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書籍

ギャラリーの獣

この共同著作は、フェラル・ギャラリーの居住者を世話している目の解読者全員の協力を得て作成された。

火壺の蜘蛛

自然な生息地: ソーサ・シルの工房

望ましい気候: なし

記述: この蜘蛛はクロックワーク・シティで見られる火壺の蜘蛛のプロトタイプである。通常の可燃性液体を含んでいるが、推進力を得る方法は最終的なバージョンと異なっている。また、最終バージョンよりもかなり大型で、そのために最終バージョンのような曲芸的な動きを安定して遂行できない。

追記: 注意せよ。外的な素材でこの蜘蛛の火壺を点火しようとすると、火壺は非常に高確率で爆発する。我々は複数の原プロトタイプと、1つ以上の囲いの壁を火災によって失った。繰り返さないように。

ブリストルバック

自然な生息地: ソルスセイム、ムンダス

望ましい気候: 雪山の高地、氷点下の気温

情報: 背骨に沿った毛皮は逆立っていて硬く、この動物の名称の由来となっている。リークリングによってしばしば労働用あるいは騎乗用の動物として用いられ、ソルスセイムの他の住民には肉のために狩られる。リークリングはブリストルバックを日々の生活でうまく役立てているが、解読者は誰一人として、ブリストルバックの攻撃的な性向を抑えることに成功していない。

世話用メモ: ブリストルバックは攻撃的で縄張り意識が強い。彼らは自分たちの囲いへの侵入者をよく思わない。必要なものは通路を使って配るか、眠りの煙を用いてから中に入ること。

追記: インペリアルのモリアン・ゼナスは、ブリストルバックが貴族であるという印象を抱いている。多くの解読者は彼の主張を笑うが、筆頭解読者フリールヴィはかつてブリストルバックに頭を下げたことがあり、それゆえに現在ブリストルバックは彼女が通りすぎても気にしないと噂されている。これは明らかに馬鹿げた流言だが、彼女はこの話の真偽を明言していない。

ブルーオアシス・ドラゴンフロッグ

自然な生息地: ヒューズベイン、ムンダス

望ましい気候: 焼けるように暑く、日陰の多い砂岩地帯

情報: ブルーオアシス・ドラゴンフロッグの派手な色と独特な炎の色は、かなり見ごたえがある。ドラゴンフロッグの中にはペットとして飼われ、芸を仕込まれているものもいるが、この種族は元の本能と行動を保つために可能な限り手を触れないようにしてある。

世話用メモ: このカエルはあまり多くのものを必要とせず、囲いを探検して空を飛び跳ねるだけで満足しているようだ。炎を吐くが、射程が短く簡単に避けることができる。触れられることにはあまり反応せず、囲いの中に解読者が入っても無視する。

ドワーフ・キャリアー

自然な生息地: リーチ、ムンダス

望ましい気候: なし。このコンストラクトはあらゆる地下の気候に耐えるよう作られている。コンストラクトであるため、好き嫌いは示さない。

情報: おそらくは重い荷物を持って長いトンネルを輸送させるために、ドワーフによって作られた。この生物は驚異の技術力の結晶である。肉体を持つ生物の脳にも似た中枢システムを有しているが、この生物が我々と同じように思考するのかどうか、議論の余地なく証明した者はいない。

世話用メモ: このコンストラクトは仕事を与えておかないと退屈し、暴れ出す。できる限り、囲いの中に重い岩を配置しておくこと。そうすればしばらくの間は岩を持ち上げたり降ろしたりを繰り返すだけで、問題は起こさないだろう。

マッドクラブ

自然な生息地: タムリエル全土

望ましい気候: 沿岸や海辺

情報: 社会的生物であるため、我々は複数のマッドクラブをこの囲いの中で一緒に住まわせている。囲いの床には付呪が施されており、マッドクラブたちが下を掘り進んでも、囲い自体の境界を越えては逃げられないようになっている。このマッドクラブたちは奇妙な形式のダンスを実践するようである。彼らは輪になって集まり、リズミカルに左右に揺れる。彼らはこのダンスを1日に数回行う。

世話用メモ: どのような状況にあっても、このマッドクラブたちに囲まれて踊りを始められないようにせよ。彼らのせいですでに数人の解読者が、うわごとを言う錯乱状態に陥っている。

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