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書籍

ロアマスターの記録 ガレンのドルイド・サークル

ロアマスターの記録とは、TESの伝承を記している、ESOの公式サイトで公開されているページです。

皆さまには障害が無く、暖かい日々が続くことをお祈り申し上げます。私の名はローレル、ストーンロア・サークルのドルイドです。真の道を信奉する者がこんなにも熱心な聴衆の前で、自身の歴史と信仰について語れる機会はそうあることではありません。今回アークドルイドが私を、ストーンロア、エルダータイド、ファイアソング・サークルの伝承者の代表として選んでくれたことは非常に光栄に思います。

真の道とは、木々、海、空に対して交わした約束です。これらを維持していくことは簡単ではありません。身を尽くし守り続けることが困難となるようなことが数え切れないほどありましたが、私たちはまだ活動を続けており、ここで静かに祖先の築いた方法で緑の手入れをしています。

私の回答により、皆さまが興味を持ってくれるのならば幸いです。もしかしたら私がそうであるように、木々の間を通り抜ける風や顔に降り注ぐ日差しが皆さまにも語り掛けるのであれば、このドルイド教の聖地でいつかお会いできるかもしれませんね。

ガレンという名前の由来について聞かせてください。ドルイド・ベトリスの記録によると、あなたの祖先がガレンのシストレス諸島に到達するずっと前から、自分たちのことをガレンのドルイドと呼んでいたそうですが、ガレンの起源とは何でしょうか?

Analeah Oaksongより

これはもっとも多く見受けられる質問ですね。ドルイドがディレニの地を離れる前の時代のことは、歴史を学ぶ者にとって大変興味深いものであることは承知しています。私はトリラム・ヘラドレンとヴァロナ・ヴェドラルがこの諸島に滞在している間に話をすることができ、彼らの提案で「ドルイドの脱出」を書くことになりました。

ところでOaksongよ、そもそも私を訪ねてくる人々は、私の過去への関心が学術的な因果関係が無いことを理解してくれません。私は本土の人々とは考え方が違うのです。私にとってカソレイン王への知見を深めるということは、個人的な崇拝のようなもので、私はおそらく、この島のどの信奉者よりも私たちの起源についてよく知っています。ドルイドの間では、今現在を生きることが第一であることが絶対の真実となっています。これはとても健全な考え方だと思いますが、学術研究からの観点では、理由としては不十分なようです。

きっとあなたは私が答えをはぐらかしているように思っているでしょうけど、実はその通りなんです。何せ、私があなたに差し上げる答えは、あなたには受け入れがたいものだと思うからです。実際にガレンという名前の由来は分かりませんし、もし知っていると唱える者がいれば、その人はあなたに嘘をついていることになります。

しかし、いくつかのお話を伝えることくらいはできます。ガレンは、深い森から古代の原始のブレトンの集落にやって来た精霊の名前だと言われています。私たちの古代の先祖たちにイフレの歌を歌ってくれたのがその精霊であり、また、私たちに緑の道を教えてくれたのも同じ精霊です。

または、他の言い伝えでは、ガレンとは、ドルイドの初代女王で、最初にアークドルイドと名乗った人物だという説もあります。彼女はシンガーの歌に共鳴した最初のネードの一人で、ハイロックの深い森の中で最初のサークルを率いるまでに至ったとの云われもあります。

あるいは、ガレンは湖に浮かぶ島の名前であったとも言います。そこは定命の者でもイフレの鼓動を感じとれるような神聖な礼拝の場でした。そして我々の先祖たちは、その島であの歌を聞き、木々の手入れを学んだと云われています。

はたしてどれが真実で、なにが客観的事実なのか、正直に言って私には分かりません。何年も研究を重ねて答えを求めてきましたが、古代の石版を解読し始めた頃から何の進歩もありません。今日という日を迎えたとしても、確実に分かったことは、この呼び名自体が私たち種族の心の中で特別なものとなっており、安らぎや帰る場所、尊敬や擁護を伝承しているということです。ですから、たとえ世界のどこを旅していようとしても、私たちはガレンのドルイドであり今後もそうあり続けるのでしょう。

ドルイド教がタムリエル本土、さらにはハイロックのウィルドの間でも広まると思いますか?

