物語内容
ロズルスとシェリラと話す
ロスガーの南部にある名誉の休息地に行くと、ロズルスとシェリラや労働者達がいます。
シェリラと会話しましょう。
「対の器」… これは埋葬壺に違いないわ。
ごめんなさい、翻訳しないと。
私の同僚には会った?
質問があればロズルスが手助けしてくれるでしょう。
ロズルスと会話しましょう。
10年だ。
シェリラと私はバロス・ブラッドタスクの墓を探して10年を費やした。
今それが見つかったのに、彼女は彼の墓ではないと言うんだ!
我々の栄光の瞬間を… なぜ彼女はぶちこわすんだ?
どういう意味だ?
バロス・ブラッドタスクはオークの英雄だったが、不正な決闘で無残にもガイデン・シンジに殺されてしまい、埋葬された墓も時と共に失われた。
現在に至るまで発見されていないんだ。
今日はオークの遺産を祝う日になるはずだった。
なのに、シェリラは訳の分からないことを言っている。
正確には、何が問題なんだ?
シェリラはこれがガイデン・シンジの墓に間違いないって言うんだよ!
オークの土地にオークの石で、ロスガー最大の英雄を殺した奴を祭るのか?
馬鹿げてる!
シェリラと話せる。
シェリラと話してくれるとありがたい。
我々の発見についてオルシニウムにはもう伝えた。
王の部下の前で、彼女がバロス・ブラッドタスクの墓を否定したらどうなると思う?
どうにもならなくなる!
バロス・ブラッドタスクとは誰だった?
バロス・ブラッドタスクはロスガー出身の最も立派な戦士だった。
彼がマラキャスの化身だったと言う者もいる。
愚かな話さ。
他の者と同じように、ワイルドボアーは死んだんだ。
バロス・ブラッドタスクはなぜそんなに大事なんだ?
噂を信じるな。
彼は巨人と格闘していないし、ドラゴンを殺してもいなければ巨大熊に乗ってもいない。
でも、オークが獣と大差ないと考えられていた時、彼は俺の同胞のために居場所を開拓してくれた。
ガイデン・シンジが彼を裏切らなければ、ダガーフォールとセンチネルはオークの街になっていただろう。
待ってくれ。巨大熊だって?
わかってる、わかってるよ。ばかげた話だろう?
巨大熊に乗ったのはトラグ王だ。
皆知ってることだ。
もういい。
ガイデン・シンジはバロス・ブラッドタスクをどう裏切ったんだ?
旧オルシニウムの攻城戦から30年、ガイデン・シンジは運命を定めるためバロス・ブラッドタスクに挑戦した。
擁護者がその決闘を見守る中、シンジのダイアグナ騎士団が中に滑り込み、街の扉を開けたんだ。
俺の同胞たちは虐殺された。
その後は… 明らかではない。
何が明らかじゃないんだ?
言い伝えによると、〈名誉〉に対して激昂したバロス・ブラッドタスクはシンジを打ち負かした。
だが、決闘で負けるのを嫌ったシンジは、一万人の射手に2人を殺す命令を下したんだ。
その話はそこで終わっている。
それが本当に起きたことだと信じているのか?
この話はすべてのオークの要塞で語られている。
どんなバリエーションであれ、バロス・ブラッドタスクはいつでもガイデン・シンジとの決闘で裏切られて終わるんだ。
旧オルシニウムから生き残ったオークにシンジを嫌う者がいるのももっともだ。
シェリラの見解は学者としての生命を終わらせてしまう。
シェリラの学者生命はなぜ終わってしまう?
この王に、バロス・ブラッドタスクの墓を否定したらどうなると思う。
オルシニウムの衛兵は彼女を友情の門までスロードのように行進させるだろう。
ロスガーから追放されたら、ロスガーの学者がどうやって仕事を見つけられるんだ?
シェリラと会話しましょう。
ロズルスと話してたわね。
彼が混乱しているのはわかるけど、この墓の件では彼が間違ってる。
ガイデン・シンジの遺体が中にあるの。
バロス・ブラッドタスクではなくてね。
なぜそこまで確信があるんだ?
