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書籍

星の5つの先端

シギラウ・パレート著

予言は彼女の領域であり、夜空の女王が見たことが最後には現実となる。定命の者にはぼんやりとしか見えないかもしれないが、それは全ての定命の者に水晶占いの才能が与えられるわけではないし、真実を知ることに耐えられない者もいるからである。

夜明けは切迫した時間であり、アズラが知恵と目的をもって私達に触れる時でもある。そして私達は口に出して助言を請い、恐れおののきながらその答えを待つ。

バラは彼女の色であり彼女の花である。彼女の復活の地であるムーンシャドウは太陽である。私達は正午までに定命の者の仕事を終わらせるが、太陽が低くなった時のために、常に体力を少し残しておく。

夕暮れ時は私達がアズラの指示に従う時である。そして私達は暗い夜の行いで彼女を称賛し、従順でない者を罰して彼女を讃える。

運命は彼女が私達の価値と功罪を書き記した本である。私達は自らの行いにより、彼女から好感や侮蔑を得る。そして自分達の運命を彼女の予言で知ることになる。

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