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書籍

デボネアの船長日誌

反乱の匂いがする。准将が我々をこの騒動に巻き込んで以来、乗組員たちの中に彼への不信の念が湧き上がってきている。追手を避けるために別々の方向に分かれず、慌ててここに戻ってきて略奪品を分配するとは。欲深い男がやるヘマだ。彼は考えがあると言っている。あのウェイレストの大艦隊を相手にしても負けなくなるような秘策が、カビが生えた本の中に載っていたという。

この目で見たら信じてやるさ。

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