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書籍

アンベリクのメモ

意識が遠のいていくが、忘れられたくない。これを見つけたのなら、私の物語を覚えておいてくれ!

友達のセオムンドと私は、有名なトレジャーハンターのレディ・クラリス・ローレントに雇われた。エメラルドの聖杯と呼ばれるものを探す仕事のためだ。フレガ・フィンにいるのはノルドだ、と彼女は言ったが、我々が見たのはゴブリンだけだった。彼女にそう伝え、もっと人手が欲しいと頼んだが、我々を嘘つき呼ばわりして、洞窟に戻るよう命令された。

セオムンドが気を逸らしてくれたので、私は杯を手に入れることができた。彼が逃げ切れたことを願うが、たくさんのゴブリンがいた。

障壁の向こう側までたどり着いたが、ノルドの長に捕まってしまった。エメラルドの聖杯で飲むことを強要され、私はゴブリンになってしまった! 意識が働かなくなってきた。

私の名はアンベリク。ゴブリンじゃない!

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