クエスト名「疫病計画」
物語内容
ジョルバルド・ダヴォーと話す
ダンジョンの入口にいる、ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
ごきげんよう、旅人よ
スケイルコーラー・ピークで何をするつもりか分からないが、引き返すよう忠告する。ここにいる獣たちは恐るべき疫病にさらされている。キミにも感染するかもしれない
では、なぜここにいる?
私は疫病の拡散を止めるためここに来た
連れと一緒だったが、これほど早く攻撃を受けるとは予測を超えている。以前オーガたちはおとなしかったのだ。この病が変えてしまったということだ
仲間は今どこに?
残念ながら、橋の向こう側だ
キミは腕が立ちそうだな。フロストスパイク洞窟を抜けるまで護衛してもらえないだろうか? 私は是が非でも探検を続けなければならないのだ
仲間の救出を手伝おう
ここからは気をつけよう。スケイルコーラーはこれまでも危険な場所だったが、疫病によって獣たちがさらに興奮している
探検について詳しく教えてほしい
ああ
この山の名前にもなったドラゴンプリーストのスケイルコーラーを研究している。不幸なことに、私はある教団を発見した。奴らはこの疫病を使って実験をしている。疫病そのものを作り出しているのかもしれない
ドラゴンプリースト?
遥か昔、ドラゴンはタムリエル全土を支配していた。ドラゴンに気に入られた信者はドラゴンプリーストと呼ばれ、ドラゴンの力が込められた仮面を授けられた。ザーン・スケイルコーラーはそのプリーストの一人。彼女の遺体はここに眠っている
このドラゴンプリーストの何が特別だ?
ふむ、彼女が自分のドラゴンロード、サーヴォクンとの間に持っていた強いつながりかな。そのつながりを研究したいと思っていたが、忌むべき信者たちを見つけてしまったのだ
もっと知りたければ、私の日誌を読むがいい
信者たちと疫病についてもっと教えてほしい
ああ、恐ろしい話だ
普通ならこんな結論に結びつけたりはしないが、奴らの研究メモを見つけたんだ。メモには疫病を使った実験と、どう拡散させるかについて記してある
疫病を拡散させようとしているのか?
ここの獣たちの様子を見ると、それは正しい洞察と言える
連中が一体何のためにこんなことをするのか見当もつかないが、止めなければならない。それが今の私の探検の目的だ
牙の巣を完了している場合
実は、牙の巣でアンデッドのドラゴンを倒した
ほほう? アンデッドとはいえ、ドラゴンを倒すのは半端ないな。真実としたら驚くべきことだ
詳しい話はまた今度にしよう。ドラゴンプリーストは私の生涯の題材だが、ドラゴンロードにも限りない魅力を感じる
フロストスパイク洞窟を抜ける
探索を進めると、崖の向こう側にいるイラ・アルラガスと岩のロディスを発見します。
戦士? どんなバカが八大神に見捨てられたこんな山に来るの?
何、俺たち以外に?
周辺にいるオーガ達を倒した後、ジョルバルド・ダヴォーがやって来ます。
みなどうした? 無事か?
ロディスと私は大丈夫。でもルドヴィックは運が無かった。死んだわ
そんな名前にしてもいいことはないって、いつもあいつに言っていた
キミたちとはぐれた時点で、予測はしていた。二人はここに残れ。我々は回り込んで合流する
私たちにあまり選択肢はない。戦いの準備ができてからここに来て
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
ここからは気をつけよう。スケイルコーラーはこれまでも危険な場所だったが、疫病によって獣たちがさらに興奮している
仲間のことを詳しく教えてくれ
ああ、もちろん。我々は寄せ集めの集団だ
連れは皆、アンドーンテッドのメンバーだ。レッドガードの女はイラ、ノルドがロディス、死んでしまった哀れな男は… ルドヴィックだ
イラについてもっと教えてくれないか?
イラ・アルラガスか? 彼女は卓越した戦士で、有能なリーダーだ。アンドーンテッドの強い推薦を受けてやってきた。彼女の欠点については、あまり言いたくない。少し気が短いというか…
ロディスについて知っておくべきことは?
彼は自分のことを、岩のロディスと呼んでいる。口数が少なく、たまに口にしても脅迫まがいばかりだ。この呼び名は、彼自身の型破りな戦い方に由来しているとか。どんな戦法だろうな…
ルドヴィックとは?
ああ、幸運のルドヴィックか。陽気な奴だ。いや「だった」と言うべきか。ヒーラーの才能があってな。彼がいなくなってしまったのは、大きな損失だ
悪臭のオーズンと腐臭のリネルスを倒す
探索を進めると、悪臭のオーズンと腐臭のリネルスが待ち構えています。
あの二体には気をつけろ。奴らは他より強そうだ… なにより臭いがきつい
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
どうやら向こうにいるオーガ二体がリーダーのようだ。先へ進むためには奴らを倒さねばならない。簡単ではないだろう。見るからに手強そうな相手だ
できれば距離を取ることを勧める。誰にも感染してほしくないからな
悪臭のオーズンと腐臭のリネルスと戦いましょう。
戦闘中の発言
- あの氷の欠片は危険だ!物陰に隠れるんだ
- あの氷の柱は、利用できるかもしれない!
- あの氷の柱は、前に見たものよりも分厚いぞ!
- あの氷の柱は危険だが、役に立つかもしれない!
- あの嵐に気をつけろ!凍てつくぞ!
- あの凍結攻撃を利用するんだ!
- あの凍結攻撃は防御に使える!
- オーガがスキーヴァーを呼んでいる!妨害するんだ!
- オーガの凍結攻撃を利用して、身を守れ!
- オーガ同士が近づくと、疫病が悪化する!
- オーガ達が氷の欠片を召喚したら、物陰に隠れるんだ!
- この吹雪が凍てつく風を生み出している!
- スキーヴァーを呼んでいるぞ!止めろ!
- まずい、オーガがスキーヴァーを召喚している!
- 氷の欠片を喰らう前に、物陰に隠れるんだ!
- 足元に気をつけろ! 風に当たると凍りつくぞ!
- 奴を倒したことで、柱の守護を失った。急げ、もう一体も仕留めるんだ!
- 次の揺れは防ぎきれない!もう一体のオーガを仕留めろ、急ぐんだ!
