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書籍

キレスの日記、14ページ

ムズルトでは多くのものが昔のままだ。これまで私たちが探検してきたドゥエマーの遺跡と同じように、放置されている。それに、コンストラクト以外は空っぽだ。でもすべては未だに機能している。壁の照明が輝き、配水管が蒸気を出すのは何とも不気味だ。この場所はまるで誰かを待っていて、住人が外出したばかりで今にも戻ってくるようだ。

この遺跡を探検できたらいいのに。遺跡にはそれぞれ物語があって、隅々まで潜り込めないのなら、その物語は語られない。私がそう言うのをレイノーが聞いたら笑うでしょうね。これを読むんじゃないわよ!

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