物語内容
ヴァルサイレンと話す
切望の要塞の旅の祠の東の道を辿ると、ヴァルサイレンを発見します。
ちょっと! こんなのおかしい!
ヴァルサイレンと会話しましょう。
サイジックに入会していない場合
うーん… あ! 私が見えるのね! 良かった… 声も聞こえている?
サイジックに入会している場合
ああ、サイジックの仲間と会えてよかった! 私のことは見える? 声は聞こえてる?
そうだな
また一歩改善したわ! この同調不能状態がどれだけ続いていたことか。私の感覚、私そのものが、拡散してしまった。会話するために自分を調整するのがやっとよ。自由になるには、誰かの介入が必要なの
手を貸してくれる?
同調不能状態
現実との調和が取れない状態よ。第十一の力、「変化」のマスターであるデイドラの賢者、ラーヴェンクを探さないと。彼ならこの同調不能状態から、解放してくれるかもしれない。唯一の希望ね
ラーヴェンクを探してくれる? 完全な姿に戻ったら、報酬を払うわ
ラーヴェンクの捜索を手伝おう
手掛かりは、風に浚われた岩山にいるラーヴェンクの弟子モラーだけ。もう何時間も彼女と意思の疎通を図ろうとしているけど、返事がないの。あなたが私の代わりに話してくれれば、何とかなるかもしれない
どうしてこうなった?
オブリビオンのこの領域で、第十一の力、変化を研究したかったの。メエルーンズ・デイゴンは破壊の力で有名だけど、それは彼が持つ力のごく一部でしかない。全ては変化が元になってるの
第十一の力?
サイジックに入会していない場合
そうよ。変化は現実を治める十一の力の中で最も神聖なもの。それをごく純粋な形で観察できたら、ムンダスへの影響について深く理解できるだろうと思ったんだけど。デッドランドの流れを甘く見て、流されてしまったのよ
サイジックに入会している場合
本気で聞いてるの? 十一の力なんて、サイジックでの初歩の初歩よ。実践の場から少し身を引いて、理論面の知識を磨くべきね
第十一の、最も神聖な力は変化よ
それと同調不能と何の関係がある?
全てよ。私はデッドランドでの変化の流れを過小評価していたの。つま先を入れただけで流されてしまった。私の一部が、ね
だから体がないのか?
他にもいろいろあるけど。私はこの領域や自分自身と「ずれている」の。あなたと話すくらいはできるようになったみたいだけど、この状態をいつまで保てるかはわからない。時空のあちこちに散らばりたくはないわ
ラーヴェンクについて教えてくれないか?
有名な賢者よ。でも弟子以外で会ったことのある人は多くない。常に旅をしているという噂もあるわ。納得のいく噂だけど、おかげでなかなか見つけられないの
モラーなら、居場所を知ってるかもしれない
サイジックに入会していない場合
何者だ?
私は、その… いえ、あなたの厚意を考えたら隠すわけにはいかないわね。私はサイジックのヴァルサイレンよ。このことは、胸にしまっておいて
サイジック?
神秘主義の修道会よ。古き習わしの研究に身を捧げ、最近は外部との接触を断っているの。私はその研究でここに来て、こんな苦境に陥っているというわけ。まあ、いつものように蔵書庫で過ごすよりは刺激的だけれど
古き習わしとは?
そのテーマで討論会が満員になるわね。サイジックの根幹を成す信条で、現実の十一の力に関する理解を左右することよ。私たちはそうした力の知識を深めることに、生涯を捧げているの
サイジックに入会している場合
アルテウムから一人で冒険に来たのか?
サイジックの半分を連れてくるべきだった、とでも言いたいの? あるいは討論会を開いたほうがよかった? あいにく私は自分のペースで研究するほうが好きなの
でも、ここでの第十一の力の強さを甘く見ていたみたい
オブリビオンへの旅には常にリスクが伴う
人のこと言えるの? まあ、あなたと会えたということは、問題が1つ解消されたってことね。2人いれば、同調不能の問題もすぐに解決するはずよ
モラーと話す
ウーンデッド・クロッシングの旅の祠の南部に行くと、モラーを発見します。
ああ、亡霊が戻ってきたのね
待って。私が見えるの?