-学問的探求の探検家連合「Tiger-Doyen」のLegolessより

なんと魅力的な質問でしょう。そう思いたいですね。最近、本土の同胞と知り合う機会がありました。私たちの信仰を研究した人は誰も驚かないでしょうが、ベルダーマとグレンモリルの姉妹の信仰と私たち自身の信仰の間には多くの共通点があります。最近ハイ・アイルとガレンの往来が増えたこともあり、我々の信仰によりタムリエルの民衆の間でも内なる声を発見できるのではないかと思っています。しかし、それはまだ当分先のお話になりそうですね。

ドルイドの民には、ウルサウクと呼ばれる恐ろしい熊のような動物に変身する者もいると聞いたことがあります。デイドラ公ハーシーンの雄鹿の姿に由来するグレンモリル・ウィルドの変身と、あなたの変身がどう違うのか気になります。

-ファイア・ウルフ族のTyrroshより

一時的に別の生き物へ姿を変える変身魔法は、イフレから授かった能力です。真の道の信奉者とグレナンブラのウィレスの間には大きな隔たりがあります。ウィレスは過去、すなわち太古の神々や「雄鹿のデイドラ公」が見せた慈悲に満ちた仮面に魅了されているのです。

ドルイドがこの広い世界を見渡す明瞭さを有するように、私たちは自分の信念に対する明晰さがあります。イフレのみが私たちの力の源です。歌や言い伝えが形を変えて見直され、語り継がれていくように、生ある者はシンガーの力と共鳴し、鳥や雄鹿、あるいは強大な熊になることだってできるのです。

街灯に明かりをつけるのに何人のドルイドが必要だと思いますか?

-Spartaxoxoより

あら、これは聞いたことがありますよ。ではあらためまして、「最低でも3人必要で、 1人目はランプを灯すため、2人目は木を植えるため、そして3人目は私たちが授かった火の能力がいかに素晴らしいかを皆さんがた退屈してしまうほど伝えるためです。」私の話が退屈でないと思いたいのですが、まあでも、そもそも真の道の伝承自体がすべての皆さまに受け入れるものではないですからね。

ドルイドは未来を予測することはできますか?

- Maj'Thoraxより

ある意味、そう言えますね。非常に稀な才能です。緑の中に完全に溶け込み、明日の先を見通すことができる能力は、長年にわたって少数のアークドルイドだけに与えられてきました。カソレイン王はドルイドの歴史において最も有名な予言者であり、彼の「カソレイン王の夢」はその予知能力がどのようなものかを示す良い例ですが、これは大げさな隠喩に過ぎず、さまざまな方法で解読できます。

イフレの歌は、常人には到底理解しがたいものです。ですから、私たちはただ解釈し、想像することしかできず、この美しいビジョンの中で語り部が望んでいることを予言者たちが代弁してくれるのを待つしかありません。

この手紙を出した理由は、私が加入しているギルドのリーダーであるAetherium Sankersを悩ませている問題を解決するために、協力してもらえないかと思ったからです。ガレン島に「キメラ」と呼ばれるものが現れた理由はなぜでしょうか?ファイアソング・サークルの計画なのでしょうか、それとも私たちの大陸の知識を超えた何かからのものなのでしょうか?

-マグナスの遍歴の騎士、Barsai Firepunchより

キメラは古くからある魔法で、真の道が誕生する前から存在しており、イフルへの献身と犠牲から生まれた守護獣です。緑に対しての敬意を表して行われる血の魔法は、多少誇張されている部分もありますが、タムリエル全域でよく知られています。かつてサークルのドルイドたちも、石に火酒を撒き散らし、同じように偉業をやってのけてきました。覚えておいていただきたいのは、真の道を信奉する者は、幾度も滅ぼされそうになってきたということです。私たちの歴史は恐怖、抑圧、そして自由への渇望から始まったのです。

初代のドルイドがシンガーお手製の船でシストレスに上陸したとき、彼らはまだ大きな恐怖を抱いていました。彼らはその後に多くの試練が待ち受けていることをその時は知る由もありませんでしたが、これだけの経験をした彼らがただ安全性を一番に求めることぐらいは良いでしょう?そして、ドルイド王と最初のドラオイフェは、古代の言い伝えを現実のものにするために、語り部に歌を歌いました。

今ここに残っている生物は、ほんの一握りです。彼らはかつてドルイドの敵に立ち向かいましたが、今では彼らのほとんどが、自分が生まれた時の使命すら思い出すことができません。エリンヒルのファラスタスがこの壮麗な生物について興味深い記事を書いており、私の同胞の中にいる数名が保持する知識よりも深い理解を示しています。まだ読んだことがないのであれば、ぜひ読んでいただきたい書物です。

トリラム・ヘラドレン著書の「シストレスの歴史」を読んでいます。その中で、シストレスのドルイドが火山島でさえも緑豊かで生命に満ちたものへと変貌させる能力について言及しています。ドルイドにそのような能力がどの程度備わっているのでしょうか?