戦闘終了後、ジョルバルド・ダヴォーが話し始めます。
残念だ。以前、彼らは注意も向けなかったのに。連中は一体どんな疫病を作り出したんだ…?
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
哀れな連中だ。彼らに勝ち目はなかった
落胆しているようだ
オーガは決して友好的な生物ではないが、私が最初にこの山を登った時は手を出してこなかった。疫病が彼らを苛立たせ、攻撃的にしたに違いない
何という無益な死だ
だが選択の余地はなかった
ああ、おそらくそれが最善だった。この疫病は本当におぞましい。少なくとも彼らの苦痛は終わった
この疫病を、タムリエルに拡散させるわけにはいかない。さあ、先へ進もう
ドイルミッシュ・アイアンハートを倒す
探索を進めると、ガーゴイルやインプの集団が待ち構えています。
すぐ側には岩のロディスとイラ・アルラガスがいます。
ふむ、これではだめだな。イラとロディスがまだ階段の下にいるのも頷ける
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
キミに頼むのは申し訳ないが、イラとロディスをあの壊れた階段から脱出させなければならない。聖堂の入り口を守っている怪物を倒してくれ
幸運を祈る。油断するなよ
岩のロディスと会話しましょう。
今はそんなこと喋っている場合じゃないだろう。
イラ・アルラガスと会話しましょう。
話がしたいの? 今? まだ戦闘が終わってないように見えるけど
ガーゴイルやインプを倒すと、ドイルミッシュ・アイアンハートが現れます。
ドイルミッシュ・アイアンハートと戦いましょう。
戦闘中の発言
- あれは石のオーブだ! 気をつけろ!あの光線はキミの動きを鈍らせる。
- 動き出した石のオーブを破壊するんだ!
- 石のオーブが動き始めた!早く破壊しないと!
- 石のオーブを動き回らせるわけにはいかない! 叩き壊せ!
- 助けが必要な味方がいるぞ!
- 味方を解放するんだ!
- 石化した味方を助けるんだ!
戦闘終了後、ジョルバルド・ダヴォー達が話し始めます。
あのガーゴイル、以前はただの石像だった。何が起きた?
聞かないでよ。私に分かるのは、岩と落とし穴に挟まれたってことだけ
イラ、疫病の拡散は見過ごせない。キミとロディスは引き返して、死体を見つけたら焼いてくれ
いいわ。でも私たち抜きで教団のリーダーを倒さないようにね。約束よ
ああ、わかってる。報酬はキミのものだよ
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
どういうことだ。以前来た時、このガーゴイルはただの石像だったはず…
なぜガーゴイルたちが突然動き出す?
残念だが、分からない
信者たちの仕業と思うのが普通だろうが、そのような力を持っているとは考えにくい。あの像は古代のもので、古の魔法が込められている。どんな魔術があれを目覚めさせるんだろうな
考えはあるか?
信者たちの出現、この疫病の発明、何もかも前代未聞だ。ここの獣たちの高まる敵意が、聖堂の守りを呼び覚ましたのかもしれないな
さらに調査したいなら、先に進まなければ
岩のロディスと会話しましょう。
岩のロディスと初めて会う場合
うん? 何か用か?
自分のことを話してくれないか?
名前は岩のロディスだ
…他は?
お前が知るべきなのはそれだけだ
お前の顔は覚えているぞ。今回の件が片づいたら、また一杯おごってくれ。祝杯が必要になるからな
自分のことを話してくれないか?
イラは俺をこの仕事のために雇った。すっきりした仕事じゃないが、ジョルバルドは払いがいい。大事なのはそこだけだ
すっきりした仕事じゃない、とは?
顧客は普段、こいつと戦ってこいとかあいつを殺してこいとか言うんだ。だが疫病なんて、どうやって止めればいいか分からん。
まあ顔を指差してくれれば、間違いなく叩き潰してみせるがな
イラ・アルラガスと会話しましょう。
腕はいいようだけど、勘違いしないでね。ルドヴィックを失っていなかったら、ここは私たちだけで十分だった
自分のことを話してくれ
アンドーンテッドに入会していない場合
腕はいいようだけど、勘違いしないでね。ルドヴィックを失っていなかったら、ここは私たちだけで十分だった
自分のことを話してくれ
私はロディスと同じ、アンドーンテッドのメンバーよ。私たちの仕事は臆病者には向かないわ
ジョルバルドはこの山まで護衛させるために私を雇った。そして私はロディスとルドヴィックを雇った
これほど危険な仕事には、もっと人を雇うものだと思ったが
人が少なければ、それだけ栄光も大きくなるからよ。こんな山、必要なら強行突破していた。回復のための時間が必要だっただけ
話はもういいわ。先へ進んで
アンドーンテッドに入会している場合
私はあなたと同じ、アンドーンテッドのメンバーよ。ジョルバルドは山まで護衛させるために私を雇った。そして私はロディスとルドヴィックを雇った。簡単なことよ
あなたが誓いをちゃんとこなしているなら、きっと姪のマジには会ってるはず。いい子でしょ
これほど危険な仕事には、もっと人を雇うものだと思ったが
ふん。あなたは真のアンドーンテッドだと思っていたのに。戦士が少ないほど、得られる栄光も大きくなる。こんな山、必要なら強行突破していたところよ。英気を養うための時間が必要だっただけ
話はもういいわ。先へ進んで
女族長アルディスを倒す
探索を進めると、女族長アルディスが待ち構えています。
奴には気を抜くな! 巨人の女族長に違いない
女族長アルディスと戦いましょう。
ガラ・ゴー・ヤラ・アー!
- 女族長だ、くるぞ!
- あの攻撃を喰らったらおしまいだ!
- 気をつけるんだ!女族長の一撃には耐えられん!
- わかるか?氷が噴き出しそうだぞ!
- 氷が噴き出しそうだぞ!
- 氷がもうすぐ来るぞ!気をつけろ!
- 氷の噴出に備えろ!妙な音が聞こえるぞ!
