物語内容
グラスプ・キン・ジルと話す
ファーグレイブにいるグラスプ・キン・ジルと会話しましょう。
あなたは大半の者よりも有能なようね。ストリクチャーのグラスプにはあなたが手伝えそうな任務がある。定命の犯罪者の逮捕よ
あなたの種族が物質的利益を好むことは理解している。協力には金を払う
どんな仕事だ?
定命の者の盗賊が、レッドメイデンという薬品の大量盗難を計画した
取り押さえようとした所、ポータル広場へ逃走し、セヴァーへ逃げ去った
何をしたら良い?
セヴァーにてこの犯罪者を探し出し、連れ戻してほしい。実行犯のリーダー、名前はバク。その者が殿としてポータルを抜けた。見つけるのはそう難しくないはずだ
狡猾な定命の者ではあるが、バクも仲間もまだ遠くへは行ってないだろう
セヴァーで犯罪者を探そう
犯罪者たちを捕まえたら、ファーグレイブに連れ戻し引き渡せ。以降は私が処理する
急いで片づけてほしい。彼らの痕跡が失われれば、再発見は難しくなる
グラスプとは何だ?
グラスプは、ファーグレイブにいる全てのデイドラを縛るストリクチャーの解釈を行っている。街を中立地帯とすることで、実質的な秩序を保っているのだ
あなたたち定命の者の言葉を使うなら、私たちが法だ。私たちの任務は、市民をストリクチャーに従わせることにある
なぜ助けが必要なんだ?
私たちの影響力はファーグレイブの砂丘の先までは届かないのだ。ストリクチャーは、破壊のデイドラ公の領地には影響を及ぼさない
奴らはグラスプの管轄外へ出てしまったのだ。でもあなたなら捜査できる
盗賊がレッドメイデンを盗んだと言ったか? それは何だ?
ふむ… あなたのような定命の者があれを知らないとは、俄かには信じがたいな。あなたの種族は、いつもあれを求めてさまよっているというのに
レッドメイデンは薬物だ。定期的に摂取すれば、定命の者をファーグレイブに留めることができる。デイドラとの契約と同じようにな
なぜ定命の者はファーグレイブに留まらなければならない?
ドレインと呼ばれる疾病を防ぐためだ。あなたたち定命の者の精神は、複雑なファーグレイブに適していない。この地に生きる定命の者は、時に「堕落」を経験する。暴力的になる者もいれば、ただ涎を垂れ流す者もいる。いずれも最終的には、力尽き生命活動を停止する
なぜ盗賊は盗む必要があった?
レッドメイデンは貴重な嗜好品で、生産が難しいのだ。厳しく規制しなければ、定命の者の間で争奪戦が発生する。すべての定命の者がドレインにかかるわけではない。だが、その可能性は多くの者を恐れさせる毒となる。毒は浸透し、薬物を入手するためなら何でもするようになってしまうのだ
犯罪者たちは何者だ?
愚かな定命の集団。それだけだ。奴らは数年前からファーグレイブにいる。追われればストリクチャーの外側へ逃げ、グラスプの包囲を免れる
奴らは団結しており、仲間同士で助け合っている。御しにくい相手だ
こういう盗みを以前にもしたことがあるのか?
いや。今までこれほど大胆な行動はとらなかった。窃盗や迷惑行為に飽きたのかもしれん。何とも言えないがな
これまで、奴らの犯罪行為の多くは小さすぎ、グラスプが大規模に介入するほどではなかった。だが今回は違う
セヴァーに逃げたと言ったか?
そうだ。奴らはかなりの困難に直面するだろう。雷と激しい風を生き延びたとしても、野火と戦わなねばならない。セヴァーは決して、穏やかな場所ではないのだ
あなたがあそこに行く時は、十分に注意を
盗賊を探す
デッドランドを探索すると、バクを発見します。
走るのは嫌いだ
バクと会話しましょう。
何の用だ? というか、こんなところで何をしてる?
