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書籍

祠漁りの日記

この祠に来るまで、私達の祠漁りは実に気楽なものだった。ウルサと一緒の旅行も退屈することはなかった。アルゴニアンがあれほどユーモアのセンスを持っていたとは予想外だった。しかも彼女は、一対のダガーを実に巧みに扱える。

少し足を滑らせたせいで、この冒険がこんな状況に陥ってしまうとは。私の足はまるで太ったネッチのようになっている。愚かにも私は、ウルサが扉の錠を解除した後、頭上にある足場でダンスを披露したのだ。だが彼女は素晴らしい友達だ。彼女はここに私を座らせ、近くに薬と少量のブランデーを置くと、この正門を開くために鍵を探しに行った。これまでの調査により、マッドゴッドの狂信者達が、裏手にも礼拝室を置いていたことが分かっている。鍵はそこにあるはずだ。

彼女はすぐに戻ってくる。そう願ってる。彼女には教えたくなかったが、しっかり止血したはずの傷からまた血が流れ始めている。

疲れた。もうクタクタだ。

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