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書籍

木こりの装い

木こりの装いは役に立った。ガルトクの門番たちは二度見もせず通してくれた。この野営地は、モロウウィンドの南門部隊の動きを偵察するには絶好の場所だ。帰ったらカマガッシュ将軍にたっぷりと報酬をもらわないとな。

北と北西の遺跡からなら部隊移動の主な順路がさらによく見えるが、リスクが伴う。今なお危険な遺跡に、しがない木こりがいたらおかしいだろ? 頭の鈍いパクトの衛兵でも、さすがにそれは疑問に思うだろう。運よく、正体がばれることも叫びをあげるようなこともなく、ここまでこれた。オンシの加護があり続けんことを

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