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書籍

ターレングラヴに関するキレスのメモ

レイノー、

基礎調査は無視しろって主張にはまだ驚かされる。だって、ドラゴンプリーストが何か知ってる? いい? 何世紀も前、ノルドはドラゴンを生きる神として崇拝していた。特に信心深い者達は、ドヴァーの魔法によって高みに上げられた。

こうした祠は至る所にあった。今では数えるほどしか残ってなくて、ほとんどは地下に埋もれている。そのまま発見されないものもあるでしょう。これらの遺跡はドラウグルが出没して死者も出る危険な場所だと噂されていて、実際にほとんどがそうよ。でもターレングラヴは、彼らの過去を研究する絶好の機会を提供してくれる。

ここでは、彼らが神に捧げる偶像を作りながら、どのように生活していたのかを示すものがすでに見つかっている。彼らの子供達の物語や玩具も発見した。小さなドラゴンの彫刻の横にドラゴンの言葉が刻まれたもの。まだ親の名前も知らないような子供にドラゴンの名前を教えるために使われた、切り込みが入った小さなブロックよ。

だからドゥエマーの遺跡にある霧のトンネルがどんなに心地よくて暖かいかなんて、文句を言うのはやめなさい! もううんざりよ。

— キレス

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