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書籍

生ける肉体

私の創造物に命が宿っている! 動き、もぎ取り、引きちぎっている。まだ若く血に飢えているのだ。だがこれにより、死霊術には非常に興味深い新たな流れが生まれるだろう。これが死霊術であればの話だが。ああ、死霊術だと言っておこう。

人々の悲鳴や叫び声に邪魔されそうになったこともある。だが彼らの犠牲と苦しみ、彼らの濃厚で温かな血… 何であれ、自分の創造物に命を与えるのが苦になることなどあろうか? 彼らは死んでいない。真の意味では。私の創造物が生きている間は。ある意味彼らも生き続けているのだ。気遣い哀れむ段階はとっくに過ぎた。

理解者はほとんどいないが、私ほどの力を持つ者もいない。彼らはドゥームクラッグの脈打つ心臓を見たことがないのだ。彼らはすべてを危険に晒して、自分たちの中に存在するあの力を手にしようとはしなかった。哀れな連中だ。苦痛や恐怖を味わい、肉体を引き裂かれたからではない。私は彼らの人生の退屈さを、彼らの無力さと狭量さを哀れに思うのだ。

この創造物を私の吸血鬼達の元に残していこう。彼らならその面倒を見、育て、凶暴な連中の肉体を餌として与えられる。生き残った連中の肉体でもいい。もし生存者がいればだが。あの創造物がより強く、より大きく育ったら、リベンスパイアーに放つこともできる。その間に私はあんな創造物をもっと作り、生ける肉体の軍隊を作ろう!

反乱を起こす愚か者たちには、我が創造物の栄光のためにその身を捧げさせておけばいい! 誰もが私の名を知るだろう。モンクレアやルレラヤですら、私が何を創造し、何を成し得るかを知るはずだ。連中には私の力をもって、他に何を成し遂げられるか思案させておけばいい。彼らの日々のつまらぬ心配事など、私にはどうでもいい。

――リーザル・ジョル

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