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書籍

建国の頌歌

[以下の複写は、現存しているウェルのエルデの最後の演技に由来するものである。エルデはソリチュードが継承戦争に加わる前夜、首長の前でこの詩を歌った]

ハーフィンガルを導くハーケン、我らが家を称える声を聞け
空を横切りそびえる、街の孤独な三日月が
誇りと意志に満ち、固い岩から空へ昇り
響く波と、終わりなき時の試練を見下ろす
ああ、栄誉ある観衆よ、我らが家はかつて慎ましかった
亡霊の海の凍てつく嵐、巻き上がる風は
怯えた信仰厚き、見捨てられし祖先を
海辺から突き出た崖の下に避難させ
厳しい冬を生き延びるようショールに祈らせた

見よ、アカトシュの回る砂時計に見守られ
我らが民は栄え、石のねぐらに安らいだ
壁と井戸は、不吉に唸る厳しい風を跳ね返した
鍛えられた手で石を切り、民は高い塔を築いた
ドールの城、神々に仕える者のための聖堂
基礎に砦と、信仰の家が支えとなり
我らが街ソリチュードは、詩にしばしば歌われる

こうして建てられた礎に建つこの砦
ソリチュードは空へ昇り、周囲を見渡し、支配した
縛られぬ手と、たじろがぬ目で
瞬く間に槌を振るい、内陸をハーフィンガルへ変えた
多くの者が嘆き、さらに多くの者が抗弁した、だがその声は呟きに消えた
首長がその銀の王冠を身に帯びた時
知恵と力の狼
街の象徴にして、ソリチュードの荘厳な魂が宿った時

だから剣を取れ、誓える息子よ、臆せぬ娘よ
狼の冠を被った王の支配に服すのだ!
戦いで血が流れようと、我らは知っている
スカイリムに絡みつく大蛇を屠ったなら
聖なる故郷ソブンガルデで兜を脱げることを
今は休め、我が同族よ。休み、夢を見よ
近い夜明けに、勝つべき戦いの夢を
そして勝ち続ける、さらなる戦いの夢を

我らはソリチュードの子
我らはスカイリムの子

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