ヴィベク著 第十説話 お前はその後ホーテーターに渡った言葉に隠された、ヴィベクの第十説話を見つけた。 引き起こす者は何も持っていない状態で左手を挙げ、武器はいらないと示さねばならない。来るものは常に隠れているため、引き起こす者は常に目に見えない。もしくは敵の肌の中にいることが望ましい。 「王国の瞼は三十六の本を埋めるだろうが、その眼は世界を読み解く」 これによりホーテーターは私に理解を求める。剣は性急なものである。死者には何も書いてはいけない。ボエトヒーアの言葉を忘れぬようにと、ヴィベクはホーテーターに言う: 枠作り、スカラブであるあなたに、我々は誓った: 我々があなたを愛せる世界と、大事にできる泥のマントを。見ていない間に先人たちに裏切られた。ホアリー・マグナスの危険な意見で過小評価は揺らがない。これはいつも満足している者に使う手法だ。短い塔の季節、すり減った赦し。そしてこれは何だ。瞼の下にあるのは炎か? 自らの肌の中で変わりなさいと、私はトリニマクを食べし者たちに言う。声を痣の色に変えなさい。敵のように自らを家に分け、これまた敵である災厄の柱神のように中心から順に法を定め、自らを材木、泥、樹脂であるとみなしなさい。シシシットの一歩は敵の突進よりも速いため、分裂してはいけない。彼は砂利のために全てを切り裂く。 我々は雷の中、違う道を行く。静止と怠慢な奴隷によって建てられた全ての真の家は、シシシットから始まる。偽りの地図のように壊れた偏愛に背を向けよ。このように動くといい。偽りの父には素早く、母は隅でガラスと雨のために泣く。静止は何も求めず、無であるがゆえに無を求める。八つの永遠の不完全の中では、あなたもそうだった。 ヴィベクはホーテーターに言う、ヴィベクの言葉を思い出せと。 シシシットはまだ旅の途中であると理解せよ ヴィベクはホーテーターに言う、ヴィベクの言葉を思い出せと。 空に輝く鏡の中で ヴィベクはホーテーターに言う、ヴィベクの言葉を思い出せと。 溺れながら微笑む ヴィベクはホーテーターに言う、ヴィベクの言葉を思い出せと。 静止は大いに願っている ヴィベクはホーテーターに言う、ヴィベクの言葉を思い出せと。 まだ問われていないことに ヴィベクはホーテーターに言う、ヴィベクの言葉を思い出せと。 答えることを 言葉の終わりはアルムシヴィである。
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