その墓への扉は、ガイデン・シンジの最後の決闘を記念するものなの。
彼の姿はその時代の版画そのものよ。
それが彼だということに疑いはない。
彼は戦った相手すべてを尊敬した。
それは彼の最後の対戦相手である、バロス・ブラッドタスクの叙述に述べれられているわ。
ガイデン・シンジの最後の相手はバロス・ブラッドタスクだったのか?
ええ、彼はオークの敵であるシンジよ。
だからこれはバロス・ブラッドタスクのお墓であってはいけないの。
バロスはロスガーのオークに尊敬されていたけど、ただの野心家よ。
なぜオークの傭兵の墓が、彼を「殺した」レッドガードを称えなければならないの?
墓の中には実際に何があるんだ?
私は… 私たちは知らないわ。
扉は開かないから、全部個人的見解よ。
でも、私はこれがガイデン・シンジの墓であることに自らの評判を賭けるつもりよ。
王の周りの皆が、私が正しいと気がついた時に熱心になり過ぎないか不安だけど。
「熱心になり過ぎる」とはどういうことだ?
皆は旧オルシニウムの破壊がガイデン・シンジに責任があると思ってる。
これが実際にはシンジの墓だと知れば… 良くても、ロズルスは発見したことで追放されるでしょう。
最悪の場合、シンジの骨は粉末になるまで粉砕されてパイとして焼かれ、王に提供されるでしょうね。
分かった。何が必要なんだ?
ドアの横にあるへこみは、埋葬壷をはめるためのものよ。
何かの鍵に違いない。
正しい壷で墓を開けられれば、私がシンジの遺骨を保護するわ。
埋葬壷はどこで見つかる?
近くにこの墓と似たストーンワークがあるカタコンベがあるんだけど、ウィンターボーンがうじゃうじゃしているの。
そこに行って、記念碑の類を探して。
分かった、記念碑を探してこよう。
カタコンベで見つけられたら、きっと埋葬壺でガイデン・シンジの墓を開けられる。
手伝ってくれるなら、ウィンターボーンは避けてね。
ガイデン・シンジとは誰だった?
英雄の多かった時代にあって、最高の英雄よ。
剣技で知られているけど、彼の英知こそがレッドガードの人々の未来を決定づけた。
かつてシンジはこう綴った。
「栄光とは、最後の相手と同じ顔をしている」って。
それで彼はバロス・ブラッドタスクと繋がっているのね。
ロズルスと会話しましょう。
え? シェリラは何と言った?
墓を開ける手伝いをしてほしいと頼まれた。
彼女を説得したのか?
そういうわけでもない。
彼女はバロス・ブラッドタスクについて、お前は間違っていると証明したがっている。
なら彼女の言う通りにすればいい。
墓を開けてやれば、ロスガーにガイデン・シンジの居場所はないと気づくだろう。
名誉の休息地のカタコンベに行きましょう。
カタコンベに入った後、入口にある記念碑を調べましょう。
アラカウルの記憶を辿る
カタコンベの西部を探索すると、アラカウルの墓があります。
アラカウルの墓の側にある記念の池の水を飲みましょう。
池の水を飲むと、アラカウルの過去の記憶に引き込れて、キャラクターはアラカウルの姿で記憶を辿ります。
部屋にはコマンダー・レリアナとバロス・ブラッドタスクがいます。
コマンダー・レリアナとバロス・ブラッドタスクの会話を聞きましょう。
卿… 王の手紙に加えて、トリスタン卿の心からのお悔やみをお伝えします。
「卿」だと?
俺は騎士じゃない。「野蛮人」と呼べばいい。
いつも影で言っているようにな。
そうはまいりません。
トリスタン卿には「否定されるまでは、紳士として接するべし」と言われています。
お前のトリスタン卿は俺が伝令を殺すような奴じゃないと思うのか。
こんな伝言の場合はどうだろうな?
私は推測はしません。
命に従い伝言とお悔やみをお届けするのみです。
では逃げ帰る前に、自分がシチューになるところを想像してみろ。
お前をうちの猛獣の餌にはしない。
今日のところはな。
はい、かしこまりました。
アラカウル、話がある。
コマンダー・レリアナと会話しましょう。
あなたのあるじが待っている間、私は話しません。
いかなる口実も与えられない。
バロス・ブラッドタスクと会話しましょう。
明日、残酷な息子達はブレトンを1万人殺すために進撃する。
そして我々の到着前に、ゴルカール王はまたマラキャスの像をオルシニウムの広間に並べる気だ。
派手な祝いもない攻城ってのはどんなものかね?