戦闘終了後、岩のロディスとイラ・アルラガスがやって来ます。
今日は新入りがいいところを全部持っていってるようだな
興味深いな。この疫病は巨人を衰弱させるだろうと思っていたが、どうやら逆のようだ
この聖堂から、忌々しい教団を排除する理由が増えたわ
それには賛成だが、疫病が拡散しないようにする必要もある。キミとロディスには死体を焼いてもらいたい
俺のことは松明のロディスとでも呼べ
ここから先が楽になるとも思えないが、上で会おう
岩のロディスと会話しましょう。
俺にも仕事があるって分からんか?
死体どもを待たせたくないんでな。
イラ・アルラガスと会話しましょう。
巨人を倒すなんて大したものね。
でも、調子に乗りすぎないで。
生意気なのはロディスだけでたくさん。
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
妙だ。罹患した者に力を与える疫病など見たことがない。あの哀れな獣たちは、通常ならほとんど動くこともできないはずだ
教団はなぜ、自分たちをこのような危険にさらすのだ?
どういうことだ?
教団があの獣たちを感染させたのだろう。おそらく研究が目的だ。しかし、あのような攻撃性はこの山の危険性を高め、さらなる研究を困難にするだけだ
あの症状は意図されたものではない
では教団は、この振る舞いを予測していなかった?
オーガと巨人は、独自の自然魔術を持っている。強力であると同時に謎めいた代物だ。それを研究するものは少ないから、教団はきっと考慮に入れていなかったんだろう
この無益な殺戮が、さらに広がると思うと恐ろしくなる
スケイルコーラーの尾根を登り続ける
探索を進めると、ジョルバルド・ダヴォーが扉を開錠します。
待て。ロディスとイラのためにこの扉を開かなければ
あの信者たちは、ジョルバルドと同じくらい死んだドラゴンプリーストが好きみたいね。彼女の名前を呼び続けてるもの
ふん。連中はデイドラ公を崇拝するものだと思うだろ? まともな教団みたいにな
二人とも無傷でよかった… 感染してないだろうな?
誰も祝福してくれるほど近くに寄ってこなかった。それは確かよ
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
ザーン・スケイルコーラー。奴らは彼女の聖堂を制圧し、彼女の名を呼んでいる。これは偶然の一致じゃなさそうだ。あの教団は何らかの形で、彼女を崇拝しているに違いない
だが、何のために?
見当はつくか?
いや残念だが。ドラゴンプリーストのスケイルコーラーは、とっくに死んでいる。彼女が疫病や病と関わりを持ったことはない。もしかして、奴らは彼女の力を引き出そうとしている?
あるいはここの装飾が連中のお気に召したか…
装飾? どういう意味だ?
いやいいんだ、忘れてくれ。つまらん思いつきだ
それに、真実はじきに判明するはずだ。教団のリーダーはこの先にいるだろう。先へ進んだほうがいい
岩のロディスと会話しましょう。
ああ、疫病の詰まった肉が焼けるこの悪臭。病みつきになるな
イラ・アルラガスと会話しましょう。
八大神にかけて、ニルンからこの教団を一掃できたら爽快でしょうね
信者について、他に何か知っていることは?
連中は、自分たちが作った疫病が祝福であり、その祝福をタムリエル全土に分け与えようと考えてる。何もかも吐き気がする!
誰かの腐った人生を終わらせてやるのが、こんなに楽しみだなんて久しぶりよ
疫病の作り手モーティウを倒す
探索を進めると、ジョルバルド・ダヴォー達が話し始めます。
イラ、待て! 彼らに任せろ。キミとロディスには増援を阻止してもらわないといけない
もう! 分かったわよ。でも約束は約束。リーダーを倒したら報酬は忘れないで
ソブンガルデにかけて。頭を叩き潰すのに集中するんだ
部屋の中に入ると、奥の扉から疫病の作り手モーティウが現れます。
ああ忙しい、忙しい。このお客も相手にしなくちゃダメか?
疫病の作り手モーティウと戦いましょう。
戦闘開始時の発言
我々はこの世界を浄化し、清潔にするのだ! 全ての者に祝福と… ほ、滅びを!
戦闘中の発言
- ちょっとした毒と煙。理想的な死の混合物だ!
- …に、滲み出てくるのを感じるか?素敵な疫病だろう!
- 君の体内に広がっていくぞ!脈打っている!そうだ!
- 君たちの死体は朽ち果てるだろう。美しい、美しいぞ!
- 感じるか?君の魔法の衰えを!失敗するぞ…
- 嫌らしい、嫌らしい!そのつまらない魔法を吸い取ってやる!
- その厄介な力を吸い取ってやろう。
- 君の魔法が弱っている。感じるか?
- 素早すぎるぞ!全員を遅くしてやろう!
- 少し明るくしようじゃないか…なあ?
- 私は火の祝福も持ってきているぞ!どうだ!
- ああ、焼け焦げた肉の匂いに勝るものはない!
- 私の祝福で君たちは弱くなる!
- 祝福を感じろ!拡散させるのだ!
- 私の材料をいじるのはやめろ!嫌らしい、嫌らしい!
- その嫌らしい解毒剤をやめてもらえるか?
- 嫌らしい、嫌らしい呪文だ!そいつを止めてやろう。
- 君の干渉もこれで終わりだ。嫌らしい魔術師め!
- 実に打たれ強い客だ。終わりにしてやろう!
- 触れるな、私の客に!もう我々の仲間なんだぞ!
- 護衛はどこだ?こっちへ来い!
- 護衛たち!この客はもっともてなさねばならない。
- 私が苦しむのを黙って見ているつもりか?出てこい!
- 愚か者どもめ!ここに来て私を守れ!
- インプの内臓を使って解毒剤を作れる!
- インプの内蔵だ!それがあればいい!
- 急ぐんだ。インプの内臓を持ってきてくれ!
- ストラングラーの樹液だ!それがあればいい!
- 解毒剤にはストラングラーの樹液が必要だ!急いでくれ!
- 解毒剤を作るためには、ストラングラーの樹液が必要だ!
- 解毒にはビートルジュースが要る!
- ビートルジュースがあれば、解毒剤を作れるぞ!
- 早く、ビートルジュースを取ってきてくれ!
- キミのために解毒剤を用意したぞ!
- 解毒剤ができた!さあ飲め!
- この解毒剤がキミを救ってくれる!
