書籍

サソリの観察

クラグローンの巨大サソリは、その小さくより平凡な親類とは異なった生理機能を持っている。
その巨大さと力に加え、彼らは子供を孵化させた状態で出生し、その背中に乗せて育てるのではなく、巣に卵を産卵することで出生する。
これはその巨大さとスコーピオン・マトロンが一度に出産できる子供の数、その大きさに関係があるのだろう。
このような違いも研究上驚くべきことであり、非常に興味深い。

この計画では、フィアファングス洞窟の奥に営巣場を持つ強力なスコーピオン・マトロンを選んだ。
彼女の同族であれば現段階での錬金術の工程で必要となる捕食者としての特性を提供してくれるはずである。
これをあの強大なワマスの卵持ちと至高のクロコダイル・マトリアークが提供する特性と組み合わせれば、サソリの素材がマンティコラへ、我が想像が及ばぬような力を与えることになるだろう。

すでにマトロンの卵のいくつかは収集した。
それぞれの殻の中にある素材が産卵場に新たな生物に簡単に引き継がれる特性を植え付けるだろう。
はたして大蛇の他の摂政たちで、私ほどの成功を収めているものはいるのだろうか?
いないであろう!
真祖マンティコラが産卵場から出現した時、大蛇は私にスケールドコート全体の指揮権を授与されるだろう。
それはここで成し遂げた仕事に対する正当な報酬である。

――蠢く悪夢の摂政ボワード

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