悪いが、俺には命がけの問題があるんだ。専念させてくれるとありがたいんだがな
実は、追跡するために送り込まれた
何だって? あのドレモラが助けを求めてきただと? グラスプのやることは理解できんな
いいだろう。あんたが焦って何かする前に、せめて説明させてくれ。こいつは酷い誤解なんだ。いやまあ、誤解じゃないが、こっちにはちゃんとした理由があるんだ。誓うよ!
続けてくれ
待て、ここは安全じゃない。どうか俺の友人を2人探して、ファーグレイブへのポータルに送ってくれ。はぐれたらそこで合流することになってたんだ。
合流したら全て話す。どうするかはそれから決断してくれ
わかった。その仲間は見つける。ファーグレイブへのポータルで会おう
ありがたい。名前はエリザとミンウィレスだ。俺たちはここに着いた後でバラバラになった。遠くには行ってないはずだ
俺はポータルに向かうよ。あの2人が無事だったら、全て説明すると約束する
バクの友達を探す
納骨壇の付近を探索すると、ミンウィレスの遺体を発見します。
遺体の側にある日記を読みましょう。
ミンウィレスの遺体を調べると、レッドメイデンの器を発見します。
テンペストエンジンの付近を探索すると、エリザ・ヴェラインを発見します。
こんなところで死にたくない
エリザ・ヴェラインと会話しましょう。
下がって! お願い、近寄らないで。私にはあなたと戦う力も、渡すお金もない… けどお願い! どうか見逃して。私を行かせて!
バクが心配していた
バクを見たの? 彼は無事? 心配してた、ってことは無事なのね。私を助けてくれる理由はわからないけど、とにかく、ありがとう
ミンウィレスのことは知ってる? 彼女、この荒野にやられてない?
既にミンウィレスの遺体を発見している場合
彼女は助からなかった
ああ、そんな! 全部私のせいだ… 私の計画についてきただけなのに。私はドレインにかかり、そのせいでミンウィレスが死んじゃった。私を助けるために死ぬなんて。こんなのってない…
バクに会いたい。バクはどこ?
彼はファーグレイブへのポータルで待っている
まだミンウィレスの遺体を発見していない場合
まだ彼女は見つけていない
お願い、彼女を探して。ポータルでここに来た時、私たちはグラスプに後をつけられないように別れて逃げたの。私は東を、彼女は北を進んだ
みんながこんなところにいるのは私のせい… 彼女が怪我でもしたら…
彼女を探そう。ファーグレイブへのポータルでバクと合流してくれ
じゃあ、そこに向かうね
ありがとう。言葉じゃいい表せないくらい、感謝してる
バクと合流する
ファーグレイブへのポータルの近くに行くと、バクとエリザ・ヴェラインがいます。
すまない、エリザ。もっと慎重にやればよかった
やめて。私のせい。私がいなければ、こんなことにならなかった
エリザ・ヴェラインと会話しましょう。
全部私のせい。どうして私はこんなに弱いんだろう。なぜ私がドレインにかからなきゃならないの?
逃げたって無駄。何もかも全部… 虚しい。もう気力が持たないよ… 運命を受け入れてたら楽になるのかな…
どういうことだ?
この病気の症状は、みんなそれぞれ違うの。何年間も頭痛しか症状が出ない人もいれば、数日で倒れる人もいる
私は物忘れがひどくなった。目を覚ますと自分の名前さえ覚えてない時もあるの。悪化する一方
阻止する方法はあるのか?
私たちが盗んだレッドメイデンを使えば、少なくとも時間稼ぎにはなる。私が病気だってわかって、バクが手に入れるべきだって言ってくれたんだけど、まさか捕まるなんて
ここに着いた時はミンウィレスがレッドメイデンを持ってたけど、今はわからない
そんな病気なら、どうしてすぐに飲まなかった?
