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書籍

シャドウスケールに注意せよ

警戒を怠るな、兵士よ! 後ろ足で立って、酒場や畑、あるいは故郷の湿地で働いているトカゲを見たか? にやにや笑いを作ってみせて、陽気な調子でなだめてくる、卑屈な身分の低いアルゴニアンを? 友よ、そいつは見た目通りの者ではないかもしれない! ブラック・マーシュ近くで起こった最近の襲撃、そしてターピリウス・バイビウス隊長の不可解な死の後、我々にはシャドウスケールがこの地区で活動していると信じる根拠がある。しかしこの地下組織は何者で、その邪悪な目的は何なのか?

シャドウスケールとは影座の下に生まれた爬虫類の親類だ。生まれ落ちると同時に、あの憎き闇の一党に引き抜かれ、地位を与えられた。この生まれたての者たちは奴らの大義を利するものとして、隠密と暗殺の技に高度な訓練を受けている。成体にまで育った暁には、彼らはシシスの信者によって受容され、彼らの上級種の親類がそれによって悪名を得ている、暗殺の依頼を受けるようになる。シャドウスケールがアルゴニアン社会に組み込まれている今、彼らの標的はこのトカゲの民の利益のみを図っている。そのような標的がどうやって決定されるのかは、いまだ明らかになっていない。

シャドウスケールは憎き闇の一党の五教義とまったく同じものに従っていると信じられている(この問題についての知識を深めたければ、語り部が必要な文書を持っている)。メンバーと疑われた者たちの捕獲と拷問を通じてわかったのは、命令が上司から与えられたものである場合、決して背かれ拒絶されることはないことだった。仲間のシャドウスケールはこの殺し屋どもの標的になることはなく、また闇の一党を見捨てたシャドウスケールは追っ手を放たれ、殺される。モラグ・トングを相手にした際我々が学んだように、公式の政府の補佐として機能するアサシンギルドは大きな脅威である。そして今、アルゴニアンたちはそうした勢力を組織した。我々はこれを監視し、潜入を行い、完全に混乱させて崩壊へと導かなければならない。

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