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書籍

実践での注意

サンホールドのエレラーム著

熟練した魔術師なら、新しい呪文を使った実験においては、安全性こそが最重要であると知っています。破壊魔法を使用する場合は特に重要です。私はこれまでに数えきれないほど、ひどいやけどや凍傷を負った生徒を治療し、生徒の宿舎など、魔法の訓練には不適切な場所で唱えられた呪文の失敗による被害の後片付けをしてきました。

新しい呪文を唱える時は注意しなければなりません。向こう見ずなふるまいや、うっかり規則を破ったことは言い訳にはなりません。この簡単なガイドラインは「不注意」という最も危険な敵からあなたを守るものです。

1. 屋内で属性を放出する魔法の練習は決してしないこと。例外はありません!

2. 職員と訓練する場合は、広い、開けた場所を見つけ、魔法を使用する前には、不純物や損害を引き起こす武器がないかどうか確認すること。

3. 魔法をかける時に目を閉じても、呪文の効果は上がりません。間違いありません!

4. 実地に試されていない破壊魔法を、いたずらで他の生徒に試さないこと(破壊魔法に限らずいかなる魔法も同様です。プロとしての行動を心がけてください)。

注意: マスターですら、マスターだからこそ特に、常に適切な注意を払うことが重要だと知っています。魔法による破壊は刺激的で心惹かれるものですが、怠惰で、だらしなく、無責任な行動をとる魔術師は、魔術の探求の道を耐え抜くことはできません!

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