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書籍

ラナスの日記

全てエンダールのおかげだ。彼がアバガーラス王の闇の企みから私を救い出してくれた。私にメリディアの光を見せてくれたのだ。この任務に私は必要ないかもしれない。詳細は知らないが、向かうべき場所は分かっている。モラグ・バルの瞳を切りつけることさえ出来れば、安心して眠りにつける。
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何とかアバガーラスから脱出できた。熾烈な戦いだった、今でも何が起こったのか理解できていない。脱出してから、吸血鬼の暗殺者と残虐な狩人に追われ続けている。
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クラーノによれば、私達はムゼネルトに向かっているようだ。ドワーフの都市がこの計画にどんな影響を与えることになるのか分からないが、今はそんなことを考えている余裕はない。
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私達の目的は、武器から回収したクリスタルと、数冊の本の安全を確保することだ。これまで数週間にわたり、遠くは東の山頂まで、この山脈を探索してきた。エンダールがおかしくなったのではないかと心配している、だが考えてみれば、この旅は私に理解できないことばかりだ。でも、少なくとも私はまだ生きている。

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