アルドメリ・ドミニオンの武器と鎧
教化サピアルチ、シマーリーンのアイカンター著
鍛冶職人、鍛冶工、武器職人への連絡: アルドメリ・ドミニオン軍に納める品の仕様を以下に記す。全ての品がアルドメリの名に恥じない、最高の出来栄えでなければならない。この基準に達していない品は決して許されない。アルドメリの鷲が過剰に使われ過ぎて陳腐だという意見を何度か聞いたが、こういった意見はプラキスに反する。
先人を思い、正確で良い仕事をしてほしい。
兜
アルドメリの皮膚は敏感で、太陽光にあてすぎることは好ましくない。そこで兜と面頬が顔全体を覆うようにしている。鋼の兜の上部にはドミニオンの象徴、黄金の鷲の翼があしらわれている!
肩防具
鷲の翼をあしらったドミニオンのポールドロンは純粋に戦士の肩を守るだけでなく、階級の記章を示す場所にも適している。
胸当て
鷲の羽毛が主翼以外にもいくつもの層を持つように、我らの鎧も金属プレートの下には分厚くしなやかな革製の鎧下が使われている。胸当てには世界を見下ろして飛翔する、アルドメリの鷲があしらわれている。
手袋
ドミニオンの篭手は器用なアルドメリの指の邪魔にならないように、やわらかい子山羊の革から作られている。戦士たちは前腕部を覆う幅広の腕甲で腕を守っているが、これは部隊の記章をあしらう場所にもなっている。
ベルト
ドミニオン戦士の鎧の大部分には繊細な装飾があしらわれている。しかし戦士の武器や腰のプレートを支える使命を持つ帯に、それほど凝った装飾はできない。簡素なアルドメリの鷲の留め金があれば事足りる。
脚当て
ドミニオン兵のグリーヴには、飛翔する鷲の翼の動きを模した金属の模様があしらわれている。我らの神聖なる同盟の象徴の上に戦士が跪くことは許されないので、アルドメリの鷲自体を膝当てに使ってはならない。
ブーツ
タムリエル中で最も優雅なドミニオン兵のつま先は、アルドメリ兵のサバトンに鋭利なパーツを加えた強化版で守られている。このブーツは必要に応じて武器としても使える!
盾
ドミニオンの光輝く盾には、2種族のエルフの歴史的な同盟を称えてサマーセットの鷲とヴァレンウッドのグラーツリーを合わせた繊細なデザインがあしらわれている!
短剣
ドミニオンの短剣は、通常の剣をそのまま小さくしたものだ。刃は両刃で、先端に向けて徐々に広くなり、最後に切っ先で細くなる。鍔はアルドメリの鷲の翼になっている。
剣
ドミニオンは長く真っ直ぐで強力な剣を使う。刃は両刃で、先端に向けて徐々に広くなり、最後に切っ先で細くなる。鷲の翼を模した鍔は頑丈で、敵の攻撃を受け止め、ひねれば敵から武器を奪うことにも使える。
斧
広げられたアルドメリの鷲の翼ほど、我らが戦士たちの斧の鋭い刃にふさわしいものがあるだろうか? 彼らの刃が敵を裂き、断ち続けんことを!
戦棍
ドミニオンの戦士の戦棍の先は、ずっしりした鷲の翼が3つあしらわれている。翼はそれぞれアルドメリの同盟内の種族を象徴している! 高密度の黒い合金鋼から作られているため見た目より重く、鋭利な翼は殴打だけでなく対象を切ることにも使える。
杖
ドミニオンの魔法使いが使う武器の先端は翼が広がった形をしていて、魔法の杖というよりは斧に見える。実際多くのアルケインの戦士たちが、追いつめられた時にそのような使い方をしてきた。
弓
ドミニオンの長弓は細く、一見すると鎧を貫く力など備えていないように見えるかもしれない。しかし外見に騙されてはいけない。翼をあしらったリム部分はリランドリル鋼と呼ばれ、延性にも耐久性にも優れたしなやかな合金で作られている。この弓から放たれる強力な攻撃は、多くの敵に恐れられている!
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