戦闘終了時の発言
嫌らしい、嫌らしい… 彼女が皆殺しにするだろう。ザーン・スケイルコーラーが… きっと…
戦闘終了後、イラ・アルラガス達がやって来ます。
ジョルバルド、盾はどこ? リーダーが持ってたんじゃないの!?
残念だが、こいつはリーダーではない。みな覚悟を決めろ。ザーン・スケイルコーラーが… 再び蘇った
ここに埋まっていたドラゴンプリーストか?
そいつが持ってるんだわ。登り続けましょう! 報酬は諦めないわよ
それで、次は彼女のドラゴンとも戦うのか。待て。まさか本当に… ドラゴンと戦うのか?
いや。彼女はとっくにドラゴンに見捨てられている。だが、新しい主に仕えているかもしれない。同じくらい強力な奴にな
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
友よ、なんということだ。最初に支援を頼んだ時には、こんなことになるとは思わなかった…
ザーン・スケイルコーラーが再び蘇ったのは、本当なのか? 体の芯を揺さぶられるような気分だ
このことを予期していたか?
いいや。単なるペライト教団の仕業かと思っていた。ペライトは陰険なデイドラ公で、秩序と疫病を支配している。ここに描かれているドラゴンたちが四本足なのもそれで説明できるだろう。それはもちろん…
いや、無駄話はやめよう
ドラゴンプリーストがどのようにこの事件に絡んでくる?
さあな。ザーン・スケイルコーラーが崇拝したのはドラゴンだ、デイドラじゃない
私の勘違いかもしれないが、おそらく新しい教団のリーダーは単に自分の名前を地位の象徴としているだけなのだろう。それでも、先への備えは必要だ
岩のロディスと会話しましょう。
お前は本当にドラゴンプリーストと戦うつもりか? 伝説を聞いたことがないのか? 俺はアンドーンテッドだが、馬鹿じゃないぞ
まあ、お前は信じられないくらいに勇敢か、とんでもない馬鹿なんだな。ひょっとすると両方か
イラ・アルラガスと会話しましょう。
いい、立ち話をしている時間はないの
盾? ジョルバルドが渡すと同意した戦利品か?
あら、鋭いわね
そう、この聖堂には私が手に入れたい盾がある。もちろん、あなたには関係ないけど
スケイルコーラーが持っている?
そう考えるのが自然でしょう? フヌケのマヌケには分からなかったかしら
立ち話の暇はないと言ったわよね。先に待ち受けるのが何者にせよ、そいつらはこうしてる間にも勢力を集めている。今すぐ攻撃すべきよ
ザーン・スケイルコーラーを倒す
探索を進めると、ザーン・スケイルコーラーが待ち構えています。
ザーン・スケイルコーラーと戦いましょう。
戦闘開始時の発言
- サーヴォクン お前ら送り込んだ? 聖堂取り戻す?
- 興味ない この山 お前ら墓場 私同じ
- 人々私 昔崇める 今恐れる
- 彼去った 捨てた 今別の主 仕える
戦闘中の発言
- お前ら 凍りつく!
- お前ら骨 砕ける この盾
- お前ら炎 飲み込め!
- サーヴォクンの力 炎くらえ!
- ペライト! 我が敵 祝福を
- ペライト! 怒り お前ら破滅!
- ヤメロ! 破呪の盾 近寄るな!
- 我が盾! お前ら愚か者 弾く!
- 我が主欲しい 供物お前ら 死体捧げろ
- 我が主 贈り物 近寄るな
- 我が主 力導きを!
- 炎 飲み込め!
- 炎 燃え上れ!
- 山支配者 我が怒り
- 冬抱擁 お前ら凍える!
- 冷気 お前ら枯れゆけ!
- 雪の嵐 お前ら埋葬!
- 破呪の盾 力くらえ!
- 寄るな! 破呪の盾 お前ら不似合い
- 疫病のデイドラ公 報いを!
- 跪け 踏み潰す!
- 焼き尽くせ 炎よ!
- 声失った 炎裏切らない!
ジョルバルド・ダヴォーと話す
ザーン・スケイルコーラーを倒した後、ジョルバルド・ダヴォー達がやって来ます。
そんな… まさか、もう少しだったのに! 破呪の盾は手の届くところにあった。私のものよ!
あれだけのことがあって、それしか考えられないのか? 欲に目がくらんだな、イラ。いつか理解できる日がくるといいが
岩のロディスと会話しましょう。
まさかお前がドラゴンプリーストを倒すなんてな。正直、負けに大金を賭けるぐらいの気持ちだった。本当にそうならなくてよかった
まったく。まぁ仕事は大体お前がやったが、俺にも一杯飲ませてくれ
そうか。気に入られていないと思っていた
お前の顔に岩はあるか?
いや
アンドーンテッドに入会していない場合
なら請け合う。別にお前を嫌ってない
アンドーンテッドに入会していて、飲み物を奢っていない場合
なら請け合う。別にお前を嫌ってはいない。いつでもウェイレストに来い。そんで一杯おごってくれ
なら請け負う。別にお前を嫌ってはいない。ウェイレストに来れば、いつでもまた一緒に飲んでやるさ
イラ・アルラガスと会話しましょう。
もう少しだったのに。破呪の盾はここにあったの、あと少しで手に取れたのに。手から滑り落ちてしまうなんて!
破呪の盾? ずっと求めていたのはそれか?
当然でしょう! 魔術を防ぐ伝説の盾よ。欲しがらない戦士がいる? あの教団が持っているという噂を何年も前に聞いたけど、今日まで居場所を突き止めることができなかった。
まあ、今さら何を言っても無駄ね。もう失われてしまった
ジョルバルドは正しい。欲のために盲目になったようだな
私の欲の何が分かるっていうの? 私のそばで何人死んだか知らないでしょう。仲間、友人、家族、全員私が守れなかったから死んだの。私が弱かったから
破呪の盾は私が力を得る道だった。それが失われたのよ!
- 目的は手段を正当化しない
- [説得]もっと兵士を雇わなかったのはそのためか?
目的は手段を正当化しない。を選択した場合
あなたに私を裁く資格はないわ。いいから… 放っておいて
もう一度、イラ・アルラガスと会話しましょう。
さっさと消えたほうがいいわよ。私が我を忘れて、この血にまみれた山からあなたを投げ落とす前にね
[説得]もっと兵士を雇わなかったのはそのためか?を選択した場合
どうして分かったの?
