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書籍

指無き者からのメモ

親愛なるウタ・テイ

ハーブをどうもありがとう。呼ばれ来たりし者はだいぶ良くなった。熱は下がって普段のように元気だ。

ここへ越してきてから生活がどんなに変わったか、それを考えない日はない。私がかつて君の保護者であったことは理解しているが、君がいつか私のことをそれ以上に思ってくれることを望んでいる。ぜひ森で一緒に散歩する機会が欲しい。いつでも訪ねてきてくれ。

――指無き者

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