書籍

スカイリーチの探検家 第6巻

グウィリム大学 歴史学者 レギナス・ブーカ著
グウィリム大学 古代研究家 ヴェリタ・ヌミダによる付記

私がスカイリーチ頂上の調査に関する解釈を続ける間、レギナスはベースキャンプで休養しながら怪我した足首をいたわりつつ、この調査における自分の不運を呪っているのでしょう。
良く考えてみれば、もしかしたら彼はこの埃臭い古代遺跡の中を這い回ることに飽き飽きしていて、少し休みたいと考えていたようにも思える。
彼なら、私に仕事を全部押し付けることもやりかねない。

私はこの遺跡の一部の主室まで到達した。
ここは恐らく何らかの儀礼場であり、もしかしたらそれはネード信仰、またはアルケイン的慣習に関連していたのかもしれない。
部屋の主要な場所に4つの召喚サークル、あるいは儀式用の石らしきものがある。
私はアルケイン儀式の専門家ではないけど、これらの石の台が何らかの結界であったと知っても驚かない。
これらの石のエッチングを作成し、レギナスに何をあらわしているか聞いてみましょう。

部屋の中央には刻まれた儀式用サークルのような装飾が施されており、何かの異形の様相と思われるものを表している。
これは我々がまだ完全に解明していないネードの神の一柱?
これに関してはひとまず「多分」の分類に入れておくことにする。
この古代の場所からはまるで過去に何か重要なことが起こったかのような、何らかの胸騒ぎが感じられる。
ここにそのすべてを教えてくれる文書のようなものがあればいいんだけど。
ただしその場合、私の大学での仕事はなくなってしまわないかな?

部屋の奥にある高い台には2つの興味深いものがあった。
まず、5つ目の召喚サークル(結界石?)が台の床部分に埋め込まれていた。
そして壁に開いた巨大な穴からは夜空が観察できるようになっていた。
これは何らかの天体観測用の道具だったの?
特定の日にはこの場所から特定の星のパターンが表れるようになっていたとか?
この件に関してはもっと調査が必要になるかもしれない。
ただ、ここで感じる雰囲気が私を不安にさせる。
この場所から感じるのは…怒りよ。
まるで爆発するのを待っている、闇の感情のスズメバチの巣のような。

さて、私がここでできることは終わった。
後はここで発見したものについて、レギナスがどう思うか聞いてみることにしましょう。

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