ファーグレイブではいろいろ大変で、そんな時間はなかった。しばらくミンウィレスが持っておいて、安全になったらまた会って、その時に飲もうってことにしたの
でも、計画通りにはいかなかった
- レッドメイデンを見つけた。どうぞ。
- このレッドメイデンは盗品だ。ファーグレイブに返す。
- <嘘> 手を貸せない。
レッドメイデンを見つけた。どうぞ。を選択した場合
え… 本当!? なんて言えばいいんだろ… ああもう、お礼にキスして叫んで泣いちゃいたいくらい! でもそんなの嫌だろうから、お礼だけにしとくね
わずかな希望をもらった。無駄にはしないよ。ありがとう
このレッドメイデンは盗品だ。ファーグレイブに返す。を選択した場合
見つけたの? それならひとつ… いえ、あなたの気持ちは変えられないよね。どうせ私には受け取る資格がない。全部私の責任だから。苦しんで当然なのよ
<嘘> 手を貸せない。を選択した場合
当然だよ。気にしないで
話を聞いてくれてありがとう。それだけでもうれしい
もう一度、エリザ・ヴェラインと会話しましょう。
バクと話して。その後、私たちのことをどうするか決めるんだったら、早く済ませて
バクと会話しましょう。
正直に言うと、あんたはすぐファーグレイブに戻って俺たちをグラスプに引き渡すと思ってた。話を聞きに来てくれてありがとう
エリザがここにいるのはうれしいが… ミンウィレスはどうした? 彼女は見つかったか?
彼女は助からなかった
クソ… 恐れていたことが…
もっと慎重に行くべきだった。俺たち3人は若い頃から盗みを働いてて、いつも危険を切り抜けてきたんだ。だがエリザのことが不安で仕方なかった。まともに考えられなかったんだ
エリザを救うためにレッドメイデンを盗んだのか?
そのとおりだ。そして罰を逃れるためにここに来たが、この荒野には罰しかなかった
ここに留まっていたら、俺たちもミンウィレスのようになってしまう。だが戻ればグラスプの裁判にかけられるだろう。そして、エリザはドレインにかかっている
では、どちらを選ぶ?
そいつはあんた次第だろう? 俺たちの運命はあんたの手の内だ。あんたは話を聞いてくれた。どんな決定をしようと従う
それに、こんな酷い目に遭ったのは俺の判断のせいだ。もう俺が決めないほうがいい
- 自主しろ。刑を受けるが、安全だ。
- 逃げ続けろ。自由になり、好きなようにエリザも助けられる。
自主しろ。刑を受けるが、安全だ。を選択した場合
バクとエリザ・ヴェラインは、ファーグレイブへのポータルに入って行きます。
バク、本気なの? 本当に… グラスプに自首するつもり?
分かっているのは、ここにいればミンウィレスのようになるってことだけだ。さあ、行こう
逃げ続けろ。自由になり、好きなようにエリザも助けられる。を選択した場合
バクとエリザ・ヴェラインは、哀れなる者の尖塔に向かって歩いて行きます。
バク、本気なの? もっとひどいことにならない?
自由になればお前にもっと多くのレッドメイデンをやれる。行こう。恩に着る!
グラスプ・キン・ジルに報告する
バクとエリザを自首させた場合
ファーグレイブに戻ると、拘束されたバクとエリザがいます。
自分から戻ってきたんだ。ここまでの拘束は必要ないだろう
必要はある。ストリクチャーで明確に定義されている
グラスプ・キン・ジルと会話しましょう。
戻ったのか。犯罪者たちは自首してきたよ。ファーグレイブに戻るようあなたに説得されたと言っていた。お手柄だな
で、盗まれたレッドメイデンは?
レッドメイデンをエリザに渡した場合
レッドメイデンは持っていない
期待外れだな。盗まれた品がなければ返却はできない。盗賊の処遇の判断には、それも考慮に入れなくてはならないのに
だが、あなたの協力がなければその判断さえできなかった。よし、これがストリクチャーの規定する報酬だ。持っていけ
レッドメイデンをエリザに渡さなかった場合
レッドメイデンだ。盗んだ理由は話したか?
ああ。和解することになるかも知れないが、それでも罰は受けるべきだ。それはあなたの管轄ではない
この件についての協力を感謝する。謝礼として、グラスプはこれを提供する。持っていけ
クエストを完了する。
もう一度、グラスプ・キン・ジルと会話しましょう。
あなたは報酬を手に入れた。私たちにもう用事はないだろう
仕事に集中させてほしい。そして定命の者、あなたの生きている時間は私たちに比べとても短い。無駄なお喋りに時を使わず、自分のために使え。いいな
レッドメイデンをエリザに渡さなかった場合
その二人はどんな判決を受ける?
