ブレイズの歴史家 ディル・トネナカのキアサ・ヴェーダ著
装備を正しく作るには、
古き定めに従うこと
誤りは不名誉なり
兜
頭をよく守り
恐ろしげな姿をまとえ
精神によっても戦うのだ
肩防具
強きポールドロンは跳ね返す
死角からの攻撃を
頑丈にせよ
胸当て
鎧は戦士を自由にし
攻撃のみを考えさせる
強く、だが軽くなければならぬ
手袋
篭手は手を守るが
手こそ打撃の源泉である
正しき均衡を探せ
ベルト
戦士が身に帯びるは
武器と名誉の重み
ベルトは力を知るべし
脚当て
知性に優れた敵は
戦士の足を攻める
よい脚当ては思い留まらせる
ブーツ
足は大地を感じねばならぬ
しかし靴底は押しやってしまう
気を配り、足を踏みしめよ
盾
盾とは顔であり
敵が遠くから目にする
残忍な顔をまとえ
短剣
ナイフは長さと引き換えに速度を得る
かつ鍛えられねばならぬ
長い刀剣と同様に
剣
アカヴィリの剣はしばしば
刃がわずかに湾曲する
しかし、儀仗兵は曲がらない
斧
斧は切るためのもの、
長い刃で切り裂き
重みにより突き抜ける
戦棍
槌による一撃は
いかなる議論にも決着を付ける
強烈なものを装備せよ
杖
呪文とは物語
杖とは語り部である
「昔々あるところに…」
弓
弓の技が明かすのは
心と精神の関係
全身全霊で狙いを定めよ
コメント