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テルヴァンニの日記

この洞窟は驚異的だ! 日光がまったくないのに、あらゆる種類の植物で満ちている。ランド・コーラルの順調な成長さえ見られるというのに、我々はここに水が流れているいかなる徴候も発見できていない。おそらく帯水層が染みだしているのだろう。塔の工房の拡張を開始する前に気をつけておかないと、素晴らしい場所を水浸しにしてしまう危険がある。

正直に言って、こんな光景は今まで見たことがない… だが、これと似た感じを受けたことはある。ここにはエナジーがある。ぬくもりがある。アルマレクシアとヴィベクの部屋を訪問した時のことを思い起こさせる。彼らの神聖な輝きは体で感じられる。この繁殖する洞窟は彼らの作品なのだろうか? もしそうなら、生き神の領域を侵害しているのでなければいいが。

マスター・ファーは自分の塔のためにここを選んだとき、この洞窟のことを知っていたのだろうか? おそらく調査を終えた後で、彼の考えを聞かせてもらえるだろう。いずれにせよここにいる間に、できる限り調べるつもりだ。

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