物語内容
サヴィワと話す
リンメン南西にあるパブリックダンジョン「リンメン・ネクロポリス」に入りましょう。
ダンジョンに入場すると、入口でサヴィワとジョラ・リが話し始めます。
サヴィワはその光に耐えられるが、喋りには耐えられない
祖先の灰を持ち歩きたがらないなんて、それでもカジートか? お前の曾曾曾祖母さんが大金をはたいて買った骨壷なんだぞ
ジョラ・リと会話しましょう。
これは儂が、母の家具に爪を立てた罰に違いない
サヴィワと会話しましょう。
ジスヴォー! 嫌味を言って説教し、光って浮く以外にすることはないのか! だからサヴィワは全力で家族を避けてるんだ。特にアンデッドの家族は
親族と問題があるのか?
ここにいる、輝かしい我が祖先どのさ。あいつが壺の中の灰だった頃はよかったが、何かが奴の霊魂を騒がせた。俺を放っておいてくれないんだ。奴が言うには、サヴィワは飲酒と昼寝のしすぎだそうだ。他にもっといい時間の過ごし方があるとでも言うのか
何が霊魂を騒がせた?
サヴィワは盛大にパーティーを開いたのさ。皆が楽しんでたが、誰かが壺にぶつかって、祖先を死から目覚めさせた。サヴィワは壺を一族の墓まで運んで眠りにつかせる必要があるんだが、武器を持った信者たちが道をふさいでいる
助けてくれないか?
その祖先の壺を一族の墓に持っていこう
香しい! 壺を集めて一族の墓に持っていってくれ
あの墓地は階段と殺意を持った霊魂だらけで、サヴィワは普段あそこを避けてる。だからどれがうちの一族の墓か正確には知らないんだが、地図に場所を書いておくよ
なぜ信者は戦っている?
リンメン周辺の領土を巡る戦いだ。あのつるつる肌はいつも何かで争ってる。叫んで、戦って、戦ってる間に叫んで。そして死ぬ。それから誰かが死んだことについてまた叫ぶ
やかましすぎて、サヴィワの好みじゃない
ジョラ・リと会話しましょう。
ああ、ジョラ・リは子供の頃、このような壺をバーンダリ行商人組合の荷車で見た。壺の中で灰になるなんてどんな気分だろうと子供ながらに思ったものだ
どんなふうに死んだ?
エルスウェアでは何度も内戦があって、ジョラ・リはその1つで暗殺された。ジョラ・リを殺したのが自分の兄弟でなければ、ここまで気にしてはいない
埋葬壺を墓に持っていく
サヴィワの側にある埋葬壺を取ると、ジョラ・リは消えていきます。
サヴィワと会話しましょう。
祖先の霊魂に平穏を取り戻してくれて感謝するよ。プラム・ブランディを一杯持ってきてくれたら、サヴィワはもっと感謝するんだが
地図に記された所に埋葬壺を置くと、ジョラ・リが現れます。
なぜこの2つは儂の骨壺よりずっと大きいのか、サヴィワに聞かなければ
ジョラ・リと会話しましょう。
お前の尽力には感謝するが、ここはジョラ・リのいるべき場所じゃない。信者たちが儂の壺に別の利用法を見つける前に、先へ進んだほうがいい
これは家族の墓ではないのか?
ああ。だがジョラ・リはもっと大きな家族の一員だ。血よりも大事なものを分け合った
ジョラ・リの壷は別の墓に持って行ってくれ。ジョーンとジョーデが行く手を照らしてくれる
そこまで言うなら
もう一度、ジョラ・リと会話しましょう。
ジョラ・リの骨壺を集めれば、共に正しい墓を探せる。輝く月が我々に道を示してくれるだろう
別の墓に埋葬壺を持っていくと、再びジョラ・リが現れます。
覚えている。この墓は一度兄弟と訪れたことがある
ジョラ・リと会話しましょう。
ジョラ・リの眠る場所にかなり近づいているが、まだ違うな。その場所に着いたなら、光り輝く衛兵を見かけるはずだ
ジョーンとジョーデが導いてくれたと思ったが?
月の光は道に迷わせることもある。だが最後には必ず見るべきものを見せてくれるものだ
では、見続けよう
もう一度、ジョラ・リと会話しましょう。
この墓は目的地により近いが、先へ進もう。月がジョラ・リの霊魂を引き寄せるのを感じる。妻が名を呼ぶのが聞こえるんだ
たてがみの墳墓に入ると、ジョラ・リが現れます。
ここはジョラ・リが眠りにつく場所だ。こんなにはっきり宣言できるなんてことは、死んでから初めてだ
探索を進めると、ジョラ・リが現れます。
ようやくカーにふさわしい墓だ!
ジョラ・リと会話しましょう。
ああ、ありがとう! ジョラ・リはようやくこれで、愛する女王の隣で眠ることができる
これは王家の墓か?
サヴィワが耳を傾けていれば、ジョラ・リがかつて一族を率いていたことがわかっただろう。そして墓場に連れて行ってくれていたら、忘れ去られた宝へ導いてやったのに
儂の骨壺を他のものと共に置いてくれ。女王に会いたい
サヴィワに、霊魂が安息を得られたと伝えておこう
もう一度、ジョラ・リと会話しましょう。
ようやく落ち着くことができる。儂の壺を他の壺と共に置いてくれ
埋葬壺を置くと、ジョラ・リが話し始めます。
これ以上儂に悩まされることはないと知れば、サヴィワも喜ぶはずだ
ジョラ・リは願っている。サヴィワが我が王家の宝を逃したと知って、悔しがることを
サヴィワに報告する
ダンジョンの入口まで戻り、サヴィワと会話しましょう。
サヴィワはこの数週間で最高の昼寝から目覚めたところだ! あのうるさい奴を追い払ったんだな? あいつの壺を崖から蹴り落としたのか?
