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書籍

ドレイニスのメモ、項目007

彼の名前を紙に記したくない。彼の贈り物がいかに大きくとも、私の研究の中に彼の名前を含めれば、研究のすべては戯言と化してしまうだろう。それにしても、だ。

プリズムは不可解であると同時に、美しくもある。私の後援者は消滅間近な知恵のプリズムと呼んでいる。私の個人的な蔵書の中にはそのようなものの記録が見つからなかったし、ネクロムの蔵書庫に尋ねても、これまでのところ何も出てきていない。しかし、この点にあまり執着するつもりはない。

プリズムの構造を調べるため、私はこれを持ち上げて太陽光に向けてみた。そこで私はプリズムの真の美しさを目にした。プリズムはフィルターの役割を果たす。平凡で見知ったものを切り捨て、未知のものを明らかにするレンズなのだ。それこそ、我々の次元を維持している魔術の核心部分だ。

おそらくこれはプリズムが示すもののほんの一部だ。だがまずは、お茶だ。美味しいハニーベリーティーが飲みたい。いや、そうだ! プッカーミントがいい!

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