王が好きではない?
王はオークの団結を好きに主張すればいいが、本音は忠誠を誓えってことだ。
俺たちにとっては、王がブレトンと始めた戦いで血を流せってことさ。
負け戦に参加?
俺たちの負担をアイレイドの鼻で払ってくれない限り御免だね。
先月もそう言ったんだ。
ならそれで解決だ。
数分前まではな。
もう一人の王、ブレトン王のジョイルから手紙が来たんだ。
俺の愚かな兄弟ローカグが、オルシニウムでブレトンの軍隊とともに死んだと書いてあった。
しかしその後に、仕事の申し出が書かれていた。
本気か?
「一緒に戦ってくれ。そうでなければ同じことがお前にも起きるとか何とかかんとか。お前はまぬけすぎて目立たぬ脅威に気がつかないから、その顔に投げつけてやろう」
だから今俺たちは進撃するのだ。
ジョイル王は血を流して遊びたいのか?
ここからダガーフォールまで王に川を掘ってやるよ。
「了解しました!」
ほう! アラカウル、この山羊詐欺師め。
何か食べ物を持って来い。
アラカウルの記憶から出る前に、もう一度バロス・ブラッドタスクと会話しましょう。
御馳走だ、思う存分飲んでくれ。
夜明けに進撃だ。
残酷な息子達は空腹じゃ死なないぜ。
アラカウルの記憶から出る前に、コマンダー・レリアナと会話しましょう。
シチューのことをあなたのあるじに感謝します。
とてもおいしかった。
そちらの話をしてくれ。
トリスタン卿に仕えています。
あなたがバロス・ブラッドタスクに仕えるように。
でも… 実は彼に仕えてはいませんね?
アラカウル、そうでしょう?
それは私の名前だ。
誰にも仕えていない。
なるほど。
あなたは次々に侮辱を与え、それを笑い飛ばす。
残酷な息子達は彼に似ているのですね?
そんな信義は聞いたことがありませんが… 彼があなたの尊敬を勝ち取った理由は分かる気がします。
トリスタン卿が、バロスの兄弟を殺したのか?
何ですって? 違います!
真犯人はメルセディーンの兵士たちよ…
トリスタン卿や、王のことは話せません。
でも自分のことなら… この攻城は何年も前に終わっているはずでした。
喜んでいるのはカラスだけです。
ではなぜ終わらない?
君主に仕え、君主の命令に従うからです。
君主は王に仕え、王の命令に従うから。
私の故郷では、そうするものです。
話しすぎましたね。
食料をありがとう。
思いがけない親切でした。
アラカウルの記憶から目を覚ますと、アラカウルの墓の奥にある埋葬壺が露わになります。
アラカウルの埋葬壺を手に入れましょう。
タマールの記憶を辿る
カラコンベの東部を探索すると、タマールの墓があります。
タマールの墓の側にある記念の池の水を飲みましょう。
池の水を飲むと、タマールの過去の記憶に引き込れて、キャラクターはタマールの姿で記憶を辿ります。
部屋にはトリスタン卿とガイデン・シンジとコマンダー・レリアナがいます。
トリスタン卿とガイデン・シンジの会話を聞きましょう。
バロス・ブラッドタスクはオルシニウムを強化した。
彼の残酷な息子達による我々の損害は… 甚大だ。
君の王は攻城戦をやめさせるべきだ。
戦闘は不当だ。
シンジ… 今ではメルセディーンが指揮している。
攻城戦は終わらんだろう。
メルセディーン?
リーチの獣が君たちの将軍なのか?
他にも手はある。
バロスに決闘を申し込め。
一撃で攻城戦が終わる。
オークたちが同意するものか。
オークどもは王よりもバロスを好いている。
彼は同意するさ。
もう十分血を流した。
君の王はどういうつもりだ?
メルセディーンだと。
ジョイル王の提案だ。
勝利さえすれば、誰がもたらそうが気にしない。
では、そうしよう。
ダイアグナ騎士団はオルシニウムに進軍する。
タマール、来い。
話をしよう。
トリスタン卿と会話しましょう。
あなたがタマールだな?