そして聞こえてる、残念なことに。他の者を連れてきたみたいだけど、嫌がらせのつもり?
ヴァルサイレンと会話しましょう。
信じられない。彼女の注意を引こうとして、何時間も色々と試したのに無視されたのよ。何てこと!
モラーと会話しましょう。
近づく前から臭いでわかるわ。幽霊なら無視もできるけど、その汗まみれの臭い体。デイゴン公でも耐えられるかどうか…
ほら、さっさと喋って。あんたの瘴気がそこら中に染み込んで、魚が逃げていく前にね
賢者ラーヴェンクを探そうとしている
あんたをマスター・ラーヴェンクのところへ送るのなんて、風下にオナラするようなもの。あんたの悪臭は、憎い敵にも嗅がせたくない最低の臭さ。彼ほど名声のあるデイドラに嗅がせられると思う?
どんな問題があるのかは知らないし興味もないけど、どうせすぐ終わる。あんたたちの臭い一生は、ありがたいことにとても短いんだから
どうすれば、マスター・ラーヴェンクの居場所を教えてくれる?
私はその腐った肉の臭いを鼻先に感じずに釣りがしたいだけ。何かする気があるって言うなら、終末の時のアッシュから啓示の種でも何でも取ってくればいいわ。…というか、それが一番いい。私に種を持ってきて。あの燃えかすの中にあるはずよ
啓示の種が欲しいのか?
だからあんたにいなくなってほしいの。でも、日陰があるのは悪くない… いいや待って。何も説明する必要なんてない。とにかく終末の時のアッシュの葉みたいにどこかへ消えて
釣っているのか?
うふふ。困惑してるみたいね。ただ座って、辛抱強く何かが起きるのを待つだけよ。あんたたちみたいにすぐ死ぬ者には、この時間の過ごし方は馬鹿らしく思えるんでしょうね。ああ、哀れ
定命の者も釣る
そうなの? なんと言うか… なおのこと悪い。あんたたち無価値な獣に対する最後の同情と憐憫も、これで消えてしまったわ
もっとも、あんたたちみたいな者を作った誰かさんほど、残酷にはなれないけど
溶岩でどんな魚を釣る?
ふん、知らないわ。中に入って自分で確かめたら?
なぜ定命の者を嫌っている?
好きになる理由がない。あんたたち定命の者はかさぶたみたいなもの。腹が立つ程度に長く存在してるけど、長期的な結果は皆無。あんたたちの無価値な存在は私にとって侮辱のようなもの。どうしてあんたたちに興味を持つデイドラがいるのか私には理解できないわ、全然、これっぽっちも
もう一度、モラーと会話しましょう。
やるべきことはもう伝えた。そこであなたがよだれを垂らすスキャンプみたいに臭い汁を垂れ流し続けていたら、釣りができないでしょ
殺してやりたいところだけど、臭いがさらに悪化したらと思うと馬鹿らしいわ
ヴァルサイレンと会話しましょう。
苦労をかけたのは悪かったわ。デイドラの気質を考えれば、モラーの辛辣な性格もそんなに悪いものじゃない
彼女と協力すれば、進歩があるかもしれないわね
なぜだ?
連絡を取ろうとして、しばらく彼女を観察してたけど、どうやら私たちの存在以外にも不満なことがあるみたい。啓示の種には本人が認める以上の何かが絡んでる。説得に役立つかもしれないわ
どこで入手できる?
モラーは終末の時のアッシュについて何か言っていた。旅の準備をしている時に耳にしたのを思い出したの。その木を実際に見れば、それとわかると思う
今の私の状態なら、かえって探しやすいはずよ。先に行くわ
そこで会おう
啓示の種を手に入れる
終末の時のアッシュがある場所に行くと、ヴァルサイレンが現れます。
あった! 探していたものはこれよ。まあ、ある意味では、ね
ヴァルサイレンと会話しましょう。
これが終末の時のアッシュの木。だけどデッドランドの大半のものと同様、死んでいるみたいね
でも諦めるのは早いわ。こういう木には、特別に流動的なライフサイクルがあるはず。成長、破壊、再成長。少し後押しが必要なのよ
何をすればいい?
種が欲しいなら、まず発芽させないと。木が死んでいたら芽も出ないけど、正しい触媒を使えば、変化を促すことはできるはずよ
属性を呼び出してみるわ。もし成功したら、それを木に使って
なぜ自分ではできない?
