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書籍

ウィンドヘルムへの手紙

愛しき姉妹

お前は私のことを笑いながら未熟者と呼ぶかもしれないが、私がスカルド王の祝賀に関連する問題から逃れるため、ウィンドヘルムを離れたことを覚えているか?
実はクラグローンの荒野でも状況は大して変わってはいない。
それどころかさらに悪化しているくらいだ。

素晴らしいスカイリーチの遺跡の遠景が望める、北部地域の川の側に家を持った。
そこは快適で静かで、私が望んでいたものがあった。

もっとも、それは過去の話さ。
あのアイアンオークのホーカー達が騒ぎ出す前、そして自らをスケールドコートと呼ぶ変な連中が現れるようになる前の話だ。
そして、セレスティアルや神々が、我々と共にいるとかいう与太話などもね。

私はご存知の通り、思い込んだら結構頑固なところがある。
ひとまずここに踏みとどまってこれらの脅威から新居を守り抜きたいと思う。
やれるだけのことはする。
ただ、状況が本当にまずくなってきたら、お前の空き部屋に数週間の間滞在してもいいか?
長くても数ヶ月以上はいないと思う。
できるだけ早く返信してくれ、連絡が欲しい。

――敬愛する兄弟より

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