竜騎士団はあなた方の騎士団をとても尊敬している。
でも、あなたが主人と話さなければいけない時に、お世辞で引き留めるのはやめよう。
本当に会えてよかった。
コマンダー・レリアナと会話しましょう。
申し訳ありませんが、あるじと協議しなければなりません。
あなたもそうでしょう。
ガイデン・シンジと会話しましょう。
ジョイル王が私に強制する方法を知っているか?
バロス・ブラッドタスクへの挑戦を拒否したら、ブレトンの王はトリスタン卿にそう命じる。
私の服従か、友の命かだ。
これが王のいう「統率力」さ。
トリスタン卿はバロス・ブラッドタスクを倒すことはできたのか?
いいや。
私はトリスタン卿を軽く見てはいない。
彼は竜騎士団を率いているし、名誉と剣の技は疑いないものだ。
しかしそれはバロス・ブラッドタスクも知っている。
その名誉を利用されるだろう。
バロス・ブラッドタスクのことで何を知っている?
そのオークは自分が比類なき戦士だと主張する。
さらに重要なことに、彼の敵もそう思っている。
巧妙かつ機敏、そして受動的。
好機の到来を待ち、そして打つ。
相手に順応する型だ。
バロスが名誉ある戦いをしないのであれば、どうやって彼に立ち向かうことができるんだ?
私の技に匹敵する者はほぼいない。
決闘そのものが名誉だ。
名誉とは、次の相手と同じ顔をしているものだろう?
それが最後の対戦相手でないかぎりはね。
ほう!
タマールよ、私と一緒に時間を過ごしすぎたようだな。
タマールの記憶から出る前に、もう一度ガイデン・シンジと会話しましょう。
この場所が恋しくなるだろう。
毎日焼けつく石炭のベッド、毎晩冷水へ沈められ。私を誘う。
ああ…
書き留めるな。
まだ隠喩を考えているところなんだ。
タマールの記憶から出る前に、コマンダー・レリアナと会話しましょう。
剣聖と弟子達に会えて心から光栄です。
いつかアリーナを訪れたいと願っています。
主は攻城戦が終わったら、すぐに私を行かせると約束してくれました。
タマールの記憶から出る前に、トリスタン卿と会話しましょう。
ダイアグナ騎士団は竜騎士団の側で戦うべきだ。
実にいい日だ。
そう思わないか… タマール?
この呼び方は正しいのか?
まるで同じ育ちをしてきたようだな、トリスタン卿。
素晴らしい。
オルシニウムに長居はしないだろう。
ブレイドマスターとバロス・ブラッドタスクの決闘が決まったからには、メルセディーン将軍が血の海にする前に攻城戦を終えられる。
なぜオルシニウムは包囲されている?
オークの王がジョイル王をけしかけた。
ビョルサエ川を渡って襲撃を行った者たちを公の場で称賛したことで、ゴルカール王は山奥の街の運命を転落させた。
オーク王とは?
残念ながらデイドラの狂信者だ。
口を開けば「マラキャス」だ。
しかも外交で要望を伝える時にもな。
個人としてはさらにつまらない人だと聞く… よく唾を飛ばすようだ。
メルセディーン将軍について教えてくれないか?
彼女は… 有能な指揮官だ。
ジョイル王がリーチから雇った者の中で最も優れた傭兵団、ウィンターボーンのリーダーだ。
時にメルセディーン将軍は、マラキャスへの信仰がオークよりも深いように見える。
どういうことだ?
彼女の母エヴァンディーンも元ウィンターボーンのリーダーだ。
オークの村を襲撃した際、彼女は人口の「わずか」十分の一を殺すことで抑制してみせた。
援軍を率いてきたメルセディーンは激怒したそうだ。
その場で母に挑戦状を叩きつけた。
なぜそんなに怒ったんだ?
話によると彼女はこう言ったそうだ。
「雑草を十分の一刈り取れば、より強い雑草が生えてくる。新たな作物を育てるため、畑ごと燃やしてしまった方が良い」
その後彼女は母親を殺し、心臓を切り取って食った。
本当か?
リーチのやり方はリーチにしか分からない。
だが… メルセディーン将軍が村を去るとき、ウィンターボーンは後に続いた。
村人たちは矢が刺さりすぎて松ぼっくりのようだった。
そしてマラキャスの祭壇はエヴァンディーンの死体で飾られていた。
ガイデン・シンジを知っているのか?