はっきりとは言えない。奴らの窃盗や街からの逃亡といった犯罪と、ストリクチャーに従った自首。どちらも考慮に入れる
それらの出来事をすべて勘案し、判決を下すこととなる
バクと会話しましょう。
レッドメイデンをエリザに渡した場合
グラスプのキンは少なくとも、俺たちが自首したことを喜んでいるようだ
エリザはあんたがレッドメイデンをくれたと言ってた。感謝のしようがない。彼女は目に見えてよくなってる。エリザがよくなるためなら何でもする… 自由になれても、なれなくてもな
レッドメイデンをエリザに渡さなかった場合
グラスプが恩赦をくれるとは思わないが、正義があるなら俺たちが自首したことは認めて、エリザにレッドメイデンをくれるだろう。彼女の容態は刻一刻と悪化している
エリザ・ヴェラインと会話しましょう。
レッドメイデンをエリザに渡した場合
グラスプは私とバクを鎖につなぐかもしれないけど、あなたのおかげで私には時間がある。一番貴重な贈り物だよ
これなら希望はある。バクと私は服役しながらでも、ドレインを止める方法を見つけられるかもしれない。だから… ありがとう
レッドメイデンをエリザに渡さなかった場合
あんなに苦労して、ミンウィレスを失ってセヴァーを駆け抜ける羽目になったのに… 結局ここに戻って来るなんて。何だか笑えてくるね
バクは私のせいじゃないって言うけど、それは違う。私たちはファーグレイブに来るべきじゃなかったんだ
バクとエリザを逃亡させた場合
ファーグレイブに戻った後、グラスプ・キン・ジルと会話しましょう。
戻ったか。だが、依頼した犯罪者を拘束していないようだな。説明を
すまない、逃げられた。しかし、盗まれたレッドメイデンは取り戻した
それは残念だ。だがそのうち死ぬだろう。定命の者は皆そうだ。犯罪者を逃したのは残念ではあるが、少なくともこれでレッドメイデンを所有者の下に返却できる
ストリクチャーは結果にかかわらず報酬を渡すことを要求している。これを持っていけ。二度とあなたには依頼はしないだろうが
クエストを完了する。
もう一度、グラスプ・キン・ジルと会話しましょう。
あなたは報酬を手に入れた。私たちにもう用事はないだろう
仕事に集中させてほしい。そして定命の者、あなたの生きている時間は私たちに比べとても短い。無駄なお喋りに時を使わず、自分のために使え。いいな
後日談
バクとエリザを逃亡させた場合
デッドランドの哀れなる者の尖塔に行くと、バクとエリザ・ヴェラインがいます。
バクと会話しましょう。
レッドメイデンをエリザに渡した場合
友よ! エリザがあんたのしたことを教えてくれた。レッドメイデンを彼女に渡してくれたって。この恩をどう返せばいいのか分からない
俺たちはしばらくここで身を潜めてから、ファーグレイブに忍び込む。そしてニルンに向かい、やり直すんだ
レッドメイデンをエリザに渡さなかった場合
ここなら嵐や獣を避けられる。グラスプからも安全だ。それで少しは気が休まる
でもエリザは回復していない。火を燃やし続ける以外に、何かできることがあるんだろうか
エリザ・ヴェラインと会話しましょう。
レッドメイデンをエリザに渡した場合
私たちを見て驚いてるの? ここまで無事に来られたなんて信じられないよ
バクと私はここにしばらく留まることにしたの。でも、いずれはニルンに戻ると思う。最近は気分がいいんだ。あなたのおかげだね
レッドメイデンをエリザに渡さなかった場合
また会えると思ってた。あなたの顔は忘れてたけど、記憶が戻ってきたよ
寒いね… 火のそばに座ってるのに。骨まで染み込んだ冷気が消えなくて。あまり安心できる場所じゃないけど、バクがいてくれる
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