私はまだ、微かにこの領域とつながっている。簡単な召喚ができるかどうかも分からない。でも、あなたと私はまだある程度同調してる。うまくいけば、あなたは媒介として私の代わりに変化を引き起こせるはずよ
わかった。やってみよう
会話を終えると、ヴァルサイレンは炎・水・土の属性を召喚します。
ふう。想像していたよりも難しかったわ… これを木に使ってみて
ヴァルサイレンと会話しましょう。
終末の時のアッシュの木に使う属性を呼び出したわ
これで、新しい種を成長させて
どうしたらいいか、心当たりはあるか?
この領域のガイドには、それ以外のことは書いてなかったと思う。読み直そうにも指がすり抜けてしまうから、ガイドも大して役に立たないし
ここは自然災害の次元よ。でも、私たちが知っている生命を模倣するの
つまり、どういう意味だ?
土地は破壊された直後が、新たな成長に最も適しているってことよ。ここでも当てはまるかもしれない
炎→水→土の順番に属性を使うと、啓示の種が完成します。
炎の属性を使うと、ヴァルサイレンが発言します。
浄化の炎。幸先がいいわね
水の属性を使うと、ヴァルサイレンが発言します。
炎が燃え尽き、新たな命が生まれる
土の属性を使うと、ヴァルサイレンが発言します。
そう! 終末の時のアッシュが新しい命を!
間違った順番で属性を使うと、最初からやり直しになります。
- 同調不能って…
戻ってきてしまったわね。何か別のことを試して - 何かが変化している!
すごく不快だけど、少なくとも安定した流れには戻ってる - ああ、なんだか…
試行錯誤も結構だけど、第十一の力に関しては、できれば運任せにはしたくない。慎重に進めて。お願いね - またなの…
こういう現象は、前にも聞いたことがある。想像以上にひどいわね
正しい順番で属性を使った後、ヴァルサイレンと会話しましょう。
あの灰の山が見える? あの表面のすぐ下に、啓示の種があると思う。掘り出して
盛られた土を調べると啓示の種が手に入ります。
啓示の種を取った後、ヴァルサイレンの体が一瞬だけ元に戻ります。
私の体が! 消えた… また…
ヴァルサイレンと会話しましょう。
終末の時のアッシュをいじったせいで、なぜか私の同調がずれてしまったみたい。短い時間だったけど、完全に同調していたのに。頭がこんがらがるわ
残念だけど、その意味は私にはわからない。でもラーヴェンクならわかるかも。モラーのところへ戻りましょう
別の木を試せないか
できるけど、手探りの実験に自分の全存在を賭けるほど切羽詰まってはいないわ。私が安定した状態に戻るには、やっぱりラーヴェンクが一番の希望だと思う。モラーを説得して、彼の捜索を手伝ってもらえればね
モラーの所に戻ると、ヴァルサイレンが話し始めます。
モラー、渡すものがあるわ
ああ、新しい匂い。凝ってるのね
ヴァルサイレンと会話しましょう。
態度はともかく、モラーの関心を引くことはできたみたいね。マスター・ラーヴェンクの居場所を教えてもらえるように説得してみて
モラーと会話しましょう。
灰と泥の中を転げ回って、その恐ろしい悪臭を隠そうとしてるの? 汚れと汚れを混ぜれば改善するなんて考えるのは、定命の者だけよ
啓示の種を持ってきた
啓示の種? 一体どうやって…? 正直、新しい苗木ができる前にあんたはどこかへ消えて死ぬと思ってた
しかも、私に持ってきてくれたの? なんでそんなことを? あんたと契約なんてしてないのに
興味を示しそうなものを見つけた
理解できない。わかった、これは何かの策略でしょ? ああでもそもそも策を練る頭があるか微妙。本当に、ただ渡すために持ってきたのかも。馬鹿な定命の者
そうね、突き返すつもりはないけど、定命の者に借りを作りたくなんてない
マスター・ラーヴェンクの居場所を教えてくれればいい
あんたはまったくの役立たずじゃないってことは証明されたし、その強烈な悪臭も少しはマシになった。いいわ、マスター・ラーヴェンク探しを手伝うわよ
哀れなる者の尖塔のフリーピット地区で、シーロ・ダーを探しなさい。マスターに会った最後の定命の者よ
会話を終えると、ヴァルサイレンが話し始めます。
哀れなる者の尖塔? そこで会いましょう
モラーと会話しましょう。
あと300年か400年もすれば、終末の時のアッシュの陰で釣りができるようになる。ようやく、楽しみができたわ
影のために数百年待つつもりか?
