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書籍

ブリークロックの漁師の日記

オトロガーが北の沖合いで新種の魚を見たと言っている。酔っ払っているときに見たのか聞いてみた。彼はこのときはしらふだったと断言した。

タラやコダラやニシン以外の何かであれば興味深い。ソリチュードで売れるかも知れない! 行ってみる価値はあるだろう。

オトロガーによれば、そいつの背中は曲がっていて、腹には6枚のひれがあり、長く伸びた口の先端は丸かったそうだ。歯が多く、素早く動いたとも言っていた。沿岸には1匹しかいなかったが、もっと沖の深いところで何匹か見たと、彼は思っている。

オトロガーが月にあてられたカジートのように酔っ払っていたわけではないとすれば、その魚は肉食のように思われる。餌を持っていこう。サメを1、2頭捕まえたことがある。今回はその時ほど難しくはないだろう

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