私は昔しがない従者で、酒場で食事をしていたことがあった。
するとぼろぼろの服を着て、質素な剣を片手に持ち、ポケットの中は空のガイデン・シンジが入って来た。
私の手持ちはとても少なかったが、飢えているのが分かった。
私の食事を分けてやって、見返りに決闘を申し込んだんだ。
食事と引き換えにガイデン・シンジと決闘したのか?
まさかブレイドマスターその人とは夢にも思わなかったからな!
その頃は剣を扱える者なら、誰からでも学ぼうと心がけていた。
彼には何かがあった… 動きに関して、生まれもっての自信が。
それで何があった?
負けた。何度も。
その度に彼はどうやって私を倒したか静かに説明し、もう一度やってみるよう促した。
負けることが全く恥ずかしくなかった。
それだけ彼は並外れていた。
一つ一つの教えからできる限り吸収したが、それでも決闘が三秒以上続くことはなかった。
それからどうする?
食事をしながら話をした。
彼は… 何というか、彼は昔からシンジだった。
そして去って行った。
名前を聞けなかった。
そこから何年か経ち、ブレイドマスターのガイデン・シンジが私の昇進を支持する声明を出した。
「最高のリーダーとは、学び続ける者だ」と言ってね。
私が一番驚いたよ。
タマールの記憶から目を覚ますと、タマールの墓の奥にある埋葬壺が露わになります。
タマールの埋葬壺を手に入れましょう。
埋葬壺を届ける
アラカウルとタマールの埋葬壺を手に入れた後、シェリラ達の所に持って行きましょう。
シェリラ達の所に戻ると、シェリラとロズルスとゴラズが会話しています。
私、これはガイデン・シンジの墓だと言ったわよね。
ロズルス、この騒ぎは何だ?
シェリラのは単なる独り言だ。
これは間違いなくバロス・ブラッドタスクの墓だ。
それじゃあ聞くが… お前の相棒は正気を失ったのか?
墓を開ければ、全てがはっきりするわ。
その時点で、シェリラの間違いが証明されるだろうな。
相棒が研究を支持してくれるってのが間違い?
ええ、ロズルスはそうね。
私は家族の仲裁のために派遣されたのではない。
誰の墓か突き止めなければ、お前を追い出すぞ。
ゴラズと会話しましょう。
俺は王の代わりにここにいる。ここで何をしている?
まあ、それはどうでもいいから。そこをどいてくれ。
ロズルスと会話しましょう。
こうなるとわかってたよ!
何もかもうまくいかない。
何があった?
王の側近が予定よりも早く現れた。
普段オルシニウムはこんなに… 時間を守らないんだがな。
中に入る方法は見つかったか?
この埋葬壷を見つけた。
シェリラいわく、これで墓を開けられるんじゃないかと。
では是非とも開けてくれ。
ガイデン・シンジはこの墓と何の関係もないと、彼女も気づくはずさ。
そうしたらまたオルシニウムで発掘できる。
実を言うと、シェリラは正しいかもしれない。
どういうことだ?
ガイデン・シンジの幻視を見た。
何だって?
バロス・ブラッドタスクを殺すところを見たのか?
オルシニウムを包囲するためにジョイル王と共謀するところか?
いや、ガイデン・シンジはジョイル王を良く思ってなかった。
包囲も。
それは… 俺の読んだことと違うな。
だがそれは、墓を開けてから話せばいい。
シェリラと会話しましょう。
埋葬壺は見つけた?
ああ、どちらも見つけた。
ええ。王の側近のいるところで開けた方がいい。
公的な訪問ということは、墓の中身を記録しなければいけないから。
たとえ、バロス・ブラッドタスクとは何の関係もなくてもね。
バロス・ブラッドタスクの幻視を見た。
どういうわけか、繋がっているみたいだ。
繋がっている?
まあ… そうね。
ガイデン・シンジとの決闘があるから。
でも、繋がりはそれだけよ。
正確にはそうではない。
壺の一つに、バロスの副官の灰が入っていた。
よく分からない。シンジは彼も倒したの?
でも、それは墓を開けてから確認すればいい。
2つの埋葬壺を扉の窪みに設置すると、墓の扉が開きます。
うまくいった。
シェリラ、君は正しかった!