もちろんよ。そう言ったでしょ。あなたたちって本当にどうしようもない獣ね
定命の者、誇りを持ちなさい。私がここに植える木は、あなたがその短い人生の中で、後世まで残る変化を世界に与えた証としてそびえることになるのよ!
シーロ・ダーがマスター・ラーヴェンク探しに役立つのか?
さあね。特に役立たずな定命の者だったって記憶はあるけど。でもシーロ・ダーがマスター・ラーヴェンクと会ったのは、私が会った時から数百年後。あなたが塵になって消える前に見つける役には立つんじゃない?
ヴァルサイレンと会話しましょう。
私は先に哀れなる者の尖塔に行って、シーロ・ダーを探してみる。モラーよりも協力的だといいけど
シーロ・ダーの負債を解決する
哀れなる者の尖塔にあるフリービット地区に行きましょう。
フリービット地区に入ると、シーロ・ダーを発見します。
待って、お願い。話があるの!
ギルフレクスの命で、この者を苦しめに来たんだろう? いかがわしい亡霊の手下め!
ああ! お慈悲を! この者はギルフレクスの亡霊奴隷になりたくない!
いいからちょっと落ち着いて。説明させて!
ヴァルサイレンと会話しましょう。
彼は私を見てパニックになった。ギルフレクスがどうのと言ってたけど、それが何者なのかは知らない。誰かもう少し… 色の薄くない人が相手なら、彼も協力してくれるかもしれない
前向きに考えれば、私は最初に思ったより実体があるみたいね
シーロ・ダーと会話しましょう。
亡霊よ、攻撃を止めてくれ! シーロ・ダーは自分がいつ捕まるかわかってる。わかってるけど、どうか慈悲を! この者の負債がどれだけ大きかろうと、死んだらギルフレクスは何も得られないぞ!
落ち着け。ギルフレクスとやらは知らない
知らない… だと? あいつ、あの亡霊も同じことを言ってた… ギルフレクスはずる賢い奴で、奴の手下がこの者を、動物のように狩ろうとしてる。シーロ・ダーはお前のことを知らないから、奴らの仲間だと思ったんだ
ギルフレクスの一味じゃないなら、この者に何の用だ?
モラーから、マスター・ラーヴェンクの捜索の助けになると聞いた
モラー? あのとてつもなく失礼なデイドラか? あの女が言うには、この者の臭いはオブリビオン中を汚しているそうだ! シーロ・ダーがあれほど侮辱を受けたことはない!
すまない。それはそれとして、シーロ・ダーは逃げるのに忙しくて、力になれそうもない
逃げる必要がなくなれば、協力してくれるのか?
おお、もしシーロ・ダーの尻尾からギルフレクスを追い払ってくれるなら、この者は大歓迎だ
シーロ・ダーは大いに感謝する。けどギルフレクスの要求は、この者が渡せるものを超えている。それでも何とかしてくれるだろうか?
負債についてギルフレクスと話そう
ギルフレクスは焦りと絶望を糧に、フリーピット地区を支配してる。奴はデイドラにとってはそれほど重要な存在じゃないと思うが、哀れなる者の尖塔の下層民の中では王様だ!
この者はフリーピットに長居すべきではない。外に隠れよう
ギルフレックスの目的は何だ?
デイドラのがらくたを、この者がとても危険な場所から回収できると思ってるんだ。逃げて隠れるほうが得意なのに
けど拒めば、残念ながら、ギルフレクスはシーロ・ダーを殺すだろう
会話を終えると、ヴァルサイレンが話し始めます。
そのギルフレクスを見つけて、片付けましょう
探索を進めると、ギルフレクスを発見します。
ギルフレクス様、どうかもう少し時間を下さい!
