スポンサーリンク
書籍

ギャラリーの知覚ある獣

これは現在進行形の作業であり、フェラル・ギャラリー内に囲われている近くのある獣について、そうした獣を世話している目の解読者たちの協力によって行われている。

モリアン・ゼナス

自然な生息地: ムンダス

望ましい気候: 蔵書庫や講堂

情報: 年齢、体格ともに平均的なインペリアル男性。かつて強大な魔術を操っていたが、技術を忘れてしまったようだ。「オブリビオンについて」や「アポクリファで聞きつけた秘密などの作品の著者であり、また「オブリビオンの扉」に登場するモリアンは、抜きんでた力と教養を持つ魔術師だった。彼はアルケイン大学で境界学の教授として教え、そこでセイフィジ・ヒッジャやディヴァイス・ファーと出会った。これらの定命の者が彼の人生に果たした役割をよりよく理解するためには、モリアンの以前の著作を参照すること。

モリアン・ゼナスはアポクリファに居を据える前、アッシュピットやムーンシャドウ、クアグマイアを通ってきたと報告されている。彼はそこから離れていない。憶測によると、モリアン・ゼナスはここにいる間に何らかの禁じられた知識を発見してしまい、今は去ることができなくなっている。ハルメアス・モラはモリアン・ゼナスがここで正気を失うのを見て楽しんでいると言う者もいれば、秘密の王が楽しむのは自身の秘密を守ることだけだと言う者もいる。いずれにせよ、モリアン・ゼナスはこの領域を離れることができず、離れたいと思ってもいないようだ。

世話用メモ: モリアンが最も好む余暇の形態は、文学である。
世話用メモへの追記: 彼が話しかけてきても会話をしないこと。彼の状態が感染性のものかどうかは不明瞭である。
世話用メモへの追記への追記: 感染性ではなかったが、彼の言葉を理解するのは困難であり、話し方も支離滅裂である。時間を無駄にしないためにも、彼の呼び声は無視して、自分の仕事に集中せよ。

シュライク

自然な生息地: エバーグローム

望ましい気候: 霧と夕日に包まれた森林地帯

情報: とてつもなく知性的なデイドラであるシュライクは、異常なまでに感情の揺れが激しい。他のデイドラは不気味なほどおとなしいか、常に気まぐれだったりするが、シュライクは2つの状態を持つ傾向にある。我々が世話をしているシュライクは、2つの一般的状態のうち1つしか示さず、常に変わらず陰鬱である。フェラル・ギャラリーに来る解読者の誰も、シュライクが深い悲しみと憂鬱以外の状態にあるのを報告したことがない。

世話用メモ: シュライクを憐れみ、近くに寄りすぎないこと。シュライクは元気がなくても危険であり、これまでにも複数の解読者を自分の囲いの中に誘い込んでいる。

ハヴォクレル

自然な生息地: なし

望ましい気候: 溶岩の海と炎の穴

情報: ハヴォクレルは恐るべき体格と気性を持つ視覚を持たないデイドラだが、我々が世話しているハヴォクレルはある方法を発達させ、見ることができると主張する。叫ぶのである。それも大声で。そして、声の音が触れるものを見ることができると述べている。当然だが、彼の主張を証明することは我々にできない。彼は頻繁に叫び、非常に大きく、限りなく甲高い声を出すからである。以前の解読者たちは彼のために障害物コースをデザインして移動させ、この主張を証明しようと考えたが、危険すぎると判断された。

世話用メモ: ハヴォクレルの声の音量を下げるか、声に長時間さらされた際の苦痛を軽減する呪文を見つけること。複数の解読者がハヴォクレルの囲いを含んだ部屋に入った後で耳鳴りを報告している。

ウィスプマザー

自然な生息地: ムンダス

望ましい気候: ウィスプのいるところ

情報: ウィスプマザーはどの解読者とも口をきこうとしない。食い下がると、彼女はすべての発言と要求を周囲のウィスプに対して言う。彼女は最大で10体のウィスプを支配できるが、そのうちの1体を気に入っており、そばにおいて遊びたがる。他のウィスプたちはスカートのヒダの裏に安全にしまわれていると主張するが、複数の解読者が彼女の囲いの境界外からウィスプたちを回収している。ウィスプマザーは自分のウィスプが逃げ出していることを知っているのか、逃げ出せることを理解しているのかは不明である。

世話用メモ: ウィスプマザーはウィスプをしばしば子供たちと呼んでいる。ウィスプマザーを子供たちから引き離さないように。

コメント

スポンサーリンク