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書籍

イレイヴンへの手紙

イレイヴンへ

ザインティラリスの件に対する評議会の優柔不断な態度は受け入れられません。カジートの傭兵は今もイナゴのように遺跡の外に集まっています。確かな筋の情報によれば、レドラン家から送られたようです。あの惨めで頭の鈍い狂信者が、そんなごまかしを行えるとは思っていませんでした。もう少しで感心させられるところでした。もう少しで。

彼らは昼夜を問わず祠を殴りつけています。もしかしたら、叩いていれば扉の暗号が消えると思っているのかもしれません。間抜けな連中です。シェオゴラスの謎を解く鍵は、その単純な謎かけの中にあるのです。幸運なことに、レドランの学者達は抽象的な思考ができないようです。こんな簡単な謎が解けないなんて信じられますか?

「頭蓋骨の一家が"ごきげんいかが?"と尋ねる。
2は大声で"私達は1だ!"と言い、3は"私達は2だ!"と叫ぶ。
5が"3"をにらみつけている間、6は"4"を笑う。
それらを全部焼けば、マッドプリンスの扉は開かれん」

それにしても、シェオゴラスの信者達はなぜこうも子供っぽいのでしょうか? この問題は、問題がそのまま答えになっているようです。

私の研究は重要な局面に差し掛かっています。聖フェルムスの指骨がなければ、すべて無駄になってしまいます。代弁者の間でさらに努力してください。ザインティラリスはテルヴァンニ家に属するべきです。

期待しています。

セラナ
テルヴァンニ家の賢者
テル・ブラノラの主

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