ。
本がそこら中に飛び散り、嫌な臭いの液が俺の耳から吹き出たよ。
それで、彼の言ったことは知られていることだってわかったんだ」

「しかしなぜ?
定命の者にちょっかいを出すことと、彼らの知識をもぎ取ることは原初のデイドラの気に入りの娯楽だろう」

「どうやら彼は死ぬほど欲していたものに対して、莫大な代償を支払ったらしい。
耳の負傷のせいで、それが何なのかはっきりとは聞こえなかったがな」

「それは知識だろ、当然。
偉大な秘密だ。すごいものだよ」

「俺もそうだと思う。
それにこの協定は双方ともに拘束するらしい。
これが定命の者が来ない理由だよ。
加えてシーカーもな」

「あの頭のおかしい魔術師を除いてな。
どうやってここに来て、どんな邪悪な用があるっていうんだ?」
壺の臓器が聞いた。

「わからん。
だけどもし奴を捕まえたら、引っこ抜いてやろうぜ、奴の…何の音だ?」

それは私にも聞こえた。
だから逃げ出した。
私はその音を知っている。
それは訳のわからないことを早口で言っていた。

タルガのメモ

愛しきアニヤ、

まず最初に、これらを読んだ後に手紙を燃やしてほしい。
もっと頻繁にも、長くも手紙を書けなくてすまない。
だが問題が、幼い子が母親を追いかけまわすように私の後をついて回るんだ。

君から離れたこの何カ月もの間に経験したことは、言葉にすることが難しい。
その理由は、日々自分の考えていることが、神への冒涜に近いものだからだ。

我々の輝かしい皇帝が、蛮族が死の地と呼ぶ場所に我らを北上させた。
そこは名前の通り、荒れ果てた土地で、どんな人であれ住むのに適していない。
だが輝かしい皇帝は前進し続け、砂漠の真ん中で揺らめく水の街と、不死の軍隊という狂った夢の約束に夢中になったのだ。

わかるだろ?
私のペンが俺を裏切っている。
だが、不可解な皇帝の計画を他になんと呼べばいいんだ?
戦士の報酬は永遠の栄光とその疲れた身体を休めることだけだ。
だが休息を拒まれる戦士はどうなる?
そんな兵士にとって、どんな安らぎがあるんだ?

我々の輝く皇帝は、彼の栄光のために我々が死ぬことを否定するだろう。
彼は我々の肉体を、不自然な形で蘇らせ、年月を越えて彼の為に戦わせることで冒涜するのだ。
また私の言葉が、邪悪にも神への冒涜を唱えたようだ。

本当は、我々の素晴らしい皇帝が判断を誤った(私はその可能性を認められない)のではないとわかっている。
だが、あの皇帝のそばにいる異国の者が、常にその耳に堕落の言葉をささやいているのだ。
彼からは野望の匂いがプンプンするし、彼の悪しきお世辞に辟易する。

けれど、これが最後の手紙になると思うのだ、親愛なるアニヤ。
究極の失敗が、私自身に横たわっている。
私は主人に従い、死ぬことを誓わされているのだが、彼の後を追いたくないのだ。
この手紙を書き終えたら、私は栄誉ある道を選択し、自らの剣で命を絶つつもりだ。

この手紙を受け取ったら、どうか破棄して欲しい。
我々の神聖な皇帝が、私の罪を君が分かち合ったと見抜かない為に。

いつでも君を愛している、
タルガ

アルバーダの日記

今日は私たちの仲間の1人、イブルーラが荒野に出かけて戻らなかった。
通常なら特に心配しないけれど。
星読みはクラグローンに長い間住んでいる。
私たちはこの地域で何が危険なのかをよく知らない。

イブルーラはもともと変わっているけど、最近は一段と様子がおかしい。
仲間の何人かは彼女が小声でぶつぶつと何かつぶやいていたのを耳にした。
彼女は最近、未知の勢力によって世界が攻撃されるという妄想にかられているようだ。

私たちは彼女に、エリンヒルの魔術師に召喚された精霊が虫の教団をうまく処理し、企みのデイドラ公はクラグローンを制圧してはいないと話したが、彼女はそれでも安心できなかったようだ。

彼女の数々の奇行にもかかわらず、いやおそらくそれ故に、私たちは皆イブルーラをとても心配している。
朝まで待って、それから彼女の捜索隊を送り出すことにした。

魔法の結界が張り巡らされた小さな家を見つけた。
バラバラに引き裂かれた本から、イブルーラがどこかの時点でここにいたことが分かった。
また、彼女はこの場所の入口に殴り書きで印をつけている。
ここを去るようにとの警告だ。
彼女はこの罠の犠牲になったのだろうか?
それとも彼女が罠を作ったのか?
もしそうなら、一体何のために?
私たちを中に入れないため?
それとも中に何かを閉じ込めておくため?

どちらにせよ、私たちが考えていたよりもイブルーラの妄想がひどくなっているのは明らかだ。

罠を通り抜けようとして数日が経った後(正確な日数は忘れてしまった。ここにいればいるほど、頭がぼんやりしてくる)、捜索隊のメンバーに不和が生じてきた。
夜は悪夢にさいなまれ、昼は絶え間ないささやき声に苦しめられる。

果てしない知識を約束しようとささやく声が頭の中に響き、私を悩ませる。
この場所にはデイドラの気配を感じる。

最悪の懸念が現実になってしまった。
デイドラが現れて、この場所を誰ともわからない声で満たし、私たちの退路を断った。
双子のマエロンとメランソンが死んだ。
声にだまされ、この場所の狂気に支配されてお互いに殺し合った。

私に関して言えば、絶望し混乱している。
イブルーラを見つけるか、この場所から逃げ出す前に私は死ぬだろう。
イブルーラの警告をきちんと聞いて、ここから離れればよかった。

奇妙な謎

ミスター・ナシエン、こっそり忍び込んだ
ミスター・ナシエン、入ってはいけなかったのに
ミスター・ナシエン、逃げればよかったのに
ミスター・ナシエン、頭を失くした

次回クエスト

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