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書籍

無限のパノプティコンについて

アポクリファの小次元の内部に存在する無限のパノプティコンは、ハルメアス・モラの秘密の保管庫の中で最も厳重に守られたものである。遷移した次元の中に隠されている上、パノプティコンへの入口は常に移動している。同じ場所には二度と出現しない。パノプティコンを守るそれ以外の防衛措置も存在すると噂されており、変化する部屋や回廊、ハッシュドの軍団、さらに正確に記述するにはあまりに強大かつ未知のガーディアンなどがいるとされている。

これほどの守りを必要とする秘密の知識とは何なのかと思うだろう。それはグレートアイが自分以外の者に任せるには危険すぎる、あるいは深すぎる意味を持つと考える知識である。

伝説によれば、こうした秘密は書物や巻物、特別に設計されたグリフィック、あるいは空を漂うモラ自身の目に込められたモラの記憶の断片の中に保管されている。パノプティコンの中であまりに長く過ごしていると、定命の者の精神は正気を失うと言われている。

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