ええ、ロズルス。
よくこうなるのよね。
調子がいい日なんだな。
さあ、もっと中を見よう。
名誉の休息地を探索する
名誉の休息地に入った後、シェリラとロズルスの会話を聞きましょう。
トゥワッカの息吹にかけて!
ロズルス、これがわかる?
この記念碑… 数千年前のものか。
レッドガードとオークのストーンワークが、隣り合わせで。
それだけじゃないわ。
ダイアグナ騎士団と残酷な息子達が入り混じってる。
オークのストーンワークは敵を対等に表現することは無い。
信じがたいわね。
この目で見たのにな。
中にはもっと沢山の答えがあるはずだ。
中央埋葬地に行くと、ガイデン・シンジとバロス・ブラッドタスクの石碑があります。
信じられないな。
一人は確かにガイデン・シンジよ… でも、他は…
バロス・ブラッドタスク。
追悼の石碑だ。
これは彼らの墓ね。
二人とも?
彼らは宿敵同士だ。
どうしてこんなことが?
何か理由があるはず。
あたりを確認して、何故こうなったか調べましょう。
シェリラと会話しましょう。
ガイデン・シンジの遺体… 予期していたような姿ではない。
彼がレッドガードではないという可能性は?
もちろん学説はあるけど… これが裏づけになる?
ロズルスと会話しましょう。
バロス・ブラッドタスクと同じ部屋にいる。
それからどうやらガイデン・シンジとも。
何か理由があるに違いない。
コマンダー・レリアナの記憶を辿る
名誉の休息地を探索すると、バロス・ブラッドタスクとガイデン・シンジの記念の池があります。
池の水を飲むと、コマンダー・レリアナの過去の記憶に引き込れて、キャラクターはコマンダー・レリアナの姿で記憶を辿ります。
付近にいる負傷したローカグと会話しましょう。
続けろ。そして… 俺を殺せ。
死ぬまでに、何人も裏切り者どもを倒したぜ。
私は竜の騎士だ。
武器を持たない兵士を殺すことはない。
奴らが竜の騎士を殺すのを見た。
本当に知らないのか?
お前は誰だ?
コマンダー・レリアナだ。
トリスタン卿に仕えている。
トリスタン卿? あの、決闘を考えた奴か?
決闘では何も解決しない。
ただの罠だが、お前の君主のせいではない。
メルセディーン将軍はオークとレッドガードを裏切るつもりのようだ… ブレトン以外全部だ。
説明してくれ。
我々の王のことを、どのくらい知っている?
ジョイルが戦う理由は、平和でも民でもない。
支配するためだ。
オルシニウムが陥落すれば、ハンマーフェルは生き残る。
だがおそらく防御の指揮はガイデン・シンジが執るだろうから… その前に殺しておくのが最善だろう。
もしこれが本当なら、トリスタン卿に警告する。
彼らを見つけて、可能なら警告するんだ。
彼女の捕虜だった時にメルセディーン将軍にされたことは… 腑抜けと呼ばれても構わない。
あそこへは戻りたくない。
バロスを見つけたら、「お前の兄のローカグが“灰を食らえ”と言っていた」と伝えてくれ。
俺が生きていると分かるはずだ。
ローカグ? 死んだと聞いていたぞ。
自分でそうバロスに伝えにいったんだ!
彼らはシンジをおびき寄せるために、バロスが必要だった。
俺の「死」が、弟を呼び寄せた。
メルセディーンは、見た目よりも利口なようだな。
メルセディーン将軍が全て仕組んだのか?
王は、自分の計画の実行のために彼女を選んだ。
彼女はそれをとても喜んでいる。
流血と死を楽しむ、残忍な女だ。
それがマラキャスの血というやつだよ、まったく。
この計画の証拠はあるのか?
ジョイル王のアサシンたちが残酷な息子達と、ダイアグナも殺している。
周りを見ろ… お前の王の裏切りの証拠は、目の前にある。
メルセディーンに命令が下った。
おそらくジョイル王からの命令だ。
証拠として、命令書を見つけろ… まず私の兄弟に警告してからだ。
どうやって逃げ出した?
決闘の寸前に、メルセディーンは自分の部下を呼び寄せた… 彼女の「ウィンターボーン」だ。
奴らは去り、俺は逃げた。
逃げる力が残っていないと思われたのか、あるいはどうでもよかったんだな。
出発する前にもう一度、ローカグと会話しましょう。
なぜぐずぐずと居残っている?