いいわ、認めるわよ。私はグループを小規模に留めた。誰かが欲をかいて、あの盾を手に入れるような機会を得させたくなかったの。それが何だっていうの?
そのせいで簡単に数で圧倒されたんじゃないか? ルドヴィックが死んだ理由では?
そ… それは… 確かにそうだわ
そもそも始めから、私は疫病のことなんてどうでもよかったの。部下を正当に扱うことさえしなかった。危険だとわかっていたけど、気にも留めなかったわ。八大神にかけて、私はなんてことを…
過ちを償い、よりよいリーダーになるため遅すぎることはない
私はなんて愚かだったのかしら。真の力とは何かを忘れていた。信じる者のために戦うこと。頼る人々を守ることなのに
目を覚まさせてくれてありがとう。この償いはする、誓うわ
もう一度、イラ・アルガルスと会話しましょう。
妹と姪を訪ねに行こうかしら。残してきた家族と、いい加減やり直さないと
でも、まずはルドヴィックの遺体を家族のところへ運ぶわ。償いをしたいから
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
ではあれがドラゴンプリーストか? 恐ろしい! 彼女が全力を出していたとは思えないが、そう考えるとぞっとするな
私の研究成果があれば、きっとザーン・スケイルコーラーに永遠の休息を与えられるはずだ
疫病は?
教団を倒し、死体は焼き払った。疫病がこれ以上拡散することはないだろう。全てキミのおかげだ
私はスケイルコーラーの魂が、二度と戻ってこないようにしておこう
クエストを完了する。
クエストを完了した後、ザーン・スケイルコーラーがジョルバルド・ダヴォーの身体に取り憑きます。
愚か者め。私を倒しても、牙の主を総べし者を止めることなどできない! 病はまだ拡散している。こやつもその祝福を受けるのだ!
忌まわしき行いの報いとして、オブリビオンで苦しむがいい。私がお前の最後の犠牲者になるだろう
ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
ここに来たことを後悔はしていない。我々の手でこの疫病を阻止したのだ。数えきれないほどの人命を救ったのだ
それでも… 旅路がもっと違った形で終わっていたらとは思う
何が起きた?
どうやらザーンは私に置き土産を遺したようだ。彼女が取り憑いたのは一瞬だが、それで十分だった。我々が忌むべき疫病そのものに、私もかかってしまったようだ
つまりどういうことだ?
つまり、この聖堂が私の新たな家になる。私は自分を隔離し、研究を続ける。いつの日か、誰かが私の日誌を見つけるだろう
このための準備をしておけばよかった。教団の研究材料さえあればよかったのに
- 助けられそうなものは何もない。
- [ジョルバルドを助ける]役に立ちそうな品を持っている
- [ジョルバルドを癒す]治療薬を作るため、この品が役立つと思う
助けられそうなものは何もない。を選択した場合
おお、友よ。キミは十分すぎるほど力になってくれた。キミのおかげで、私は最後の犠牲者になれそうだ
唯一残念なのは、この病が患者の命を奪うまでの時間の短さだ。研究成果を書き上げるため、時間がもっとあればな
もう一度、ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
このような結末になると分かっていたとしても、私は同じことをしただろう。共に戦えたことを誇りに思う。この物語で、くぐり抜けてきた全てを伝えられたらよかったが…
それでも、キミと友人になれたことを幸運に思う
[ジョルバルドを助ける]役に立ちそうな品を持っている。を選択した場合
※疫病のサンプルを1つ持っている場合、この選択肢が現れます。
疫病のサンプルについては、下記の「物語補足」に記載しています。
ありがとう、友よ。キミはタムリエルを救っただけでなく、この病を食い止めるのに必要なものも与えてくれた。多少の猶予が得られただけかもしれないが、これでザーン・スケイルコーラーの研究成果を書き記せる
もう一度、ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
何もかも書き記すつもりだ。我々が切り抜けた全てのことを。戦い、困難… 喪失を。ここで起きたことを皆が知るべきだ。友の勇気ある行いも
私はついに自分の大論文を書ける。キミのおかげだ
[ジョルバルドを癒す]治療薬を作るため、この品が役立つと思う。を選択した場合
※疫病のサンプルを2つ持っている場合、この選択肢が現れます。
疫病のサンプルについては、下記の「物語補足」に記載しています。
八大神にかけて! 本当なのか? これがあれば私は助かる。ロディスに言って、疫病の専門医へ伝言を送らせよう
キミはこの恐るべき病からタムリエルを救っただけでなく、私の命も救ってくれた。言葉にできないほど感謝しているよ
もう一度、ジョルバルド・ダヴォーと会話しましょう。
八大神が今日、これほどの幸運を授けてくれたとは信じられん!
今日ここで起きたことを伝えることは、私の生涯の仕事になる。勇敢にもザーン・スケイルコーラーを倒し、タムリエルを救ったのはキミだ。皆が知るべきだ
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スキルポイント+1
- 未鑑定のスケイルコーラー・ピークの装備
物語補足
疫病のサンプルについて
ダンジョンの道中にある「疫病のサンプル」を回収している場合、クエスト完了後のジョルバルド・ダヴォーとの会話で選択肢が増えます。
2つの疫病のサンプルをジョルバルド・ダヴォーに渡すと、実績「スケイルコーラーの救世主」を達成します。
1つ目の疫病のサンプル
女族長アルディスを倒した後、扉の脇にある腐敗せしレイメニッドの死体を調べると、疫病のサンプルを入手できます。
<このレイメニッドの死体は吹出物で覆われており、肉が腐っている。教団の疫病に感染していたようだ>
<後の研究のため、疫病にかかった死体のサンプルを取る>
2つ目の疫病のサンプル
疫病の作り手モーティウを倒した後、机の上にある疫病が濃縮された小瓶を調べると、疫病のサンプルを入手できます。
<モーティウはこの作業机を使って疫病を作り出した。
疫病が凝縮された小瓶が入っている>
<後で調査するため、疫病が濃縮された小瓶のサンプルを取る>
道中の敵の発言内容
以下はダンジョンの道中にいる敵の戦闘時の発言集です。
- アガグ、ゴル、ヤルグ!
- ゴラグ、ガル!
- ガル、ヤラグ、ゴ!
