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書籍

ディームジェイへの手紙

ディームジェイへ

再会の希望は、強風に晒されたランターンの炎のよう。テルヴァンニの主人からは逃げたけど、比較にならないほど恐ろしいカモンナ・トングから追われる身になってしまった。この手紙は、あなたのところへ届くかどうか分からないまま書いている。再会できるかどうかも分からない。

私はカータグというオークを捜している。彼が私のような奴隷の力になってくれるという噂が、ヴァーデンフェルに吹き荒れている。その彼が唯一訪れると耳にした場所で、私はこれを書いている。一方で、カモンナ・トングが近くにいるのではないかと恐れている。希望がまた揺らめく。あなたにもう一度会い、その手を感じるために。私を縛る鎖から自由になるために。愛しい人、もっと書きたいことがあるけど、何者かが近づいている気がする。いや… 何かが。

あなたのニーティ・マ

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