メルセディーン将軍のアサシンはすでに戦いへと向かっているぞ。
彼らに警告しろ。早く!
探索を進めると、崖の向こうで決闘しているガイデン・シンジとバロス・ブラッドタスクの姿が見えます。
「どんな決闘も8秒で決着がつく」
どんな馬鹿がそんなことを?
私は! どれだけ戦っている?
8分だ。驚いたか?
あの格言は訂正させねば。
そのためには俺を打ち負かさないとな。
その通り! 最高の技術は生き残った者により伝えられる。
そいつはいい格言だ。
探索を進めると、メルセディーン将軍とトリスタン卿の会話が聞こえてきます。
射撃用意… 放て!
やめてくれ!
メルセディーン将軍? 何をやったんだ?
街のために決闘する? 涙を誘うわね!
ジョイル王は勝利を望み、私はそれを献上する。
呪うぞ、メルセディーン将軍。
オブリビオンの深淵に落ちるがいい!
バカね!
彼らに深い愛情を抱いてるのなら、その傍らで死ぬがいい!
メルセディーン将軍の部隊は、ガイデン・シンジとバロス・ブラッドタスクを殺害します。
負傷しているトリスタン卿と会話しましょう。
メルセディーン将軍は両方を殺した。
彼女は抗争を汚した… 休戦協定を破ったのだ。
閣下、何をすればいいでしょうか。
この傷で… こんな状態では、メルセディーン将軍と戦えない。
私の代わりに彼女と対決してくれ。
指揮官よ、君の技を信頼しているぞ。
早く! 彼女を逃がすわけにいかん。
出発する前にもう一度トリスタン卿と会話しましょう。
私は平気だ。行け。
リーチの獣を捕まえろ… 逃げ出す前に!
メルセディーン将軍を追いかけて戦いましょう。
逃げるんじゃないかって思っているの?
ブレトンの犬。
私は単に、あなたの死に場所を選んでるだけ!
メルセディーン将軍を倒した後、トリスタン卿の所に戻りましょう。
トリスタン卿の所に戻ると、トリスタン卿とローカグの会話が聞こえます。
引いてくれ、若きオークよ。
今日はあまりに多くの血が流された。
多くの英雄を失った。
ああ。決闘か… これを見たか? 勝利者は?
私は柳とグラー・オークが、風の中で踊っているのを見た。
彼らの型は全く違うように見えた。
気がつくまでは…
「型へのこだわりが敵を打倒する」。
シンジの格言と言われていたな。
聞くたびに口元が緩んだもんさ。
ローカグと会話しましょう。
決してブレトンには感謝しないと誓った、お前の王が俺の故郷にあんなことをした後ではな。
だがアシェンフォージへ行ったら、マラキャスに獣を倒したドラゴンの話をしよう。
お前が得るのはそれだけだ。
トリスタン卿と会話しましょう。
終わったか?
リーチの獣… 奴が死んだのか?
ああ、メルセディーン将軍は死んだ。
なるほど。
竜騎士団はジョイル王の裏切りに加担しない。
さあ、遺体を手に入れよう。
安置するのにこんな場所はふさわしくない。
出発する?
ジョイル王の愚行に騎士団を巻き込んだのは間違いだった。
償わねばならない。
まずはシンジの願いを尊重する。
カラスの餌にして置き去りにはしない。
何をすればいい?
ガイデン・シンジはどこであろうと、倒れた場所に埋葬されることを願っていた。
当然だ。ずっとどこにも家と呼ぶべき場所がなかったのだから。
最後に戦った敵を称えることも願っていた… 相手が誰であれ。
オークは気に入らないだろう。
驚くぞ。
彼らにはシンジとバロスが何をしようとしたか感づかれていた。
彼の兄弟が反対しないなら、彼らは並んで埋葬されるだろう。
今日という日は、名誉が安息を得た日として記憶しよう。
コマンダー・レリアナの記憶から出る前に、もう一度トリスタン卿と会話しましょう。
彼らの記憶、彼らの犠牲を大切にしよう。
シンジ、バロス、それからここで命を落とした高貴な英雄たち全員に。
決して忘れないように。
そして私の名誉にかけて誓う。
どちらも、ジョイル王の裏切りには加担していない。
コマンダー・レリアナの記憶から出る前に、ローカグと会話しましょう。
俺の弟は野生の猪と呼ばれていた。
これまでどの王も彼を飼いならさなかったし、彼は自分の都合で戦った。
だが彼はここで戦った。
俺のために… オルシニウム全体のために。
彼の犠牲は忘れられるべきではない。
ロズルスとシェリラと話す
コマンダー・レリアナの記憶から出た後、シェリラと会話しましょう。
水を通して記憶が授けられる?