時間か。私にはあってお前にはないものだ。一日やろう、クズめ
ヴァルサイレンと会話しましょう。
悪いけど、ギルフレクスはあなたが相手をして。あいつは私に気づいていない。あんな下品な悪党に無視されても、苦にならないけれど
ギルフレクスと会話しましょう。
お前は私の債務者ではないな… 今のところは、だが。哀れなる者の尖塔では、誰もが何かを欲し、私はそれを与える。それで、何の用かな?
シーロ・ダーの負債を免除してもらいたい
単刀直入だな。気に食わん。私は貧乏人がうめくのを見たいのだ。例えばシーロ・ダーはよくうめく。お前は違うな。あの猫がお前をよこしたのはそのせいか? 用心棒として? 酷い話だ。おちおち借金取りもできん
どちらにせよ、私は貸したものは取り返す
シーロ・ダーにはどんな負債がある?
あの猫は偽殉死者のフォリーから奴隷の首輪と呼ばれるアイテムを取って来ると約束した。だが口先だけの奴だ。あの猫を見つけた時に首輪を持っていなかったら、奴の尻尾で作ってやる
理解したか?
- [説得] シーロ・ダーの負債は、手間を掛けて追うような価値があるものなのか?
- 負債を免除するというなら、奴隷の首輪を持って来てもいいが。
[説得] シーロ・ダーの負債は、手間を掛けて追うような価値があるものなのか?を選択した場合
奴隷の首輪を手に入れる役に立たんのは確実だな。よかろう、ここ数日であの猫は十分に怯えさせたし、私も満足した。他の細かい苦悩が霞むくらいにはな
奴の負債は消えた。さあ出て行け
彼に知らせよう
負債を免除するというなら、奴隷の首輪を持って来てもいいが。を選択した場合
約束のものさえ手に入れば、あとはお前の問題だ。どうとでも好きにするがいい
偽殉死者のフォリーは東の荒野を越えたところにある。殺されないよう注意するんだな。でないと、お前が次の殉死者になるぞ
そもそも、なぜシーロ・ダーを雇った?
あの情けない猫は哀れなる者の尖塔に行き着いて以来、自らの運命を変えようとしてきた。誰かに言われてその気になったのだろう。仕事を求めて私のところに来た。そして怖気づいたわけだ
全く。腰抜けはいつまで経っても腰抜けだ
なぜ奴隷の首輪が欲しい?
名前どおりの働きをするからだ。お前のお仲間のような債務者を追い回す手間を省いてくれる。つまり首輪を誰かにつけて、そいつに仕事を与えれば、仕事を失敗するたびに、首輪は少しきつく締まるのだ
どうして奴隷の首輪がフォリーにある?
なぜだと思う? 首輪をつけた誰かが、そのままあそこで死んだのだ。どうやら、逃げようとした低能から回収するほどの価値はなかったらしい
だが少なくとも、私にとっては死んだ猫1匹程度の価値はある
ヴァルサイレンと会話しましょう。
ギルフレクスの話は聞いたわ。偽殉死者のフォリーにその奴隷の首輪を取りに行くのね。素敵な用事だこと
何かできることはあるか?
その首輪は、魔力が込められたデイドラの遺物のようね。場所を絞り込めるかもしれない。何か分かったら、必ず知らせるわ
分かった、行こう
偽殉死者のフォリーに行くと、ヴァルサイレンが話し始めます。
近くに邪悪な力を感じる。首輪はここにあるはずよ
ヴァルサイレンと会話しましょう。
この辺りは不快な力に満ちているけど、他とそぐわない何かがあるわ。私たちの探しているものは、きっとそれね
探索を進めると、ヴァルサイレンが話し始めます。
こっちよ! この像の首に何か掛かってる
ヴァルサイレンと会話しましょう。
ほら、あのかわいそうなやつから首輪を外して。あなたが自分で身に着けたりしなければ大丈夫よ
石化した奴隷を調べると、「奴隷の首輪」を発見します。
あれね、ギルフレクスが手に入れたがっているのは。誰に試す気かは知らないけど、うらやましくは思わないわ
奴隷の首輪を手に入れた後、ギルフレクスの所に戻りましょう。
初めて時間通りだな
ギルフレクスと会話しましょう。
通常であれば、私に借りがある者は泣き叫びながら引きずられてくるのだが。お前は堂々と入ってきた
言い訳以外のものを持ってきたのだろうな
奴隷の首輪を持ってきた
ふん。自信たっぷりに入ってきてすぐ本題に入り、約束を交わした上にそれを守るとはな。恐喝する楽しみが何もない
なぜこんなことをしているのか、自分でも分からなくなってくる
では、シーロ・ダーの負債は免除されたか?
