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書籍

ロレアの日記

月狩人の砦は最後の望みだ。すでに銀なる暁教団は群れの残りを倒している。ソブンガルデにかけて、ホルスまで失いはしない。私たちはシャドウフェンへ向かう。

数は多いほど安全で、ヴィコサの群れほど大きい群れはないと噂されている。すでに連中は銀なる暁教団を戦闘で破っている。なんと、教団の砦さえ占拠した! 私たちを守れる者がいるとすれば、それは彼らだ。

***

月狩人の群れからは、望んでいたような歓迎を受けていない。ここを安全な楽園だと考えた私が愚かだったとしても、何かがおかしい。

私たちが到着するやいなや、連中に不信の目を向けられた。ホルスにはそれが普通の群れだと言われた。真に受け入れられるには、まずは忠誠と力を示さなくてはならない。それは真実かもしれないが、この群れの目にはある種の敵意がある。それがとても怖い。

***

本当にすまない、ホルス。これが私たちの最後の望みだと思っていた。ようやく安全になる。ようやく逃げるのをやめられると。しかし、私が間違っていた。この恐ろしい場所へ入った瞬間、私が間違っていたと分かった。

だが、私たちは生き残った。一緒にあの呪われた生垣の迷宮から逃れた。一緒に群れの虐待と侮辱を押しのけた。私たちが力を示すために行ったことは今でも悩む。

だが、私たちは生き残った。

その後、お前は公文書保管人に呼ばれ、私たちは離れた。私は初めて真の恐怖を感じた。お前がもう戻ってこないのではないかと。そして、その通りになった。

すまない。お前は死んだ。私は敵討ちすらできない。絶望のあまり立ち向かうことができない。絶望のあまり逃げることすらできない。

お前がハンティング・グラウンドで安らぎを得られることを望む。私もすぐに加われるといいが。

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