-外国為替引受業者のArwa at-Raziaより

私はヘラドレンの著作に非常に敬意を表していますが、彼の著書ではガレンの過去の多くは、もどかしくも非歴史的であると述べていることを留意しなければなりません。というのもトリラムやヴァロナのような研究者は、そこにいた人々によって書かれた物理的で、起因が明確な文書を研究したいと考えています。ドルイド・べトリスの日記のようなものがいくつかは存在しますが、私の民族の歴史は口述による伝承を主としています。ドルイドが、歌う船や木や食物を魔法のように出現させたというトリラムの記述を読むと、それは事実と有力な空想が混在していることがわかります。

私たちの最も古い言い伝えのいくつかから、シンガーに対する信仰は私たちの生存に大きな影響を及ぼしたと強く感じています。しかし最初期のドルイドは、有能な農民、遊牧民、船乗り、斥候でもあったことを忘れてはいけません。私たちの信念が自然の力と共にあるため、知識のある農夫の偉業は魔法ではないかと勘違いしてしまう人もいます。火山島の歴史を可燃性の素材で記した、頭に昆布が詰まっている連中を恨んでくれて構いません。

時折、スプリガンも含め木々を見ていると、引っ掻きたいという誘惑に負けてしまいます。カジート族なら共感してくれると思うのですが、木々が幸福と存分に引っ掻ける場を提供してくれていると感じ、愛おしく見えるのです。ですが、私は困っています、木々は実のところどう思っているのだろうかと。引っかかれることを嫌に思っていないでしょうか?

-Sammyより

タムリエルの木々たちの代表としてお話できることを光栄に思うと共に、少し困惑しています。木々のために頑張らせていただきます。樹皮で爪を研ぐことはこの大陸全土の猫にとって自然の真理であり、イフレは間違ったことは容認しません。ですから、皆さまが森の奥深くで掻きむしりたくなったとしても問題ないと思います。通常の木々に対しては先の方法で大丈夫ですが、スプリガンは独自の世界観を持っています。

今後皆さまが自然の守護者と遭遇した場合、最も安全な方法として、爪を立てる前に彼らの許可を取りましょう。シンガーの忍耐は無限に広がっていますが、その信奉者の中にはどうしようもなく獰猛なものもいますから。

ハイロックに始まりハンマーフェル、ヴァレンウッド、そして今、シストレスを徘徊して伝説のケンタウルスを探しています。半人半馬の肉なんて興味をそそられてしまいますよね?しかし、街中の人に色々な話を聞き、狩りどころの情報も得たのですが、匂いの痕跡すら未だ見つけられていません。ケンタウロスは本当に存在するのでしょうか?それとも素早く移動するためのドルイドの術の一種なのでしょうか?

-Tsrak-riより

あなたがここで打ち立てた二分法に同意できるか確信は持てませんが、あなたの疑念に対する意欲に感謝を表します。この件に関しては、「ケンタウルスは存在しない」と「ケンタウルスはドルイドの魔法」の間には中間が存在していると思います。まず始めに言っておきますと、私はケンタウルスに会ったことはありません。私がこれまで読んだ半人半馬の戦士についての物語は、ほとんどがあまりにも純粋な(時には現世な)空想のお話しでした。ですが、サークルを通じて伝えられた最も古い物語のいくつかでは、ケンタウルスは賢明で崇高な存在として語られています。シンガーの意思と深いところで繋がっている文化を持ち合わせています。

触れることができない、見ることができないからといって、それが存在しないわけではありません。信仰とは面白いものですねTsrak-ri。

アークドルイド・デヴィリックとの関係性や知識について教えていただけますか?このアーセンルートでの出来事が起こる前は、彼はどのような人でしたか?何が彼を変えてしまったのでしょうか?

-OolongSnakeTeaより

口を慎みなさい。私もアーセンルート居留地で起こった出来事に対して怒りがまだ収まっていないことをあなたも分かっているはずです。私は心の箱庭になんとか折り合いをつけながら、私たちの同胞が我々に手を挙げたことを徐々に受け入れようとしています。

ドイルド王は賢明にも信仰を3つに分けたことで、それぞれのサークルはドラオイフェの会議にてユニークで美しい見解を展開しました。アークドルイド・デヴィリックは、堕落する前は聡明で活気に満ちた人でした。少々自己中心的な面もありましたが、多少自惚れていなければ、アークドルイドの地位を確立することはできなかったでしょう。落ちぶれてしまった彼は嫌いでしたが、亡くなってしまったことに対しては悲しく思います。

私は、デヴィリックが古くも美しい伝統であるファイアソングのすべてを代表しているとは思いません。この激動の時代だからこそ、私たち全員が恩恵を受けることができる自然界を守る熱き思いが必要なのかもしれません。

最後に暗いお話で締めくくるのは気が引けますが、本日はこれで終わりにしたいと思います。ガレンのドイルドの代弁者として、私たちの古来の信仰を少しでもお伝えするという栄に浴すことができ感謝いたします。

語り部としての体験を通して、肥沃な土地で種を育てるように、物語を自分の中で熟考させる大切さに気付くことができました。これらのアイデアを皆さまの中でも見解を深め、それをまた周りに共有してください。皆さま、緑のご加護を。

ロアマスターの記録:ガレンのドルイド・サークル

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