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書籍

ダイアフロストの炎

ダイアフロストの炎と後継者のたいまつ

ソーヴィルド・ダイアフロスト著

息子とはいつでも、あのたいまつと炎を通して話せるはずだが、彼が死ねば、炎が灯された時に召喚されるのは彼になる。そのため、これをこの先ダイアフロストの炎と後継者のたいまつを受け継ぐ子孫全員のために記しておく。これを書く理由は、人々がスカイリム中に広がっていくにつれ、私達の決意が弱まっていくのを目にしてきたからである。あのたいまつと炎の本当の意味を確認するために書くつもりだ。

まず始めに、ダイアフロスト砦は長い間、この家族の炎を守り続けてきており、そのおかげでソブンガルデにいる祖先と連絡を取ることができている。これは後継者のたいまつを灯すだけで良い。

これらの遺物の起源については、多くの伝説で触れられている。デイドラを悩ませるためにメリディアによって作成されたという話や、死んだ神がソブンガルデからニルンのノルドと連絡を取る方法として、ショールによって作成されたという話もある(しかしダイアフロストの者は、炎を通して彼から話を聞いたことはない)。

真実は時の流れと共に失われてしまったが、すべての伝説で共通している点がある。それは、ダイアフロスト家には魔女とその主人であるデイドラと戦う優れた能力があるため、炎とたいまつを保護するようにと与えられたというものだ。たとえ炎が永遠に消えたとしても、たいまつが失われたり、オブリビオンのハグレイヴンによって2つに割られたりしても、次の事実は残るべきだ。

デイドラの崇拝者達をどこで発見しようとも、ダイアフロスト家は決して、それを止めさせて処分するという任務をためらってはならない。ダイアフロストの者が1人でも生きていれば、魔女にもデイドラと連絡を取ろうとする者達にも敵がいるということだ。魔女狩りはダイアフロスト家の単なる仕事ではなく、神聖な天職である。そしてこれを読むダイアフロストに対し、戦い続けることを課す。勝てない戦いではあるが、魔女も決して勝つことがないようにしなくてはならない。

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