ああ、そういうことだ。首輪を置いてさっさと出て行け。お前は私の部下や労働者たちの、悪い見本になりそうだ
チッ
会話を終えると、ギルフレクスが話し始めます。
トロダー! クレビンを呼べ。口直しがいる
もう一度、ギルフレクスと会話しましょう。
消えろと言ったはずだ。決まりごとというものを何も理解していないようだな。私のルーチンを乱しおって!
フリービット地区の外に出ると、ヴァルサイレンとシーロ・ダーがいます。
止まって! あなたがそう逃げ続けてると、仲間が追いつけないわ
そうしたら、ギルフレクスにも追いつかれてしまう!
言ったでしょう。あなたの負債は払ったって!
ヴァルサイレンと会話しましょう。
彼を説得してくれない? シーロ・ダーは私よりも早くバラバラになりそう! それとも、私にそう思わせたいのかしら
シーロ・ダーと会話しましょう。
お前か! 亡霊は何も問題ないと言ってる。ギルフレクスはもう私の尻尾を求めていない… 他のどの部分も要らないと
ほ… 本当なのか?
負債は免除された
ギルフレクスが許してくれた? そんなこと、ギルフレクスは決してしないのに。マスター・ラーヴェンクは正しかった。この者の運命はいい方に変われる。次こそは、シーロ・ダーが自分で変えられるかもしれない
では、マスター・ラーヴェンクの居場所を教えてくれるか?
いや、実はマスターの変化に富んだ道を知らないので、確かなことは言えない。けど、マスター・ラーヴェンクが新しい弟子… になるかもしれない者を訪ねる予定なのは知ってる。マスターのやり方に疑念を抱く、ヒクソという者だ
ヒクソはどこにいる?
お前の地図に印をつけてやろう。あの頑固者と、マスター・ラーヴェンクがきっとそこにいる!
ただしラーヴェンクがすでにヒクソを説得して、どちらも移動してしまった場合は別だが… いや、お前たちの道はきっと交差する運命だ!
そう願う
会話を終えると、ヴァルサイレンの体が一瞬だけ元に戻ります。
また同調が変わり始めてるわ!
シーロ・ダーと会話しましょう。
亡霊がもう亡霊じゃなくなった? マスター・ラーヴェンクが言った通りだ。可能性は無限だ!
ヴァルサイレンと会話しましょう。
混乱するわ! 調整はまだ安定してない。すでに、位相が… ずれてるのがわかる
お願い、ヒクソを探して。これ以上、悪化… する前に
状態が変わる原因は何だ?
きっと、あなたがここに作った変化に反応してるのよ。こんなに長く、接続を、維持できたのは奇跡ね。同調不能が直り始めてる、いい… 兆しだと思う。たとえ… 不安定であっても
ヒクソと話す
ラヴィージド・クロッシングの近くに行くと、ヒクソを発見します。
ヒクソ、だったかしら? 敵意を持つことはないわ…
身の危険があるようには思えないわね
ヴァルサイレンと会話しましょう。
ヒクソはお喋りではないようね。気をつけて。彼を怒らせたら、私が助けになれることはあまりないわ
ヒクソと会話しましょう。
何だ、ウジ虫?
マスター・ラーヴェンクを探している
嘘の達人か! ラーヴェンクは、石でさえ必要な時は柔らかくなると言う。馬鹿げている。強く作られたものは強く、弱く作られたものは弱い
奴の言葉の力を証明しろ。でなければ、私にとってラーヴェンクは無意味。お前も無意味だ
何を頼んでいる?
柔らかくなる強い石を私に見せろ。脆く変化する硬い石だ。弱い石が強くなるのでもいい
お前やラーヴェンクの話が、聞くに値すると示してみろ。そうすれば答えてやらないでもない
どうやって?