石を使った似たような技術は知ってるわ。
学ぶことがたくさんある。
私の頭はまだ泳いでいるようよ!
ロズルスと会話しましょう。
あんたは… 何が起きた?
しばらく別の場所にいたと思った。
誰か他に… ブレトンの騎士がいなかったか?
私もそれを見た。
誰が建てたか知らないが… 俺たちに真実を知ってもらいたかったようだ。
バロス・ブラッドタスクとガイデン・シンジはこの攻城戦を終わらせて、殺し合いを止めさせたかったんだ。
裏切り者はジョイル王だけだったんだな。
どうやら俺とシェリラの、どちらも正しかったようだ。
これからどうする?
シェリラと和解する。
何年も一緒に働いてきたんだ… このせいで仲違いするわけにもいかない。
でも彼女には言わないでくれ。
それは俺から知らせるべきことだ。
墓はどうなるんだ?
王は真実を知るだろう。
これはバロス・ブラッドタスクの墓で、その一部をどこか変えてしまえば彼の伝説を台無しにする。
ガイデン・シンジの遺骨に触れる勇気は王にはないと思う。
俺がこのことをセンチネルに手紙で知らせたらなおさらね。
王たちが口論しなきゃならないのなら、させておけばいい。
シェリラと話す前に、もう一度ロズルスと会話しましょう。
シェリラは俺が言ったことを許してくれるよな?
きっと許してくれる。きっとね。
シェリラと会話しましょう。
そして、ガイデン・シンジとバロス・ブラッドタスクはどちらも望まない戦争に駆り出された。
彼らは決着のつかない包囲攻撃を止めるために決闘した。
そして彼らはブレトン王の陰謀で裏切られて死んだ?
これは私が、子供の頃から聞いて信じていた伝説とは違う。
我々はみんな同じものを見た。
伝説は偽物だったのだろうか?
どんな伝説でも、その裏には何らかの真実があるものよ。
もしかすると、この墓はガイデン・シンジの伝説の真実を見出す助けになるかもしれない。
それとバロス・ブラッドタスクを見つけるためにもね。
彼は私が予想していた姿と違ったけど、おそらくそこが重要なんでしょうね。
クエストを完了する。
クエストを完了した後、ロズルスとシェリラの会話を聞きましょう。
シェリラ? 俺は思っていたんだが…
うん? 何について?
やっと見つけたぞ、バロス・ブラッドタスク…
それにガイデン・シンジ。
ああ、もちろんだ… こんな発見、調査に何ヶ月もかかる。
何年もでしょ。
何年も? そう思うか?
俺は… そうだな、何年もかかるな。
何を言ってるの、ロズルス?
できたら、ひょっとして… その、もし興味があるなら… その…
一緒にこの墓の調査をする?
そう! それだ。
もし興味があるなら。興味があるか? ないだろうな。
一つ、条件があるわ。
何だ? 言ってくれ!
発表は私の名前が先頭よ。
しかし… 名前順にしようって話だったじゃないか!
ロズルス、まだからかわれてるってわからないの?
ああ。ええと。
その… 調査はこのまま続けていいのか?
もちろん。そんな簡単に私を追い払えないわよ。
良かった、それは… 良かった。
ロズルスと会話しましょう。
オークとレッドガードとブレトンがこの場所を建てた。
彼らは一緒に死者を埋葬した。
戦場では敵との間にさえ絆が生まれるという。
きっと、どちらも最後には死にうんざりするんだな。
シェリラと会話しましょう。
血は流れ、裏切りがあったけど?
定命の敵同士が二人の偉大な英雄を追悼するために、過去には目を瞑った。
けれど名誉の休息地は彼らの物語と共に失われた。
憎しみは忘れがたいものよ。
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