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書籍

ドミニオンの責務: マーブルク

アルトマーの旅行ガイドより抜粋

ドミニオンがヴァレンウッドに建設した新しい街に関しては多くの記事が書かれ、様々な情報が流れた。

最も悪意のある噂は、マーブルクはこの地域のウッドエルフの住民の協力の元で造られたのではなく、ドミニオンのアルトマーの、アルトマーによる街であり、ドミニオンの侵略行為だというものだ。

これは真実とはほど遠い。マーブルクがアルトマー風に造られたのは調和のためであり、アルトマーのために作った訳ではない。

一方、ドミニオンがカジート、ウッドエルフ、ハイエルフとの協力と友好を推進しているのだとは断言できない、なぜならエルスウェアにカジート、サマーセットにハイエルフ、ヴァレンウッドの奥深くにウッドエルフというように、生活基盤は別れたままだからだ。

シロディールはヴァレンウッドの北から大いに脅威を与えている。離れた場所にいて、グリーンシェイドの仲間をどうして守れる?

ドミニオンがアルトマーの住人に対し、マーブルクに金銭を払って移住させたという噂と同じくらい害のあるものは、ドミニオンの名簿にあるマーブルクのアルトマーが、他のドミニオンの街と同じように政府関係者と軍関係の人々だという噂だ。この噂にはウッドエルフとカジートも入り、同じ対価を受け取っていることになっている。

マーブルクに移住する人々にドミニオンが保証する支払いは、土地と空き家が当たるくじだけだ。数は限定されているが、開拓地の安定は保証されている。この地域の貿易と防衛に必要だからだ。

これにより、女王と仲間の種族を支持することは忠誠なるドミニオン市民の義務であり、共通の領域の防衛に参加し結束を強めるという相互作用を生み出している。マーブルクはドミニオンの価値を象徴する、唯一かつ最新の街である。繁栄あれ!

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