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書籍

マソールの日記

昨夜、水の向こうに奇妙な光を見た。奇妙なオーロラを見たことはあるが、このようなものは今までに見たことがない。

死体が海岸に打ち上げられた。それらはまるで遠くの土地から来たような、奇妙な服装をしていた。どこから来たのかまったく分からない。ティルラニが敬意をもってソブンガルデへ送ると言ったので、私達はそうしようとした。

ホルスガーが海岸で人を見つけた。寒さに震えて… だが濡れておらず、ただ雪の中の横たわっていた場所を湿らせていた。手当てをしなければ死んでいたかも知れない。彼はその人の体を街へ引きずって帰り、空いていたベッドのひとつに寝かせた。うまくいけば、哀れな魂は夜を生き延びるだろう。

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