- ヤル、ゴル、ガラグ!
- おい、何をしている。サンプルが台無しだ!
- スケイルコーラーはこの世界を祝福するわ!
- スケイルコーラーを止めることはできない!絶対に!
- 我々の研究を妨害するつもりか?
- 実験に協力したいのか?
- 祝福を感じなさい!滲み出ている!脈打っている!
- 疫病になりなさい!祝福を受けなさい!
- 祝福を全ての人々に広めるのよ
- 争わないで!広めましょう!
- 私たちは崇拝される!名誉を受けるの!
- 私たちの仲間になって。祝福を受けなさい
- なぜ拒絶するの?なぜ抗うの?
- スケイルコーラーは新たな秩序をもたらす!
- さあ、あなたも病気にかかりなさい!
- 我々を馬鹿にするのか?
- 美しくなりたくはない?私たちみたいに?
幸運のルドヴィックの遺体
ダンジョンの最初にイラ・アルラガス達と接触した崖の下に、幸運のルドヴィックの遺体があります。
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ザーン・スケイルコーラーの歴史
ドラゴンプリーストの研究家、ジョルバルド・ダヴォー著
ザーン・スケイルコーラーは短命のドラゴンプリーストで、名も知られていない。彼女は大きな戦いの指揮を執ったこともなければ、強大な敵を征服したこともない。一見しただけでは、彼女が平凡でこれ以上の調査には値しないと思えるだろう。彼女に関する学術書の欠如を考えると、これまでの歴史家たちがこのような見方をしていたのは間違いない。しかしながら、ザーンの物語がこれほど無視されて来た事実こそが、彼女を魅力的な研究対象にしている。
ザーンは彼女のドラゴンロード、強大なるドヴァー・サーヴォクンによって選ばれた時、異例に若かった。サーヴォクンとのつながりは特に強かったと言われている。周知のように、ドラゴンと選ばれたプリーストとの間のつながりが精神的か、魔術的か、単に政治的なものかについては様々な憶測がある。いずれにせよ、ザーンは短時間のうちに強固な関係を築き、彼女の信者たちはこれを大いなる幸運の徴候と捉えた。10年ほどの間、全ては順調だった。
騒ぎが持ち上がったのは、サーヴォクンが自らの聖堂を去った時だ。その理由はおそらく、ザーンその人を除いて誰も知らないだろう。どの記録によっても、この別離の結果としてザーンは、魔術的か心理的なものかは不明だが、次第に鬱へと落ち込んでいった。この鬱は頻繁な隠遁をもたらし、恒常的に閉じこもるまでに至った。
彼女の信者たちは次第に不満を抱くようになり、それは時と共に不信へと変わった。彼らはサーヴォクンに見捨てられたと信じ、今日の我々が神の喪失を見る時のような絶望感でこの件を見た。彼らはスケイルコーラーがその弱さのためにサーヴォクンから見捨てられたのだとして、彼女を責め始めた。この非難に対して、スケイルコーラーは一切反論しなかったと言われている。信者たちはこれによりザーンが非を認めたと捉え、怒りに任せて彼女を殺してしまった。
これがザーンの最大の謎である。信者たちに非難された時、なぜ彼女は自己を弁護しなかったのだろうか?
大部分は憶測だが、私の説はザーンが自らを弁護できなかったのだとするものだ。ドラゴンロードの喪失がもたらした苦悩のために、彼女は話す意志か、話す能力自体を失っていたのだ。とはいえ、これが魔術によってもたらされたのか、単なる心理的トラウマなのかについては、まだ私も確信は持てないでいる。
この歴史的事件を研究することで、ドラゴンプリーストとそのドラゴンロードとのつながりについてのさらなる洞察が得られる可能性があると私は信じている。我々はこのような関係性における初歩的な政治的側面を越えて、その先にあるものを見なければならない。これほど崇拝されていた、この精神的な繋がりとは一体何だろう? スケイルコーラーの助けにより、我々はこの問いに答え始められるだろう。
ある弟の嘆願
最愛なる姉さん
認めざるを得ないが、あなたの最後の手紙には困惑しています。ドヴァー・サーヴォクンが去ったことで、私たちは皆不安になっている。あなたの懸念も分かる。だが頼むから、そんなことでゾナーク・ザーンへの信仰を揺るがせないでください。彼女は私たちを守り、導いてきた。崇拝のため、この美しい聖堂を与えてくれた。ザーンを崇めることは私たちの生涯の目的です。
ザーンの行動がおかしいとあなたは言いますが、私からすれば当然のことです。ドヴァー・サーヴォクンとの彼女のつながりは強い。私たちに想像できるどんな絆よりも強いのです。ゾナーク・ザーンには彼の導きがなくなったことで、大きな喪失感があるに違いない。私たちと同じように。長時間隠遁しているのはそれが原因だろうし、それだけのことです。彼女の力が弱っていると疑うなど…
あなたの心配は自分の心にしまっておいてください。手紙で私に伝えてくれたのはよかった。もし盗み聞きでもされたら影響が恐ろしい。それに、遠からず何もかも正常に戻るでしょう。ドヴァー・サーヴォクンは栄光の帰還を果たし、全てはうまくいくはずです。それまでの間、信仰を忘れないように。
敬具
ヤークボーン
ある姉の反論
弟よ
あなたを馬鹿だと思ったことはなかったけど、今は思っている。すでに分かっていて当然のことを書くわ。あなたは全ての徴候を無視して、妄想の中に深く潜りこんでいる。私は躊躇せず真実を見ているのに。
目を開いて! もう無視できないわ。スケイルコーラーは私たちの秩序を破壊し、悲惨さだけをもたらした。彼女が無能なせいで、ドヴァー・サーヴォクンは私たちを見捨てたのよ。こんなに明白な真実が分からないの? 私たちを破滅させたのは、彼女の弱さ。しかも不機嫌な子供みたいに、彼女は私たちを手放さない。こんな屈辱を我慢するつもりはないわ。