お前にはできまい… ラーヴェンクの言葉が真実でない限りは。証拠があるなら、西のドレモラの拠点近くで見つかるはずだ
さあ行け。強きものに当たって死ぬがいい
もう一度、ヒクソと会話しましょう。
ラーヴェンクの言葉が真実だと証明する石を持ってこい。二度は言わない
ヴァルサイレンと会話しましょう。
マスター・ラーヴェンクはこの比喩で火山岩のことを言いたかったんでしょうね。彼の主張を証明する地質の活動が、近くにあるはずよ。ヒクソが言っていたような石を集めて
月の略奪者の教会の近くで、変化した石を探しましょう。
3つの石を集めた後、ヴァルサイレンとヒクソと合流しましょう。
こっちよ! 石を見つけたの?
ヒクソがいるはず。見逃しはしないわ… ああ! 到着ね
ヴァルサイレンと会話しましょう。
ヒクソは私を攻撃できないことに苛立っているみたいね。彼を待たせないようにしないと、とばっちりを受けるかもしれないわよ
ヒクソと会話しましょう。
ウジ虫。戻ってきたか
ラーヴェンクが話していた石を手に入れた
うむ。うむむ… ラーヴェンクの言ったとおりだ。強きものは弱くなる。弱きものは強くなる。変化は不可避だ
この石は奴の言葉の力を証明している。私は奴を理解していなかった。ようやく分かった
彼がどこにいるか教えてくれるか?
ラーヴェンクは南でお前を待っている
成長しろ、ウジ虫。強きものへ
分かった
会話を終えると、ヴァルサイレンの体が一瞬だけ元に戻ります。
こうなる前に、機嫌を直してくれてほんとに助かったわ
ヴァルサイレンと会話しましょう。
こういう時何て言うんだったかしら? 一歩進んで二歩下がる? 振り子の先に吊るされて… 揺り戻される気分だわ。勢いよく
マスター・ラーヴェンクのところに急ぎましょう
マスター・ラーヴェンクと話す
切望の要塞の旅の祠の東の道を辿った所に行くと、マスター・ラーヴェンクを発見します。
どうも… あなたは誰? 待って、マスター・ラーヴェンク? 本当に?
マスター・ラーヴェンクと会話しましょう。
お前たちを待っていた。お前の仲間はいつもここにいる。どこにでもあり、どこにもない。秩序に飽き飽きし、今は混沌に溺れている
彼女を助けられるか?
私は彼女を変えられないが、彼女は自分で変われる。第十一の力を習得しようとしているが、それは間違いだ。欲求を捨てなくては、背こうとしている流れに飲み込まれる
どうすればいい?
コウモリは生まれながらに飛べるが、風に乗って滑空することは後天的に学ぶ。彼女も空に強要することはできない。道へと導く前に、まずは変化の風に従うことを学ぶのだ
なぜそれがわかる?
私の言葉には誰も耳を傾けない。だが、私の考えは開かれた心へと届く。遠くまでは送れないが、理解する気がある者に近ければ届けられる
バネキンにはみんなできるのか?
もちろんもちろん。バネキン全員にやれる可能性はあるが、お前にもやれる可能性はある。何でも可能だ。何でも可能だが、実現する可能性はずっと低い
なぜだ?
変化の道は複雑であり、ほとんどの者が拒むか失敗するほど長い道だ。さらに言えば、定命の者は人生の長さに縛られている。それを考慮して計画しなければならない
ヴァルサイレンと会話しましょう。
期待していたのとは違ったけど、今回の旅では何もかもがそうだった。あのバネキン… いえ、マスター・ラーヴェンクの声ははっきり聞こえるけど、内容は理解できない。私をこの領域に合わせることはできないなんて!
では、お前は何をする?
…わからないわ。もう限界。拠り所のない現実にしがみついてクタクタよ。これ以上戦い続けるなんて無理
つまり、諦めるつもりなのか?
第十一の力の達人でさえ解決できないのに、私にできると思う? もう頭の中は真っ白。何かいいアイデアがあるなら、ぜひ聞かせてほしいわ
- 誰かに頼るのはやめて、自分をしっかり持て。
- 古き習わしは、十一の力を極めるためにあるんだろう? 挑戦を続けろ。
- 現状を維持しようとしてバラバラになりそうなら、止めた方がいい。
誰かに頼るのはやめて、自分をしっかり持て。を選択した場合
…そうね、その通りだわ。私はサイジック。自分のことは誰よりもよくわかってる。私を支えられるのは、私しかいない
会話を終えると、ヴァルサイレンは元の姿に戻ろうとします。
私の主人は私自身よ
ニャー? ニャー! ニャー!
