書籍

スコゾッドの伝説

おお、なんという伝説を作りあげてしまったのか!
強大にして不死、そして死霊術を極めしスコゾッドに一体誰が挑もうと言うのか?
スコゾッドは現在も、過去も、そして永遠へと続く存在だ。何百年も前に現れ、秘密の聖域を築き上げ、儀式と実験をひっそりと行ってきた。
近隣の住民に畏れられ、族長や戦士長と付き合い、死者の霊魂と語らう。

今、永遠のスコゾッドとして30年という節目を迎えた。
そこでこの汚らしくちんけな秘密を書き記すことにした。
スコゾッドは一人だけでなく、無数にいた。
そして私は代々続く強力な死霊術師の末代でしかない。

最初のスコゾッドが元のスコゾッドだ。
彼は大望と夢を抱くオークの死霊術師だった。
彼は三クラン戦争に参加した時、自身は不死身であると謳った。
シャトゥル・クランの勝利に大きく貢献したことで、その功績を称えられた。
しかし次に起こったことを彼が意図していたとは思えない。
むしろ息子のグラゾズの手柄というべきだろう。

スコゾッドが唐突に死んだ時、息子にして見習いだったグラゾズは、事件を隠し通すことにした。
彼は父の遺体を処分し、その父に成りすました。
そのようにしてスコゾッドは生き続け、不死への行進が始まった。

我が祖先のオーク一人一人が刻まれたリストは何ページにも及び、この聖域の奥深くにある隠し金庫に保管されている。
その中には少なくとも二人の娘が含まれている。
自身の真の性別をまったく悟らせずに父の役割を引き継いだのだ。
今、この忌々しい病に身を蝕まれながら、我が息子、コルゾスの到着を待っている。
母親のヤゾガはあの子に自身の遺産を伝えているはずだ。
これを書いている間にも、ここに向かっているはずだ。
息子が新たな人生へと踏み出すのを手助けできるくらい、健康な内にたどり着いてくれるとよいのだが。

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