ドラゴンがいなくなって、私たちの教団は崩壊した。私はドヴァー・サーヴォクンに従うことを選んだ。彼だけに。置いていかれた人々に対して、私は何の忠誠心もない。スケイルコーラーはただの抜け殻よ。支配する力もなければ、それを認める力もない。あんな弱者に導かれるのは嫌。
あなたの献身に深く、厳しい一瞥を向けることを勧めるわ。変化は私たち次第。前に進むことを拒否すれば、悲惨な過去に取り残される。賢く選択しなさい、ヤークボーン。選択肢がなくなってしまう前に。
誠意を込めて
ルエルデ
ある姉の後悔
弟よ
あなたがこれを読むかどうか分からないけど、他に選択肢がない。あなたの怒りは責めないわ。私は自分の言動を後悔している。私はただあなたの安全を守りたかった。でも、あなたはもう二度と私を信じないかもしれない。信じるべきかどうかも私には分からない。
そう、私は後悔している。あなたは私の目を開かせようとしたのに、私はいつも無視した。あの手紙は取ってある。あなたは信仰を忘れるなと言った。ソブンガルデにかけて、どんなに手紙を燃やそうと思ったことか。でもあの時でさえ、私は多分あの言葉の正しさが分かっていた。私は真実に耐えられないのだと思う。
あの日のことははっきりと覚えている。スケイルコーラーの死体が雪山の頂上に横たわっていて、彼女の血が少しずつ雪を赤く染めていた。私は彼女の仮面を取ろうとしていた。私の冷たい指が、彼女の金属をきつく握りしめた。力と支配を求めて必死だった。
でも仮面は私を拒絶した。彼女から離れようとしなかった。その瞬間、お腹の底に重い感覚を受けて、私は悟った。こんなことを始めるべきではなかった。あなたは私に伝えようとしたのに、私は聞かなかった。
お願い、私と一緒に脱出して。この聖堂の魔法の守りは崩れ始めている。私たちは高価なものを身につけているから、見逃してはもらえない。あなたがここに一人、汚らわしい盗賊に殺されるなんて耐えられない。お願い、私たちと一緒に来て。新しい家と、新しい目的を見つけましょう。あなたに誓うわ。私たちは新しい人生を見つけると。
あなたを愛する姉妹
ルエルデ
ナシーン・モーティウの研究その1
この聖堂は素晴らしい場所だと分かった。ここはより寒いため、混合剤の調合には最適と思われる。しかも尋問する卑劣な衛兵もいない。無知から来る嫌悪感を剥き出しにして、我らの祝福を見下す目はないのだ。多くの者は私の決断に疑問を呈したが、連中は近視眼的だった。私のように、その先を見なかったのだ。
洞窟のオーガの研究の成果には… 確かに副作用があった。奴らは比較的簡単に感染した。予測しやすい行動パターンと鈍い知性のおかげで、素晴らしい実験材料になる。我々は疫病が物理的に表出する初期の徴候を確認したのだ。いいぞ、これはいい。素晴らしい、実に素晴らしい。この汚らわしい怪物も、私の導きによって美しくなった。ああ、こいつらは何と幸運なのだろう。このような愛すべき疫病に抱かれる、最初の者になったのだから。
だが、そこで全てが失敗してしまった! 奴らは失敗だ。失敗だったのだ! 奴らはとても疫病とは思えない行動を見せ始めたのだ。あの嫌らしくて愚かな怪物どもは死のうともしない! 奴らはただ… 怒るばかりだった。より強くなり、ひたすら凶暴になった! 奴らは私の研究者たちを攻撃し始めた。昨晩だけで相当な人数を失ったと思う。これから予定どおりに進めればいいが、すでにかなりの遅れが見込まれそうだ。
この研究を放棄するのは心苦しいが、このオーガたちは野獣と化してしまったと結論せざるを得ない。研究を続けることを望むならば、我々にはもっと人間の被験者が必要だ。この山が隔離された場所であることを考えると、どうしても通常の手順を踏む時間がない。多くの者は巨人が利用できるかもしれないと提案した。危険だ。危険きわまる。だが死人の出ない発見などあるだろうか?
個人的なことだが、私のもう片方の耳がついに腐り落ちた。まだもう少しかかりそうだが、現在の状態には期待が持てる。私は日々美しく、より完璧になっていく。より祝福されていくのだ。
ナシーン・モーティウの研究その2
最新の進展のおかげで興奮して、どうにも震えが止まらない。我らが愛すべき疫病は見事、とても見事に結実した。そう、今やこの病気はほぼ不治と言ってもいいくらいだ! 初期は症状の遅延を作り出すのが難しかった。被験者の消耗が早すぎ、要するに拡散するための時間がなかったのだ。我々は彼らを歩き回らせ、我らが祝福をできる限り多くの人々に広めたい。何と… 崇高なことか。
そして実際に症状が出た時には、いやはや… とても書き記せるものではない。あの汁気たっぷりの膿や、広がる発疹について詩のように語ることはできる。腫れ物は膨れ上がって、ほとんど半透明になる。あの愛らしい、病的な緑色の影を見るだけでも、私の体全体が喜びでゾクゾクする。これほど美しいものを見たことがあるか? 私はいつも自分の仕事に誇りを持ってきたが、これはもう愛情に近い。
巨人はオーガと同じく有用だと分かったが、奴らの反応はやはり… 間違っている! 奴らは私の可哀想な作品を何か別の、予測不能なものに変えてしまった。蛮族どもめ! オーガと同じように、疫病は奴らを強靭にし、攻撃性を高めてしまう。人間性が足りないのだ。おかしい! 奴らの大部分は今頃もう死んでいて当然なのだが、かつてないほど頑健になっている。病気になった気分だ。良くない意味で!