そうだとしても、サヴィワは誰にも言わないぞ
ジョラ・リは王家の墓にいる。もし自分で墓を持って行ったなら、財宝を与えていたそうだ
あの幽霊は王族だったのか? サヴィワにあんな財宝があったら、1日だって働かずに済んだのになあ。まあいい。サヴィワは別の怠ける方法を探そう
協力への礼だ。受け取ってくれ。王家の財宝じゃないが、サヴィワにはこれが精一杯だ
クエストを完了する。
祖先の財宝を手に入れられたらよかった。かつてない盛大なパーティーを開けたのに。いいワインと、沢山の女と、刃物をジャグリングする変わった人間と…
楽しいことができたんだが。とても楽しいことが
これからどうする?
サヴィワは、酒を飲んでから少し眠りたい。それからまた酒を飲んでまた眠る。順番は何でもいいんだが
サヴィワはそうしたい
クエスト報酬
- 経験値(中)
- ゴールド(中)
- 燃やされたネクロポリスのバックル
- 脆い埋葬壺
関連書籍
忘れ去られたたてがみの痕跡
調査官ヴィアニス・オラニア著
依頼37、第一段階
忘れ去られたたてがみの埋葬地を調査せよとの依頼を受け取ったのち、私は危険を冒してリンメン・ネクロポリスへと向かった。ネクロポリスの歴史についての私の知識と、この哀れな「忘れ去られた」者についての手掛かりの乏しさを考慮するに、この人物があそこに埋葬されているとは思えなかった。だがより面倒で、可能性の低い答えを調べる前に、一番ありそうな答えを確認しておくべきだ。この失われた支配者を探すためにこの場所へ来たのは、きっと私が最初ではない。
リンメンの名が冠されてはいても、ネクロポリス自体はリンメンの「中に」はない。不可解ではある。しかしジャスミンの酒と見れば手当たり次第に飲むらしいあるブレトンの老女に尋ねたところ、興味深い情報を得た。この老女自身の研究によれば、ネクロポリスはなんと、今では顧みられないある地元の迷信を理由に作られたというのである。
老女にさらなるジャスミン酒を提供したところ、その迷信を教えてくれた。当時、当該地域の建築士たちは掘削を行う際、黄金の紐で何かの仕掛けを作ったという。その後彼らは掘削予定の場所を、紐を手にして歩き回る。紐が揺れたら、彼らはその動きを記録し、工事の計画を定めたのである。建築士たちは望ましい揺れが起きるまでに、かなり歩いたという。
さらなるジャスミン酒によりブレトンの情報源が気を失って倒れたため、建築士たちがどのような揺れを求めていたのか知ることはできなかった。彼女が自分の借家に戻ったのを確認してから、最初の目的地へ向かった。
ここから、ネクロポリスへの実際の旅について記す。
残念ながら記憶があまり定かではない。まずリンメンは迷惑極まりないユーラクシアの問題に対処中であり、ネクロポリスにいるだろうと期待していた司祭や番人は誰も残っていなかった。道の途上で出会った親切なアルフィクのアデプトが話したところによれば、人がいないのは私が入る少し前に「僭女王」ユーラクシアが起こした行動のためらしい。
当然ながら、私は依頼を終えねばならない。ネクロポリスの番人の不在は職務遂行を諦める理由にはならなかった。
しかし、わずかに気後れさせられる問題はあった。見たところ蘇生させられたらしいダルロック・ブレイの軍がいて、ドレモラなどで構成された部隊とネクロポリス中で戦闘を繰り広げていたことである。私はいつものごとく静かに通り過ぎようとしたが、たてがみの墳墓に到達するまでには、一度ならず戦闘しなければならなかった。
墳墓は静かなものだった!
だが残念ながら、それも長続きはしなかった。誰かと話したことを漠然と覚えているが、その後たてがみの最後の休息地のすぐ外の隅で目を覚ますと、私の帽子にメモが貼られていた。私の顔に当たるよう、実に不愉快かつ奇怪な貼り方をしてあった。何なのか考えたくもない暗黒の物質で殴り書きされていたのは、次のような言葉だった。
依頼を完了せよ。しかし、その答えはこのネクロポリスにない。お前は必要になったら呼ばれるだろう。
失われた会話は、どれだけ長く必死に考えても思い出せない。あの時ネクロポリスで起きたことで心に残っているのは、二つの勢力が復讐合戦をやっていた珍事を除けば、忘れ去られたたてがみを探す衝動だけだった。これまでの私の顧客は、私がいつでも依頼を完了する衝動を抱いていることを認めてくれるだろうが、今回のは違った。強いられている感じだ。また、強いられていることに不快感もある。
残念だ。私はどちらかといえば、時間をかけて情報を探すのが好きだ。きっといつの日か、リンメン・ネクロポリスで起きたことを知るために自分の足跡を辿り直そうと思う。強大なダルロック・ブレイと危険なメエルーンズ・デイゴンの争いを邪魔するつもりはないが、戻れば争いも終わっているかもしれない。もしかすると、この現在進行中の戦闘は、ユーラクシアの行動以上に番人が不在になった原因かもしれない。
それまでの間は、忘れ去られたたてがみの捜索を続ける。この人物が本当に存在していて、単なる噂でないことを祈りたい。
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