ああ、無理だわ… 私には、これ以上… あきらめるしか…
古き習わしは、十一の力を極めるためにあるんだろう? 挑戦を続けろ。を選択した場合
その通りね。私としたことが、恐怖と苛立ちに惑わされるなんて。これは他の研究と何ら変わりはない。自分のためにひたすら努力し、学べばいいのよ
会話を終えると、ヴァルサイレンは元の姿に戻ろうとします。
私は古き習わしの師にして十一の力を指揮する者
力の流れを… 変えないと! …ああ!
ああ、無理だわ… 私には、これ以上… あきらめるしか…
現状を維持しようとしてバラバラになりそうなら、止めた方がいい。を選択した場合
諦めろって言うの? 馬鹿げてる。私の存在全てが、無限の時間と空間に飛び散ってしまうのよ! でも… 変化に抵抗するのをやめた時、物事がいい方向に動くのを見たことがある…
…信じるわ、第十一の力を
会話を終えると、ヴァルサイレンは元の姿に戻ろうとします。
無駄なことね。うまくいかないということなら… 力を抜いて、あきらめましょう
どの選択肢でも、ヴァルサイレンは元の姿に戻ります。
感じるわ、引かれて… 押されて。でも、流れのままに、寄り添うことができる
マスター・ラーヴェンクと会話しましょう。
素早く学んだな。誰もが変化を受け入れるわけではないが、お前たち定命の者は我々デイドラよりも変化に適しているようだ
ヴァルサイレンと会話しましょう。
ああ、やっとね。ようやく戻れた。宇宙にばらまかれる気持ち悪さを表現できる自信がないわ
触覚が何度も水中にいるみたいになった気がするし、歯は口を開けたまま寝ていたみたいな感じだったわ
今回は完全なままでいられるのか?
ええ。もうこの領域の混沌に引き裂かれないようにする方法がわかったから。代理を務めてくれたあなたのおかげよ。もし現実からずれたままでいなきゃいけないとしても、あなたがいれば安心
感謝のしるしよ、これを受け取って
クエストを完了する。
クエストを完了した後、ヴァルサイレンが話し始めます。
そうよね。自分の存在が危ういときにされるがままにするのは簡単じゃない
では、あなたは定命の者の状況から学ぶことがたくさんあるわ。細かいことは後で教える
ヴァルサイレンと会話しましょう。
今回のことは大きな教訓になったわ。この旅を始めた時に考えていたのとは違うけど、とても勉強になった。今は、もう少し離れたところから第十一の力を探りたいと思ってる
これからどうする?
マスター・ラーヴェンクが許してくれれば、少し一緒に旅をしたい。ああ見えても、案内役として得るものは多いと思うわ
まだ学びたいことがあるのか?
学ぶことはいくらでもある。愚か者でなければね
今日私は、水に浮くことを覚えた。明日は泳ぐ練習をするのよ
マスター・ラーヴェンクがバネキンであることはどう思う?
バネキンは本来思慮深くはない。それにこれほど乱れた領域でも、デイドラは簡単には変わらないわ。彼と他者との差、それは彼自身がそれだけ探求を続けてきた証拠よ
マスターと呼ばれるだけのことはあるわ
マスター・ラーヴェンクと会話しましょう。
変化の学徒よ、お前はこれで最も重要な教訓を学んだ
お前が道を歩み続け、その技を学び、私に新しいことを教えるため戻ってきてくれることを願う
どうやって変化を極めた?
練習だ
第十一の力の流れをまったく感じない者が多いが、一度周囲にある変化の動きがわかるようになったら、あとは感じて観察するだけだ。やがてお前にも語りかけるようになる
第十一の力と呼ぶのはサイジックだけだと思ってた
お前にわかるような言葉で話しているだけだが、これは私にとっても新しい考え方だ。お前の仲間のように、すべてが十一のレンズを通して見えるわけではない
しばらくそうしていれば、何か新しいことがわかるかもしれん
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