我々はすでに多くの研究者を失っている。これ以上失うことはできん。巨人の女族長はとりわけ攻撃的になっている。実に愛らしくなってきたところだというのに、残念だ。暇な時間にスケッチを描きたいと思っていたのだが。まあ、発見への道のりはいつも足場が悪いものだ。目標に辿りつくためには、犠牲が不可避というものだ。
目標といえば… おお、そうだ、そうだとも! 彼女が目覚めつつある。骨で感じるのだ。まったく、ひどいお寝坊さんだ。だが彼女の音が聞こえる。おお、聞こえるとも! 彼女は我らが栄光の計画と、我らが新しい時代を導くことを私の耳に囁いている。きっと実現するだろう。今は彼女の安全を確保しなければ。そして、彼女は導き手となる。
ついに彼女と会う時のために、私の外見を最高にしておきたい。私の鼻は腐り始めているが、進行が遅い。自分で切り落としたくなるくらいだ! だが、いかん。それはだめだ。それではおかしくなるだけだ。全てに辛抱強くしなければ。我が祝福の美はいずれやって来るだろう。
ナシーン・モーティウの研究その3
奴らは我々を笑った。馬鹿にしたのだ。母でさえ私を理解してはくれなかった。母は家族の伝統を継ぐことを求めていた。「尊敬すべき教団に入りなさい」と言ったものだ。だがヴァルミーナは混沌の嘘にすぎない。我が主は完璧な真理の秩序だ。なぜ奴らは我々の話を聞かない? 奴らは決して耳を傾けない! だが今では、奴らも我々に耳を貸さざるを得ないだろう。奴らは全員、ペライトの名を心に刻むのだ。
我らが祝福の準備はもう整った。祝福は拡散する。全てを飲み込む疫病が、この世界を死体で埋め尽くすだろう。この嫌らしく不完全な、秩序も敬意もない世界を。全ては我が主、あの方の秩序に属するようになる。奴らの笑い声は咳に埋もれ、溜まった胆汁が無礼な言葉を窒息させるだろう。奴らは美しく、完璧になる。そして奴らは自分の汚物に倒れて死ぬ。その光景を想像しただけで、心が躍るようだ。
仲間の研究者たちに、我々が作り出したこの祝福を受けることを許可し始めた。おお、私と同様、彼らも激しく求めていたのだ。だが気をつけねばならない。気分に流されてしまえば、この作戦全体が崩壊してしまうかもしれん。そんなことを許すわけにはいかない。我々は真の自然の秩序に、これほど近づいているのだから。
まずは小さく始めよう。この近くに村がある。非常に小さく、我々の需要に合致している。まず彼らを消し、噂を広めよう。奴らの心に恐怖を植えつけるのだ。我が作品の名はタムリエルの全ての民の口にのぼるだろう。その上で、奴らの舌が腐り落ちるようにする。
だがあの女は… おお、なんと気難しい、嫌らしい女だ。彼女は我々の実験や計画のことなどまるで気にも留めていない。ただ私を見つめるのだ。あの女は何を考えている? 彼女の顔は見えない。あの見苦しい仮面を取ろうとしないからだ。まだ以前の主への愛着があるのではなかろうな。嫌らしい、嫌らしい!
もちろん、私はペライト公の意志を疑わない! そんなことはしない! あの方は私の忠誠心をご存じだ。忠実だった。私はあの方の秩序づけられた世界の幻視を見て、魅了されたのだ。腐って輝く死体で埋め尽くされた地。新しい時代が来る、新しい秩序が来るのだ! 全ては我が主の旗の元。母は私を追い出した日を後悔するだろう。
記録を続けたいが、中指が取れて記述が難しくなってきた。残念ながらこれが最後の記述になりそうだが、それが何だろう? 計画が失敗するはずはない。疫病のデイドラ公の意志に打ち勝てる者などいない! そして皆が、あのお方の祝福を知るだろう。
キャラクター特集 ジョルバルド・ダヴォー
ギヨン院長へ
ジョルバルド・ダヴォーはスケイルコーラー・ピークの探検を提案し、私は何のためらいもなく提案を承認しました。
このような遠征の危険性についてあなたが懸念を抱くのはわかりますが、ザーン・スケイルコーラーの秘密を暴くのに、彼以上の適任者はいないとも思うのです。
ダヴォーは私たちが意のままに使える最も優秀で理性的な研究者の内の1人です。
この仕事を成し遂げる者がいるとすれば、それはダヴォーなのです。あなたがこのような短命のドラゴンプリーストの重要性について戸惑っているのはわかりますし、ためらいなど、歴史ではずっと多くの研究者達によって分かち合われてきたものです。
しかし、ダヴォーの見解は正しいのです。
ザーンと彼女のドラゴンであるサーヴォクンの繋がりの特性については少し推測の域から出ていない部分はありますが、良くまとめられています。
もし私たちがダヴォーの見解によってドラゴンプリーストとそのドラゴンロードの関係をより深く理解できれば、将来的にそれはとても素晴らしいこととなりますし、ダヴォーが望んでいる資金を提供する価値も十分あります。長年に渡り、少しの報酬と引き換えにダヴォーはこの団体に全力を尽くしました。
ドラゴンプリーストの謎についてこんなにも強い思いを持ち、そしてこの謎を解き明かすことに懸命に取り組んでいる者など他にはいないことがわかるはずです。
この点で彼に資金提供を拒否することは冗談にしかなりえません。思い切って彼にしたいことをさせてあげましょう。
彼が本当にできることは何か見てみようではありませんか。彼に資金を提供しても、私たちが後悔することはきっとないでしょう。敬具
シャムロン教授より
追伸:
あなたの質問である「ダヴォー」というノルド人のような特徴的な名前については、この名付けは彼の家系のしきたりであると私は信じています。
キャラクター特集 ー ジョルバルド・ダヴォー
数年前、非常に光栄なことに、共に仕事をしたことのある、彼の母親であるTorreldaが、ノルド人学者の強い血筋であることをよく話していました。
ダヴォーという名前は、理性的な考え方と守備的戦術で有名ですが、ノルドコミュニティではその特徴が故にあまり人気の無い指揮官、無口なジョルバルドにちなんでいると名付けられたとしか思えません。
後日談
岩のロディスと話す
ストームヘヴンのウェイレストにあるアンドーンテッドの居留地に行くと、岩のロディスがいます。
岩のロディスと会話しましょう。
アンドーンテッドに入会していない場合
また会うとはな。アンドーンテッドに加わることを考えたほうがいい。お前が馬鹿なのは八大神もご承知だ
アンドーンテッドに入会していて、飲み物を奢っていない場合
またお前の顔を見ることになるとはな
個人的に訪ねてきたのか? それとも酔っぱらうためか? 一杯おごってくれてもいいんだぞ
スケイルコーラーじゃ感心したが、急に仲良しこよし、というわけにはいかない。感動の再会とやらは他の奴とやってくれ
ロディス、会えて嬉しい。イラとジョルバルドの調子は?
知らんな
本当に? 全く?
答えが気に入らないなら、訊いてくるな
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